ウエディングドレスの白さがひときわ輝く、真っ青な海を前にした結婚式に心惹かれる花嫁さまも多いですよね。
しかし、海でのリゾートウエディングでは、どんなドレスを着たらよいか迷ってしまうかもしれません。
実際に砂浜でドレスを着るとなると、動きやすさやドレスの汚れ具合など気になる点も多いでしょう。
「海に似合うウエディングドレスのデザインは?」
「海でのウエディングのコーディネートはどうする?」
「ビーチウエディングで気を付けた方がいいことを知りたい」
本記事では、海に合うウエディングドレスのデザインや素材、カラードレスの選び方を解説。
アクセサリーや海辺の結婚式の注意点まで紹介し、理想のリゾートウエディングをするためのヒントをまとめました。
リゾートに映えるウエディングドレスの選び方
リゾートの開放的な雰囲気には、広大な海の景色と調和するデザインのウエディングドレスがおすすめ。
砂浜を歩きやすく、海風になびく姿が美しいシルエットを選ぶとリゾートらしさが際立ちます。
自然光や青い海に映える素材感や色合いにもこだわり、特別な一着を探してみましょう。
海に似合うウエディングドレスのデザイン
海辺のロケーションには、動きやすさと軽やかさを備えたドレスがよく似合うでしょう。
海に似合うドレスのデザインを具体的に5つご紹介します。
- エンパイアラインのドレス
- スレンダーラインのドレス
- ミニ丈のドレス
- マーメイドドレス
- 背中の開いたドレス
▼エンパイアラインのドレス
ウエストの締め付けがなく胸下から裾へと緩やかに広がるエンパイアラインは、砂浜に立ったとき自然体でいられる一着。
体のラインが出にくいエンパイアラインらしさを生かすには、軽やかな素材で海風にふわりと揺れる着こなしがおすすめです。
リゾートらしいリラックス感を大切にしたい花嫁にぴったり。
▼スレンダーラインのドレス
体に沿うスレンダーラインは、すっきりとした大人の印象を与えるデザイン。
裾にかけてのボリュームが少なく動きやすいため、砂浜での移動もスムーズで、海辺でのリゾート婚に適しています。
シンプルで洗練された雰囲気がお好みの花嫁さまにおすすめ。
▼ミニ丈のドレス
ひざ丈やミニ丈のドレスは、足元が隠れないので動きやすく、カジュアルなリゾート婚にぴったり。
リゾートならではの開放感を存分に表現できるでしょう。
裾を引きずらないので砂汚れを気にせず過ごせて、ビーチでの結婚式に最適です。
元気でキュートな印象を残したい花嫁さまに適した一着。
▼マーメイドドレス
マーメイドドレスは、その名の通り人魚姫の足ひれを思わせるデザインで、海との相性が抜群。
ウエストから膝まではタイトに裾にかけてふんわり広がる形で、曲線美が女性らしい魅力を引き立ててくれます。
ただし動きにくさはあるため、海辺での式ではなく前撮りやフォトウエディングなど撮影メインの花嫁に向いているでしょう。
▼背中の開いたドレス
海辺のリゾートウエディングには、背中の開いたドレスも花嫁さまを素敵に見せてくれる選択肢の1つ。
背中が大きく開いていても海辺の開放的な雰囲気のおかげで、露出が多い印象はありません。
大胆に肌を見せたい花嫁におすすめの一着です。
海に映えるウエディングドレスの素材
海辺での結婚式では、快適さに加え、海の景色や空気感になじむ素材選びが大切です。
軽やかで通気性の良い生地なら、砂浜でも心地よく過ごせるでしょう。
- オーガンジー
- シフォン
- チュール
▼オーガンジー
透け感と光沢感のあるオーガンジーは、太陽の光に映えて爽やかさを演出。
風にふわりと舞う軽さがあり、写真にも海風を表現でき、動きが出せるでしょう。
リゾートらしい透明感を求める花嫁に最適な素材です。
▼シフォン
柔らかく流れるようなシフォンは、海風に揺れてエレガントな印象。
軽やかで着心地が良く、長時間の撮影や移動にも適しています。
シフォンは柔らかく光を通す透け感があり、ナチュラルな雰囲気を大切にしたい方におすすめ。
▼チュール
網目が特徴のチュールはふんわりとした質感で、空気を含むように軽く広がります。
透け感があるため、海や砂浜の光に溶け込み軽やかな印象に。
重ねることでボリューム感も出せるので、華やかさを加えたい花嫁にもぴったりでしょう。
海に合うカラードレスの選び方
純白だけでなく、海や空をイメージしたカラードレスも映えるのがリゾート婚。
ビーチにある自然の色彩を取り入れると、会場全体がより華やかに彩られます。
空と同じスカイブルー
空色のドレスは、青空と一体感を生み出し爽やかな印象に。
日中の挙式や写真撮影に映え、透明感ある花嫁姿を引き立てます。
