【完全版】結婚式の親の服装はどうする?種類や選び方のマナーを父母別に解説! | 結婚式場の選び方

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結婚式に親として出席する際、意外と悩みやすいのが「服装」です。
新郎新婦の親はゲストを迎える立場でもあるため、基本的にフォーマルな服装で出席するのがマナーとされています。

とはいえ、「フォーマルな装いって具体的にどんな服装?」「洋装と和装どちらがいいの?」など、分からないことも多いはず。
普段着慣れない服装だからこそ、イメージを掴むのが難しいですよね。

そこで今回は、元ウエディングプランナー監修のもと、結婚式にふさわしい親の服装を徹底解説!
親の服装の種類やマナー、選び方のコツまで、分かりやすくご紹介します。

この記事で分かること
・結婚式における親の服装マナー
・父親と母親の服装パターン
・和装と洋装はどちらがいい?
 

結婚式における親の服装の基本を押さえて、当日は新郎新婦を見守るにふさわしい装いで出席しましょう。

結婚式における親の服装マナー

画像:両家の両親と並ぶ新郎新婦

出典:インスタグラム(@72__wd)

結婚式に親として出席する際は、服装のマナーに気をつけなければなりません。
親は新郎新婦と同じくゲストを迎える立場になるため、その場に合った服装で出席する必要があります。

ここでは、結婚式における親の服装マナーを5つご紹介。
フォーマルな服装の考え方や、服装の格をそろえる際の注意点など、詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.結婚式の親の服装は「正礼装」が基本

結婚式において、親は正礼装で出席するのが基本とされています。
正礼装とは、結婚式や式典などの正式な場で着用される、もっとも格式の高い服装のこと。
男性はモーニングコートや黒五つ紋付き袴、女性は黒留袖やアフタヌーンドレスなどが一般的です。

親は新郎新婦とともにゲストを迎える立場になるため、主催者としてふさわしい装いを選ぶと良いでしょう。
格式のある正礼装を選ぶことで、ゲストへの敬意やおもてなしの気持ちも自然と伝わりますよ。

 

2.両家で服装の格を揃える

結婚式では、両家で服装の格を揃えることも大切なマナーのひとつ。
ここでいう服装の格とは「正礼装」「準礼装」「略礼装」といった、服装の格式を指します。

結婚式当日は、新郎新婦を中心に両家が並ぶ場面が多いもの。
その際に、新郎側が正礼装を着用している一方で、新婦側が準礼装だと、どこか“ちぐはぐ”な印象を感じますよね。
両家のバランスを保つためにも事前に相談し、服装の格を揃えるようにしましょう。

 

3.結婚式の雰囲気に合わせる

親の服装は、結婚式全体の雰囲気に合わせて選ぶことも大切です。
ホテルや専門式場で行う格式高い結婚式と、レストランやゲストハウスでのカジュアルな結婚式では、ふさわしい装いも異なります。

たとえば、落ち着いた雰囲気なら正礼装がよく映えますし、アットホームな式なら柔らかい印象の装いを選ぶのもおすすめです。
会場の雰囲気や式のコンセプトを事前に確認し、場の雰囲気に合った服装を心がけましょう。

 

4.新郎新婦の服装と格を合わせる

親の服装を選ぶ際は、両家だけでなく、新郎新婦とのバランスも意識しましょう。
主役である新郎新婦よりも目立つ服装は避けるのが基本です。

また、リゾートウエディングなど新郎新婦がラフな衣裳の場合は、式の雰囲気に合わせて格式を抑えた装いを選ぶのもおすすめ。
新郎新婦の衣裳や式の雰囲気を事前に確認し、それに合わせて親も服装を選ぶと安心ですよ。

 

5.ゲストよりも格式高い服装を選ぶ

結婚式では、親はゲストを迎える立場になるため、ゲストよりも格式の高い服装を選ぶのが基本です。
親の服装がカジュアルすぎると、式全体が締まりのない印象になることも。

正礼装を選んでおけば、ゲストよりも控えめでありながら、きちんとした立場やおもてなしの気持ちが自然と伝わります
主催者としての立場を意識しながら、品のある装いを心がけましょう。

 

【父親】結婚式の服装パターン3選

画像:父親とバージンロードを歩く花嫁

ここからは、父親の結婚式の服装パターンをご紹介していきます。
父親の服装を選ぶ際は、時間帯と結婚式の雰囲気に合わせることが大切です。
それぞれの特徴を比較して、結婚式に一番合うものを選びましょう。

