結婚式で母親が着る黒留袖に合うサブバッグって? 小物のマナー | 結婚式場の選び方

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結婚式で母親が正礼装の黒留袖を着るときは、和装用のバッグを合わせるのがマナーです。
しかし、小ぶりなフォーマルバッグでは荷物を全部入らないからと、サブバッグを用意する方も多いでしょう。

「サブバッグにもマナーはある?」「クロークに預けておくだけだから、適当なバッグでもいい?」と悩む方も少なくありません。
そこで今回は、黒留袖に合わせるバッグやサブバックの選び方について解説していきます。

バッグに入れておくとよい持ち物や、他の小物との合わせ方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
サブバッグにも気を配ることで、細部までマナーをわきまえた品のある装いができるようになりますよ。

黒留袖に合わせるバッグの基本

画像:和装カバンと草履のセット

黒留袖は、新郎新婦の母親が着る正礼装。合わせるバッグにも品格が求められます。
フォーマルなシーンでは小ぶりのバッグがマナーで、持ち物が多いからと大きいバッグに全部詰めて持ち歩くのはNGです。
ここでは、バッグに入れる持ち物やバッグの選び方を解説していきます。

バッグに入れる持ち物

会場に持ち込むバッグに入れるのは、最低限手元に持っておきたいアイテムに留めましょう。

  • 財布
  • スマホ
  • ハンカチやティッシュ
  • 口紅やパウダー
  • 常用薬

普段使いの財布ではなく、小さくて薄いものを用意するとかさばりません
ハンカチとティッシュは両方入れておくと、涙や汗を拭くのにさっと取り出せて便利です。
あとは、簡単なメイク直し用のアイテムと、1回分の常用薬を入れておけば安心でしょう。

 

バッグの選び方

次に、バッグの選び方を解説していきます。
黒留袖には、礼装用で格式のあるデザインを選ぶのがマナーです。
持ち手のついたハンドバッグは持ち運びしやすく、クラッチバッグはすっきりと品よく見えます。

▼色・柄

黒留袖用のバッグは、金色や銀色または白色を基調とした色を選びましょう。
柄は無地よりも縁起のよい花や吉祥文様があしらわれたデザインの方が、エレガントに見えるのでおすすめです。
また、帯や草履と色柄を揃えると、統一感があり上品なコーディネートになります。

▼素材

黒留袖には、佐賀錦や西陣織などの高級織物の生地を使ったバッグを合わせるのが定番です。
また、上質な布地にビーズやパールをあしらったバッグでも、黒留袖との調和が取れていればマナー違反にはなりません。
洋装と兼用できるフォーマルバッグで、おしゃれを演出するのもよいでしょう。

 

おすすめのレンタルバッグ

おすすめのレンタルバッグを紹介するので、選ぶときの参考にしてください。

画像:草履とバッグのセット
画像:バッグの中身
 

画像のバッグを借りる[Cariru]

シルバーが基調のバッグは派手すぎず、黒留袖の落ち着きと品格にぴったりです。
金色やラベンダー色を使った大きな花模様は、華やかさやエレガントさも併せ持っています。

開口部が広く、持ち物の出し入れがしやすいのもメリットです。
同じ色柄の草履とセットで、統一感のある装いになるでしょう。

 

黒留袖に合わせるサブバッグの基本

画像:フォーマルなバッグとアクセサリー

フォーマルバッグにはたくさん荷物を入れられないため、サブバッグがあると便利です。
ここでは、サブバッグに入れる持ち物や選び方について紹介していきます。

 

サブバッグに入れる持ち物

サブバッグは会場内に持ち込まず、クロークに預けておくのがマナーです。
貴重品や結婚式の最中に使うもの以外をサブバッグに入れると心得ておきましょう。

▼サブバッグに入れるアイテム

サブバッグには、次のようなアイテムを入れておくと便利です。

  • 化粧ポーチ
  • 常用以外の常備薬や絆創膏
  • キーケース
  • 普段使いの財布
  • 予備の足袋

簡単なメイク直し以外のアイテムや、念のための薬や絆創膏などはサブバッグに入れておきましょう。
家のカギや普段使いの財布も、結婚式中は必要ないのでサブバッグに入れて預けておきます。
また、足袋が汚れると目立つので予備の足袋を持っておくと安心です。

