結婚式テーマの決め方|統一感のあるウエディングにしよう | 結婚式場の選び方 | 結婚式準備サイト

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インスタ映えするおしゃれウェディングを叶えるポイントは、結婚式のテーマを決めること。
好きなテイストや色、ふたりの共通の趣味などのテーマがあると、統一感のあるウェディングになり見栄えがよくなるからです。
結婚式の方向性が定まっていると、準備がしやすくなるメリットもあります。

この記事では、結婚式にテーマがあった方がいい理由や、テーマの決め方についてまとめました。
テーマに合わせた会場や衣裳選び、テーマを反映させるコツも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

結婚式でテーマを決めるべき理由

画像:テーブルにセッティングされた席札とナプキン

結婚式の準備を進めるときに、テーマを決めてから始める花嫁は多いです。
結婚式のテーマとは、ふたりがどんな結婚式にしたいか、ゲストにどう感じてもらいたいかを伝えるもの。
おふたりらしさやゲストへの想いを込めると、結婚式の印象がより深まるのでおすすめです。

統一感のある雰囲気にできる

ウェディングのテーマを決めると、結婚式全体が統一感のある雰囲気になります。会場の雰囲気や装飾、演出などに関連性が生まれ、すべてが調和して見えるからです。
テーマによってふたりの伝えたいことも浮かび上がり、ひとつひとつのモノや出来事の印象もくっきりします。センス良く見えることで、写真映えもよくなるでしょう。

 

準備がスムーズになる

テーマを決めることで、結婚式の準備もスムーズになります。目指す方向性が分かっているため判断基準がブレることがなく、演出やアイテムを決めるにしても悩む時間を減らせるからです。
結婚式の準備では、とにかく決めることがたくさんあります。ふたりのテーマがはっきりしていれば、プランナーもアイデアをいろいろ提案してくれますよ。

 

テーマが決まっていないと・・・

結婚式のテーマが決まっていないと選択肢が多すぎて迷ってしまい、いたずらに時間を過ごすだけになってしまいます。
その場その場の思い付きで選ぶと、結果的に統一感のない組み合わせになり、ゲストにもちぐはぐな印象を与えてしまいかねません。
本当に伝えたいことがぼやけてしまうだけでなく、写真でもアンバランスさが強調されてしまうでしょう。

 

テーマの決め方

画像:結婚式のウェルカムスペース

結婚式のテーマに何を選ぶかは、理想の結婚式のイメージやふたりの共通の趣味、好きな色やテイストなどさまざまです。

例えば・・・
・海が好きで前撮りは沖縄に行ったので、ビーチリゾートをテーマに
・共通の趣味が音楽なので、会場をフェスやライブ会場風に
・アンティークな雰囲気に憧れているので、テーマをクラシカルに
 

など、具体的に決めていくとコンセプトがはっきりします。
テーマを決める時のポイントは、実現しやすいことと、ゲストが受け入れやすいことのふたつです。
ニッチすぎてふたりにしか分からないテーマだと、ゲストが置いてけぼりになってしまうので注意しましょう。

理想の結婚式から決める

まずは、理想の結婚式のイメージをウェディングテーマにする方法です。
インスタやピンタレストなどを見ていると、国内外の素敵な結婚式の写真がたくさん見つかりますよね。
気に入ったウェディングフォトをピックアップして絞り込んでいくと、どんな雰囲気に自分が憧れを持っているのかが見えてくるでしょう。

はじめはざっくりと、「和と洋ならどちらがいい?」「かしこまった雰囲気とカジュアルなら?」「モダンとナチュラルは?」といった感じで、比較して考えると決めやすいです。
挙式と披露宴会場、衣裳やブーケ、演出や装飾小物など、カテゴリーごとに気に入った写真をチョイスすることで、結婚式全体のイメージもつきやすくなりますよ。

 

カラーで決める

色をテーマにしても、統一感のある結婚式になります。自分の好きな色や、春ならパステルカラーなどの季節を感じる色、木をふんだんに使った会場なら白グリーンのナチュラルカラーなど、いろいろ考えられるでしょう。
色をテーマにするときは、メインカラーを1色とサブカラーを2色くらい決めておくと、全体をまとめやすいです。

 

好きなものから考える

ふたりの共通の趣味や好きなもの、出会いのきっかけをテーマにするのもおすすめです。
ふたりにまつわるテーマなら、ゲストはさらにふたりのことを知ることができ、ゲスト同士の会話のきっかけにもなるでしょう。

