結婚式は日曜日でも良い?おすすめの時間帯やゲストに配慮すべきポイントを解説! | 結婚式場の選び方

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結婚式の日程を決める際に、お日柄以外にも大切にしたいポイントが「曜日」ですよね。
一般的に、土曜日に行われるイメージの結婚式ですが、式場の空き状況と二人の希望によっては日曜日に行うケースもあります。

とはいえ「日曜日の結婚式ってゲストに迷惑?」「式の翌日が月曜日でも盛り上がるの?」と不安に思っている花嫁も多いはず。

そこで今回は、元ウエディングプランナーが日曜日に開催する結婚式のメリット・デメリットについて詳しくご紹介していきます。

この記事で分かること
・日曜日の結婚式ってアリ?
・日曜挙式のメリット・デメリット
・ゲストへ配慮すべきポイント
 

日曜日に行う結婚式のメリット・デメリットや配慮すべきポイントを知って、ゲスト満足度の高い結婚式を叶えましょう!

日曜日に結婚式をあげるのは非常識?

画像:白いテーブルにセッティングされた食器

花嫁の中には、日曜日に結婚式を挙げるのは非常識?と不安に思っている人もいるかもしれません。
結論からお伝えすると「日曜日に結婚式を行うのは問題ない」です。

意外にも日曜日の結婚式を選ぶ花嫁は多く、昨年のゼクシィトレンド調査では約3割の花嫁が日曜日を選んでいるという結果に。

【結婚式を挙げた曜日】

平日
(約15%)
土曜日
(約45%)
日曜日
(約30%)
祝日
(約10%)

ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べより

実は、日曜日の結婚式には様々なメリットがあり、上手に計画すれば土曜日よりも満足度の高い1日を実現することができます
一方で、翌日が仕事になるゲストも多いので、その点を考慮した時間設定や配慮も大切です。

ゲストへ配慮すべきポイントを押さえて、日曜日だからこそ叶うウエディングを目指しましょう。

 

日曜日に結婚式をあげるメリット

画像:7のテーブル番号が振られたテーブル

ここからは、日曜日に結婚式を挙げるメリットについて詳しくご紹介していきます。

それぞれのメリットを知って、二人の理想のウエディングに合っているかチェックしてみてくださいね。

1.人気の日柄でも空きがある可能性が高い

日曜日の結婚式は、土曜日よりも予約が埋まりにくく、大安や友引などのお日柄の良い日を押さえやすいというメリットがあります。
そのため、お日柄を重視しているカップルにおすすめの曜日です。

一方で、土曜日の結婚式は予約が集中しやすく、お日柄の良い日は1年以上前から予約が埋まることも珍しくありません。
日曜日なら、希望する日取りや時間帯を土曜日より柔軟に選べるので、自由度の高いウェディングを叶えることができますよ。

 

2.遠方ゲストが余裕を持って移動できる

日曜日に結婚式を行う場合は、遠方から出席するゲストに余裕を持って移動してもらうことができます
土曜日の結婚式では前日が平日になるため、遠方から出席するゲストは当日の朝早くから移動しなければなりませんよね。
一方で、日曜日の結婚式なら土曜日に余裕を持って移動できるので、当日はゆったりと参列してもらうことができます。

当日はヘアセットや式場までのアクセスなどでバタつくので、前日にゆったり準備できるのは日曜日ならではの魅力です。

 

3.結婚式の費用が安くなることがある

式場によっては、日曜日の結婚式は費用が安くなるケースも
一般的に、結婚式の人気シーズンである春や秋の土曜日は費用が高くなりやすいですが、日曜日や平日は割安になることがあります。
「同じプランなのに、日曜日にするだけで◯万円お得!」のような特典も多く、少しでもコストを抑えたい花嫁にはおすすめです。

また、浮いた費用を料理のグレードアップや演出に回すこともできるので、結婚式でできることが増えるのも嬉しいですよね。

 

4.ゲストが出席しやすい

意外にも、日曜日はスケジュール調整がしやすく、ゲストが出席しやすい曜日でもあります。
土曜日は家庭の予定やイベントがあったり、仕事が入ってしまうケースも少なくありません。
特に、土曜出勤のあるゲストにとっては、確実に休みが取れる日曜日の方が都合が良いという声も。

また、日曜日の結婚式は、挙式時間を午前〜昼に設定すれば夕方には帰宅できるため、翌日の仕事にも影響が出にくいのも魅力です。
ゲスト全員の理想を叶えるのは難しいですが、日曜日だからこそ多くのゲストに参列してもらえることも知っておくと良いでしょう。

 

日曜日に結婚式を挙げるデメリット

画像:ガーデンにあるガゼボの挙式会場

ここからは、日曜日に結婚式を挙げるデメリットもご紹介していきます。

メリットだけでなく日曜挙式のデメリットも知って、ゲストへ配慮すべきポイントを押さえましょう。

1.翌日仕事のゲストが多い

日曜日の結婚式で最も大きなデメリットは、翌日が平日であることです。
多くのゲストにとって月曜日は仕事がある日。
どんなに新郎新婦をお祝いしたい気持ちがあっても、翌日に仕事があることを考えると、時間的な制限が出てきてしまいます。

土曜日に比べて「翌日の仕事に響くからお酒は控えめにする」「二次会は欠席で」というゲストも増えるでしょう。
また、挙式時間が遅い場合は、結婚式自体にも参加できないゲストも。
一生に一度の結婚式で後悔しないためにも、招待するゲストの層や状況を考慮して、曜日を検討することが大切です。

 