 

▼あると便利なアイテム

サブバッグに入れておくと便利なアイテムも紹介します。

  • スマホやカメラの充電器
  • 折りたたみ傘
  • 雨よけ草履カバー
  • 夏:汗拭きスプレーやシート、タオル
  • 冬:カイロ

充電器を入れておけば、充電切れで使えないという事態を避けられます。
雨が心配なときは、折りたたみ傘や草履カバーを持っておくと安心でしょう。
季節によっては、暑さ寒さ対策ができるグッズもあると便利です。

 

サブバッグの選び方

次に、サブバッグの選び方をポイントごとに紹介します。

▼色・柄

黒留袖に合わせるサブバッグも、金や銀、白を基調にしたものを選びましょう。
黒のサブバッグもありますが、葬儀用に見えてしまうので避けた方が無難です。
無地でも大丈夫ですが、金糸や銀糸の織り柄やビーズやパールの装飾があると、より品格がありエレガントに見えます。

▼素材

素材は正絹の帯地や光沢のあるサテン、シルクなどの生地がおすすめです。
コットンやビニール素材などはチープに見えてしまい、上品な黒留袖の装いとちぐはぐになってしまうので避けましょう。
また、高級ブランドの紙袋も、お祝いの場にはふさわしくありません。

 

おすすめのサブバッグ

おすすめのサブバッグを紹介するので、選ぶときの参考にしてください。

光沢のある金欄生地がエレガントな礼装用のサブバッグです。
荷物が多い方にも使いやすい、横長でマチのあるタイプになります。

ファスナー付きのポーチも付いているので、キーケースなどの小物を分けて入れるのにも便利です。
飾りのない上品なデザインは、年代や流行を問わず長く使えるでしょう。

 

色留袖にも合わせるコツ

黒留袖だけでなく色留袖にも合うバッグを選びたいときは、金色や銀色を基調にしたものにするとどちらにも合わせやすいです。
色留袖が明るい色の場合は金色を、落ち着いた色の場合は銀色を選ぶと、コーディネートしやすいでしょう。
ただし、金色は控えめなテイストにすると、黒留袖に合わせたときに派手になりすぎません。

 

着物の小物のマナー

画像:正礼装に身を包んだ男女

最後に、着物を着るときの小物のマナーを紹介します。

アクセサリーの選び方

結婚式はフォーマルな場なので、アクセサリーは控えめにするのがマナーです。
基本的には結婚指輪のみで、イヤリングやピアスをつけるときは小ぶりで耳にピタッと収まるデザインを選びましょう。
また、ヘアアクセサリーは蒔絵やべっ甲、パールなどのかんざしやコームが上品です。

 

和装小物の統一感を出すには

和装小物は着物や帯の色柄と調和する色や同系色でまとめると、統一感のあるコーディネートになります。
例えば、着物や帯の色柄が金色基調なら、小物にも金色を取り入れるとバランスよく見えるでしょう。
さらに、バッグと草履を同柄で揃えると、全体のコーディネートが締まって見えるのでおすすめです。

 

まとめ:黒留袖に合ったバッグで結婚式に参列しよう

画像:黒留袖の母親と手を繋ぐ花嫁

黒留袖のときは小ぶりのフォーマルなバッグを持ち、荷物は最小限にします。
バッグに入りきらない荷物はサブバッグを使いますが、サブバッグも服装に合わせた品格のあるデザインを選ぶのがマナーです。

本記事では、黒留袖に合わせるバッグやサブバッグの選び方について解説してきました。
服装にふさわしいバッグは、装いを上品で統一感のあるコーディネートにしてくれます。
おすすめしたアイテムも参考に、黒留袖に合うバッグを持って結婚式に参列しましょう

 
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