結論から言えば、「脱毛とシェービングの両方を受けるべき」と言えます。それは最も現実的であり、最も綺麗に処理ができるためです。
”現実的”というのは、どちらかだけでは不十分になってしまうことが多いためです。
”不十分”というのは、どうしても時間的な制約が存在する結婚式に向けたムダ毛の処理というのが、「完璧」まで仕上げるのが難しいことが理由です。
もし<脱毛だけ>できれいな肌を目指すためなら、「1年前後」の時間がかかることになります。
当サイトでも繰り返し解説されていますが、脱毛の施術は「育毛サイクル」に合わせて、また、肌へのダメージを考慮するため、一定期間をおいた施術の繰り返しによって完成を目指します。
そのため納得のいく仕上がりまでには、個人差がありつつも半年以上はかかります。
もちろん「施術直後」を結婚式に合わせることで、<ほぼつるつる>に見えますが、結婚式直前の時期であり、準備などの事情から難しいことが多いはずなのです。
とは言っても、結婚式の準備期間は式場探しの段階からおよそ1年が平均的であり、「挙げるぞ!」と決めた後に、すぐにサロンに通い始めれば心配ないと言えます。
「完璧」を目指すためには両方受けた方がいい理由
結婚式に向けたムダ毛処理において、最もおすすめの手段は脱毛になりますが、もし結婚式までに施術が間に合ったとしても、やはり「シェービング」も施すべきと言えます。
脱毛のコンセプトは、<体毛を弱らせる>というものであり、「産毛」と呼ばれるレベルには、体毛が残ることになります。
そのため、結婚式当日を<つるつる>で迎えたいのであれば、やはりシェービング(剃毛)によって、とどめを刺すことが必要なのです。
「そこまでしなきゃいけないの?」と大げさに思う方もいるかもしれませんが、実際に脱毛とシェービングの両方を受ける方は、めずらしくはありません。
と言うのも、「セットで受けて、完璧になる」ということをご存じの方は多いはずです。
シェービングをする際にも、弱っている毛の方が剃りやすいのは当然のことであり、結婚式に関係なく、そもそも脱毛を受ける目的というのは<日々のムダ毛ケアをしやすくするため>ということが本来のコンセプトでもあります。
また、脱毛の施術を受けないでのぞむにしても、シェービングは必ず施すべきと言えます。
●「費用」を考慮して「くふう」をする
しかしながら、両方を受けるのは費用(予算)が・・・という方が多いと思います。
これに関しては、カップル・個人で感覚・程度に違いのあるものであり、花嫁のムダ毛処理を予算に組み込めるのか・・・も、事情が異なるはずです。
そういった場合には、「全身脱毛」ではなく「部分脱毛」にすることもおすすめです。
もともと、それほど体毛が濃くないのであれば、ウエディングドレスを着た際に<目立つ>部分だけでもいいと思います。
「セット割」といった部分と部分の組み合わせで、お得になることも一般的であり、絶対に欠かすべきでない「わきの下」に加えて、前腕・背中といった<キモ>となる部分だけでも処理しておきましょう。
また、シェービングに関しても「結婚式専門」のサロンもありますが、その他にもシェービングをしてくれる施設は脱毛サロンに比べれば多く、やはり気になる部分を中心に狭い範囲だけでも完璧を目指すことをおすすめします。
⇒花嫁の「部分脱毛」におすすめの「ミュゼプラチナム」の詳しい解説
基本的に「直前の施術」はするべきではない
ブライダルシェービングは、結婚式のための「短期的」かつ「劇的」な美肌効果をもたらす施術として非常に多くの花嫁が受けているものであり、脱毛施術比べれば、はるかに多い割合でもあります。
また、費用面でもリーズナブルであり、何より手軽であることから、「ムダ毛処理はシェービングでいいや!」と最初から考える女性も多いようです。
しかしながら、専門家による特別な機材を使った施術ではありますが、”剃る”という過程が含まれていることから、「肌へのダメージ」は1つの懸念材料になります。
さらに当日まで、その肌のダメージを引きずってしまった場合には”赤くなる”といった、いわゆる「剃刀負け」の症状が出てしまう恐れもあり、こういった、やや特殊な施術を受ける際に心配している方も多いと思われます。
実際に、ブライダルシェービングに関しては、「いつ受けるか」に関する疑問・悩みが最も多いようです。
結論から述べると、ブライダルシェービングを受けるのは「3~4日前」が最もふさわしく、実際に最も多いようです。
1週間はちょっと前すぎるかな?と思われるため、「4~5日前が限度」と考えられます。
ただし、「前日」、「7日前」の間であれば、それほど変わらないという意見も多く、「自分の体(毛)質」と相談して、あせらず・早まらないことが大切です。
・早すぎれば産毛が生える
・直前であれば「傷」が心配
ということは、誰もが変わらない心配ごとであり、1つの通過点に過ぎないため、「挙式の3、4日前の日に予約しておく」と考えましょう。
また、「3日前がベスト!」という意見を聞き、3日前に予約できなかった・・・と、がっかりしている方も多いかもしれません。
そういった場合には、「2日前」よりも「4日前」をおすすめします。
肌の回復には時間がかかる場合もあり、「万が一」を考えて、時間に余裕を持たせましょう。
●当日は絶対にNG!
理解されている方が多いとは思いますが、「当日は絶対にダメ」ということは、今となっては常識です。
また、一般的に考えれば、「当日に目立たない」ことを考え、「2~5日前」に施術することは、おおよその検討がつくはずです。
さらに、専門サロンに関しても、「当日」と「前日」は施術しないことを掲げていることが多く、必ず「警告」されるので心配ないと思われます。
最近では、施術後に
・ローション
・美容液
といった肌を整える、ダメージを緩和するための美容施術がセットとなっているサロンが一般的であり、剃刀負けといったものへの懸念は少なくなってきています。