ウエディングドレス1着のみでお色直しするアレンジ術 | 結婚式場の選び方

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最近はドレスをオーダーメイドするプレ花嫁も増えており、お気に入りの1着をずっと着ていたいと考える方も少なくありません。
または費用節約の面から2着目のドレスレンタルを控える方もいます。

しかし、日本の披露宴ではお色直しが一般的であり、お色直しなしで過ごしてもいいのか不安ですよね。

「お色直しでカラードレスを着ないのは変?」
「ウエディングドレス1着のみでお色直しできない?」
「費用を抑えながら大胆なイメージチェンジをするには?」

こんな悩みを抱えている方も多いです。
本記事では、ウエディングドレス1着でお色直しを叶える具体的なアレンジ術を元ウエディングプランナーが紹介します。

カラードレスを着なくてもお色直しは可能です。
費用や時間を節約しながら大胆なイメージチェンジを叶えましょう。

ウエディングドレス1着のみでお色直しするメリット

画像:ヴェールの中にいる花嫁

お色直しでカラードレスに着替えないことにはメリットも多いです。
結婚式では何を着たいのか、お色直しでは何を優先するのか考えながら参考にしてみてください。

衣裳代の節約になる

ウエディングドレス1着のみでお色直しをすると、もう1着レンタルする必要がなくなるので衣裳代の大幅な節約になるでしょう。
カラードレスや和装をもう1着用意すると、レンタル費用だけでも10万円から40万円程度かかります。

浮いた費用をゲストへのおもてなしに充てるなど式全体のクオリティアップに繋げることも可能です。
費用を節約したいカップルには魅力的な選択肢でしょう。

 

中座の時間を短縮できる

通常のお色直しではドレスを着替えるため、お色直しに15分から30分程かかります。
しかし、ドレスが1着であれば大幅にかかる時間を短縮できるでしょう。

中座の時間を短縮することで、ゲストと触れ合う時間をより長く確保できます。
歓談や写真撮影、テーブルラウンドなど、披露宴を最大限に楽しめるでしょう。

ゲストとの時間を重視したい、歓談時間を多く取りたいカップルには大きなメリットです。
1.5次会で歓談時間を優先したいときにもおすすめ!

 

お気に入りのドレスを長く着られる

通常の披露宴では、お気に入りのドレスも2時間程度しか着ることができません。
しかし、ウエディングドレス1着のみでお色直しをする場合は、そのドレスを一日中着ていられるというメリットがあります。

せっかく巡り合った運命の一着をだからこそ、「もっと長く着ていたい」と思うのは自然なことです。
特にオーダーメイドのウエディングドレスや、譲り受けたドレスだとすぐ脱いでしまうのはもったいないですよね。

高額なレンタル料を払って数時間しか着ないのはもったいない、と考える方もいます。
1着のドレスを長く着たい方は、1着のみでできるお色直しがおすすめです。

 

ウエディングドレス1着のみでお色直しするデメリット

画像:ウエディングドレスのクルミボタンを留める手

ウエディングドレスを1着しか着ないことにはデメリットもあります。
特に、ゲストへの印象や演出の面で注意が必要です。
以下のデメリットについても考慮しながら、お色直しの方法を考えてみてください。

変化が地味だと気付いてもらえない

ドレスを着替えずにお色直しをする場合、アレンジが地味だとゲストに気付いてもらえない可能性があります。
特に、遠くのゲストや披露宴の進行に集中しているゲストが、お色直しをしたことに気付かないケースも少なくありません。

せっかく時間をかけて準備したイメージチェンジも、ゲストの印象に残らなかったら残念ですよね。
ウエディングドレス1着でのお色直しを成功させるためには、誰が見ても分かるようなインパクトのあるアレンジが鍵です。

 

カラードレスを用意できなかったように思われる

日本では披露宴でのお色直しが一般的であり、カラードレスへのチェンジを楽しみにしているゲストも多いです。
一方でドレスを着替えない場合、「カラードレスを用意できなかったのだろうか」と感じる人がいるかもしれません。

花嫁の意図が伝わらないとネガティブな印象を与えてしまう可能性があります。
ゲストに「あえてこのスタイルを選んだ」というポジティブなメッセージが伝わるよう、アナウンスなども活用してみてください。

 

ウエディングドレス1着のみでお色直しする方法

画像:ウエディングドレスのレース部分アップ

結婚式のお色直しはゲストにとっても楽しみな演出の一つです。
しかし、複数のドレスを用意すると費用がかさみ、中座の時間が長くなります。

ウエディングドレス1着のみでお色直しができたら便利ですよね。
お色直しはゲストや新郎新婦の休憩時間も兼ねているため、なしにするのは得策ではありません

ここでは、1着のドレスのみで印象を変える方法を紹介していきます。
それぞれ後の項目で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

1.衣裳小物を変える

ウエディングドレスの印象を大きく変える手軽な方法の一つが、衣裳小物のチェンジです。

トレーンや付け袖はドレス本体のシルエットや雰囲気をガラリと変える効果的なアイテム
例えば挙式ではロングトレーンを着用し、披露宴ではトレーンを取り外して軽やかな印象にすることもできます。

