結婚式の日取り!決め方が知りたい! | 結婚式場の選び方 | 結婚式準備サイト

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結婚式は「大安」に挙げるということが”一般的に望ましい”ことは、常識として知られています。また、「友引」も、その名の通り”友人を結婚へ”と導く意味で好まれて選ばれていました。「お葬式」とは、間逆の考え方です。冠婚葬祭などの参考にされる”日の巡り”は「六曜」と呼ばれ、

・大安
・友引
・先勝(せんしょう・さきがち)
・先負(せんぷ・さきまけ)
・赤口(しゃっこう・しゃっく)
・仏滅

と6種類あり、その中でも午前・午後・朝・夜と細かく分かれています。
基本的には、結婚式は大安、もしくは友引に挙げることが良いとされ、実際に、この日は人気が高く競争率も高くなります。
また、ひと昔前は、どちらかに挙げることが「当たり前」でした。
日本においては公式の習慣ではないようですが、特に年配の方々を中心として、今でも”非常に”気にする方もいます。
また、”時間帯”に関しては披露宴が、「遅めのランチ」となることが好ましく、2次会などを考えた際にも「13時前後」がちょうどいいようです。(披露宴は通常2時間30分・挙式は披露宴の1時間前)
ちなみに「挙式が10時」というのは”少し早い”と感じる人が多いようであり、やはり12(13)時挙式・13(14)時披露宴を理想とするゲストが多いようです。
ただし、基本的に「午前」は縁起がよく、「午後」は縁起が悪いという矛盾もあります。

「お日取り」はどの程度気にするべき?

現在では、特に若い方は六曜に関しては、はっきり言ってほとんど気にしません。
しかしながら、年配の親戚の方や上司の方は「常識ハズレ」と感じる人もおり、家庭によっても「何を考えているんだ!」となる可能性もあるため、注意が必要です。
また、”おかたい職場”の場合には、”気にする人たち”が多い場合もあります。
心配な場合は、しっかり相談したり、さりげなく様子をうかがってみましょう。

特に「時間帯」はゲストへ配慮すべし

結婚式は、2人の「自己満足」のために挙げるものではありません。
必ず、ゲストへの配慮が必要です。
ゲストの印象が悪くなってしまうようなことは、絶対に避けるべきです。
”遅すぎる”時間に挙げる場合には、特に注意が必要です。
遠方にお住まいの方が帰れなくなってしまったり、タクシーを使うことになってしまったりする場合もあります。
基本的には昔から、「お祝い事は日のあるうちに」と考えられてもいます。
また、早すぎる結婚式も遠方から来る方にとっては

・始発で間に合わない
・「前乗り」する必要があるな

といった、不便をかける心配があります。
時間帯の不満は、意外と多いです。
さらに、平日に式を挙げると一気に安くなる場合がありますが、サービス業以外では、なかなか都合をつけることが難しい現実もあります。
こういった面からも、”ゲストの都合”が最優先事項になります。

「日取り」とは自分たちの都合とゲストの都合のバランス

一方で、カップルの中には「絶対この日に挙げたい!」という日がある、希望する日取りが決まっているというケースも、あるのではないでしょうか?
特に女性は「記念日」に関して、どうしても譲れなかったり、また、「特定の日に式を挙げる!」という強い希望を持った人も多いようです。
結婚式を挙げる日程は、自分たちはもちろん、仕事やゲストの都合によっても左右されます。
社会人としては「会社関係のゲスト」の都合が、最も優先事項になることが多くなるはずです。
会社関係のゲストは同じ部署の人が多くなる傾向があり、会社にとって、部署にとって都合のいい日を考慮して決めていくカップルが多いです。
新郎側・新婦側、両方の都合を調整しなければならないため、この日程を決めることが最初の、つまずきになる可能性もあります。
職種にもよりますが、「主賓級」のゲストが都合のいい日を、まずは優先することが一般的です。

その日に”挙げたい結婚式場”が空いているのか?

