みなさん、結婚式には安く挙げられる時期があるのをご存知ですか?
結婚式は決して安いものではないので、できるだけ費用を抑えたいという新郎新婦も多いはず。
ただ、ゲストへのおもてなしである料理や引き出物などのランクは下げたくないですよね。
そこで、結婚式の費用を抑えつつ、充分な内容の結婚式にするには「安い時期を選んで節約する」のがおすすめなんです。
「結婚式を安い時期に挙げたい」
「時期によってお得になる理由が知りたい」
「安い時期に結婚式をする注意点が知りたい」
この記事では、このようなお悩みにお答えしていきます。
結婚式の安い時期やその理由、安い時期に挙げる際の注意点もご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
安い時期の結婚式を選んで、お得に満足度の高い結婚式にしましょう!
結婚式の安い時期はズバリ「夏」と「冬」!
結婚式が安く挙げられる時期は、ズバリ「夏」と「冬」です。
夏の7月〜8月と冬の12月〜2月頃は、一年の中でも特に暑さと寒さが厳しく、結婚式が避けられる傾向にあります。
自分たちや来てくれるゲストのことを考えても、気候が落ち着いている時期に結婚式をしたいと考えるのは納得できますよね。
そこで、式場側は夏や冬でも結婚式をしてもらえるように、特典や割引プランを用意するので、結婚式を安く挙げることができるのです。
夏の結婚式が安い理由
▼夏(7〜8月)の結婚式が安い理由
- 暑さが厳しい
- お盆や夏休みなどの大型連休がある
- 台風が来ることが多い
夏の結婚式が安くなる1番の理由は、その厳しい暑さです。
夏の暑さの中で結婚式に出席するのは、気候の落ち着いた時期よりもゲストの負担になります。
男性はスーツで出席するのでより暑さを感じやすく、女性はせっかくのドレスアップも崩れやすくなってしまいますよね。
他にも、夏はお盆や夏休みなどの長期連休と重なり、プライベートが忙しくなることも結婚式が安くなる理由の一つです。
冬の結婚式が安い理由
▼冬(12〜2月)の結婚式が安い理由
- 寒さが厳しい
- クリスマスや年末年始などイベントが多い
- 積雪などで交通機関が乱れる
冬の結婚式が安くなる理由は、厳しい寒さと交通機関が乱れやすいことが原因です。
冬も気温の面でゲストに負担をかけてしまう他、東北や日本海側では雪などの影響を大きく受けるため、式場へのアクセスが非常に大変です。
また、クリスマスや年末年始などイベントごとが多く、金銭的にも負担になりやすい時期なので、結婚式を安く挙げることができます。
結婚式を安く挙げられる日取りとは?
結婚式には夏と冬の時期以外にも、安く挙げられる日取りがあります。
なるべく安い日取りを探している新郎新婦は、ぜひ参考にしてみてください。
結婚式を安く挙げられる日取りは、こちらの4パターンです。
結婚式を決める上で、気温や過ごしやすさなどを重視したい場合は、安く挙げられる日取りを選んでみるのも良いでしょう。
1.良いお日柄を避ける
結婚式を安く挙げるためには、良いお日柄を避けるのも一つの方法です。
そもそもお日柄とは、暦上でその日の吉凶を表すもので、結婚式などの祝い事はお日柄の良い「大安」や「友引」に行うのが良いとされています。
一方で、祝い事を避けた方が良いとされている「仏滅」や「赤口」などは予約が埋まりにくいため、その分結婚式を安く挙げることができるのです。
ただ、親族や年配のゲストはお日柄を重視している人も多いので、良いお日柄を避ける日取りにする場合は、一度両親へ確認しておくと安心でしょう。
2.半年以内に挙げる
結婚式は余裕をもって準備したいなどの理由で、1年程度先の時期を検討する新郎新婦が多いです。
そのため半年以内の日程は予約が埋まりにくく、大きな特典や割引がつく傾向があります。
また、実際に1年前から結婚式の打ち合わせができる式場は少なく、6ヶ月〜3ヶ月前にスタートする場合がほとんど。
半年以内に挙げると準備が極端に大変になる訳ではないので、「直前割」を狙って日取りを決めるのもおすすめですよ。
3.平日に挙げる
1年を通してリーズナブルな日取りが、平日の結婚式です。
結婚式というと土日のイメージが強く、実際も土日での結婚式を検討している新郎新婦がほとんど。
そのため平日に挙式する新郎新婦は稀なので、式場側も特典や割引をつけやすくなります。
少人数ウェディングや親族婚などを検討している新郎新婦は、平日挙式を選ぶだけで格段に安くなるのでぜひ検討してみてくださいね。
4.夜の時間帯を選ぶ
