結婚式で使う目録の書き方|お祝い目録・景品パネルの作り方 | 結婚式場の選び方

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結婚式で目録を用意したいけれど「どう書けばいいの?」「封筒や用紙に決まりはある?」と悩む方もいるでしょう。

お祝いとして大切な役割を持つ目録だからこそ、マナーが気になり失礼がないか不安に感じる方も少なくありません。
また、二次会や余興で景品目録やパネルを用意するケースも多く、作り方に迷ってしまうこともあるはずです。

そこで今回は元ウエディングプランナーの筆者が、結婚式で使う目録の基本的な書き方やマナーを詳しく解説します。
景品目録やパネルの作り方についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

最後までお読みいただくことでシーンに合った目録の用意の仕方が分かり、お祝いや感謝の気持ちを丁寧に伝えられるでしょう。

目録とは

画像:封筒と奉書紙

目録とは、実際の品物の代わりに内容を記した書面のこと。

結婚式や結納などのお祝いの場では、品物の数が多い場合や当日手渡しできない場合に用いられることが多いです。

品物のリストとしてだけでなく、「後日きちんとお渡しします」という丁寧な気持ちも含まれています。

ここでは、結婚式で使われる目録の基本的な考え方や役割について見ていきましょう

 

目録が必要になるシーン

結婚式では、目録を用意しておくと役立つ場面がいくつかあります。

お祝いの品をスマートに渡したいときや、演出の一部として取り入れたいときにも活用できるのが魅力です。

まずは、どのようなシーンで目録が必要になるのかを把握しておきましょう。

▼渡す品物が多い場合

引出物とは別に記念品やお祝いの品を複数用意する場合は、目録を活用するとスマートです。
品数が多いと持ち帰りが大変になり、ゲストに負担を感じさせてしまうかもしれません。
目録で内容をまとめて伝えれば、当日は身軽に過ごしてもらえます。
後日改めて品物を届ける形にすることで、感謝の気持ちも丁寧に伝えられるでしょう。

▼手渡しできない品物の場合

家電や家具、食品の定期便など、当日その場で手渡しできない品物には目録が適しています。
現物を持ち込む必要がないため、会場のスペースを取らずに済む点もメリットです。
高額な品物を人前で渡すことに抵抗がある場合にも、目録を使うと安心感があります。
内容をきちんと伝えつつ、後日の受け渡しもスムーズに進められるでしょう。

 

目録を作るために必要なもの

目録を作る際に必要なものは、主に次の3つです。

  • 目録用紙
  • 封筒
  • 筆記具

用紙には、格式のある奉書紙(ほうしょし・ほうしょがみ)や白無地の和紙が一般的に使われます。

封筒は市販の目録袋やのし袋を使うのが基本ですが、カジュアルな場面では白無地や簡易的なのし袋でもかまいません。

筆記具は毛筆または筆ペンを用意し、読みやすく丁寧に書くことを心がけましょう。

 

目録の作り方

画像:筆ペンを持つ手

目録は決まった形式に沿って作ることで、より丁寧できちんとした印象になります。

ここでは目録の折り方や書き方を解説していくので、基本の作り方をしっかりを押さえておきましょう。

 

目録用紙の折り方

目録用紙は、縦長で使用するのが基本です。

以下の手順で丁寧に折りましょう。

  1. 用紙を縦に置き、表書きが外側に出るよう半分に折る
  2. 折り目を下に置き、左側を1/3ほど内側に折る
  3. 右側も同じ幅で重ねて三つ折りにする

角や端をきれいに揃え、折り目は強く付けすぎないよう注意しましょう。

折り目が乱れていると雑な印象になりがちです。

一つひとつの動作を丁寧に行うことで、目録からも相手への敬意が伝わります。

 

目録の書き方テンプレート

目録を書くときは、右・中央・左の3つの配置を意識することが大切です。

配置ごとに書く内容や役割が異なるので、順番に確認していきましょう。

▼右側の書き方

右側には表題として「目録」や「御目録」と大きく記します。
目録全体の印象を決める重要な部分なので、やや太めの文字で堂々と書きましょう。
位置は用紙の上部寄りに配置し、左右の余白を意識すると整った印象になります。
文字が小さすぎたり端に寄りすぎたりすると、全体のバランスが崩れやすいです。
最初に目に入る箇所だからこそ、丁寧さと格式を意識して書きましょう。

 

▼中央の書き方

中央には、以下のように贈る品物の内容と数量を箇条書きで記します。

  • 一、空気清浄機 一台
  • 二、東京ディズニーリゾートペアチケット   一セット

品物が複数ある場合は一行ずつに分け、簡潔で分かりやすく書きましょう。
数量は新字体の「一、二、三」でかまいませんが、旧字体の「壱、弐、参」を使うとかしこまった印象になります。
品物と数量の左側に「右、結婚のお祝いとして贈呈いたします」と理由も記載すると、より丁寧です。

 

▼左側の書き方

左側には、贈る日付・贈り主・贈る相手の名前を記載します。
新郎新婦からゲストへ贈る場合は新郎新婦の連名、新郎新婦へ贈る目録の場合は贈り主のフルネームや家名で書くのが一般的です。
複数人で贈る場合は連名で書きますが、4人以上は「友人一同」などの表記でもかまいません。
最後に、贈る相手の名前を贈り主よりもやや大きめに書きましょう。
ただし二次会などの景品目録は誰が受け取るかわからないため、贈る相手の名前は不要です。

