袱紗はどこで買う? 結婚式に相応しい袱紗の選び方 | 結婚式場の選び方

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結婚式の受付でご祝儀を渡す時は、バッグからそのまま出すのではなく、袱紗にご祝儀袋を包んでおくのがマナー。
しかし、結婚式への参列が初めてだと、袱紗を持っていなくて慌てる方も多いです。
「袱紗はどこで買えるの?」「色や柄など決まりはある?」など、袱紗をどう用意したらよいか悩みますよね。

また、弔事用の袱紗は持っているけれど、結婚式でも使えるのか知りたい方もいるでしょう。
そこで今回は、結婚式用の袱紗を買える場所や、相応しい袱紗の選び方を解説します。
袱紗がない時に代用できるアイテムも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

最後までお読みいただくことで、適切な袱紗を用意して結婚式に参加することができますよ。

結婚式の袱紗(ふくさ)はどこで買える?

画像:弔事用の袱紗と慶事用の袱紗

結婚式の袱紗は、次に紹介する様々なお店で買うことが可能です。
また、当日慌てて買いに来る人のために、結婚式場の近くのコンビニで売っていることもあります。
ただし、必ず置いてあるとは限らないので、確実な場所で早めに用意した方が安心でしょう。

1.百貨店

多くの百貨店では袱紗を扱っていて、大抵はフォーマル服や文房具、和服売り場などに置いてあります。
百貨店で取り扱っている袱紗は、品揃えが豊富で上質なものが多いため、長く使える品のよい袱紗を探している方におすすめです。

どれを選んだらいいか分からない時は、売り場スタッフに聞けば教えてくれますよ。
同様に、ショッピングモールでも礼服やご祝儀袋を売っていれば、袱紗も置いていることが多いです。

 

2.雑貨店

ロフトやハンズなどの大型雑貨店でも、袱紗を取り扱っています。
定番からおしゃれなデザインまで揃っているので、こだわりたい方におすすめです。

また、一般的な雑貨店でも、ご祝儀袋と一緒に袱紗を置いているお店もあります。
品揃えは少ないものの、お店のテイストにあったこだわりの商品を置いていることが多いです。
カジュアルな袱紗や可愛らしいものが欲しい方は探してみるとよいでしょう。

 

3.ホームセンター

ホームセンターの文房具売り場でも、ご祝儀袋と一緒に袱紗が並んでいることが多いです。
定番のデザインが中心で、それほど品揃えは多くありませんが、大型店舗であれば何種類か置いているでしょう。

袱紗のデザインにあまりこだわらなければ、普段の買い物ついでに購入できるので便利です。
また、大型ドラッグストアでも、ご祝儀袋と一緒に袱紗を置いているお店がありますよ。

 

4.100円ショップ

ダイソーやセリアなどの100円ショップにも袱紗があるので、「こだわりがない」「安く買いたい」という方には便利です。
筆者がダイソーで見た時は、「慶事用」「慶弔用」の2種類がありました。

用途が表示してあるので選びやすく、100円で買えるのも出費を抑えたい時には嬉しいですよね。
ただし、小型店舗では取り扱っていなかったり、売り切れていたりすることもあるので注意してください。

 

5.オンラインショップ

袱紗は、ネットで買うこともできます。
Amazonや楽天などの総合ショップから専門店まで、扱っているお店も様々です。
「袱紗を購入できるお店が近くにない」「忙しくて買いに行けない」という方は、オンラインショップが便利でしょう。

ただし、届くまで日数が掛かることもあります。
購入するタイミングによっては、結婚式に間に合わないかもしれないので、早めに用意するようにしましょう。

 

結婚式に相応しい袱紗の選び方

画像:緑のご祝儀と紫の袱紗

次に、結婚式に相応しい袱紗の選び方を解説していきます。
袱紗は「慶事(お祝い事)用」「弔事(お悔やみ事)用」の2種類あり、結婚式は「慶事用」です。
香典を包む「弔事用」と間違えないようにしましょう。

 

色の選び方

結婚式用の袱紗の色は、暖色系の明るい色を選ぶのがマナーです。
色の種類は、赤、朱色、えんじ、ピンク、オレンジ、黄色、金色などがあります。

一方で、弔事用は寒色系の紺色や藍色、緑色、鶯色、グレーなどの暗い色が基本です。
また、紫色の袱紗は、慶弔どちらにも使えます。

▼紫は慶弔両用

紫は最も高貴な色とされていて、慶弔どちらでも使えるのでひとつ持っておくと便利です。
ただし、薄紫色や藤色は暖色系に分類され慶事用になるので、両用したい場合は濃い紫を選びましょう。
色選びに迷った場合は、濃い紫を選んでおけば間違いありません。

 

