結婚式のサプライズムービーを友人から! 注意点とオリジナリティの出し方 | 結婚式場の選び方 | プレ花嫁準備サイト

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結婚式でサプライズムービーを放映することにしたけれど、内容はどうしようとお困りではありませんか。内容のアイデアのみならず、事前準備から作成前の注意点までカバーしている記事です。ムービー作成における、著作権などの注意点についても併せて紹介しています。式場での放映となる場合、音楽の使用に制限があるパターンが多いです。事前に確認するとともに、作成中も意識を向けてもらえると安心できます。内容についても、定番のアイデアをベースにしつつ、オリジナリティを出せるように紹介しました。大切なのは、新郎新婦様へのお祝いの気持ちを忘れないことです。クオリティやオリジナリティというのは二の次で、お二人をお祝いする気持ちが伝わることが一番大切なことになります。この目的を見失わなければ、どんなムービーだろうと思い出のサプライズになること間違いなしです。
ムービー作成は意外と手間がかかるので、早めに動き始めましょう。特に、ご友人にも協力してもらう場合は、動画提出の締め切りは守られないものだと思った方がいいです。全員が約束通りに動くとは思わない方が上手くいきます。本記事を参考に、早速動き始めてもらえれば嬉しいです。何から取り掛かればいいのか困っている方も、サプライズムービー作成のアイデアを参考にしたい方も最後まで目を通してみてください。

サプライズでムービーを作成しよう

サプライズでムービーを作成することにしたものの、どんな内容にしようかと悩んでしまいますよね。
ウケ狙いの面白系でいくのか、真面目な感動系で涙腺崩壊を狙うのか迷いどころです。

一番大切なのは新郎新婦様に喜んでもらうことなので、そこを外さないようにしましょう。
この目的さえ見失わなければ、手段を間違えてもなんとかなります。

せっかく作るのですから、喜んでもらいたいものです。
定番のアイデアでさっそく作成してもいいですが、まずは新郎新婦様と結婚式についての情報を整理してから取り組むことをおすすめします。

まとめた情報を基に大まかな方向性を決めてから、アイデア出しに移りましょう。

結婚式について情報収集

事前に知っておくべき結婚式についての情報を以下まとめました。
新郎新婦様に聞いてみたり、会場のHPを見たりして情報を集めましょう。

結婚式について
・披露宴or1.5次会or二次会
・時間帯
・お二人が目指す雰囲気
・招待されたゲスト層
・会場の雰囲気
・スクリーンの大きさ、数
・使える時間
 
新郎新婦様について
・希望するテイストがあるのか
・普段のお人柄
・好み、嫌いなもの
・NGについて
 

上記の情報を集めてみて、大まかな方向性を決めます。
NGについても事前に分かっているとより安全です。

以前、出会いのきっかけについては秘密にしたい新郎新婦様がいらっしゃいました。
しかし乾杯の挨拶を務めたご友人が出会いについて話してしまい、新婦様の表情が険しくなってしまったことがあります。
地雷を踏まないためにも確認しておくのがおすすめです。

また、結婚式について「家族や友人に感謝を伝える結婚式」というコンセプトであれば、面白系ではなく感動系の方が雰囲気に合います。
「快活なお二人の結婚式二次会で、飲みまくり同窓会パーティー」であれば身内ネタ満載のお笑い系でもよいでしょう。

ここを間違えると大惨事なので慎重にお願いします。
真面目かおふざけか、笑いを入れる具合はどのくらいかをざっくりと決めてください。







新郎新婦様の好きなもので作る

大まかな方向性が決まったところで、アイデア出しへと移ります。
定番のアイデアに飛びつく前に、新郎新婦様の好きなものを再確認しましょう。

何よりお二人のために作る動画ですから、各所に好きなものを散りばめるのがおすすめです。
お二人の好きなものは何でしょうか。

釣りが好きであれば人物などを釣り上げるシーンで、笑みがこぼれるでしょう。
ディズニー映画『リトル・マーメイド』が好きであれば、フォークで髪を梳かすシーンをさりげなく入れてあると、気づいたときに嬉しく思ってもえらえます。

小ネタ的に入れてもいいですし、最初から最後まで好きなもので構成しても喜ばれるでしょう。
アイデアのベースは以下を参考に、オリジナルなお二人へのサプライズムービーを作成してみてください。

