結婚式でゲスト紹介したい! 盛り上がる参加型の演出アイデア | 結婚式場の選び方

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結婚式の準備を進める中で、ゲスト一人ひとりとの時間を大切にしたいと思うようになるのは自然なことです。

主役は新郎新婦ですが、これまでお世話になった方々がいてこそ、当日を迎えられるのも事実。

ゲストを主役にした披露宴もあり、中でもゲストを一人ずつ紹介する「ゲスト紹介」が人気の演出です。

「ゲスト紹介ってどうやるの?」
「準備は大変じゃない?」
「ゲストに楽しんでもらえるか心配」

本記事では結婚式の披露宴でできるゲスト紹介の演出について、元ウエディングプランナーが解説します。

自分たちの結婚式スタイルやゲストの顔ぶれに合った、最適なゲスト紹介の参考にしてみてください。

ゲスト紹介の演出とは

画像:家族とのビーチウエディング

結婚式のゲスト紹介とは、大切なゲスト一人ひとりにスポットライトを当てる演出のことです。

まずはゲスト紹介の基本的な知識から、メリット/デメリットまで詳しく解説します。

ゲスト紹介とは

ゲスト紹介とは、披露宴に参列しているゲストを新郎新婦から他のゲストに向けて紹介する演出のこと。

単に名前と関係性を紹介するだけでなく、思い出のエピソードなどを添えることでゲストへの想いを深く伝えられます。

新郎新婦がマイクを持って一人ずつ紹介するスタイルのほか、プロフィールブック・ムービーで紹介する方法も。

ゲストをただの招待客ではなく、結婚式を共に創り上げる主役の一人として扱う演出です。

 

ゲスト紹介がおすすめの結婚式

ゲスト紹介は、親族や親しい友人のみを招いた少人数の結婚式に最適です。

人数が限られているからこそ、一人ひとりに時間をかけて丁寧に紹介することができるでしょう。

ゲストとの物理的な距離も近いため、新郎新婦の声が直接届きやすく会場全体が一体感に包まれます。

新郎新婦とゲスト、そしてゲスト同士の繋がりを深めるような、和やかで心温まる結婚式におすすめの演出です。

 

ゲスト紹介のメリット

結婚式には両家の親族や会社の同僚、学生時代の友人など、様々な関係性の人々が集まりますがその多くは初対面です。

そこで新郎新婦が仲立ちとなりゲスト紹介することで、ゲスト同士のコミュニケーションのきっかけにもなるでしょう。

新郎新婦にとっても、高砂に座っているだけでは生まれにくいゲストとの直接的なコミュニケーションの機会となります。

また、ゲストに自分のことを大切に思ってくれていると感じてもらえるので、結婚式がより記憶に残るものに。

新郎新婦から直接名前を呼ばれ、心温まるエピソードと共に紹介されることで忘れられない結婚式になるでしょう。

アットホームで親近感のある結婚式になることがメリットです。

 

ゲスト紹介のデメリット

ゲスト紹介の最大のデメリットは、時間がかかることと準備が大変なことです。

ゲスト一人あたりにかける時間を短くしても、人数が多ければ披露宴の時間を圧迫する可能性があります。

また、紹介文はゲスト全員に対して平等になるように考える必要があり、労力がかかるでしょう。

全てのゲストのエピソードを思い出し、偏りのないように紹介文を考える作業は、想像以上に大変です。

特に、ゲストの人数が多い大規模な結婚式では現実的に難しい側面があります。

 

