結婚式を盛り上げてくれるだけでなく、写真映えもすることから多くのカップルに人気のバルーン。
バルーンリリースやバルーンスパークは、ゲストと一緒に結婚式を楽しみたい方におすすめの演出です。
また、さまざまな色のバルーンを会場に装飾することで、ふたりの結婚式に彩りを添えてくれるでしょう。
そこで今回は元ウエディングプランナーの筆者が、結婚式におすすめのバルーン演出や装飾アイデアについて解説していきます。
結婚式に取り入れるときのポイントも紹介しているので、バルーン演出や装飾が気になっている方はぜひチェックしてください。
最後までお読みいただくことで、ふたりらしい演出や装飾で楽しい結婚式ができますよ。
バルーンを使った演出のアイデア
飛ばしたり浮かせたり弾けさせたりと、さまざまな使い方ができるバルーン演出。
「ゲストを沸かせて場を盛り上げたい」「印象に残る楽しい結婚式にしたい」というカップルにおすすめです。
ここでは、バルーンを使った演出アイデアを紹介していきます。
バルーンリリース
一斉に空に舞い上がるバルーンリリースは、空に映えてとてもフォトジェニック。
新郎新婦とゲストが一緒に行うため、一体感も生まれます。
新しい門出を祝い幸せを願うといった意味があり、結婚式にふさわしい演出と言えるでしょう。
比較的手軽にできる演出ですが、人数分のバルーンを用意すると意外に費用がかかります。
また、屋外演出は天候に左右されることから、迷う方も少なくありません。
ドロップ&フライ
ドロップ&フライは、バルーンリリースを水面に浮かべて行う演出です。
新郎新婦やゲストがバルーンを水面に投げ入れると、重りのついた紐が水で溶けて軽くなったバルーンが舞い上がるというもの。
水面に浮かぶバルーンが美しく、時間差で浮かび上がっていく様子に驚くゲストもいるでしょう。
ただし、ドロップ&フライは結婚式場にプールや水辺がないとできません。
人数分のバルーンを用意するので、コストもかかります。
バルーンスパーク
バルーンスパークは、披露宴の再入場の演出として筆者もよくおすすめしていました。
バルーンを各ゲストテーブルに浮かべておけば、見栄えする装飾にもなるからです。
新郎新婦が針のついた棒で突き刺すと、バルーンが弾けて中に入っている多数の小さなバルーンが飛びだします。
1個だけハート型のバルーンを仕込んでおき、キャッチしたゲストがプレゼントをもらえる演出も人気です。
ただし、弾ける音が大きいので苦手なゲストもいるかもしれません。
ジェンダーリビールバルーン
ジェンダーリビールバルーンは、スパークバルーンを使ってお腹の赤ちゃんの性別を発表する演出です。
バルーンの中には男の子なら水色、女の子ならピンクといったように、性別の分かるバルーンや紙吹雪が入っています。
新郎新婦は中の見えないバルーンをスパークさせ、出てきた色で性別を発表するというもの。
行うときは、ゲスト全員が授かり婚だと知っていることが前提です。
顔ぶれによっては、内輪ノリになってしまうかもしれません。
エスコートカードを吊るす
バルーンにエスコートカードを吊るす演出は、装飾と席案内の実用を兼ねるアイデア。
会場入り口やウェルカムスペースにふわふわ浮かぶたくさんのバルーンは、インパクトが大きいです。
ゲストが自分のカードを見つける遊び感覚の面白さもあります。
ただし、数が多いと準備や設営が大変です。
天井が高すぎると狙った効果が得にくく、狭いエントランスだと混雑の原因になるかもしれません。
バルーンを持って入場する
新郎新婦がバルーンを持って入場するのも、ユニークでゲストの目を引きます。
ブーケに比べるとリーズナブルで、予算を抑えながら見栄えのする演出ができるのも魅力です。
そのままゲストとテーブルフォトを楽しめば、インパクトのある写真が撮れますよ。
ひとりひとりにバルーンを配り、バルーンリリースにつなげる演出も可能です。
ヘリウムガスは徐々に抜けてしまうので、浮かせておきたい時間も考慮して準備しましょう。
巨大バルーンから登場
入場扉が開くと巨大バルーンがあり、弾けると新郎新婦が登場する演出はサプライズ感満載。
バルーンの中に紙吹雪や小さなバルーンを仕込んでおくと、華やかさもアップして写真映え抜群です。
インパクトのある演出ですが天井の高さや広さが必要なので、できる結婚式場が限られます。
また、膨らませたり設置したりといった準備も大変です。
バルーンを使った装飾のアイデア
次に、バルーンを使った装飾アイデアを紹介していきます。
ウェルカムスペースに飾る
ウェルカムスペースは、ゲストの結婚式への期待を高める場所。
バルーンでおしゃれに装飾して、非日常感を演出しましょう。
大きなバルーンを浮かせたりアーチを作ったりすれば、SNS映えするフォトスポットにもなります。
装花よりも低価格でボリュームを出しやすいので、予算を抑えたい方にもおすすめです。
ただし、天井が低い場所だと圧迫感を感じるかもしれません。
また、ヘリウムガスを使ったバルーンは、送賓時には浮力が落ちている可能性もあります。
会場全体を飾り付ける
バルーンを主役にして、会場全体を飾り付けるのも素敵です。