2.遠方ゲストは後泊や有給が必要になる

日曜日に結婚式を挙げる場合、遠方ゲストは後泊や有給が必要な場合が多く、仕事面や経済的に負担をかけてしまうことがあります。
特に、夕方からの結婚式はおひらきが夜になるため、地元に帰る交通手段が限られてしまい、その日中に帰宅するのが難しい場合も。
飛行機や新幹線の最終便が間に合わない場合や二次会に参加する場合も、後泊が必須になります。

その結果「日曜日に参列する=後泊+有給を取得する」という状況になり、ゲストに負担をかけてしまう可能性があります。
日曜日に結婚式をする際は、遠方から出席するゲストへの配慮を忘れないようにしましょう。

 

3.二次会や三次会を開催しにくい

式後に二次会や三次会を開催しにくいのも、日曜日の結婚式のデメリット。
翌日が仕事という理由で参加者が集まりにくく、盛り上がりに欠ける可能性があります。
また、日曜日は定休日や営業を早めに終了するお店が多く、会場探しも難しくなりやすいです。
貸切できるレストランや会場が限られてしまい、思い通りの二次会ができないということも。

二次会や三次会を開催する場合は、スタート時間や駅までのアクセスの良さに注意して会場を選ぶと良いでしょう。

 

日曜挙式のおすすめの時間帯や配慮すべきポイント

画像:セッティングされたテーブル

ここからは、日曜日に結婚式をする際のおすすめの時間帯や配慮すべきポイントについて詳しくご紹介していきます。

日曜挙式を行う際には、この3つのポイントに注意しながら、ゲストへの配慮が行き届いた結婚式にしましょう。

1.挙式は午前〜昼ごろがおすすめ!

日曜日に結婚式をする際は、10時〜13時ごろの挙式時間がおすすめです。
10時の挙式であれば14時頃には披露宴が終了するので、二次会をしても多くのゲストがその日のうちに帰宅することができます。

また、昼過ぎの挙式でも夕方頃にはお開きになるので、ゲストが出席しやすい結婚式になるでしょう。
ゲストの負担を軽減しつつ、結婚式らしい演出なども十分に楽しんでもらえるので、日曜挙式には最適な時間帯です。

 

2.遠方ゲストには宿泊の手配・案内をする

遠方ゲストが多い場合は、あらかじめ式場近くの宿泊施設をリサーチし、ホテルの情報などをわかりやすく案内することが大切です。
式場と提携しているホテルがある場合は、特別料金で宿泊できるプランを紹介するのも良いでしょう。

また、ゲストの移動距離や交通費によっては、新郎新婦側で一部費用を負担するのが最適な場合もあります。
ただ、全員の宿泊費を負担するのは難しいので、まずは招待状に「ご宿泊のご案内も可能です」と一言添えるだけでも好印象です。
ゲストへの心遣いが「遠くても行ってよかった」と思ってもらえる、満足度の高い結婚式に繋がりますよ。

どこまでのゲストにいくらお車代が必要かは、以下の記事を参考に決めてみてください。

『【結婚式のお車代】どこから誰にいくら必要? 渡し方や相場について』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6833/
 

3.二次会は早めに終える

二次会を開催する場合は、早い時間帯にスタートし、19時頃には終了するスケジュールを組むのがおすすめです。
披露宴終了後すぐに移動し、16時〜18時頃の開催にすれば、時間的にも気持ち的にも余裕を持って楽しんでもらえます。

また、ゲストのことを考えて二次会を行わない場合は、披露宴の中で二次会のような雰囲気を演出する方法も素敵です。
歓談やゲームの時間を多めに取り、会話する場を作ることで、二次会がなくても「結婚式を楽しめた!」と思ってもらえるでしょう。

時間に制約のある日曜だからこそ、ゲストの負担にならない工夫と進行が、式全体の印象を左右する大きなポイントとなります。

 

ぶっちゃけ土曜日と日曜日はどちらがいい?

画像:ダンスに興じる新郎新婦とゲスト

「結婚式は土曜日が良いか、日曜日が良いか」は、多くの新郎新婦が悩むポイントですよね。
正直なところ、どちらにもメリット・デメリットがあり、一概にどちらが“正解”とは言えません。

土曜日に結婚式を行う最大のメリットは「翌日が休み」という安心感。
遠方ゲストも日曜日にゆっくり帰れるので参加しやすく、式後の二次会・三次会まで思いっきり楽しめるという声も多いです。
ただ、その分人気が集中しやすいので、予約が取りにくく費用が高めというデメリットもあります。

一方で、日曜日は土曜日に比べて費用が安く、会場の予約がしやすいというメリットがあります。
ただ、ゲストの翌日の仕事や移動負担を考えると、二次会や三次会を開催しにくいというデメリットも。
挙式時間を午前〜昼ごろにするなど、ゲストが出席しやすいようにしっかりと配慮することが大切です。

このように「どちらが良いか」は、二人のライフスタイルや招待するゲストの層、重視したいポイントによって様々。
遠方ゲストが多いなら土曜日、費用を抑えたいなら日曜日など、優先順位を整理して判断するとスムーズですよ!

 

まとめ:結婚式は日曜日でもOK! ゲストへ配慮した挙式時間を選ぼう

画像:乾杯をする新郎新婦とゲスト

いかがでしたか?
今回の記事では、日曜日に開催する結婚式のメリット・デメリットについて詳しくご紹介していきました。

土曜日のイメージが強い結婚式ですが、日曜日に開催するのももちろんOKです!
大切なのは招待するゲストに合わせて、配慮の行き届いた結婚式にすること
ゲストへの思いやりと丁寧な準備があれば、日曜日の結婚式が非常識や迷惑なんていうことはありません。

日曜日に結婚式をするかどうか悩んでいる花嫁さんは、ぜひ今回ご紹介したポイントを参考に、素敵な結婚式を叶えてくださいね。

 
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