結婚式で洋装する母親におすすめの髪型|ロングドレスに合うヘアスタイルって? | 結婚式場の選び方

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結婚式の母親の服装といえば黒留袖でしたが、今では洋装をされる方も増えています。

洋装する方はまだ少ないので、当日のコーディネートについて分からないことも多いのではないでしょうか。

「子どもの結婚式に洋装で出席することにしたけれど、どんな髪型が良いの?」
「ロングドレスに似合うヘアスタイルが分からない」
「母親としてどのような髪型を選べば失礼にならない?」

本記事では50代、60代に似合うヘアスタイルを元ウエディングプランナーがお伝えします。

特に、ロングドレスでドレスアップする母親にふさわしいヘアスタイルを髪の長さに合わせてご紹介。

品がありつつも華やかな、大人の魅力を引き出すヘアスタイルを見つける参考にしてください。

洋装する母親の髪型マナー

画像:ヘアカーラーを毎て受話器を耳に当てる女性

結婚式に洋装で参列する母親として、どのような髪型がふさわしいのでしょうか。

ここでは、新郎新婦の母親が押さえておきたい髪型のマナーとポイントについて解説します。

失礼なく、かつ華やかさを添えるためのヘアスタイルの選び方を知っておきましょう。

結婚式に相応しいヘアスタイルにする

結婚式は慶事であり、母親として出席する際はフォーマルな装いが求められます。

ヘアスタイルも同様に、普段のラフなアレンジではなく、きちんと感のあるセットを心がけましょう。

ロングヘアの場合、アップスタイルが基本とされてきましたが、最近では会場の雰囲気や個性を考慮し、ハーフアップやダウンスタイルを選ぶ方も増えています。

どのようなスタイルを選ぶにしても、清潔感があり、崩れにくいようにしっかりとセットすることが大切です。

お辞儀をする機会も多いため顔周りがすっきりしているとより安心ですし、写真に写ることも多いので映えも意識したいところ。

結婚式のスタイルやゲストの顔ぶれに合わせて、最適なヘアスタイルを選びましょう。

 

主役を引き立てるようなヘアスタイルする

結婚式の主役はあくまで新郎新婦です。

母親としては華やかさを添える立場ですが、主役である新郎新婦、特に花嫁よりも目立つような派手すぎるヘアスタイルは避けるのがマナーです。

上品で落ち着いた雰囲気のヘアスタイルを心がけましょう。

ゲストをお迎えするホスト側として、品格のあるスタイルが理想的です。

ヘアアクセサリーを選ぶ際も大ぶりで華美なものよりも、パールやべっ甲、小ぶりのビジューなど控えめで上品なデザインを選ぶと装いによく馴染みます。

全体のバランスを見て、洗練された印象になるように意識しましょう。

 

ボリュームを持たせて華やかにする

50代以上の女性は、髪のボリュームの変化が気になることがあります。

あまりペタンとしたヘアスタイルだと、せっかくのドレス姿も寂しい印象になってしまう可能性があります。

ヘアアレンジで工夫して、若々しく華やかな印象に仕上げましょう。

トップやサイドにふんわりとボリュームを持たせることで、顔周りが明るく見え、生き生きとした印象になります。

例えば、トップを軽く逆毛を立てたり、カーラーで巻いたりするだけでも自然なボリュームを出すことができます。

美容師に相談する際は、ボリュームアップの悩みや希望のイメージを伝えると、より満足のいくヘアスタイルになるでしょう。

 

ロングヘアーにおすすめの髪型

画像:鏡を見ながら髪を触るロングヘアの女性

ロングヘアやセミロングの場合、きちんとまとめたアップスタイルが定番です。

おすすめの上品で華やかなヘアスタイルをいくつか紹介するので、参考にしてみてください。

夜会巻き

画像:夜会巻きにセットしている

夜会巻きは、髪全体をねじり上げてすっきりとまとめる、エレガントなヘアアレンジです。

50代以上の女性に特に似合う上品なスタイルで、和装にもよく合いますがロングドレスにももちろんOK。

うなじがきれいに見えるため、立ち姿も美しくなり、洗練された印象を与えます。

トップに適度な高さを持たせると、より華やかさが増し、バランスの良いシルエットに。

フォーマルな結婚式にぴったりの、品格あるヘアスタイルです。

 

シニヨン

画像:シニヨン

シニヨンは、束ねた髪をお団子のようにまとめる、結婚式の定番ヘアアレンジです。

上品でありながらも若々しい印象を与えることができ、派手になりすぎないのが魅力。

まとめる位置によって雰囲気を変えられますが、結婚式では落ち着いた低めの位置が人気です。

サイドから髪をねじるなどのアレンジを加えると、どの角度から見ても美しいスタイルに仕上がります。

シンプルなシニヨンに、小ぶりのヘアアクセサリーを添えるのもおすすめです。

 

ミディアムヘアーにおすすめの髪型

画像:鏡を見ながら髪を梳かすミディアムヘアの女性

ミディアムヘアでも様々なヘアスタイルを楽しむことができます。

アップスタイルはもちろん、ハーフアップなども素敵。

ぜひ参考にしてみてください。

低めシニヨン

画像:低めのシニヨン

ふんわりとまとめられた低めのシニヨンは、優しげな印象を与えます。

低い位置でまとめることで落ち着きと品格が感じられるでしょう。

全体を軽く巻いてからまとめると、よりふんわりとした柔らかい雰囲気に

少し後れ毛を残すことで小顔効果やこなれ感が出ますが、結婚式では控えめにすると良いでしょう。

 