 

目録封筒の書き方

目録を入れる封筒の表面中央には、「目録」または「御目録」と大きめに縦書きで記します。

水引付きの封筒を使用する場合は、表書きを上段のみに記載するのが基本です。

目録の中に贈り主や贈る相手の名前を記しているため、封筒自体に名前を書く必要はありません。

水引封筒の場合も、下段は空白のままで大丈夫です。

 

結納のときの目録の書き方

結納で使用する目録は、結婚式で使う目録よりも格式を重視する必要があります。

表題や本文には略式な表現を避け、正式な言葉遣いを用いて地域や家ごとの慣習に沿った表記を心がけるのが基本です。

また、結納品の目録を用意する場合は、あわせて受領の意思を示す「受書」も準備します。

書き方や表現に迷った場合は、事前に両家で認識をすり合わせたり結納品を扱う専門店に確認したりするとよいでしょう。

 

目録を用意するときのマナー

画像:まだ何も書きこまれていないのし紙

目録は形式的な書面だからこそ、基本的なマナーを押さえておくことが大切です。

ここでは、目録を用意する際に知っておきたいマナーを3つ紹介します。

毛筆か筆ペンで書く

目録は、毛筆または筆ペンで書くのがマナーです。

ボールペンや万年筆は事務的でカジュアルな印象になりやすいため、お祝いの場では避けましょう。

また、使用するインクは濃い黒が基本です。

薄墨は弔事に使われるものなので、誤って使用しないよう注意してください。

書くときは多少文字に自信がなくても、丁寧に心を込めることが大切です。

かすれやにじみ、誤字による失敗を防ぐためにも、試し書きをしてから清書すると安心でしょう。

 

水引きはかけなくてもよい

目録に水引きを必ずかけないといけないわけではありません。

簡易的な水引きがついた封筒やのし袋を使っても形式としては十分です。

もし水引きをかける場合は、結婚式は一度きりのお祝いなので簡単にほどけない結び切りを用いましょう

演出の一部や二次会の景品で使う目録であれば、簡易的なのし袋や水引なしでもかまいません。

格式重視かカジュアルなシーンかを考えて、水引の有無や仕様を使い分けましょう。

 

渡し方について

目録はふくさや風呂敷に包んで持ち運び、渡す直前に取り出すのが丁寧とされています。

結婚式ではお祝いの場にふさわしい明るい色や慶事用のものを選び、弔事用の色や柄は避けましょう。

渡す際は両手で相手に正面を向けて差し出し、「ささやかですが」「心ばかりですが」と一言添えると気持ちがより伝わります。

当日慌てないよう、包み方や渡すタイミング、伝える言葉まで事前に確認しておくと安心でしょう。

 

景品目録の作り方

画像:並んだ抽選ボックス

二次会や余興の景品目録は、盛り上がりと実用性を両立できる点がメリットです。

また、商品内容が分かりやすい景品パネルを用意する方法もあります。

ここでは、景品パネルの魅力や作り方、用意するときの注意点について見ていきましょう。

景品をパネルで用意する魅力

景品をパネルで用意すると内容がひと目で分かり、会場の盛り上がりにつながります。

旅行券や家電、家具などの高額や大型の景品は、現物を持ち込まずに済むため管理がしやすいのもメリットです。

写真やキャッチコピーを入れることで演出としても映え、ゲストの注目を集めやすくなります。

何が当たったのかが周囲にも伝わることで、受け取る側の期待感や特別感も高まるでしょう。

 

景品パネルの作り方

景品パネルは、商品や景品をイメージした写真を印刷して台紙に張れば完成します。

商品名や簡単な説明文も記載し、全体のバランスを意識して分かりやすく配置するのがポイントです。

サイズはA3やA4程度が見やすく、持ち運びや設置もしやすいでしょう。

台紙はスチレンボードを使うと、仕上がりがきれいで自立させやすいです。

家庭用プリンターで作成するときは、写真が粗くならないよう画質にこだわると完成度が高まります。

 

パネルで用意するときの注意点

景品を後日発送する場合は、その旨をパネルに明記しておきましょう。

口頭での説明だけでは誤解が生じやすいため、引換方法や発送時期を分かりやすく記載しておくと受け取る側も安心できます。

また、誤解を招く表現や過度に期待をあおる表記は避け、実際の内容が正確に伝わる表示を心がけることも大切です。

司会者にも景品内容や受け渡し方法を共有しておくと、当日の進行がスムーズになりトラブル防止にもつながるでしょう。

 

まとめ:目録を正しく用意してお祝いしよう

画像:のしがかけられた箱を差し出す手

本記事では結婚式で使うお祝い目録や景品パネルについて、作り方や書き方、用意するときのマナーを解説してきました。

目録はお祝いの気持ちを丁寧に伝えられるだけでなく、品物が多い場合や当日手渡しできないときにも役立つ便利なアイテムです。

景品目録やパネルを上手に活用すれば、余興や二次会の演出として場を盛り上げることもできます。

マナーを踏まえたシーンに合った目録で、相手に失礼なく心のこもったお祝いを届けましょう

 
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