【印象に残る結婚式】珍しい演出で人と被らない1日にしよう | 結婚式場の選び方 | 結婚式準備サイト

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結婚式への出席回数が多くなってくると、自分のときに演出が被りそうで悩みますよね。

似たような内容だとゲストを飽きさせてしまうだけでなく、見慣れてしまって印象に残らないのではと心配になる方も少なくありません。

今回の記事では、これまで多くの結婚式を手掛けてきた経験をもとに、人と被りにくい珍しい演出を紹介していきます。すでに知っている演出でも、やり方によってオリジナリティを出すことも可能ですよ。

挙式、アフターセレモニー、披露宴それぞれで、取り入れやすいおすすめの演出をピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてください。

被らない結婚式をあげるには

画像:チャペルで向き合う新郎新婦を指し示すプランナー

被らない結婚式をあげるには、あまり馴染みのない珍しい演出を取り入れることだけでなく、同じ演出でも自分たちらしさを加えることがポイントです。

結婚式への出席が増えてくるといろいろな演出を見てしまっているので、自分たちが行う時には同じ内容はなるべく避けたいですよね。

結婚式の印象は会場の雰囲気や選ぶ衣装にも左右されるので、まずは会場や挙式スタイル、衣裳の選び方から見ていきましょう。

会場について

結婚式の会場にはホテルや専門式場、ゲストハウス、レストランなどがありますが、ほかと被らない結婚式をするなら、貸切ができて自由度が高い専門式場やゲストハウスがおすすめです。大階段やガーデン、プールなどがあると、演出の幅も広がりますよ。

会場の雰囲気もさまざまで、スタイリッシュやナチュラルテイスト、ヨーロピアン調や南国風などいろいろあります。会場の選び方で、ふたりらしい結婚式を印象付けることができるでしょう。

 

挙式スタイルについて

挙式スタイルには教会式、人前式、神前式、仏前式がありますが、被らない挙式をするなら進行を自由に組み立てられる人前式がおすすめです。挙式会場の選択肢も、会場併設のチャペルやガーデン、会場内スペースなど複数あります。

神前式や仏前式も、選ぶカップルが比較的少ないという意味では、被りにくい挙式スタイルになるでしょう。

式場によっては、教会式でも演出を取り入れられるところもあるので、見学時に聞いておくと安心です。

 

衣裳を工夫する

衣裳の選び方や着こなしで、印象に残る結婚式にすることも可能です。

トレーンやスリーブ、ボレロなどの取り外しができる2Wayドレスは、挙式と披露宴でまったく違う雰囲気に見せることができます。2Wayではなくても、ネイビーやゴールドのサッシュベルトを付け加えるだけでも印象が変わるのでおすすめです。

和装では、振袖をドレスのように着付けるオリエンタル和装や、レーシーなオーガンジーの打掛も珍しいので、ゲストに印象付けることができるでしょう。

 

人前式でやりたい珍しい演出

画像:赤いリボンに通された結婚指輪

ここからは、シチュエーションごとにおすすめの演出を紹介していきます。

人前式はゲストと向かい合って進行していくので、アットホームな雰囲気になりやすいスタイルです。演出には、ゲスト参加型や温かく見守るタイプのものを選んでみました。

ダーズンローズ

取り入れやすさ ★★★☆☆
被りにくさ ★★★★☆

ダーズンローズは、もう一度プロポーズをしたい方におすすめの演出です。

新郎はゲストがそれぞれ持っている12本のバラを集め、新婦にプロポーズの言葉とともに渡します。新婦は新郎への答えとして、花束から抜いた一輪を渡すという流れです。

必要なものは12本のバラと、会場ややり方によって束ねるリボンや新郎に渡すブートニアを用意します。バラの色は「愛情」を意味する赤が多いですが、「深い尊敬」の意味を持つ白や、「幸福」や「感謝」を意味するピンクもいいでしょう。

 

