結婚式で人気の高い演出「エンドロール」
自分たちの結婚式でも取り入れたいと思う新郎新婦さんも多いのではないでしょうか?
ただ、エンドロールは、結婚式のアイテムの中でも価格が高く、取り入れるかどうか悩んでいる人も多いはず。
まずは、エンドロールを自作するメリットと外注するメリットを比較して、自分たちに合う方法を見つけたいですよね。
「エンドロールは自作と外注どちらが良い?」
「エンドロールの種類が知りたい」
「エンドロールを自作する時のポイントとは?」
この記事では、このようなお悩みにお答えしていきます。
エンドロールの自作と外注の違いや、作り方のポイント、曲の選び方まで詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
自分たちに合うエンドロールを選んで、素敵に結婚式を締めくくりましょう!
結婚式のエンドロールは自作する?外注する?
結婚式のエンドロールは、自作と外注どちらが良いのでしょうか?
まずはこちらで、それぞれのメリットや違いについて詳しくご紹介していきます。
エンドロールとは?
そもそもエンドロールとは、結婚式(披露宴)の最後に上映するムービーのこと。
大きく分けると、当日の様子を撮影し編集した映像を上映するタイプと、事前に作成した映像を上映するタイプの2種類があります。
ムービーはだいたい楽曲一曲分の長さで、新郎新婦が退場した後に、ゲストに向けて上映することが多い演出です。
自作と外注の違い
エンドロールを自作する場合と外注する場合では、費用面とクオリティに大きな差があります。
▼エンドロールを自作する場合
映像のクオリティ | ★☆☆ (自分次第) |
費用面 | ★★★ (数千円〜10,000円程度) |
準備の簡単さ | ★☆☆ |
エンドロールを自作する方法は、結婚式の費用を抑えたい人や、ある程度のPCスキルがある人におすすめです。
外注に比べて費用を10分の1に抑えられるので、結婚式費用の大きな節約になります。
ただ、当日の様子を動画に残せない点や、制作に膨大な時間がかかる点などデメリットもあるので注意が必要です。
▼エンドロールを外注する場合
映像のクオリティ | ★★★ |
費用面 | ★☆☆ (15万〜28万円程度) |
準備の簡単さ | ★★★ |
エンドロールを外注する方法は、当日の様子を動画に納めたいという人におすすめです。
自作と外注の1番の違いは、当日の様子を残せるかどうかです。
一生に一度しかない特別な日の動画を、映像に残せるかどうかは大きなポイントですよね。
またプロが撮影と編集を行ってくれるので、クオリティには安心感があります。
ただ、費用相場が15万〜28万円程度ととても高く、費用を抑えたい人には不向きな方法でしょう。
エンドロールの種類と特徴を詳しく
ここでは、エンドロールの種類と特徴をさらに細かくご紹介していきます。
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.事前に自作する「スライドショー」
事前に自作する「スライドショー」は、二人の写真やゲストとの写真を曲に合わせてスライドショーのようにしたムービーのことです。
主に、動画編集ソフトやアプリなどを使って自作します。
3つの方法の中で1番費用を抑えられますが、1番制作に時間がかかるタイプでもあります。
PC作業が得意な人や、完全オリジナルで作りたい!という人には最適でしょう。
動画のイメージが湧かない時は、業者から数千円でテンプレートを購入して、自作することも可能ですよ。
2.事前に外注する「エンドムービー」
事前に外注する「エンドムービー」は、前撮りなどの動画素材を事前に業者に渡して作るムービーのことです。
前撮りで動画を撮影していない場合は、写真などを業者に渡してプロクオリティのスライドショーを依頼しても良いでしょう。
費用も抑えつつ、プロクオリティのムービーを作りたいという人におすすめです。
ただ、前撮りをしていない人や結婚式の直前で前撮りする場合は作成が難しく、納品から逆算してスケジューリングする必要があるので注意しましょう。
3.当日に撮影と編集をする「撮って出しムービー」
当日に撮影と編集をする「撮って出しムービー」は、当日の様子をビデオカメラマンが撮影し、披露宴の最後に上映するムービーのことです。
当日の様子をエンドロールにできる唯一の方法で、結婚式らしい特別な映像になります。
費用をかけても、当日の様子を動画で残しておきたいという人におすすめです。
ただ、事前に作成するムービーとは違い、自分たちで映像の確認はできないので注意しましょう。
エンドロールを自作する時のポイント
ここからは、エンドロールを自作する時のポイントについてご紹介していきます。
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.テロップ(コメント)を入れるかどうか決める
エンドロールを自作する場合は、まずテロップを入れるかどうか決めましょう。