定番のムービーベース

定番のアイデアを以下紹介していきます。
これらをベースにしたり、参考に構成を考えるのがおすすめです。

一番のおすすめはリモートでたくさんの人が参加可能なリレー形式ですが、友人作成になりますから力量とコストを鑑みて選んでみてください。

リレー形式

リレーのようにメッセージ動画が繋がっていくムービーです。
お手軽でありながら気持ちのこもったムービーが出来上がります。

参加するご友人には数十秒ほどの動画を撮ってもらい、それを繋ぎ合わせるだけでいいので、時間がない方にもおすすめです。

参加のハードルも高くないので、参加者を多く募ることができるのもメリットになります。
コロナ禍の自粛中に流行ったSNSリレーを参考にするのも面白いでしょう。

普通のメッセージリレーかと思いきや、実は同時にお二人にまつわるもの縛りで絵しりとりがなされていた、なんて仕掛けも可能です。
もう一度初めから見直したくなるような動画になるのではないでしょうか。

リレーという形式を生かして各出演者が得意なことを思い切り表現できるので、一番おすすめの形式です。

デメリットにはクオリティが各人に任されることが挙げられます。
動画の編集者が腕をふるう場面はあまりありません。

メインはご友人からのメッセージですから、そこのクオリティが低いと全体が低クオリティに見えかねないという危険があります。
逆に10秒でメッセージ書いてみた、というようにクオリティの低さをあえて出していくスタイルにするという工夫もできるでしょう。

また、以下の演出方法が定番です。
・スケッチブックにメッセージを書いて映す、使ったスケッチブックをプレゼント
・動画の各出演者から花を一輪差し出す動作を入れる、最後に実際に花束をプレゼント

パロディ

比較的笑いが取りやすいのがパロディムービーです。
いかに原作に近づけられるかに挑戦してもいいですし、オマージュ程度に抑えるのも手でしょう。

注意点は内容と音楽の著作権です。
会場に必ず確認をしてください。

また、完成度を高めようとすればするほど手間がかかっていく傾向にあります。
スケジュール管理に気を付けましょう。

パロディ元となる作品ですが、面白さや再現のしやすさのほかに、新郎新婦様が好きまたは知っているか、ゲストにネタが伝わるかも吟味して決定してください。

結婚式のシーンがある映像作品はヒントの宝庫なので、困ったらディズニープリンセスの映画がおすすめです。

完成度を追い求めるあまり、本来の新郎新婦様へお祝いの気持ちを伝えるという目的を見失わないでくださいね。

ダンス

参加者の負担がかなり高いですが、人気の演出です。
練習の時間も必要ですし、大人数で撮影するならスケジュール調整も必要になります。

ダンスを普段から嗜まれている場合を除いて、おすすめできません。
また、ダンス動画の場合のハードルがもうひとつあります。

それは、使用する音源の著作権です。
場合によっては使えないこともありえますので、会場によく確認しましょう。

一人ずつお祝いの気持ちをダンスで表現してリレー形式にするなど、工夫次第でどうとでもなる演出ではあります。
上記の方法であれば踊りのジャンルが違っていても共演しやすいですね。

前後の人の動画と映像が繋がるような編集にしても面白いでしょう。
隣の動画の人とハートを作ったり、ボールをパスしたり、水をかけたり表現できることはたくさんあります。

また、簡単な振り付けをお探しでしたら、「TikTok」などの短い動画がおすすめです。
誰でも真似できる簡単な振り付けを見つけられます。

サプライズムービーのベースアイデアとして3つ紹介しましたが、紹介したのはほんの一例です。
お堅めの雰囲気でないのなら、自由度も高いでしょうから想像力をフルに働かせて動画を作成してみてください。

お二人のため、とアイデアを煮詰めていくほどに唯一無二のサプライズムービーになることでしょう。







ムービー作成時の注意点

さてアイデアを紹介してきましたが、ここでムービーが友人作成の場合の注意点をお伝えしておきます。
気を付けてほしいポイントは以下3つです。

  • ムービーの内容
  • 使用する音楽
  • 式場、新郎新婦様への確認

業者ではなく、友人作成のムービーですと「知らなかった」せいでサプライズが台無しになってしまうこともありました。
それぞれ意識した方がいいポイントを紹介していきます。