”日取りありき”の場合に、
「自分たちの希望日に式場が空いているのか」
「予約で一杯なのか」
ということは、「レストラン」や「居酒屋」と同じです。
基本的には、結婚式場の予約は「早い者勝ち」になります。
例えば、

・11月22日(いいふうふの日)
・2月14日(バレンタインデー)

これらが土曜日・日曜日のどちらかであった場合、競争率は非常に高いものになります。
「サービス業」以外であれば土曜日、もしくは日糧日に挙げることが常識的です。
どちらかと言えば次の日も休みで、「2次会でハメを外せる」というメリットのある「土曜日」を希望するカップルが多い傾向があります。
一週間のうちの2日に限られてしまうため、自分たちが希望している日が、もうすでに一杯ということもめずらしくなく、また、式場内に「宴会場」が、いくつあるかによっても可能性は変わります。
日程に関して、それほどこだわりがないのであれば、「気に入った式場の空いている日」から選ぶことができます。
しかし、「日程は譲れない!」という場合、”特定の日でないとダメ”ならば、式場の候補は多めに用意しておくべきです。
また、”妥協して”ということを避けるため、「雰囲気」の違った会場を、新婦の希望と新郎希望をまじえて、複数用意しておくことがおすすめです。

⇒結婚式の日取りは何ヶ月前のタイミングで決定?







<”あえて”選ぶ>ことによってお得に式を挙げるカップルも

日取りや時間帯に関して、「人が避けるタイミング」に式を挙げることで、「会場使用料」などの割引が受けられることも多く、総額がリーズナブルになることは多いです。
昨今、急拡大している「格安結婚式」は、この仕組みを利用した割引を採用している会社が多く、「お客が集まらない日・時間」を選ぶことで、価格を下げているケースも多いです。
「安く結婚式を挙げられるからくり」の1つでもあります。
ホテルなどのサービス業では、
「空席・空室」を出さない
「使わない」よりは「安くても」使ってほしい
というのが本音であり、「格安ブライダル業者」との要望が一致し、結果的に新郎新婦の2人に還元されることになります。
簡単に言うと、

・一般的には避けられている「日取り」
・少し不便な「時間(少し早い・遅い)」

などの理由で、「避けられている枠」を利用します。
「たまたま・なぜか」空いている日・時間もあり、「ラッキーな条件」の場合もあります。

おまけ:「June bride」の秘密

June bride
「6月の花嫁は幸せになれる」というフレーズは、昔からあるような気がしますよね?
しかし、これには非常に現実的な理由(ブライダル業界の都合)があります。
もし、この迷信(?)がなければ・・・
「雨が多く、湿度の高い梅雨の季節に結婚式を挙げたい!」
というカップルは、少なくて当たり前です。
そうです、、、
「お客さんが少なくなる季節に何とかしてお客さんを増やせないだろうか?」
と、雨の季節にお客さんを呼ぶために、ブライダル業界が流行らせたものなのです。
日本における「バレンタインデー」が、お菓子業界に仕組まれたものと同じようなものです。
そして、これは上記した格安ウエディングの仕組みとなって継承されています。
通常であれば、避けられてしまう

・年末年始
・お盆
・仏滅

これらのタイミングに”割引”することで、お客さんを呼んでいるのです。
<無理やり流行らせる>のではなく、デメリットを説明し、理解していただいたうえで、明確な値引きなどで対応していくという手順が、昨今のスタンダードになってきています。

「June bride」の本当の意味

一方で、「June bride」の本来の由来は・・・
ヨーロッパでは6月は雨が少なく、また、キリスト教の「復活祭」が行われるため、非常に”めでたい祝福”で包まれる月だったことが、理由になっているようです。
しかし、日本では雨で沈む業界を盛り上げるために・・・
外国では全く違う意味になってしまうことって、他にもありそうですね。







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