洋装:モーニングコート / 燕尾服 / タキシード

男性が着用するフォーマルウェアの中でも、特に格式が高い洋装がモーニングコートと燕尾服です。
どちらもジャケットの後ろ裾が長いデザインが特徴で、結婚式における父親の服装として定番とされています。

また、結婚式が行われる時間帯によって適した装いが異なる点も重要なポイント。
それぞれの特徴や選び方を事前に知っておくことで、場にふさわしい服装を安心して選ぶことができますよ。

 

▼モーニングコート

イラスト:モーニングコートの解説

モーニングコートは、昼間に行われる結婚式の正礼装です。
父親の服装としては最もベーシックで、結婚式の服装に迷ったらモーニングコートを選んでおけば間違いありません。
ジャケットの前裾が斜めにカットされていて、グレーのストライプスラックスを合わせるのが特徴です。
マナー上では昼間の正礼装ですが、最近では昼夜問わず結婚式の父親の服装として幅広く着用されています。

\ モーニングの着こなし方はこちらをチェック! /

『【結婚式】父親の服装は何を着る?モーニングの着こなし方やマナーを徹底解説』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/8997/
 

▼燕尾服

イラスト:燕尾服の解説

燕尾服は、夜に行われる結婚式で着用される正礼装です。
入学式などの式典で着用されることはほとんどなく、結婚式や表彰式など、限られた格式高い場面での特別な服装とされています。
黒のジャケットとスラックスに、白いベストと白いタイを合わせるスタイルが特徴で、「ホワイトタイ」とも呼ばれることも。
クラシックで重厚感のある装いのため、ホテルウエディングなどの格式の高い結婚式に最適な親の服装です。

 

▼タキシード

イラスト:タキシードの解説

タキシードは夜に着用される準礼装で、前後で同じ長さのジャケットに黒のカマーバンドと蝶ネクタイが特徴です。
本来は準礼装ですが、最近では正礼装としても幅広く着用されていて、格式高い男性の服装として定着しています。
ただ、結婚式の父親の服装としてあまり選ばれていません。
結婚式では新郎がタキシードを着用することも多いため、主役を引き立てる意味でも、親は別の装いを選ぶケースが一般的です。

 

和装:黒五つ紋付き羽織袴

結婚式に和装の正礼装で出席する場合は、黒五つ紋付き袴を選びましょう。
老舗ホテルや由緒ある古民家など、格式のある会場で行われる結婚式では、父親の装いとして特にふさわしい服装です。
一つ紋や三つ紋の羽織もありますが、結婚式では最も格式の高い「五つ紋」を着用するのが基本とされています。

また、黒五つ紋付き袴を着る場合は、両家で装いの雰囲気を揃えることも大切なポイント。
たとえば、母親がアフタヌーンドレスを着用していたり、相手側がモーニングコートを着ていたりすると、和洋の違いが目立ちます。
ゲストから見た印象も意識しながら、事前に両家で相談しておくと安心です。

 

結婚式に合わせたカジュアルな服装

レストランウエディングや家族で行う会食パーティーなどは、式の雰囲気に合わせて少しカジュアルな服装を選ぶのもおすすめです。

準礼装であるディレクターズスーツや海外ウエディングに合わせたラフなシャツなど、新郎新婦の意向に合わせて選んでくださいね。

▼ディレクターズスーツ

ディレクターズスーツは、昼間に着用する準礼装です。
正礼装よりも少しカジュアルな印象になり、黒のジャケットにグレーのベストとスラックスを合わせた装いが特徴。
主賓のゲストやスピーチをするゲストにもふさわしい服装として選ばれています。
結婚式で父親が着用する場合は、多くのゲストを呼ぶ披露宴での着用は避け、友人メインのカジュアルな式が最適です。

▼アロハシャツなどラフな格好

ハワイなどのリゾートウエディングでは、式の雰囲気に合わせて親もアロハシャツなどのラフな服装で出席することがあります。
日本とは異なる気候なので、リゾートらしい開放的な服装で出席するのもおすすめ。
また、ハワイではアロハシャツが男性の正礼装のため、格式についても心配する必要はありません。
結婚式の雰囲気や新郎新婦の意向を組みながら、当日の服装を選んでみてくださいね。

 