ムービーの内容

まず内容についてですが、身内ネタだけに走るのはやめましょう。
新郎新婦様へ宛てたサプライズムービーといえど、招待されたゲストみんなで見るものです。

ゲスト層は把握していますでしょうか。
年齢層が高めなら、最近の若い人の流行り等は分からないかもしれません。
学生時代の友人でゲストを固めているなら、友人同時のネタもある程度伝わるでしょう。

新郎新婦様に喜んでもらえる内容にすることは大前提ですが、誰でも楽しめる内容を考えることをおすすめします。

難しいリクエストですが、腕の見せどころというわけです。

また、パロディムービーについて著作権的に上映可能かどうかは会場によります。
厳しい会場だとNGを出されることもあるので、必ず先に確認してください。

使用する音楽

続いて使用するBGMですが、こちらも著作権に気を付けなければなりません。
私的利用の範囲であれば問題ありませんが、式場で再生する場合は申請が必要になります。
式場で音楽を再生することは、商用利用に当てはまるからです。

著作権フリーの音源を利用することをおすすめします。
どうしても使いたい曲がある場合は式場プランナーへ相談しましょう。

手続きを行ってくれるか、NGが出るかは式場次第です。
完成してからNGを出されたなんてことがないように事前に確認してください。

また、曲をムービーの中に落とし込むことは無断転載に相当します。
著作権を侵害することになりますので、こちらの点も注意しましょう。

式場によっては、無音のムービーを持ち込み、当日原盤CDの再生と同時にムービーを放映するという技が使えるところもあります。
この方法なら音源のコピーは行っていませんから、そこで引っかかることはありません。

著作権について知らなかったでは済みませんので、事前に確認しましょう。

→結婚式での音楽と著作権についての記事はコチラ
『結婚式の音楽はCD原盤でないとダメ? 3ステップでわかる著作権の話』

式場、新郎新婦様への確認

先の項目で述べましたが、著作権のある音楽を使用する場合は必ず式場プランナーと連携を取ってください。
責任をとるのは新郎新婦様ですから、くれぐれも慎重に作成しましょう。

音楽の確認以外にも、ムービーの放映について式場プランナーとは綿密に連携することがおすすめです。
サプライズともなればなおさら失敗できません。

ムービーの放映前後にマイクでしゃべるのか、ご友人よりプレゼントを渡したりするのか、当日の流れも打ち合わせします。
そして、事前の再生確認はもちろん、スクリーンの比率も確認しましょう。

また、新郎新婦様へも確認が必要です。
使える時間や使える機材、会場プランナーの連絡先等の情報は共有されましたでしょうか。

ムービーの放映自体がサプライズの場合、機材関係についての確認は式場プランナーへ行う方がネタバレの危険がありません。

少しでもこれはどうだろう? と疑問に感じたらすぐに確認することがおすすめです。







おまけ クオリティ重視! 外部委託

これまでの文章を読んでみて、友人作成だと大変そうだな、無理かもと思ったそこの方へ、外部委託という手段を紹介します。

著作権などの手続きもまとめて任せられるクリエーターを頼りましょう。

最近は業者に依頼する以外にも、「ココナラ」等で個人へ委託することもできるようになりました。

事業者も個人で活動するクリエーターも、各人で特色があります。
作りたい動画に合わせてどこに依頼するのか決めるのがよいでしょう。

外部委託のいいところは、手間をかけずにハイクオリティな動画が手に入る点です。
仕事で忙しく動画作成の時間が取れない方におすすめします。

一方、外部委託をすることで手作り感が失われることがデメリットです。
アットホームな雰囲気の結婚式であれば、むしろ素人感のある動画の方がしっくりくるという場合もありえます。

サプライズムービー作成の手間と時間、コストをよく考えて自作するのか委託するのかを決めましょう。

サプライズムービーで忘れられない結婚式にしよう

いかがでしたでしょうか。
結婚式でサプライズムービーを放映する場合のアイデア、友人作成の場合の注意点をご紹介しました。

やはりおすすめはリレームービーですが、どれくらい手間とコストをかけられるかという点をよく考えて内容を決めてみてください。
どちらも思ったよりかかることになるパターンが多いです。

早速、新郎新婦様や会場へ確認しつつ、動画の構想を練っていきましょう!
素敵なサプライズムービーになることを祈っています。







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