スカイブルーのドレスで、海との調和を大切にしたい方におすすめ。
海と同じターコイズブルー
鮮やかなターコイズは、南国の海を思わせるリゾート感たっぷりの色合い。
砂浜や青空とコントラストを生み、花嫁さまをより輝かせます。
写真に残したときのインパクトも抜群でしょう。
南国の花と同じビビットカラー
ピンクやオレンジなどのビビットカラーは、南国リゾートの花を連想させる華やかさ。
ビーチを背景に映えるため、花嫁さまがくっきりと際立ちます。
個性的で元気な印象を出したい花嫁に向いているでしょう。
リゾートウエディングのアクセサリー
海でのリゾートウエディングにおすすめのアクセサリーを3つご紹介します。
海やビーチリゾートの雰囲気に合わせて小物も選ぶと、ドレスとの統一感が生まれコーディネートがより魅力的に仕上がるでしょう。
鮮やかな生花
花嫁さまといえば生花が定番ですが、ロケーションに合わせた花材選びでリゾート感を演出。
ハイビスカスやプルメリアなど、南国ならではの鮮やかな生花で飾ってみては。
南国の花ならではの甘い香りが漂い、見た目と香りでビーチリゾートの結婚式を盛り上げてくれます。
ナチュラルな植物モチーフ
植物をモチーフにしたアクセサリーは、自然豊かなビーチウエディングに似合うでしょう。
南国のモンステラやヤシの葉など、シンプルながら存在感があり、軽やかなドレスとも相性ばっちり。
自然を感じられるデザインは、リラックスしたスタイルを大切にしたいナチュラル志向の花嫁さま向きです。
シェル素材や貝殻モチーフ
シェルや貝殻を使ったアクセサリーは、目前に海が広がるリゾートウエディングにぴったり。
イヤリングやヘッドドレスに取り入れると、光の当たり方で色味が変化し、動くたびに表情が変わる華やかさも楽しめるでしょう。
自然素材ならではの柔らかさとナチュラル感がリゾートらしい雰囲気をより際立たせてくれます。
ビーチウエディングで気を付けること
海でのリゾート婚は非日常の楽しさがありますが、砂浜や海岸ならではの注意点もあります。
事前に知っておけば、当日を安心して迎えられるでしょう。
ビーチウエディングを行う際の注意点をご紹介します。
意外と歩きづらい砂浜
砂浜を歩くときはフラットシューズやサンダルなど安全を確保できる靴を選ぶと安心です。
ヒールのある靴だと砂に沈み込んで歩きづらく、転倒の危険も。
フォトウエディングでは、撮影時だけ履き替えるなどの工夫をすると、快適に過ごせるでしょう。
砂浜や岩場などビーチでのウエディングでは、安全に過ごせる靴選びが大切です。
ドレスの裾汚れ
軽やかな素材のドレスでも砂や水分がどうしても付きやすく、砂や潮風で必ずといっていいほど汚れます。
汚れが目立ちにくい素材や丈を選んだり、使用後のクリーニング対応を事前に確認しておきましょう。
降り注ぐ日差し
海辺は日差しが強く、紫外線も反射するため肌への負担が大きくなります。
花嫁さまもゲストも日焼け対策をしっかり行うことが大切。
日焼け止めやサングラス、日傘、屋外用の軽いカーディガンなどを用意すれば安心です。
サングラスや麦わら帽子などの日焼け対策グッズが、海での雰囲気を盛り上げてくれるアイテムとしても活躍するでしょう。
長時間の撮影や挙式では、日焼け止めのこまめな塗り直しや休憩場所の確保も忘れずに。
強い海風
海風は予想以上に強く、風でスカートがめくれあがったり小物が飛ばされたりしないように注意が必要です。
ヘアピンやヘッドアクセサリーで髪を固定したり、軽やかで扱いやすい素材のドレスを選びましょう。
ドレスやロングヘアが海風になびくのもビーチリゾートらしさと楽しみつつ、整った花嫁姿を保つ工夫をしてくださいね。
天候・潮位
海辺では天候や潮の満ち引きが、挙式や撮影に大きく影響します。
潮位を事前に確認し、波打ち際での撮影タイミングも調整すると安全かつ美しい写真が残せるでしょう。
雨や強風、大しけの場合に備えて予備日を設定したり、別のロケーションも検討しておきましょう。
自然を相手にするからこそ、柔軟に対応できる準備が快適なビーチウエディングの鍵です。
まとめ:海をバックに最高の花嫁になろう
海を舞台にしたリゾートウエディングは、自然に囲まれた特別な時間を叶えてくれるもの。
とはいえ、砂浜でのドレスの汚れの心配などもあり、どんなウエディングドレスで臨めばよいか迷ってしまいますよね。
本記事では海に似合うウエディングドレスのデザインや素材、カラードレスの選び方などをご紹介しました。
快適さと美しさを両立して、海を背景に最高のウエディングを迎えてくださいね。