リングリレー

取り入れやすさ ★★★★★
被りにくさ ★★★★☆

リングリレーは、リボンにふたりの結婚指輪を通しゲストがリレーで届ける演出です。新郎新婦は「おめでとう」の気持ちがこもった結婚指輪を手にし、指輪の交換を行います。

必要なものは、2本の長いリボン。新郎側と新婦側に分かれて、後方からふたりへリングを運びます。

ゲスト参加型の演出ですが、バージンロード側に座っているゲストにお願いするパターンや、ゲスト全員が並んで行うパターンなど、式場の形式やゲストの人数によってどこまでの人に参加してもらうか決めましょう。

 

植樹の儀

取り入れやすさ ★★★☆☆
被りにくさ ★★★★☆

植樹の儀は、苗木に水を注ぐことで幸せを願う演出です。あらかじめ鉢に植えた状態で用意して、お披露目した苗木にふたりで水を注ぐという流れがスムーズでしょう。

苗木と鉢、土やスコップ、ジョウロと用意するものが多いですが、木には家族や平和の意味があるため、家族のつながりを大切にする方におすすめです。特に、オリーブは育てやすく「幸せを呼ぶ」という意味があるので、植樹の儀にぴったりでしょう。

受付時や式中にゲストに土をかけてもらえば、ゲスト参加型の演出にもなります。







アフターセレモニーに取り入れたい珍しい演出

画像:青空に解き放たれた色とりどりの風船

次に、アフターセレモニーで取り入れたい演出を紹介します。

アフターセレモニーは、挙式会場から出た階段や広間、ガーデンなどで行いますが、緊張する挙式が終わってリラックスして楽しめる演出がおすすめです。

バルーンリリース

取り入れやすさ ★★★☆☆
被りにくさ ★★★★☆

バルーンリリースは、新郎新婦とゲスト全員が1本ずつヒモのついたバルーンを持ち、ふたりの幸せやゲストの健康を願って空に風船を飛ばす演出です。

カラフルなバルーンが空に登っていく様子は、写真映えもばっちり。プールなどの水辺のある会場なら、浮かべた風船が次々に空へ飛び立っていくドロップ&フライもおすすめです。

バルーンリリースを行うには、障害物がなく風船を飛ばしても大丈夫な場所が必要なので、会場を決定する前にできるかどうか確認しておくといいでしょう。

 

オリジナルのトス

取り入れやすさ ★★★★☆
被りにくさ ★★★★★

花嫁が投げるものは、ブーケだけではありません。ロリポップキャンディを束ねたキャンディトスや、お菓子トス、ぬいぐるみトスも。

新郎には、ブロッコリートスで参加してもらいましょう。ブロッコリーは形がブーケに似ているだけでなく子孫繁栄も意味するのでトスにぴったりです。

スポーツが趣味なら、サッカーボールやテニスラケットでのトスもよいでしょう。

ふたり同時に行うなら、パラシュートベアもおすすめ。ロケットランチャーを発射すると、クマがゲストの頭上をゆっくり降りていきます。

 

〇〇シャワー

取り入れやすさ ★★★★☆
被りにくさ ★★★★☆

挙式後は新郎新婦をフラワーシャワーで迎えるのが定番ですが、花びら以外にもいろいろなアイテムを取り入れることができます。

バブルシャワーは、ふわふわ浮かぶシャボン玉が楽しげ。ただし、全員がシャボン玉を吹くと静かになってしまうため、花びらと半々くらいで用意するといいでしょう。

蝶結びにしたリボンでのリボンシャワーや、紙吹雪でのコンフェッティシャワー、羽を使ったフェザーシャワーなどもあります。和装の場合は、千代紙で作った折り鶴シャワーもおすすめです。

 

披露宴で行いたい珍しい演出

画像:ウエディングケーキにソースを注ぐ新郎新婦

披露宴で行いたい珍しい演出も、紹介していきます。

ここでは、基本は同じだけれどオリジナリティを出しやすいもの、日本ではあまり馴染みのないもの、簡単にできて盛り上がるものをピックアップしました。

ケーキ入刀&ファーストバイト

取り入れやすさ ★★★★★
被りにくさ ★★☆☆☆

ケーキ入刀やファーストバイトは定番の演出ですが、ケーキをオリジナルデザインにしたり、ドーナツやおにぎりなど変わり種にすることで印象に残る演出になります。

ナイフでの入刀ではなく、フルーツやチョコレートなどのソースをケーキに垂らすカラードリップは、見た目がきれいで写真映えもするのでおすすめです。

ファーストバイトの前に、両家のお母様からラストバイトをしてもらったり、ふたりから親御様へのサンクスバイト、両親が行うお手本バイトなどを取り入れるのもオリジナリティが出せます。

