結婚式の小物合わせでは何するの? 後悔しない準備方法 | 結婚式場の選び方

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ウエディングドレスは、ベールやグローブ、アクセサリーなど、小物とのコーディネートが大切です。
しかし、小物合わせに準備不足で臨むと「もっとちゃんと考えておけばよかった」と、後悔することになりかねません。

また、「小物合わせって何するの?」「何を準備したらいいの?」「当日の服装やヘアメイクは?」など、打ち合わせを控えて悩む方も少なくないでしょう。

そこで今回解説するのは、結婚式の小物合わせの内容と準備についてです。
元ウエディングプランナーが教える、後悔しない小物合わせのコツも紹介します。

事前準備や心構えがしっかりできれば打ち合わせがスムーズに進み、当日も満足のいくコーディネートで結婚式を迎えられますよ。

結婚式の小物合わせとは

画像:高砂席で並んで立つ新郎新婦

結婚式の小物合わせとは、当日着る衣装に合わせるアイテムを決める打ち合わせのこと。

衣装合わせでドレスを決めて満足しがちですが、全身のコーディネートを決める小物合わせも重要です。

ここでは、小物合わせで何をするのか、具体的に解説します。

小物合わせで決めること

小物合わせで決めるのは、主に次のアイテムです。

  • ウエディングベール
  • グローブ
  • ティアラ
  • ヘッドドレス
  • ネックレス
  • イヤリングやピアス
  • シューズ
  • ブレスレット

ブライダルインナーは衣装と同時に決めることが多いですが、まだ用意していない場合はこのタイミングで決めても遅くありません。
お色直しがある場合は、同時にそれぞれ決めていきます

また、新郎衣裳の小物について同時に決めることも。
タキシードは意外に小物が多いですが最初からセットになっていることも少なくないので、ドレスほどは時間がかからないでしょう。

 

小物合わせを行う場所と時期

小物合わせは、結婚式の1~2か月前に行うのが一般的です。
当日着るドレスと合わせながら行うため、衣裳をレンタルするドレスショップで行います。

前撮りがある場合は、前撮りの前と結婚式の前とでそれぞれ行うことが必要です。

式場内にドレスショップがある場合は、小物合わせと同時にヘアメイクリハーサルを行うこともあります。

 

小物合わせの流れ

小物合わせの流れは、次のとおりです。

  1. 実際に試着しながら、小物を決めていく
  2. 保留になったものを、いつまでに決めるか確認する
  3. 持ち込みする小物を、いつ誰が搬入するのか確認する

ヘアメイクリハーサルが同時にある場合は、小物合わせの前後に行います。

小物合わせのタイミングに合わせて、ドレスのサイズ調整を行うことも多いです。

 

小物合わせの事前準備

画像:コンパクトなテーブル装花

小物合わせをスムーズに進めるためには、事前の準備が欠かせません
何も準備せずに臨むと、迷って決められなかったり、別のものにすればよかったと後悔したりすることもあるからです。

ここでは、小物合わせに向けて必要な準備を3つ紹介します。

持ち込みの小物を手元に用意する

持ち込みを検討しているアイテムは必ず持参しましょう。
たとえば、アクセサリーやベール、グローブ、シューズなど

小物合わせは、実際にアイテムを身につけてトータルコーディネートを見る機会でもあります。
実物がない状態で決めてしまうと、思っていたイメージと違って、ちぐはぐに見えてしまうかもしれません。

もし小物合わせの時点で手元にない場合は、代わりに写真を用意しておくとイメージしやすくなります。
まだ未決定の状態でも持って行くことでどうするか決めることができますよ。

 

なりたいイメージの写真を用意する

Instagramやピンタレストなどで、自分がなりたい花嫁姿の写真を用意しておくのもおすすめです。

特に、ウエディングベールやグローブは、長さやデザインで雰囲気がかなり異なります。
挙式ではティアラとベールが一般的ですが、顔周りを覆わないマリアベールに憧れる方もいるでしょう。

イメージをある程度固めておくことで、小物選びに悩みすぎずにスムーズに決めることができますよ。

 

髪型やメイクについて考えておく

髪型やメイクも花嫁姿をコーディネートする大切な要素なので、事前にどのようにしたいか考えておきましょう。

ティアラやベール、ヘッドドレスは髪型とのバランスが大切ですし、アクセサリーもヘアスタイルによって見栄えが変わります。
メイクの雰囲気によっても、似合うアクセサリーが異なるでしょう。

ヘアメイクリハーサルを先に済ませている場合は、その時の写真を用意しておくとスムーズです。

 

小物合わせ当日の準備

画像:受付スペースに飾られた装花

小物合わせでは、衣装を着て小物を合わせたりサイズ調整のフィッティングを行ったりします。
そのため、当日の服装や髪型にも配慮が必要です。

小物合わせに適した服装とは

小物合わせでは、ドレスへの着替えがしやすいように、脱ぎ着が楽な服装を選びましょう。
ヘアメイクリハーサルを同時に行う場合は、髪型やメイクが崩れないように前開きの服が最適です。

結婚式当日と同じ状態でフィッティングした方がよいため、ブライダルインナーとストッキングも持参しましょう。

ドレス姿になればデコルテや腕などを露出することになるので、ムダ毛処理などの肌のお手入れも大切です。

 

髪型とメイクについて

髪はヘアスプレーやワックスなどをつけずに、ヘアアレンジしやすいダウンスタイルで臨みましょう。

小物合わせでは、イメージが湧きやすいように、スタッフが簡単にヘアアレンジをしてくれることが多いです。
髪をまとめていても構いませんが、すぐに解けるようにしておくとよいでしょう。

