フォトウエディングを家族で行うときの服装は? 成功のポイントについて | 結婚式場の選び方

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新しい結婚式のスタイルとしておすすめな家族みんなで揃って撮るフォトウエディング。
ふたりだけの撮影とはひと味違う温かな雰囲気を残せる特別な時間です。
とはいえ、家族はどんな服装で参加したら良いか迷いますよね。

「フォトウエディングでの両家の服装をどう揃えたらいい?」
「子どもの衣裳も準備しなきゃダメ?」
「家族でのフォトウエディングの注意点を知りたい」

本記事では、家族で行うフォトウエディングでの服装の合わせ方からスケジュールや費用の注意点まで、わかりやすく整理します。
家族でのフォトウエディングにおすすめな服装も紹介していますので、新郎新婦様はもちろんご家族様も参考にしてくださいね。

家族で行うフォトウエディングとは

画像:古いカメラ

結婚式の形が多様化する中で、フォトウエディングというスタイルも注目を集めています。
新郎新婦様がおふたりだけで行う撮影が多いものの、近年は家族も一緒に参加するフォトウエディングも選択肢の1つ。
まずは特別な一日を「家族みんなの思い出」として残せるスタイルについて、紐解いていきましょう。

フォトウエディングとは

フォトウエディングとは、ゲストを招いてのセレモニーや披露宴はせず、おふたりでの記念撮影がメインの結婚式のスタイル。
「人を招いて祝ってもらう」のではなく「ふたりの記念を写真で残す」というのが本質的な違いです。
費用を抑えながらも、衣裳・ヘアメイク・ロケーション撮影などで「結婚式らしさ」を残せるのが魅力。

 

フォトウエディングを家族と行うメリット

  • 家族全員で思い出の1枚を残せる
  • 「家族が揃った瞬間」として両親や祖父母もお祝い気分で参加できる
  • おふたりの表情だけでなく家族の表情も含まれ深みのある写真になる

家族と一緒にフォトウエディングを行うと、家族全員で思い出を残せるのがメリット。
両親や祖父母とお祝いの時間を共有し、将来見返したときにも「家族が揃った特別な日」として心に残るでしょう。
なにより新郎新婦様のみでのウエディング写真以上に深みのある記録になります。
両親がふたりの晴れ姿を見守る瞬間や家族の表情が写真に残ることで、さまざまな心情が滲み出る1枚になるでしょう。

 

フォトウエディングを家族で行う場合の注意点

画像:家族と並び立つ新郎新婦

ふたりだけで行うフォトウエディングとは異なり、家族での撮影にはいくつかの配慮が必要です。
家族全員が心地よくフォトウエディングを行えるように、事前に注意点を押さえておきましょう。

両親間、両家間で服装の格を合わせる

家族撮影では、撮影に参加する両家の両親・祖父母・兄弟姉妹それぞれの服装の格を揃えることがとても大切。
例えば父親がタキシード、母親がドレス、兄弟がカジュアルだと写真全体のフォーマル度にズレが生じてしまいます。
また両家で服装の格に差があるのも、気まずい雰囲気になってしまうかもしれません。
和装・洋装、フォーマル度など誰が何を着るのかあらかじめ両家で共有し、統一感のある装いにするのがポイントです。

 

スケジュールは早めに抑えておく

家族でのフォトウェディングでは新郎新婦様だけでなく両親や兄弟、祖父母といったメンバー全員の予定を調整する必要があります。
家族全員に参加してもらいたい場合は、まず家族全員に予定を確認し、撮影の候補日をいくつか挙げておきましょう。

人気のスタジオやカメラマンは予約が早くに埋まってしまうため、日程が決まり次第できるだけ早めに押さえることが大切です。
予約が取れたら、撮影場所やスタジオ、ヘアメイクの時間、衣裳の種類なども家族に早めに共有しておきましょう。

 

追加費用と参加人数の上限について

通常のフォトウエディングは、新郎新婦様の2人を基本としたプランが多いもの。
家族が加わる場合、「撮影カット数の増加」や「衣裳・着付け人数の追加」により費用が上がることがあります。

