体に余裕(ゆるみ)がある場合、ウエディングドレスを着た際に、特に気になる部分として、やはり「わきの下のプルプル」が挙げられます。わきの下の肌の表面にある
・剃り残し
・ポツポツ
これらはもちろんのこと、わきを閉じた際に最も気になるのは、遠くからでも分かってしまう「肉のたるみ」です。特にウエディングドレスは「コルセット」と同じであり、思い切り締め上げるため、余計に余っている肉を際立たせてしまうことになります。また、結婚式に関係なく、暑い時期に薄着になった際に女性が最も気になる部分でもあり、これを機会に解消しておくことをおすすめします。”わき周辺の状態”が大きな影響を与えていることになるわきの下のプルプルは、わきの下自体に肉が余っているわけではなく、その周辺の余った肉によって構成されています。「バストの肉」はもちろん、「背中の肉」や「二の腕の肉」、これらに加え、わき腹につながる「余った肉」によって、わきの下を閉めた際にはみ出てしまうことになります。
とりあえずは<全体的に痩せる>ことを考える
わきの下を絞るためには、まずは「全体的に」痩せるための努力が必要です。そしてその際には、ダイエットの鉄則である
摂取カロリー<消費カロリー
という生活を作るために、最初に食生活を変えることから始めるべきと言えます。
さらに「筋トレ」によって、肉をしっかりと締めましょう。
それらを実践しながら、プラスアルファを加えていくことになります。
●「姿勢」の矯正
猫背によっても、筋肉を中心に肉が緩んでしまいます。ウエディングドレスというのは、普段は猫背の人であっても胸を張った姿勢になります。しかし、あらためてわきを締めた際、普段、猫背で過ごしている人のわきには、「普段は隠れているプルプル」が現れてしまうことになります。普段から、しっかりと胸を張って過ごすようにし、自分のわきはどれくらいプルプルなのかを把握しておくことも必要です。また、根本的な姿勢の良さはウエディングドレスであっても、和装・色打掛であっても、美しく着こなすために必要な要素になります。
●「肌の「潤い」も必要な要素
「肌のたるみ」は、細胞内の水分の欠如をきかっけとして始まります。つまり、「水分不足」がわきの下周辺のお肉のたるみにつながり、結果的に、わきの下にたるみを生じさせてしまうことになります。本来であれば、たるんでいないことも考えられ、「ハリ」を取り戻すことが結果的に、たるみの解消につながる可能性もあります。新陳代謝を高めるためにも、十分な水分摂取は必須であるため、結婚式の直前だけでなく、前もって「みずみすしい体」を準備しておくことが望ましいです。ただし、「十分な水分摂取」を心がけることと同時に、「むくみ」に関しては、より注意する必要があります。過剰な水分摂取は、むくみの要因の1つでもあるのです。
●せめて「悪化」は防ぎたい
わきの下のプルプルは放っておくことによって、さらなるトラブルを招きます。肉が余っているということは「摩擦」を生むことにつながり、表皮の「炎症」、そして、それによる「黒ずみ」を招いてしまいます。さらにその後も、プルプルが解消出来ないことによって、黒ずみの悪化・定着を促進してしまうことになるのです。こういった表面的なトラブルにも、わきの下の余分なお肉が大きく関わっており、花嫁が絶対に避けなければならないトラブルであることは言うまでもありません。
二の腕
背中・わきの下につながる花嫁の露出部として、二の腕というパーツは存在感があるものです。「前腕」に関しては「グローブ」で隠されるパーツであるため、なんとかしのげる、むしろネイルを見せたいのに、と思う花嫁も多いようですが、二の腕に関しては「本当はお見せしたくない」と考える女性が非常に多いです。というよりも、一般的には「二の腕に自信がない」という女性の方が大半であり、特に全体的にふっくらしている女性、さらに肌が緩んでくる30代以降といった典型的な事情を抱えた女性は基本的に不安であるはずです。
●実際には「自力ケア」が難しいパーツ
二の腕だけをケアするということは、非常に難しいことです。「永遠の悩み」という女性も多いパーツであり、そもそも簡単であれば焦ることもありません。ドレスの試着の際に、あらためて衝撃を受けた方も多いはずです。肌の「ブツブツ」の問題にしても、また、「たるみ」の問題にしても、本来であれば「ブライダルエステ」を受けることが最も効率的と言えます。何しろ、時間がありません。何らかの働きかけをする際には、「短期間で結果が残せる」という要素が不可欠です。とは言っても、やはりエステはお金がかかるものであり、思い切ることはそれほど簡単なことではありません。が、しかし・・・”それしかない”ことも事実なのです。全体的に痩せて、筋トレをして、それでも、まだたるみが気になる場合には、せめて短期的・お試し的な施術を受けてみることが最適と言えます。