 

ウエディングボックス

取り入れやすさ ★★☆☆☆
被りにくさ ★★★★★

ウェディングボックスは、木箱にふたりが書いた手紙やワインを入れて釘で閉じ、数年後に開けるタイムカプセル的な演出です。日本ではまだ馴染みが薄いですが、海外では定番の演出として人気があります。

ふたりの名前や結婚式の日付が刻印されたワインを用意したり、思い出の写真やゲストからのメッセージを入れたりするのもおすすめです。

木箱に金槌で釘を打ち付けるのがオーソドックスですが、鍵の掛かるボックスなど、閉じられるものならなんでも構いません。

 

ラッキーケーキ

取り入れやすさ ★★★★★
被りにくさ ★★★☆☆

ラッキーケーキは、デザートのお皿の裏にランダムでシールを貼り、そのお皿が当たったゲストにプレゼントを贈るという演出です。幸せを呼ぶと言われているドラジェをケーキの中に仕込む、ラッキードラジェという演出もあります。

デザートビュッフェを行うなら、ビュッフェ皿にシールを忍ばせておくのもいいでしょう。

用意するものはシールやドラジェとプレゼントのみ。あとはスタッフにお任せして準備してもらうだけなので、簡単にできてワイワイ楽しめるゲスト参加型の演出です。







ゲストの印象に残る結婚式にするには

画像:新郎新婦にカメラを向けるゲスト

最後に、ゲストの印象に残る結婚式にするためのポイントや、演出の一例を紹介します。

統一感がある

統一感があるとゲストが世界観に没入しやすいため、印象に残りやすい結婚式になります。

モダンやクラシカルといったテイストや、カラーコーディネート、ピクニックやリゾートなどのテーマを決めましょう。

テーマに沿った演出を行えば、コンセプトが伝わり思い出にも残りやすくなります。

 

ゲスト参加型の演出がある

ふたりを見守るだけでなく、一緒に楽しめるゲスト参加型の演出も記憶に残りやすいです。

ウェディングツリーやハートドロップスを人前式の結婚証明書にすると、ゲスト一人一人がふたりの結婚を承認したという想いを強く感じられるでしょう。

ゲストがフルーツやチョコペンで飾り付けるケーキデコレーションは、出来上がるケーキも思い出のひとつです。

 

サプライズがあった

サプライズの演出も印象に残りやすいですよ。

お色直し後の再入場は、ゲストを驚かせてみましょう。お姫様抱っこでの登場や巨大クラッカー、ダンスの披露なども盛り上がります。

オープンキッチンがある会場では、迫力満点のフランベがおすすめです。新郎がコックコートを着て行えば、ゲストから歓声が上がるでしょう。

 

ふたりの新しい一面を知ることができる

友人目線では、家族想いな面はなかなか見れません。オリジナルの演出を取り入れやすい人前式で、家族に焦点を当てた演出を入れてみましょう。

入場時には、新郎母から新郎へのジャケットセレモニー、新婦母から新婦へのベールダウンを行ってみてください。

3つの家庭を象徴した3本のキャンドルに、両家族とふたりが点火するキャンドルセレモニーもおすすめです。

 

いい結婚式だったと思われるために

画像:ゲストに祝福される新郎新婦

主役の新郎新婦は違うので同じ結婚式はないのですが、何度も出席していると演出や進行が似てきてどうしても印象が薄くなってしまいます。

オリジナリティのある結婚式にするには、珍しい演出やサプライズなどを取り入れ、ゲストの印象に残る結婚式にすることです。

定番の演出でも、少しアレンジするだけでふたりらしい結婚式になります。今回紹介した演出も参考に、ゲストに心からよかったと思ってもらえる結婚式にしましょう。







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