また、スタジオのサイズや駐車場の台数、ロケーションの場所によっては人数制限が設けられていることも。
撮影に参加できる人数の上限や追加料金の有無を把握しておくと安心です。

 

家族の衣裳はレンタル可能か

家族が参加する場合、家族の衣裳をどうするかも大切なポイントです。
スタジオによって両親のモーニングや留袖などを、新郎新婦様の衣裳と一緒に取り扱っているところも。
兄弟のドレスやフォーマルスーツ、子どもの衣裳まで対応しているか確認しましょう。
レンタルの範囲を把握したうえで、自分たちで購入するかレンタルショップで借りて、持ち込みを検討して下さい。

 

着付け、ヘアメイクについて

家族全員が撮影に参加するとなると、両親はもちろん兄妹・祖父母など、各自のヘアメイク・着付けの有無・時間も調整が必要です。
特に和装を選ぶ場合は着付けに時間がかかるため、早めの到着・準備を予定しておきましょう。
家族も同時にヘア&メイク対応をしてくれるところがありますが、事前にプラン内容を確認してください。

 

家族が使える控室はあるのか

撮影当日、家族がゆったりと着替え・待機できる「控室」の有無も重要な確認ポイントです。
多くのスタジオでは新郎新婦様の専用控室が用意されていますが、参加する家族全員のためのスペースがないケースも。

撮影の合間に家族が着替えやヘアメイクを整えたり休憩できるスペースがあると、撮影全体がスムーズに進みます
控室の規模や利用時間、追加料金の有無も併せてチェックしましょう。

 

フォトウエディングにおける家族の服装例

画像:ベールダウンする母親

フォトウエディングで家族が参加する場合の立場ごとに適した服装・スタイルを紹介します。
撮影の雰囲気(フォーマル/カジュアル)に応じて選んでみてくださいね。

 

父親の服装

父親は家族の代表である立場として、落ち着いた品格のある装いを意識しましょう。
定番のモーニングコートや、黒やネイビーのスーツ、またはダークカラーのジャケットスタイルがおすすめ。
派手すぎず、写真全体がまとまりやすい装いが理想です。

▼フォーマルにしたい場合

画像:父親の服装例
画像:父親の服装例
 

画像の衣裳をレンタルする[夢館]

結婚式の父親の定番といえばモーニングコート。
セレモニーや披露宴のある結婚式でも着用され、フォーマル度が最も高い衣裳です。

 

▼カジュアルにしたい場合

画像:父親の服装例
画像:父親の服装例
 

画像の衣裳を借りる[Cariru]

モーニングコートよりも少しカジュアルダウンしたい場合には略礼服であるダークスーツがおすすめ。
ゲストを招待する披露宴では失礼にあたりますが、フォトウエディングでは略礼服などにカジュアルダウンするのもOKです。

 

母親の服装

母親は、上品さと華やかさを両立した装いを心がけましょう。
留袖またはワンピースやセットアップ、ジャケット付きのスーツスタイルが定番です。
色味はベージュやネイビーなど落ち着いたトーンにし、アクセサリーで控えめな華を添えるのがポイント。

▼フォーマルにしたい場合

画像:母親の服装例
画像:母親の服装例
 

画像の着物をレンタルする[夢館]

和装の第一礼装である黒留袖は、結婚式における母親の衣裳の定番。
黒留袖を着るとフォーマルな印象になり、結婚の思い出をきちんと残せます。

 

▼カジュアルにしたい場合

画像:母親の服装例
画像:母親の服装例
 

画像の衣裳を借りる[Cariru]

カジュアルダウンする際にはパンツドレスもおすすめ。
ジャケットの有無でフォーマル度や雰囲気を変えられるので、フォトウエディングでもさまざまなシーンを撮影できます。

 

兄弟の服装

兄弟は新郎新婦様を引き立てながら、きちんと感を保つ装いを意識します。
スーツやジャケットスタイルを基本に、色は黒・グレー・ネイビーなどシックなトーンが好印象。
シャツやネクタイの色を変えて軽やかにまとめるのもおすすめ。

▼フォーマルにしたい場合

画像:男性の服装例
画像:男性の服装例
 

画像の衣裳を借りる[Cariru]