これらの小物は、ドレスのレンタル費用を抑えつつ異なるスタイルを楽しみたい花嫁にとって非常に魅力的な選択肢です。

 

2.アクセサリー小物を変える

アクセサリーも花嫁の印象を決める重要なポイントです。
ネックレス・ピアス/イヤリングのほか、ティアラやベールといったヘッドアクセサリーもイメージを左右するでしょう。

特にベールは外すだけでも全体の雰囲気がガラリと変わるため、手軽に取り入れられます。
アクセサリーは手軽に準備でき短時間で付け替えられるため、中座の時間を短縮したい方にもおすすめです。

 

3.ヘアメイクを変える

ヘアスタイルとメイクは大胆に変えることで、ドレスを変える以上の変化を付けることが可能です。
お色直しに合わせてヘアカットをするお色直しカットも一定の人気があります。
特に髪型は大きく変化を付けることができるので、ロングヘアの方は検討してみてください。

 

4.2wayドレスを着る

2wayドレスとは袖やトレーンなどのパーツを着脱することにより、1着で異なるデザインを楽しめるドレスのこと。
1着のドレスで別のドレスを着たかのような印象を与えられます。

ウエディングドレス1着のみでお色直しする花嫁のためにあるようなドレスで、短時間でガラッと雰囲気を変えられるでしょう。
お色直しのために複数のドレスを用意するよりも費用を抑えつつ、ゲストとの時間を大切にしたいカップルにおすすめです。

 

1.衣裳小物を変える

画像:バックにリボンが付いたドレスを着た女性の後ろ姿

ウエディングドレス1着でお色直しする際、最も手軽で効果的な方法の一つが、衣裳小物の変更です。
ドレス本体を変えなくても、小物を工夫するだけで、見た目の雰囲気をガラリと変えることができます

トレーンや付け袖など様々な小物を活用することで、短時間で簡単にイメージチェンジができるでしょう。
以下のアイテムも参考に印象を大きく変えられるアイテムを探してみてください。

ボレロ

ボレロは、ウエディングドレスの上から羽織る丈の短いジャケットのようなアイテムです。
特にビスチェタイプのウエディングドレスにボレロを重ねることで、あっという間に袖ありドレスへと変身します。

レースやチュール素材のボレロは、デコルテ周りに華やかさを加え、クラシカルで上品な印象に変わるのが特徴です。
ロングスリーブのボレロを選べば、よりガラッと雰囲気を変えることができます。

 

トレーン

トレーンとはドレスの裾から長く引きずる部分のことで、その長さやデザインによってドレス全体の印象を大きく左右します。
長いトレーンはバージンロードにも美しく映え、花嫁の後ろ姿をより一層ドラマティックに演出するでしょう。

付け外し可能なタイプも多く、披露宴ではトレーンを外してリラックスして過ごすことも可能です。
特に後ろ姿の印象を変えたいときにおすすめします。

 

つけ袖

付け袖をビスチェタイプのウエディングドレスに付けるだけで、あっという間に袖付きドレスに早変わりします。
オフショルダー風のつけ袖を付ければ、エレガントで女性らしいスタイルを楽しめます。

取り外しが簡単なので、ゲストを待たせる心配も少なく、短時間で印象をチェンジできる点が魅力です。
二の腕をカバーしたい花嫁にとっても、つけ袖は嬉しいポイントとなるでしょう。

 

サッシュベルト

サッシュベルトは、ウエディングドレスのウエスト部分に巻くリボンのことを指します。
サテンやオーガンジー、レース、ビジューなど、素材やデザイン、カラーが豊富で簡単に雰囲気を変えられる人気のアイテムです。
サッシュリボンとも呼ばれます。

シンプルなウエディングドレスに鮮やかな色のサッシュベルトを巻けば一気に華やかさが増し、差し色効果でスタイリッシュな印象に
リボンの結び方や太さによっても雰囲気が変わり、ウエストを引き締めて見せる効果も期待できるでしょう。

また、サッシュベルトとお揃いのカラーのグローブを合わせることで、さらに統一感のあるコーディネートが完成します。
お色直しだけでなく二次会や前撮りでも活用でき、コストを抑えながら自分らしいアレンジを楽しめるのが魅力です。

 

ジャケット

ウエディングドレスの上にジャケットを羽織ると上品な印象から一転、カジュアルで親しみやすい雰囲気へ。
特にデニムジャケットやレザーライダース、ざっくりとしたニットジャケットなどは、モダンで個性的な花嫁姿を演出できます。

ガーデンウエディングや二次会などでジャケットを羽織れば、意外性のあるスタイルチェンジが叶うでしょう。
ドレスの上に羽織るだけなので着替えに時間がかからず、手軽に印象を変えられる点も魅力です。

ハットやサングラス、スニーカーなどの小物を加えることで、よりカジュアルダウンしたハイセンスなコーディネートも楽しめます。

 

オーバースカート

オーバースカートは、ウエディングドレスのスカート部分に重ねて着用するアイテムです。
オーバースカートを重ねるだけでツートンカラーのドレスのように見せたり、ボリュームアップさせることができます