柄の注意点

結婚式用の袱紗は、無地が最もフォーマルとされていますが、柄入りでも大丈夫です。
柄の入った袱紗を選ぶ時は、ワンポイントや目立たない織り柄で、派手すぎないものがよいでしょう。
ただし、柄の種類によっては結婚式に相応しくないものもあるため注意が必要です。

▼お祝い事に相応しい柄

お祝い事の袱紗に相応しい柄には、縁起がよいとされる鶴や亀、松竹梅、鳳凰、扇などがあります。
桜や牡丹も縁起がよいとされる花で、全体に花柄が織り込まれた袱紗もおしゃれで人気です。
ただし、桜や牡丹は弔事用にも使われることがあるので、色も考慮して結婚式に相応しい袱紗を選びましょう。

▼お悔み事に相応しい柄

お悔やみ事の袱紗に相応しい柄は、蓮や菊、蘭などがあります。
ただし、菊は縁起のよい花としても知られるため、明るい色の生地に菊の柄の袱紗ならお祝い事に使っても問題ありません
また、最近はデザイン重視でバラや草花をモチーフにした袱紗もありますが、紫色の生地なら両用が可能です。

 

袱紗の形の種類

袱紗の形は大きく分けて「包むタイプ」「挟むタイプ」の2種類あります。
さらに包むタイプは3種類に分かれるので、全部で4種類から袱紗の形を選ぶことが可能です。
ここでは、それぞれの特徴を紹介するので、使いやすい袱紗を選ぶ参考にしてください。

1.風呂敷タイプ

一番シンプルなのは正方形の風呂敷タイプで、袱紗の基本形とされる最もフォーマルなタイプの袱紗です。
ご祝儀袋のサイズを選ばず、大きさに合わせて包むことができ、使い終わったら小さく畳むことができます。
「かさばるのが嫌」「バッグの中にコンパクトに収納したい」という方におすすめです。

 

2.ツメ付き風呂敷タイプ

ツメ付き風呂敷タイプは、正方形の布に留め具が付いているため、包んだ袱紗のズレを防ぎます。
どのサイズのご祝儀袋も包めて、コンパクトに畳める点は風呂敷タイプと同じです。
使用後は小さく畳みたいけれど、包んだ袱紗がはだけそうで不安という方はツメ付きが安心でしょう。

 

3.台付き風呂敷タイプ

台付き風呂敷タイプは、正方形の布にご祝儀袋を置く台が付いている袱紗です。
台の上にご祝儀袋を置いて包むだけなので、袱紗を使い慣れていない方も置き場所に迷うことがありません
型崩れしにくい点もメリットです。
また、台にご祝儀袋を止めるゴムが付いているタイプもあります。

 

4.金封タイプ

金封タイプは二つ折りの袋状になっていて、ご祝儀袋をポケット部分に入れて挟むだけなので、包むのが面倒な方におすすめです。
風呂敷タイプよりも扱いやすいことから、金封タイプの方が人気があります。
芯が入っているため張りがあるものの、薄いタイプが多いのでバッグの隙間にも入れやすいです。

 

袱紗がないときの代用アイテム

画像:レース刺繍のハンカチ2枚と白い花瓶

「袱紗を用意するのを忘れていた」ということもあるでしょう。
しかし、ご祝儀袋を何にも包まずにそのまま持ち歩くのは、絶対ダメではありませんが印象はよくありません。
できれば事前に用意しておきたいところですが、「袱紗がない!」という緊急事態には代用品を使う方法もあります。

ハンカチでご祝儀を包む方法

袱紗が用意できなかった場合は、ハンカチで代用しても大丈夫です。
ご祝儀袋が包める大きさで、コットンやシルクなどのきれいめなものを使いましょう。

タオル地やガーゼは、フォーマルな場ではNGです。
色は白か明るい色で、無地かワンポイント程度のものを選び、袱紗の風呂敷タイプと同じようにご祝儀袋を包んで持参します。

 

レンタルという手も

袱紗は、レンタルすることも可能です。
ドレスのレンタルショップでドレスやアクセサリーと一緒に借りれば、袱紗をわざわざ探す手間も省けます。

レンタルショップでは色や柄のバリエーションが多く、その時々で好きなデザインを選べるのもメリットです。
ドレスやバッグに合わせて、統一感のあるコーディネートにしてもよいでしょう。

 

まとめ:結婚式に相応しい袱紗を選ぼう

画像:床に広げた紺色のドレスとパーティバッグ

結婚式に持参するご祝儀袋は、袱紗に包んでいくのがマナーです。
袱紗は、百貨店や雑貨店、ホームセンター、100均ショップなど、様々な場所で購入できます。

結婚式用の袱紗は、暖色系の無地や縁起の良い柄入りか、慶弔どちらでも使える濃い紫を持っておくと便利です。
また、袱紗が用意できなかったらハンカチで代用したり、レンタルしたりする方法もあります。
今回紹介した袱紗を買う場所や選び方を参考に、結婚式に相応しい袱紗を選びましょう

 
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