結婚式では、人気の昼間の時間帯よりも夜の時間帯の方が、価格が安くなることがあります。
夜の結婚式は、昼間の結婚式よりもゲストの帰宅時間が遅くなることや、日曜日は翌日仕事のゲストが多いため予約が埋まりにくいです。
そのため、式場によってはナイトウェディングの特典があるケースもあります。
ただ、夜景の綺麗な式場などは例外なので注意しましょう。
夜景を楽しめるナイトウェディングを売りにしているので、その場合は対象外になることがほとんど。
式場によって異なるので、ブライダルフェアでしっかり相談しましょう。
安い時期に結婚式を挙げるときの注意点
ここからは、先ほどご紹介した安い時期や日取りで結婚式を挙げる注意点について解説していきます。
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.暑さや寒さ対策をする
夏や冬に結婚式を行う場合は、ゲストの暑さや寒さ対策をしっかり行い、できるだけゲストの負担を軽減することが大切です。
▼夏の結婚式
- 屋外の演出を減らす
- 暑い時間帯のガーデン演出を避ける
- 式場までのアクセスに配慮する
- ゲストの待合室を涼しくしておく
- 冷たいドリンクを用意する
夏の結婚式は、とにかく移動中の暑さでゲストに大きな負担をかけてしまうので、式場までのアクセスを重視すると良いです。
駅に隣接する式場を選んだり、送迎バスを用意したりするなど、ゲストが長時間歩いて式場に向かうことのないよう配慮しましょう。
また、待合室を過ごしやすいように室温やドリンクを整えておくことも忘れずに。
演出に関しては、屋外の演出はなるべく控えるのが鉄則です。
▼冬の結婚式
- 遠方からくるゲストの交通機関に配慮する
- 更衣室やクロークの広い式場を選ぶ
- ブランケットやカイロを用意する
- 年末の忙しい時期を避ける
冬の結婚式は、寒さの対策をするのはもちろん、遠方からくるゲストの交通機関やアクセスも気にかけましょう。
ゲストの住んでいる地域によっては雪などの影響で来れないケースもあるので、その場合は時期を見直すなどの配慮が必要です。
また、冬の結婚式は厚手のコートを着用するので、人数によってはクロークが狭い式場では対応しきれないことも考えられます。
過ごしやすい結婚式にするためにも、クローク、ブランケットやカイロを用意するなど細やかな配慮を忘れないようにしましょう。
2.ゲストに配慮した挙式時間を選ぶ
結婚式の安い時期は、何かしらゲストへの負担があったり、式場の予約が取りやすい理由があります。
そのため、ゲストに配慮した挙式時間を選ぶことはとても大切です。
ゲストの過ごしやすさや、帰りやすさに配慮した時間を設定を選びましょう。
屋外の演出がある場合は暑い時間帯の挙式は避けましょう
交通機関の乱れや天候の影響を考えて早すぎる挙式時間は避けましょう
仕事が休みにくいゲストも多いため、夕方の挙式が好まれます
二次会を行う場合など、ゲストの終電を考慮して逆算して挙式時間を設定しましょう
3.効率良く結婚式の準備をする
半年以内の安い時期に結婚式をする場合は、こだわりが強い花嫁ほど効率良く準備して行かなければなりません。
式場のプランナーと打ち合わせする期間的には充分ですが、前撮りをしたり招待状を手作りしたり、こだわりたい場合はスケジュール管理に注意しましょう。
例えば、結婚式のペーパーアイテムに前撮り写真を使いたい場合は、挙式の4〜5ヶ月前までには前撮りを済ませる必要があります。
通常は撮影の2週間後〜1ヶ月後にデータが納品になるので、そのあとからペーパーアイテムなどを作成していきます。
半年以内の結婚式を予約した場合は、こだわりの強い花嫁さんほど、スケジュールや打ち合わせを効率的に組んで結婚式の準備をしましょう。
まとめ:安い時期を知ってお得に満足度の高い結婚式をしよう!
いかがでしたか?
今回の記事では、結婚式の安い時期やその理由、安い時期に挙げる際の注意点についてご紹介していきました。
結婚式は、時期や日取りによって安く挙げることができます。
ただ、安い時期の結婚式はゲストに負担をかけやすかったり、一般的に避けられているお日柄、準備期間の短さなど、何かしらの理由があります。
安い時期の結婚式を選ぶ場合は、ゲストに配慮した時間設定や細やかな配慮を忘れないことが大切です。
一方で、安い時期の結婚式にはその分お料理や引き出物などゲストへのおもてなしに費用をかけられるというメリットもあります。
どのような結婚式にしたいのか二人で話し合いながら、一番満足できる時期を選んでみてくださいね!