ギブソンタック

画像:ギブソンタック

ギブソンタックは、髪を内側に入れ込んでまとめるクラシカルなヘアアレンジです。

ボリューム感があり、華やかで上品なスタイルに仕上がります。

ミディアムヘアでも取り入れやすいアレンジの一つで、崩れにくく結婚式も安心して過ごせるでしょう。

パールピンなどと合わせると、より一層華やかな印象になります。

 

ボブ・ショートヘアーおすすめの髪型

画像:ショートボブの女性

ショートヘアやボブヘアでも、結婚式にふさわしい華やかなヘアスタイルを楽しむことができます。

ヘアアクセサリーを効果的に使ったりして、結婚式にぴったりなスタイルを作りましょう。

ハーフアップ

画像:ハーフアップへア

ハーフアップにすることで若々しく華やかな印象になります。

顔周りの髪をすっきりとまとめられるため、お辞儀をする機会の多い母親の立場でも安心です。

トップにボリュームを持たせたり、サイドにねじりや編み込みを加えたりアレンジは無限大

シンプルなハーフアップも華やかなお呼ばれスタイルになります。

毛先を軽く巻いて動きを出すのもおすすめです。

 

編み込み

画像:編み込みヘア

編み込みをアクセントに取り入れることで、フェミニンな立体感を出すことができます。

顔周りのサイドの髪を後ろに向かって編み込んでピンで留めるだけでも、上品な雰囲気に。

短い髪でも工夫次第で動きのある凝ったヘアスタイルに見せることができ、洗練された印象を与えます

最後にスプレーなどで固定することで、長時間の披露宴でも髪型が崩れません。

 

ヘアアクセサリーを付ける

画像:パールコーム

ヘアアクセサリーは上品な華やかさをUPしてくれる重要なアイテムです。

ゴージャスすぎるものや大きすぎる花飾りは避け、落ち着いたデザインを選びましょう。

パールやラインストーンがあしらわれたヘアコームやバレッタが、合わせやすくておすすめです。

シンプルなダウンスタイルでもアクセサリー次第でぐっとフォーマル感が増します。

横へ流れるように前髪を整えれば、タイトでクールな雰囲気も演出できるでしょう。

 

理想の髪型を叶えるコツ

画像:ヘアセットしてもらっている女性

結婚式ではプロのヘアメイキストがヘアセットをしてくれますが、プロだからと任せっぱなしにしては後悔することもあります。

理想通りのヘアスタイルを叶えるためには、事前の準備が重要なのでいくつかのポイントを押さえておきましょう。

当日は安心して任せられるように、ヘアメイキストとのコミュニケーションをしっかり取り希望のヘアスタイルを叶えてくださいね。

なりたい髪型をリサーチしておく

理想のヘアスタイルを実現するためには、まず事前のリサーチが非常に重要です。

具体的にどのようなヘアスタイルにしたいのか、イメージ画像を複数用意しておくことをおすすめします。

カタログやSNSで見つけたお気に入りのヘアスタイル画像を担当者に見せて、具体的に伝えることが重要です。

画像があることで希望のイメージを正確に共有でき、より満足度の高いヘアスタイルに仕上げてもらえます。

事前にリハーサルをしておいて、当日は髪型を再現してもらうというのもおすすめです。

 

カットやカラーを済ませておく

理想の髪型のためには、事前に美容院へ行きカットやカラーを済ませておきましょう。

カットすることでヘアセットしやすくなるので、美容師さんに相談して調整してもらってください。

また、髪色が気になる場合は自然に馴染むカラーに染めてみましょう。

根元が伸びた状態で参列することはNGなので、時期を調節してくださいね。

結婚式で着用するマザードレスの雰囲気や、希望するヘアスタイルのイメージを伝えておくと、より完璧な仕上がりに。

晴れの日の思い出をいいヘアスタイルで残すために、できることはすべて準備しておきましょう。

 

毛量に合わせてかつらも検討する

髪のボリュームが少なく、理想のヘアセットが難しいと感じる場合は、かつらの利用も一つの手段です。

コンプレックスをカバーしながら自毛では難しい華やかなアップスタイルを実現できます。

年齢が上がるほどかつらアリナシの差が大きくなってくるので、早めに着用してみるのもおすすめです。

部分的に活用できるウィッグもあるので、毛髪の状態となりたいヘアスタイルに合わせて選んでみてください。

地毛の色と馴染むカラーで、自然な光沢感や質感のあるかつらだと違和感なく着用できるでしょう。

着用中にずれにくいか、長時間つけていても負担が少ないかなど、快適さも確認しておくと安心です。

結婚式という特別な一日を心置きなく楽しむためにも、自身にぴったりのかつらを見つけてくださいね。

 

まとめ:50代になっても結婚式らしい髪型にしよう

画像:ヘアメイクの様子

新郎新婦の母親として結婚式に臨むには、「品格」「清潔感」が大切なポイント。

結婚式場の雰囲気やご自身の髪の長さ、ドレスのデザインなどトータルでコーディネートしましょう。

派手すぎず華やかに、主役である新郎新婦を引き立てるようなヘアスタイルを心がけてください。

迷う場合は美容師に相談し、希望のイメージやドレスの画像を見せることで似合う髪型を見つけられます。

写真にもたくさん残る記念すべき一日を、素敵なヘアスタイルで迎えてくださいね。

本記事が大切な1日の髪型を決める参考になれば幸いです。

 
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