メイクを自分でしていく場合は、濃いめのメイクがおすすめです。
ヘアメイクリハーサルがある時は、日焼け止めまでにしておきましょう。

 

小物合わせの持ち物

小物合わせにあると便利な持ち物は以下です。

  • 持ち込み予定の小物
  • 事前に集めたイメージ写真や画像
  • カメラやスマートフォン
  • ブライダルインナー
  • ストッキング
  • 汗拭きシートなど

小物合わせは全身のバランスを見る機会ですので、実際に着用することでより具体的に検討できます。
また、理想のコーディネート写真などを保存しておくと、スタイリストの方にスムーズにイメージを伝えられるでしょう。

ストッキングは履いて行く方が多いですが、うっかり忘れてしまったり蒸れが気になる方は別で持って行くと便利です。
また、汗対策していくのもマナーなので汗拭きシートなどがあると重宝します。

試着をスムーズに行うためにも、これらの持ち物を忘れずにチェックしてください。

 

後悔しない小物合わせのコツ

画像:赤系の装花で飾られたウエディングケーキ

最後に、後悔しない小物合わせのコツを4つ紹介します。

プロのアドバイスも取り入れる

悩んで決められない時は、担当者のアドバイスも取り入れましょう。

ドレスコーディネーターは多くの花嫁のコーディネートをしてきているので、どう合わせれば見栄えがよいか熟知しています。
自分では分からないこともプロの客観的な目で見て判断してくれるため、適切なアドバイスをしてくれますよ。

漠然と似合うものを聞くのではなく、「こういうイメージにはどちらが合いそうか」など、具体的に相談してみるとよいでしょう。

 

家族に同席してもらう

母親や姉妹など、新婦をよく知る家族に同席してもらうのもおすすめです。

自分に似合うかどうか分からない時に、忌憚のない意見をくれるはず。
新婦の好みを把握しているという理由もありますが、ゲスト目線で見た時の意見をくれることも大きいです。

ただし、最終的には自分で判断するようにしましょう。
人の意見で決めた場合、本当に良かったのかと後から迷うことも少なくないからです。

 

コーディネートは写真に撮って比べる

小物合わせで試着したコーディネートを記録するために、カメラやスマートフォンで写真を撮っておくことがおすすめ。
全体像はもちろん、上半身や後ろ姿、座った時の見え方など、気になるポイントを複数の角度から撮影しておくと良いでしょう。

特に、ベールやトレーンの長さ、アクセサリーの輝きなど、着用している時には気づきにくい細部も写真ならじっくり比較できます。
写真を見ながら検討することで客観的にバランスを確認でき、より理想に近いコーディネートを完成させる手助けになるのです。

小物が決まらず持ち込みにする場合も手元にある写真が参考になります。
ヘアメイクリハーサルを行う際にも写真があるとより具体的に当日のイメージが伝わるので、写真は必ず撮りましょう

 

持ち込みで節約する

すべてを式場やドレスショップでの購入やレンタルにすると、小物だけで高額になることがあります。
費用節約のために持ち込みを検討するのもよいでしょう。

持ち込みする場合は、小物合わせに間に合うように早めの準備が必要です。

ただし、節約を重視しすぎると、コーディネートがちぐはぐになることもありえます。
なりたい姿のイメージを固めておいてから小物探しを始めると、失敗しにくいでしょう。

 

ドレスと小物のコーディネート方法

ドレスと小物をコーディネートする時は、色のトーンと受ける印象の統一感が大切です。

例えば、ドレスが純白なのにグローブがクリーム色だと、アンバランスに見えてしまいます。
ベールのボリューム感や長さ、パールなどの装飾の有無も、ドレスや髪型とのバランスが大切です。

小物の選び方はいろいろですが、会場とシーンの雰囲気に合わせて全体のバランスを確認しながら決めていくと安心でしょう。
クラシックな挙式とカジュアルな披露宴では似合うコーディネートも変わります。

また、カラードレスと兼用する場合はゴールドやシルバーのアクセサリーが人気です。
ただし、色味に統一感がないと不格好なので、全身のコーディネートチェックは必須
モチーフやテイストにこだわり、納得の花嫁姿になれるように試着してみてください。

 

小物合わせ以降は体型をキープする

小物合わせの段階でドレスのサイズ調整も行うことが多く、小物合わせが終わった後は体型を維持することが大切です。
当日ドレスを綺麗に着こなすことが難しくなる可能性があるため、急激なダイエットは避けましょう。

サイズが合わなくなってしまうと、再度調整が必要になったり、最悪の場合は着られなくなったりすることもあり得ます。
太ることはもちろんですが、痩せすぎることもドレスのフィット感を左右するため注意が必要です。
小物合わせで決めた理想のシルエットを保つためにも、体型維持を意識して過ごしましょう。

 

まとめ:小物合わせで理想の花嫁姿を叶えよう

画像:ペアルックの夫婦と打ち合わせをするスーツの女性

小物合わせは、花嫁の全身のコーディネートを決める大切な打ち合わせです。

本記事では、小物合わせで行うことや準備について解説してきました。
結婚式で後悔しないための小物合わせのコツも紹介してきたので、ぜひ参考にしてください。

最近では、結婚式を終えた花嫁からの幸せのバトンとして、フリマアプリ等での出品や購入も増えています。
節約ツールも上手く利用しながら、小物合わせでおしゃれな理想の花嫁姿を叶えましょう

 
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