平日の結婚式は迷惑? ゲストの本音とメリット/デメリット | 結婚式場の選び方

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結婚式は土日に挙げる方がほとんど。
一方で、新郎新婦さまが平日休みの仕事に就いている場合には、職場の方も招待しやすいですよね。
ただ平日に結婚式を挙げる事例が少ないため、実態が分かりづらく悩んでしまうかもしれません。

「平日婚のメリット・デメリットを知りたい」
「結婚式を平日に行うとゲストの負担になる?」
「平日の結婚式でも楽しんでもらうポイントは?」

本記事では、平日の結婚式に対するメリット・デメリットを整理し、最適な結婚式の日取りを決めるヒントをご紹介します。
平日の結婚式を成功させるための工夫もまとめていますので、参考にしてくださいね。

平日に結婚式をあげるメリット

画像:結婚式をイメージしたオブジェと1万円札

平日の結婚式には週末では得られない大きなメリットがあります。
費用面だけでなく、会場やサービスの選択肢が広がり、理想の結婚式を叶えやすい点が魅力。
ここでは具体的なメリットを3つ見ていきましょう。

費用節約になる

平日の結婚式は土日に比べて料金が安く設定されていることが多く、会場費や料理、衣装代など費用の節約に!
式場としては人気の少ない平日に結婚式を開催してくれると売上に繋がるため、比較的お値打ちに案内してくれるのです。

予算を抑えつつ内容を充実させられるため、同じ金額でもワンランク上のサービスを受けられるケースも少なくありません
費用を抑えたいカップルには、結婚式の平日開催は大きなメリットといえるでしょう。

 

空きが多い

土日祝は人気が集中して予約が取りにくいですが、平日なら希望の日程や会場を選びやすくなります。
お気に入りのチャペルや人気の披露宴会場も空いている可能性が高く、こだわりの式を実現しやすいのが魅力。
土日は半年〜1年先まで予約が埋まりがちですが、平日は空きが多く理想の日取りで結婚式を挙げられる可能性がぐっと高まります

 

サービスが手厚くなりやすい

平日は結婚式の予約数が少ないため、スタッフにも時間的・人数的な余裕が生まれます。
週末のように複数組の式が立て続けに行われることが少ないので、慌ただしさがなくゆったりと丁寧に向き合ってもらえるのが魅力。
写真撮影や進行のフォローなどきめ細やかなサービスを受けやすいでしょう。

 

平日に結婚式をあげるデメリット

画像:有給休暇申請書

平日の結婚式には注意すべき点もあります。特にゲストへの負担は軽視できません。
参列には仕事や学業の調整や服装の準備が必要になるため、土日とは異なる事情があることを理解しておきましょう。
つづいては代表的なデメリットを3つご紹介します。

ゲストが参加しづらい

平日は仕事や学校がある方が多く、どうしても参加しづらいゲストが出てきます。
平日の結婚式に参列するために有給や早退をお願いする必要があり、断られる可能性も無きにしもあらず。

遠方からの出席となると、さらに難易度が上がる点を理解した上でご招待してください。
仕事を数日間休む必要が出てきたり、宿泊を伴う出席をお願いしたりする際には、配慮やサポートが欠かせません。

 

二次会の開催が難しい

平日の結婚式後にそのまま二次会を開くのは、状況的になかなか難しいもの。

平日の夜は、翌日の仕事を考えて早めに帰る人も多く、二次会に参加できるゲストは限られるからです。
また二次会の会場も、土日と平日では営業時間が異なるなど注意が必要。

二次会を重視するカップルには、平日婚とは別の日程で二次会を開催しましょう。

 

ゲストの準備が大変

平日の結婚式では、ゲストにとって参列準備が大きな負担になることがあります。

仕事終わりに出席する場合には、あらかじめフォーマルな服装を用意して職場へ行く必要があり、荷物も増えてしまいがち
また、美容室は平日に定休日のところも多いため、ヘアセットをお願いできるお店を探すのも苦労するかもしれません。

土日の式に比べて、準備面で不便さを感じやすい点はデメリットといえるでしょう。

 

平日の結婚式を成功させるポイント

画像:夜空の下で前撮り

平日婚のメリットを活かしつつ、デメリットを最小限に抑えるためには工夫が必要です。
ゲストへの配慮を徹底し、日程や形式を柔軟に調整することで満足度の高い一日を実現できるでしょう。
平日の結婚式を成功に導く具体的なポイントを10個ご紹介します。