【母親】結婚式の服装パターン3選

画像:花嫁にベールを被せる黒留袖の女性

ここからは、母親の結婚式の服装パターンをご紹介していきます。
母親の服装を選ぶ際は、年齢や立場にふさわしい上品さを意識することが大切です。
柄やデザインが華美になりすぎないよう注意しながら、それぞれの特徴を比較して選びましょう。

 

1.和装:黒留袖

女性が着用するフォーマルウェアで、最も格式高い和装が黒留袖です。
結婚式で母親が着る服装として最もベーシックで、昼夜問わず着用することができます。

黒留袖は存在感や格調が訪問着など他の着物とは別格なので、結納や結婚式でしか着ることができない特別な装いです。
着ることができるのも母親やおばなど親族のみとなっています。
そういった理由から、子どもの結婚式では黒留袖を着る母親が多いのかもしれませんね。

また、結婚式で黒留袖を着る場合は、年齢に応じた柄を選ぶことも大切です。
ここでは柄選びのポイントについてもご紹介していきますので、参考にしてみてください。

 

▼結婚式に最適な黒留袖の柄

結婚式はお祝いの場なので、母親として格式があり、縁起の良い意味が込められた柄を選ぶことが大切です。

「花車」- はなぐるま
御所車と呼ばれる縁起の良い柄に、花をたくさん乗せた柄。
幸せを招くという願いが込められています。
 
「鶴」- つる
鶴は、縁起が良くおめでたい柄として知られています。
また、鶴が同じ相手と一生添い遂げることから、夫婦の永遠の愛を象徴するとも言われています。
 
「扇」- おうぎ
広がると末広がりになることから繁栄・開運の吉兆を呼び込む柄として知られています。
見た目も華やかで落ち着きのある柄なので、結婚式には最適です。
 

▼40代〜

40代〜の母親が着る黒留袖の裾模様は、面積が比較的大きく膝上くらいまで柄があしらわれているものがおすすめ。
結婚式の主役は新郎新婦なので、華やかになりすぎず、赤などが差し色で使われているものを選ぶと良いでしょう。

 

▼50代後半〜

50代後半〜の母親が着る黒留袖の裾模様は、面積が小さく低い位置にあしらわれているものがおすすめ。
柄の色味も落ち着いたトーンのものを選ぶと、母親の服装としてより格式高い装いになるでしょう。

 

▼色留袖

色留袖は、黒留袖に次ぐ格式をもつ和装で、女性の準礼装にあたります。
地色に黒以外の色を用いて、五つ紋・三つ紋・一つ紋と紋の数によって格式が変わるのが特徴です。
五つ紋であれば正礼装に近い扱いとなり、結婚式でも着用できますが、母親の衣裳としてはやや格式が低めです。
母親はゲストをお迎えする立場として、黒留袖を選んでおくと安心でしょう。
結婚式のような特別な場面では、花嫁を引き立てるためにも、格調高く落ち着きのある装いを選んでくださいね。

 

2.洋装:アフタヌーンドレス/イブニングドレス

画像:肩を組んだ花嫁とゲスト

女性が着用するフォーマルウェアで、最も格式高い洋装がアフタヌーンドレスとイブニングドレスです。
どちらもロング丈のワンピースで、品のあるデザインを特徴としています。
男性同様、結婚式が行われる時間帯によって正しい服装が変わるので、それぞれの特徴や選び方を知っておくと安心です。

▼アフタヌーンドレス

アフタヌーンドレスは、昼間に行われる結婚式の正礼装です。
光沢のない生地で、できるだけ肌を露出しないロングドレスが特徴です。
格式高い結婚式という場面にふさわしく、ショート丈のジャケットを合わせるスタイルもあります。
また、母親の服装としては、新郎新婦を引き立てるネイビーやブラックの落ち着いた色を選ぶと良いでしょう。

▼イブニングドレス

イブニングドレスは、夜の結婚式での正礼装です。
光沢のある華やかなロングドレスで、アフタヌーンドレスと違い、シースルーや胸元があいたデザインが特徴です。
ただ、母親として出席する場合は、落ち着いた印象も大切なのであまり華美なものは選ばない方が無難。
最近では、夜の結婚式でも華やかすぎないアフタヌーンドレスを選ぶケースも少なくありません。
新郎新婦と相談して、結婚式に合う服装を選ぶようにしましょう。

 