Aラインドレスにオーバースカートをプラスすることで、プリンセスラインのようなシルエットに変身させることも可能です。
元となるウエディングドレスがシンプルであればあるほど、変化の幅が大きくなるでしょう。

 

2.アクセサリー小物を変える

画像:フラワーモチーフのネックレスを付けた花嫁

アクセサリー小物を変えるだけでも、ウエディングドレスの印象をガラリと変えゲストに新しい花嫁姿を披露することができます。
中座の時間を短縮しつつ、多様な雰囲気を楽しみたい花嫁に特におすすめです。
それぞれの選び方のポイントなどを解説するので、参考にしてみてください。

ネックレス・ピアス/イヤリング

ネックレスやピアス/イヤリングは顔周りの印象を左右するアクセサリーなので、手軽に雰囲気を変えられます。
素材やデザインを変えるだけでなく、色味のあるストーンがあしらわれたものを選ぶことで、差し色効果も期待できるでしょう。

アクセサリーは短時間で付け替えが可能なので、中座の時間をあまり取れない場合にもおすすめです。
アクセサリーの雰囲気や大きさ、色、石の種類を大きく変えるのがお色直し成功のコツ
真珠は宝石に、シンプルは派手に、小ぶりは大ぶりに、金属はナチュラルに変えることで変化が大きくなるでしょう。

 

ヘッドアクセサリー

ヘッドアクセサリーも花嫁の印象を決める重要なポイント。
ティアラや生花、ボンネットやカチューシャなど好きなアイテムを身に着けてみてください。
ナチュラルな雰囲気からプリンセス風までアクセサリーの幅も広いです。

お手軽に付け替えられるため、中座の時間を短縮したい花嫁にもおすすめのアレンジ術。
また、これらのアクセサリーはヘアスタイルと合わせて変えることで、さらに印象的なイメージチェンジになります。

 

ブーケ

実はブーケもウエディングドレス姿を印象付ける要素の1つ。
他のチェンジポイントと雰囲気を合わせることで、全体の印象を大幅に変えることができます。

ブーケの色味や花材のほか、形を大きく変えるのがおすすめです。
定番のブーケからバッグタイプやリースブーケなど個性的な形のブーケにすることで、より大胆なイメージチェンジも可能でしょう。

 

3.ヘアメイクを変える

画像:はっきりとしたメイクを施した女性

顔の印象が変わるとドレスの印象も変わります
小物やアクセサリーの変化と併せてヘアメイクも変えることで、より第一印象に変化を付けられるでしょう。
各項目を参考にどんなヘアメイクにするか考えてみてください。

ヘアスタイル

ヘアスタイルは大きく変えれば変えるほど違いが目立ちます。
例えば、上品なアップスタイルから華やかなダウンスタイルやハーフアップにチェンジすることで、雰囲気が大きく変わるでしょう。
アップスタイルからダウンスタイルへの変化はゲストにも分かりやすいので、おすすめです。

また、ヘアチェンジはヘッドアクセサリーと組み合わせることでさらに多様なアレンジができます。
大胆なヘアアレンジでゲストを驚かせてみてください。

 

メイク

メイクは、アイシャドウや口紅、チークのカラーを変えるだけでも雰囲気を変えることができます。
特にリップはイメージを変えやすく、優しいカラーからビビットなカラーに変えるだけで印象がガラッと変わるでしょう。

メイクだけで全体の印象を変えることは難しいですが、他のアレンジとバランスを取ることで統一感のあるお色直しになります。
理想のイメージをヘアメイキストと共有しながら、あっと驚くイメージチェンジにしてみてください。

 

4.2wayドレスを着る

画像:赤いブーケを持った花嫁

2wayドレスは、ウエディングドレス1着で複数の着こなしが楽しめる優れたアイテム。
元からスタイルチェンジするために作られているので、楽に大胆なアレンジが可能です。

ドレスに別のアイテムを追加する際、意外と素材や色味が合わないということが起こります。
その点2wayドレスなら共布で作成されたアイテムなので、合わせてもちぐはぐにはなりません。

簡単にアイテムを付け外しできるので、挙式・披露宴・再入場のそれぞれでイメージチェンジすることも叶うでしょう。
時短しながら様々なスタイルを楽しみたい花嫁にぴったりのドレスです。

 

まとめ:ウエディングドレス1着でもお色直しはできる!

画像:ブーケを持ち目を細めるレトロな雰囲気の花嫁

ウエディングドレス1着のみでお色直しを成功させるアレンジ術をご紹介しました。
費用を抑えたい、お気に入りのドレスを長く着ていたい、中座の時間を短縮したいといった悩みは、工夫次第で十分に叶えられます。

ボレロやトレーン、つけ袖、ブーケなどでウエディングドレスのシルエットや雰囲気をガラリと変えられるでしょう。
また、ネックレスやピアス/イヤリング、ヘアメイクを変えることで花嫁の印象も変わります。

本記事で紹介したアイデアを参考に、ぴったりなお色直しの方法を探してみてください。
理想の結婚式を叶える参考になれば幸いです。

 
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