メインテーブル周辺にボリューム感を持たせると、新郎新婦の存在感も際立ちます。
おしゃれに飾り付けるポイントは、バルーンと装花の色や雰囲気に統一感を持たせること。
星空がテーマならネイビーとゴールド、海がテーマならブルーと白など、テーマ性を強調するのもおすすめです。
ただし、バルーンが多すぎると子どもっぽい印象を与えやすいので、バランスに注意しましょう。
ゲストテーブルに飾る
ゲストテーブル装花と一緒にバルーンを飾ると、お花にはない浮遊感でポップな空間になり会場をより華やかにしてくれます。
小さなバルーンに棒を付けていくつも置いておけば、フォトプロップスとしても使えるので一石二鳥です。
ただし、ゲストテーブルでキャンドル演出を行う場合は、あまり近くに置かないよう注意しましょう。
浮かせるタイプは、ゲストの視線を遮らない高さにすることも大切です。
入場扉の周りを飾る
新郎新婦が入退場する扉の周りを、バルーンでデコレーションするのもおすすめ。
扉が開いた瞬間に新郎新婦の姿とバルーンが視界に入り、よりドラマチックに演出できるでしょう。
バルーンがふたりの姿を引き立てて、映える瞬間を作ることができますよ。
披露宴中は、フォトスポットとして楽しむことも可能です。
ただし、長時間飾っておくと破裂したりしぼんだりする可能性もあるので、その点も考慮して飾り付けをしましょう。
コンフェッティ入りの風船を使う
透明なバルーンの中に、コンフェッティ(紙吹雪)やラメチップなどが入ったバルーンを飾るのもおしゃれ。
光の当たり具合でコンフェッティやラメが輝き、会場に華やかなアクセントを加えることができます。
大きなバルーンをメインテーブルの両脇に浮かせておき、中座中はふたりの席にバルーンを飾っておくのも面白いですよ。
割れるとコンフェッティが舞い散り、料理に入ったりゲストの服に付着したりしてしまうかもしれないので、丁寧に扱いましょう。
バルーン演出を取り入れるときのポイント
最後に、バルーン演出を取り入れるときのポイントを5つ紹介します。
結婚式の演出を検討する際の参考にしてください。
できるかどうか確認する
まずは、バルーン演出ができるかどうか結婚式場に確認しましょう。
バルーンリリースは原則として許可は必要ありませんが、立地によっては行なえないかもしれません。
空港や高速道路、鉄道などの交通系、高層ビルや建物の密集地、電波塔の近くなどは、周りへの影響でNGの場合もあるからです。
また、紙吹雪やラメが散らばると原状回復が難しいため、コンフェッティ入りのバルーンスパークができない式場もあります。
環境に配慮した演出にする
環境への影響に配慮してバルーン演出を行うことも大切です。
特にバルーンリリースでは、飛んで行った後にどうなるのか気になる方もいるでしょう。
「日本バルーン協会」が定めたガイドラインを参考に準備するのがおすすめです。
水素ガスではなくヘリウムガスを使うことや、天然ゴムのバルーンを使うこと、持ち手も生分解するものを使用することなどが定められています。
(参照元:一般社団法人 日本バルーン協会 JBAガイドライン)
その他のバルーンについても、ガイドラインを守って環境に配慮した演出をしましょう。
持ち込み料がかかるか確認する
外部業者からの購入や手作りのバルーンを用意したい方は、持ち込み料がかかるか確認することも大切です。
特にバルーン演出は、式場提携の業者が高いからと外部で注文しても、持ち込み料がかかって高額になるケースもあります。
バルーン装飾も外部の業者に依頼すると、業者の設置料と式場の持ち込み料の両方がかかるかもしれません。
そもそも持ち込みが可能なのかも、事前に確認が必要でしょう。
ゲストに配慮する
演出や装飾にバルーンを使うときは、ゲストに配慮することも大切です。
バルーンが割れる音が苦手というゲストもいるかもしれません。
バルーンスパークはインパクトのある人気の演出ですが、思った以上に会場内に音が響きます。
ゲストに小さなお子様がいると、びっくりして怖がったり泣きだしたりする可能性もあるでしょう。
心配な場合はバルーンリリースにしたり、割れにくいフィルムバルーンで装飾したりすると安心です。
雨天時の対応も決めておく
屋外でバルーン演出を行う場合は、雨天時の対応も決めておきましょう。
筆者が担当していた結婚式では会場内の装飾として飾り、途中で雨が上がったら屋外に出て行うことを提案していました。
一日雨が降りやまないときは、送賓時にゲストに配っていましたね。
筆者がいた結婚式場では屋内でのリリースができなかったのですが、OKの式場もあります。
雨天でも楽しめる方法を、担当プランナーと相談しておきましょう。
まとめ:バルーン演出で忘れられない結婚式にしよう
バルーン演出や装飾は結婚式にポップさと彩りを添えてくれるため、ゲストと一体になって楽しみたい新郎新婦にぴったりです。
ビビッドやパステル、くすみ系やクリアなど色が豊富で、結婚式のテーマに合わせた統一感のあるコーディネートもできます。
今回は、結婚式におすすめのバルーン演出や装飾を紹介してきました。
バルーンを取り入れるときのポイントも参考に、ふたりらしい演出や装飾で印象的な結婚式にしましょう。