女性にとってウエディングドレスは特別な衣裳です。美しく着こなしたいと感じる反面、自分のコンプレックスがより気になってしまうという人も多いでしょう。
「胸が小さいけどドレスの胸部分が余ることはない?」
「胸が小さい人に似合うドレスってどんなデザイン?」
「バストが大きくないとドレスは着こなせない?」
ドレスショップではこのような不安を打ち明けてくださる花嫁さんも多いです。
今回は小胸さんにおすすめのドレスや着こなし方、避けた方が良いドレスまで詳しく解説します。胸の大きさに悩みを抱えている花嫁さんは、ぜひドレス選びの参考にしてくださいね。
小胸花嫁さんにおすすめのウエディングドレスデザイン
小胸花嫁さんに似合うドレスや、小胸さんだからこそより美しく着こなせるドレスが実はたくさんあります。自分に似合いそうなものや、好みのデザインを想像しながらチェックしてみてください。
胸元に立体感のあるデザイン
フリルやリボン、華やかな刺繍など、立体感のあるデザインは華奢に見えがちな胸元を華やかにしてくれます。お顔周りの印象もパッと明るくなるので、ラグジュアリーな雰囲気が好みの方にもおすすめ。披露宴では高砂での写真が多いので、胸元の華やかなデザインは写真写りもばっちりですよ。
デコルテが隠れるデザイン
ネック部分までしっかりデザインのあるドレスは、なるべく胸元を隠したいという方にぴったりです。肌を露出しすぎない清楚で上品な印象は、大人っぽい女性らしさを演出します。最近は、胸元を意識している方以外にも、デザインが気に入ってそういったドレスを探している方も多いです。
▼ハイネックドレス
レースやオーガンジーなどの生地を使用したハイネックドレスが最近は多くなっています。
ハイネックは胸元が完全に隠れるので、しっかり胸元をガードしたい、という方におすすめ。
まるでロイヤル・ウエディングのような格式高い雰囲気は、ホテルウエディングや大聖堂などでの挙式にも人気です。
▼ホルターネックドレス
デザイン性が高く、人とも被りにくいファッショナブルな雰囲気が人気のドレスです。
肩は露出しているため、堅苦しい雰囲気になりすぎず、ネックラインが華奢な印象も与えます。
胸元は隠したいけど袖付きドレスは避けたいという方にぴったりです。
▼ボートネックドレス
鎖骨ラインに緩くカーブを描くようなボートネックのデザインには、首や鎖骨、デコルテなどを美しく見せる効果が期待できます。
肩幅や膨張して見えることが心配な花嫁さんにおすすめで、胸元はしっかりカバーできるので安心感もばっちり。
インポートドレスなどにも多いデザインで、トレンド感のあるドレスコーディネートも楽しめます。
下半身にボリュームのあるドレス
気になる胸元に視線を集めないよう、あえて下半身にボリュームを出すという方法もあります。ボリューム感との対比によって、上半身はすっきりとした美しいシルエットに見えるので、スタイルアップ効果も◎。隠すのではなくより良く見せる方法を探したいという方はチェックしてみてください。
▼プリンセスライン
腰元から大きく広がったプリンセスラインは、スカート部分のシルエットの美しさやそのボリューム感に目を奪われがちです。
胸元はすっきりとしたデザインのものが多く、小胸さんのシルエットも気になりにくいものが多いでしょう。
▼マーメイドライン
マーメイドラインはボリュームがないと思っている方が多いですが、実はヒップや太ももあたりからボリュームが一気に出るデザインは多いです。
上半身から腰元までは体に沿ったラインであるため、その分下半身のボリュームはとても美しく印象的。
胸元には印象が集まりにくいデザインであるため、小胸さんにも人気のあるドレスラインです。
袖にボリュームのあるデザイン
パフスリーブやフリルなどのデザインの袖にボリュームがあるドレスは、胸元のラインが出にくいのが特徴です。トレンド感のある雰囲気も取り入れつつ、おしゃれに胸の大きさをカバーできます。袖にボリュームがあると、小顔効果も期待できるのが嬉しいですね。
胸が小さくてもウエディングドレスを美しく着こなすコツ
胸が小さいとドレスが綺麗に着れない、ということはありせん。しかしせっかくの結婚式の日を不安なく過ごすためにも、何ができるのかをしっかり確認しておくことは大切です。どんなポイントに注意すればより美しくドレスを着こなせるのか、自分に当て嵌めながらチェックしていきましょう。
体に合ったサイズのドレスを着る
ドレス選びでまず注意したいのが、ドレスのサイズ感です。胸が気になる方は、カパカパとした不安感がないか、お辞儀をしても浮くことがないかを確認しておきましょう。
もしも体に合っていないと感じる場合はドレスショップでどのような対応をしてもらえるのかの確認が大切です。
ブライダルインナーを着用する
ドレスデザインにもよりますが、胸の形を美しく見せるインナーを合わせるのがおすすめです。ブライダルインナーには種類があり、背中などからお肉を集めて胸を大きく見せられる補正下着なども用意されています。インナーによっては、中にパットを入れることで胸の形や大きさをある程度整えることも可能です。
明るいカラーを選ぶ
ウエディングドレスもカラードレスもできるだけ明るめのカラーを選ぶと、胸は大きく見えやすいです。いわゆる膨張色といわれる色味も華奢な小胸さんには向いています。自分の肌の色に合わせつつなるべく明るめのカラーをチョイスしてみましょう。
小胸花嫁さんに向かないウエディングドレスとは?
小胸さんには似合いにくいといわれているドレスもあります。もちろん全員に向かないというわけではありませんので、このタイプのドレスには注意しつつ相性を見極めてみてください。
Vネックのドレス
胸元に深めの切り込みがあるVネックドレスは、一目で胸の大きさがわかってしまうため、小胸さんには苦手な方が多いです。Vネックが気になる、好み、という花嫁さんは、切り込みの深さや幅に注意して選ぶのがポイント。カット部分にオーガンジーになどの薄手の生地があるデザインもあるので、自分に似合うデザインを探してみましょう。
ハートネックのドレス
Vネックと同じく、胸が強調されやすいデザインであるため、小胸さんには切り込みのないストレートタイプの方が似合いやすいです。ハートネックは可愛いデザインではありますが、カパカパしやすいという弱点もあります。選ぶ場合には入念にサイズを確認しておくことが重要です。
まとめ:胸が小さくても自信を持ってウエディングドレスを着よう
ウエディングドレスは、どんな体型の人にも似合うデザインと似合わないデザインがあります。胸をなるべく見せたくないという人には、胸元にデザインがあるものやデコルテが隠れるドレスはおすすめです。小胸は気になるけど隠したくないという方には、下半身にボリュームを出したりボリューム袖のドレスを選ぶ方法があります。自分の好みや体型、会場の雰囲気に合わせて試着時にしっかり見極め、運命の一着を探しましょう。
サイズをしっかり合わせたりブライダルインナーの活用などで、あっさり悩みが解決することもあります。ひとりで悩むのではなく、気になることはドレスショップなどで相談してみるのも良いでしょう。体型は一人ひとり違うので、胸の大きさだけを気にしすぎず、自分に1番合ったドレスを見つけたいですね。この記事が素敵なドレス選びの手助けになれば幸いです。