3.結婚式に合わせたカジュアルな服装

画像:家族とビーチウエディングを楽しんでいる新郎新婦

結婚式の雰囲気に合わせて、母親が準礼装を着た方が良いケースもあります。
その場合、セミアフタヌーンドレスや結婚式の雰囲気に合わせたラフなワンピースなどを選べば問題ありません。

▼セミアフタヌーンドレス/セミイブニングドレス

セミアフタヌーンドレス(セミイブニングドレス)は、女性の準礼装です。
ワンピースの丈が正礼装よりも短く、膝上やミモレ丈のデザインなのが特徴です。
スカートの丈が短い分、カジュアルな印象を与えるので、かしこまらないアットホームなパーティーに向いています。

▼ムームーなどラフなワンピース

父親同様、リゾートウエディングでは、式の雰囲気に合わせて母親もラフな服装で出席することがあります。
父親がアロハシャツで出席する場合は、母親はムームーと呼ばれるラフなワンピースを合わせるのがおすすめ。
ムームーとはハワイの女性の正礼装で、現地では格式のある服装です。
結婚式の雰囲気に合わせて、新郎新婦と相談しながら最適な服装を選んでみてくださいね。

 

結婚式の両親の服装でよくある質問

画像:FAQの文字ブロックと花

最後に、結婚式における親の服装でよくある質問をご紹介していきます。
結婚式の状況に合わせてチェックしてみてくださいね。

Q1.衣裳をレンタルするときの金額相場は?

A1.モーニングなら2〜5万円 / 黒留袖なら3〜9万円が相場

モーニングは、基本的なセットであれば2〜3万円台からレンタルでき、上質な素材を選ぶと5万円前後になります。
黒留袖は、柄の豪華さなどによって価格差が出やすく、シンプルなもので3〜4万円、格式の高いもので7〜9万円が相場です。
また、レンタル料金には小物が含まれていないことも多いため、どこまでがセットになっているか確認しておくと安心ですよ。

 

Q2.和装と洋装でバラバラでもいい?

A2.なるべく両家で服装の雰囲気は揃えましょう

和装と洋装が混在すると、両家が並んだときに統一感なく見えることがあります。
必ずしも同じ服装にする必要はありませんが、和装か洋装かは両家で相談して決めるのがおすすめです。

 

Q3.教会での結婚式に和装で出てもいい?

A3.問題ありません

教会式の挙式であっても、親が和装で参列すること自体はマナー違反ではありません。
最近では、母親が留袖で教会式に出席するケースも多く、安心して和装を選ぶことができます。

また、父親が五つ紋付き羽織袴を着用する場合も、正礼装にあたるため問題ありません。
ただし、会場の雰囲気や新郎新婦の衣装とのバランスによっては、和装が浮いて見えるケースも。

事前に会場の雰囲気や新郎新婦の意向を確認したうえで、全体に調和する服装を選ぶとより安心して当日を迎えられますよ。

 

Q4.神社では和装じゃなきゃだめ?

A4.洋装でも問題ありません

神前式というと和装のイメージが強いですが、親が洋装で参列することも可能です。
格式や雰囲気を大切にしたい場合は和装を選ぶケースが多いものの、最終的には両家の考え方に合わせて選んで問題ありません

 

Q5.夏の結婚式でできる暑さ対策はある?

A5.素材選びや小物で調整するのがおすすめです

夏の結婚式では、通気性の良い素材を選んだり、インナーで調整することで快適に過ごすことができます。
和装の場合は夏用の肌着を着たり、洋装の場合は軽やかな素材の礼服を選ぶと良いでしょう。
格式を重視するあまり体調不良になっては意味がないので、無理をせず、過ごしやすい装いを選んでくださいね。

 

まとめ:親の服装は結婚式の雰囲気に合わせて格式あるものを選ぼう!

画像:砂浜で並んで立つ新郎新婦と両家

いかがでしたか?
今回は、結婚式にふさわしい親の服装や、選び方のマナーについて詳しくご紹介しました。

親として結婚式に出席する際は、格式のある服装を選び、ゲストをお迎えする立場としての装いを意識することが大切です。
また、当日は両家が並ぶ場面も多いため、服装の格式や雰囲気は両家で揃えると良いでしょう。

結婚式における親の服装は、会場の雰囲気や新郎新婦の意向に合わせることも大切なポイント。
格式やマナーにとらわれすぎず、事前に相談しながら決めることで、より安心して当日を迎えることができますよ。

一生に一度の晴れ舞台にふさわしい装いを選んで、心に残る結婚式を迎えてくださいね。

 
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