休みを考慮して日程を選ぶ

平日の結婚式は、多くのゲストが仕事を休んで参加する必要があります。
有給を取りやすい時期や、土日の前後などを選ぶと出席しやすくなるでしょう。
特に繁忙期や年度末は避け、相手の都合に配慮することが大切です。
休日に近い金曜や祝日前なら、ゲストも翌日の心配がなく参加しやすいでしょう。

 

理由を説明する

「思い出の記念日だから」「平日休みの職場の方々を招待したかったから」など、平日婚を選んだ理由を正直に伝えましょう
納得感があれば仕事を休んででも参加したいと、ゲストの理解を得られやすくなります。

結婚式に招待するくらい親しい間柄だからこそ「なぜ平日なのか」が気になるもの。
感謝の気持ちと一緒に、平日に結婚式を行う理由を説明してみてください。

 

早めに連絡する

平日の結婚式への参列は休日よりも日程調整が難しいため、早めの案内が不可欠です。
招待状を送る前に口頭やSNSで日程を伝えておくと、有給申請の準備がしやすくなります。
できれば式場を予約した時点で、すぐに知らせるのが理想。
特に遠方のゲストや親族には、余裕をもったスケジュールで連絡しましょう。

 

ナイトウエディングにする

平日の昼間は出席が難しい人も多いため、夕方以降のナイトウエディングは参加しやすい工夫になります。
ナイトウエディングなら午後だけ半休にして参加してもらえたり、仕事終わりに駆けつけられるため、欠席率を減らせるでしょう。
キャンドルやイルミネーションを取り入れた演出も映えるので、夜ならではの雰囲気を楽しめる点も魅力。

 

カジュアルなパーティーにする

画像:暗い会場でゲストと混じって踊る新郎新婦

平日の結婚式はゲストが仕事終わりに参加するケースが多いため、かしこまった披露宴よりカジュアルな雰囲気が喜ばれるでしょう。
立食形式や軽食ビュッフェ、ドリンク中心にすれば披露宴時間の短縮も可能です。
ドレスコードも緩やかに設定すれば、仕事帰りでも気軽に立ち寄れる空気感をつくれるでしょう。

 

少人数ウエディングにする

人数を絞った結婚式は、ゲスト一人ひとりにしっかり配慮できるメリットがあります。
平日であっても親しい家族や友人が中心なら、日程調整もお願いしやすいでしょう。
少人数なら料理や演出にこだわっても予算を抑えやすく、アットホームで温かい時間を過ごせます
少人数ウエディングは集まってもらいやすく、おもてなしの質も高めやすいからこそ平日の結婚式にぴったり。

 

会費制にする

平日婚では「仕事を休んでもらう上に、ご祝儀まで用意してもらうのは気が引ける」という新郎新婦さまも多いもの。
会費制にするとゲストの負担を減らせ、気軽に参加してもらえるでしょう。
ゲストの負担金額を抑えることで心理的ハードルが下がり、参加率アップにもつながります。

 

平日限定プランを活用する

結婚式場によっては、平日限定のお得なプランや特典が用意されている場合があります。
料理のアップグレードや衣装の割引、無料オプションが付くこともあり、内容を充実させやすいのが魅力。

平日だからこそ叶えられるおもてなしで、ゲストにわざわざ来て良かったと思ってもらえる工夫を。
予算を抑えながら理想を叶えるチャンスになるため、事前に平日限定プランがあるかどうか確認しておくとよいでしょう。

 

オンライン配信を取り入れる

平日の結婚式はどうしても仕事や距離の関係で、参加できないゲストが出てしまうこともあります
オンライン配信を取り入れるのも1つの手。
挙式や乾杯のシーンを共有すれば、遠方のゲストも一緒に祝福できます。
参列が難しい人にも気持ちが伝わりやすく、参加方法の選択肢が増やせるのでおすすめ。

 

感謝をしっかり伝える

平日の結婚式に参加してくれるゲストは、貴重な時間を割いてお二人のために来てくれる大切な存在です。
スピーチや手紙、プチギフトなどで感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。

演出や細やかなサービスを通しておもてなしをすると共に、直接言葉でもしっかり感謝を伝えてください

 

まとめ:平日の結婚式ならおもてなしを重視しよう

画像:スケジュール帳と新郎新婦のフィギュア

平日の結婚式は、費用や会場選びでメリットが大きい一方、ゲストには日程の調整や参列準備の負担がかかります。
成功の鍵は、ゲストの立場になって考え、できるだけ配慮を徹底すること。

本記事では、平日開催する結婚式のメリット・デメリットやゲストの負担を軽くし、楽しんでもらえる工夫をまとめました。
おもてなしを意識すれば、平日でも温かく思い出に残る結婚式を叶えられるでしょう。

 
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