結婚式のエンドロールでも映画のように、出席してくれたゲストの名前や簡単なメッセージを入れることもできます。
テロップありとなしの特徴を理解して、自分たちに合うタイプを選びましょう。
▼テロップありエンドロール
映像にゲストの名前を入れることで、ゲストへの感謝を伝えることができます。
しかし、欠席が出た場合は修正に時間がかかり、名前の漢字ミスもないよう充分な確認が必要です。
また、映像に文字が重ならないようにするため、映像の幅が狭まってしまうことも考えられます。
▼テロップなしエンドロール
映像に文字がないことで、ゲストが映像に集中できるので見やすいエンドロールになります。
単調な映像にならないようにエフェクトやアニメーションを使って、ゲストを飽きさせない工夫が必要です。
2.ゲストが偏らないようにする
エンドロールにゲストの写真や動画を使用する場合は、ゲストが偏らないように素材を選びましょう。
一部の友人ばかりでは、映像を見ているゲストの気持ちに差が出てしまいます。
映像に映るゲストのバランスも考えながら、自作するように注意しましょう。
3.アーティストの曲を無断で利用しない
結婚式で上映されているエンドロールは、多くの場合アーティストの曲に合わせて上映されていますよね。
ただし、著作権の関係で、アーティストの曲を無断で利用してはいけないので注意しましょう。
アーティストの曲を使ってエンドロールを上映している新郎新婦は、全員ISUMという著作権管理機関へ申請料を支払って使用しています。
これはエンドロールを自作する場合も同様で、ダウンロードした曲やYouTubeの曲を使って作成すると著作権の侵害になってしまいます。
そのためエンドロールにアーティストの曲を使いたい場合は、CD原盤や購入した曲を使って、さらにISUMへ申請料を支払ってから自作しましょう。
4.画面サイズを式場に確認する
エンドロールを自作する場合には、必ず画面のサイズを確認しましょう。
動画のサイズには「4:3」と「16:9」の2パターンがあります。
式場で上映できるサイズにも決まりがあるので、自作を始める前に必ず式場に確認しましょう。
サイズの比率を間違えると上映できないのはもちろん、修正作業もかなり大変です。
もしも、試写で映らなかった場合にきちんと修正できるよう、余裕を持ったスケジュールで自作しておくと安心ですよ。
エンドロールの曲の選び方とは?
最後に、エンドロールに合う曲の選び方をご紹介していきます。
自作する場合でも、外注する場合でも、曲選びの参考にしてみてくださいね。
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.雰囲気に合わせて選ぶ
エンドロールは結婚式を締めくくる最後の演出です。
感動系で締めくくりたいのか、明るく和やかに締めくくりたいのか、自分たちに合うテイストの曲を探すと良いでしょう。
まずは、感動系と明るい系の曲を聴き比べて、イメージを膨らませるのがおすすめです。
▼感動系エンドロールにおすすめBGM
- 「ありがとうの輪」-絢香
- 「115万キロのフィルム」-Official髭男dism
- 「輝く月のように」-Superfly
▼明るいエンドロールにおすすめBGM
- 「世界はあなたに笑いかけている」-Little Glee Monster
- 「 WINDING ROAD」-絢香×コブクロ
- 「Anniversary」-平井大
2.3〜5分の曲を選ぶ
披露宴の締めくくりとなるので、ゲストにとって心地よい長さの曲を選ぶのがポイントです。
短すぎては味気ない印象になってしまい、長すぎると飽きてしまうので、3〜5分程度の長さの曲を選ぶと良いでしょう。
また、基本的には一曲でまとめると見やすいエンドロールになりますよ。
自分たちの結婚式を締めくくるのにピッタリな、最高の一曲を見つけてくださいね。
3.結婚式らしい歌詞の曲を選ぶ
エンドロールの曲選びでは、結婚式らしい歌詞の曲を選ぶことも大切です。
別れを連想させる曲や失恋の曲では、映像に映る新郎新婦の姿と歌詞がチグハグな印象になってしまいますよね。
感動的な曲でも寂しさを感じる曲より、相手への愛や感謝を歌った曲を選びましょう。
エンドロールでは、個性や二人の趣味だけで選んだ曲よりも、結婚式らしさも大切にした曲選びが大切です。
▼エンドロールにおすすめな感動的な歌詞の曲はこちら!
URL:https://72wedding-idea-box.com/2023/07/27/endroll2023/
まとめ:自分たちらしいエンドロールで結婚式を締めくくろう!
いかがでしたか?
今回は、エンドロールの自作と外注の違いや、作り方のポイント、曲の選び方まで詳しくご紹介していきました。
結婚式のエンドロールは、自作するか外注するかで、かかる費用や残せる映像に大きく差があります。
しかし1番大切なのは、自分たちに合った方法でエンドロールを作ることです。
この記事でご紹介したそれぞれの違いや自作する際のポイントを参考にして、自分たちらしいエンドロールを選んでみてくださいね。