ゲスト紹介できる演出のアイデア

画像:ビデオカメラの画面に映った人物2人

ゲスト紹介は結婚式のスタイルやコンセプト、ゲストの人数に合わせて方法を選べます。

新郎新婦の言葉で直接想いを伝える演出から、ゲストを驚かせるユニークなアイデアまで選択肢は様々です。

大切なのは、自分たちらしいおもてなしの形を見つけること。

ここでは、具体的なゲスト紹介の演出アイデアを5つご紹介し、それぞれの特徴や準備のポイントを解説します。

新郎新婦から直接紹介する

最もシンプルで新郎新婦の気持ちがストレートに伝わる方法が、ゲストを直接紹介するスタイルです。

新郎新婦がマイクを持ち、ゲスト一人ひとりの名前、関係性、思い出のエピソードなどを話しながら紹介します。

この方法のメリットは、ゲストの顔を見ながら直接感謝を伝えられるため、非常に温かい雰囲気になる点です。

一方で、ゲストの人数が多いと時間がかかりすぎたり、人前で話すのが苦手な新郎新婦には負担になります。

ゲスト一人ひとりとしっかり向き合えるため、親族が中心の食事会や親しい友人を招いた少人数の結婚式におすすめです。

 

ゲスト全員が載ったプロフィールブックを作成する

人数が多かったり、披露宴の時間を使わずに全員を紹介したい場合におすすめなのがプロフィールブックです。

ゲスト全員の紹介を掲載したアイテムで、席次表などと一緒に自作するプレ花嫁に人気のアイデア。

歓談中や待ち時間に自由に読むことができ会話のきっかけにもなりますし、記念品として持ち帰ってもらえるのも魅力です。

ゲストに協力してもらったアンケートを基に紹介ページを編集・作成すると紹介の手間を省けるでしょう。

ただし、制作に時間やコストがかかる点には注意してください。

 

オープニングムービーで紹介する

親族婚でサプライズ演出を考えている場合におすすめなのが、オープニングムービーでゲスト紹介する方法。

披露宴の開始を告げるオープニングムービーはゲスト全員が注目しているので、お互いが打ち解けるきっかけにもなるでしょう。

冒頭から会場に一体感が生まれ、ゲストの期待感を高められます。

ただ、簡易的な紹介になるのでしっかりと気持ちを伝えたい場合には向いていません。

映像制作に手間と費用が発生すること、会場にムービーを流せるか確認が必須な点にも留意してください。

 

ゲスト紹介ムービーを作成する

ゲストを紹介するための「ゲスト紹介ムービー」を上映する方法もあります。

新郎新婦がゲストを紹介する動画というよりは、主賓など一部のゲストを紹介するような形の演出アイデアです。

司会者からの紹介よりも、多くのことをゲストに知ってもらってから挨拶などを行えるでしょう。

インタビュー動画に近い形にすれば、ゲスト参加型のムービー余興になり盛り上がりますよ。

新郎新婦が話す負担もないので、お手軽に盛り上がる演出にしたい場合におすすめです。

作成には時間がかかるので、早めにとりかかるのが成功のコツ。

 

エスコートカードの一言で紹介する

もっとさりげなく、一人ひとりへの感謝を重視した演出にしたい場合はエスコートカードにメッセージを添える方法も。

エスコートカードとは、席次表の代わりに渡されるゲストの名前とテーブル番号が記されたカードのことです。

そのカードの余白や裏面に、ゲストの紹介文とメッセージを一言添えます。

「学生時代からの大親友!いつもありがとう!」といった形で、手書きまたは印刷するだけで完成するお手軽さも魅力。

ゲスト同士が見せ合わない限り他の人に紹介内容は伝わりませんが、ゲストに気持ちを伝えることが最優先な場合には最適です。

席札の裏にメッセージを書き込むこともでき、披露宴の時間を使わずコストも抑えながら感謝の気持ちを伝えることができます。

控えめながらも心のこもった演出をしたいカップルにおすすめです。

 

まとめ:ゲスト紹介の演出で結婚式を盛り上げよう

画像:ブライズメイドとの集合写真

ゲスト紹介のアイデアについて紹介しました。

気持ちがまっすぐ伝わる方法からさりげないおもてなしまで様々な方法がありますが、二人にとって最適な方法を選ぶことが重要。

結婚式の規模やコンセプト、準備にかけられる時間などを総合的に考慮して演出方法を決めましょう

ゲスト紹介は、新郎新婦から大切なゲストへ感謝を伝え、会場の一体感を高める心温まる演出です。

本記事を参考に二人らしいおもてなしの形を見つけ、ゲスト全員の心に残る一日を創り上げるための一助となれば幸いです。

 
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