フォーマルな装いにしたい場合、兄弟もスーツで参加しましょう。
兄弟はネイビーなど爽やかな色合いで、華やかさを出すのがおすすめ。

 

▼カジュアルにしたい場合

カジュアルダウンする場合には、兄弟はセットアップなどでも良いでしょう。
スーツのようにYシャツと革靴でよりフォーマルにしたり、ノーネクタイで足元はスニーカーにしてカジュアルに着こなしたり。
合わせる小物によってカジュアル度が変化します。

 

姉妹の服装

姉妹は上品で華やかな雰囲気を意識して、場に合うフォーマルなワンピースやドレスを選びましょう。
淡いトーンから深みのあるカラーまで色を取り入れて華やかさを出しつつ、家族全体の雰囲気に合わせて調整を。
丈感や露出を控えめにすると写真映えも良くなります。

▼フォーマルにしたい場合

画像:女性の服装例
画像:女性の服装例
 

画像の衣裳を借りる[Cariru]

姉妹は淡いブルーのパーティードレスにジャケットを羽織ると、きちんとした印象に。
写真だけなのでパーティーバッグは不要ですが、ネックレスやパンプスなど小物まで揃えるとフォーマルに仕上がるでしょう。

 

▼カジュアルにしたい場合

画像:女性の服装例
画像:女性の服装例
 

画像の衣裳を借りる[Cariru]

フォーマルすぎない印象にしたいときは、クールなパンツドレスでエッジを利かせてみては。
かっこよさのあるパンツドレスは、おしゃれで軽やかさがあり雰囲気が少しラフになります。

 

祖父母の服装

祖父母は年齢に応じた落ち着いた格式を保ちつつも、あまりかしこまりすぎない装いが好印象です。
祖父はダークスーツ、祖母はひざ下丈のワンピースまたは和装では訪問着・色留袖など。

画像:祖母の服装例
画像:祖母の服装例
 

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子どもの服装

子どもは可愛らしさや動きやすさを両立できる服装がおすすめです。
男児ならネイビーやグレーのスーツ、女児ならワンピース+カーディガンなど。
撮影中の動きやすさ・脱ぎ着のしやすさも考慮しましょう。

画像:子どもの服装例
画像:子どもの服装例
 

画像の衣裳を借りる[Cariru]

男の子なら入学式などの式典でも着用できるようなスーツがフォトウエディングにぴったり。
半ズボンだと動きやすく、撮影の際のポージングもしやすいでしょう。

 
画像:子どもの服装例
画像:子どもの服装例
 

画像の衣裳を借りる[Cariru]

女の子はプリンセスのような可愛らしい色合いのドレスがおすすめ。
ラメの入ったドレスは撮影でもキラリと光って華やかです。

 

リゾート地で撮影する場合

リゾート地では場所自体に開放感があるので、服装もややラフめに仕上げても違和感なく映ります

例えば、父親はライトグレースーツ、母親は淡いカラーのワンピースなど。
色だけでなく素材をリネンやコットンに変えるのもひとつの手です。

背景となる海や空、緑など自然と調和するように服装のトーンを合わせると写真に統一感が出るでしょう。

父親はジャケットにスラックスなど、スーツに限らなくてもよいでしょう。
Yシャツの代わりにポロシャツにするなど、抜け感があるコーディネートだとリゾート地に似合います。

 

母親はリネンコットンのロングワンピースがおすすめ。
襟付きできちんと感は保ちつつも、ゆったりとしたシルエットで大人のリラックススタイルです。

 

まとめ:家族で素敵なフォトウエディングを行おう

画像:家族と新郎新婦の集合写真

家族揃ってのフォトウエディングは、人生の大切な節目を“家族の1ページ”として美しく残せる貴重な機会です。
ただし、家族に参加してもらうからこそ気を付けたいポイントもあるでしょう。

本記事では、家族で行うフォトウエディングにおける服装や注意点についてまとめました。
両家での服装の格の統一や参加人数や追加費用の確認・控室の有無などをチェックしましょう。
具体的な家族の服装についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
家族全員が自然体で笑顔になれるフォトウエディングを実現しましょう。

 
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