アウトドアが共通の趣味なら、キャンプやピクニックをテーマに、ミニテントやフラッグガーランドを飾って。
ディズニー好きなら、好きなキャラクターのイメージを随所に散りばめると、会場全体がテーマパークに。
出会いのきっかけがサッカー観戦なら、ユニフォームを着て入場したり、サッカーボールトスも盛り上がるでしょう。

 

季節のイベントを取り入れる

10月はハロウィン、12月はクリスマスなど、季節のイベントも結婚式のテーマにしやすいです。大きなイベントがない月でも、季節感を取り入れるだけでテーマ性のある結婚式になります。

誰もが身近に感じられるテーマは、思い出に残りやすいのもポイントです。コンセプト次第でイメージを変えられるので、工夫してみましょう。

楽しいクリスマスなら赤と緑を中心に、再入場ではサンタの帽子とトナカイのカチューシャをつけて、プレゼントを配って回るのも面白いですよ。
大人っぽいクリスマスなら、テーマカラーを白とゴールドにして、キャンドルでロマンティックにするのも素敵です。

季節に合わせた結婚式については以下の記事も参考にしてみてください。

『【アイデア集】春らしい結婚式を装花で表現する方法』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7430/

『【アイデア集】秋らしい結婚式を装花で表現する方法』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7402/

 

伝えたいことから決める

「感謝を伝える結婚式にしたい」「絆を深める場にしたい」といったふたりの気持ちも、結婚式の立派なテーマになります。

感謝を伝えるなら、席札にthank youの文字を入れたり、プチギフトにthank youタグをつけたりして、デザインにも凝ってみましょう。
食材にこだわった料理の提供や、おふたりからの料理やデザートのサーブは、おもてなし感が伝わります。

ゲストに承認をもらう人前式やバルーンリリースなど、ゲスト参加型の結婚式にすれば絆も深まるでしょう。







テーマに合わせた挙式スタイル

画像:チャペルで腕を組む花婿と花嫁

挙式スタイルもテーマに合わせて決めると、より統一感のある結婚式になります。
憧れのシチュエーションや着たい衣裳、取り入れたい演出なども考えながら、どのスタイルにするか決めていきましょう。

各挙式スタイルについては以下の記事でも詳しく解説しています。

『【挙式スタイルの違い】人前式と神前式 ゲストが嬉しいのは?』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7079/

教会式

神聖な場所で神様に愛を誓う教会式。大聖堂のバージンロードに広がるロングトレーンに憧れている花嫁は少なくありません。
厳かな雰囲気の中で大切な方たちに見守られながら行う挙式では、最高にロマンティックな時間が叶うでしょう。

 

人前式

人前式は、ふたりがゲストに向かって誓いを立てるスタイルです。チャペルやガーデン、その他どんな場所でも、自由なシチュエーションで行なえます。
オリジナルの演出も可能で、アットホーム感のある挙式ができるでしょう。

 

神前式

神道でまつられる神様に誓いを立てる神前式は、神社やホテル、結婚式場の中の神殿で行います。
厳粛で凛とした雰囲気の中、伝統にのっとった式を挙げることで、結婚するという意識をより強く感じられるでしょう。

神前式について詳しくは以下の記事をご参照ください。

『神社結婚式の費用|和婚なら神前式がおすすめ』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/5457/
 

仏前式

仏前式は、仏様やご先祖様に結婚を報告し、二人が出会えたことを感謝する挙式スタイルです。寺院や仏前式を行える式場、自宅で行うこともあります。
伝統的なスタイルですが、選択肢が少なく選ぶ人も多くありません。

仏前式について詳しくは以下の記事も参考にしてみてください。

『お寺で結婚式|仏前式の基本から和婚のアイデアまで網羅!』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6269/
 

テーマに合わせた会場選び

画像:ガーデンで腕を組んでいる花嫁と花婿の後ろ姿

テーマウェディングを行うのに、結婚式場選びはとても重要になります。会場のテイストによって、結婚式の雰囲気が左右されやすいからです。
テーマに合わせた会場を選べば、より統一感のある結婚式が実現しやすくなります。

教会付きの結婚式場

教会付きの結婚式場では、正統派の厳かな結婚式が叶います。美しいステンドグラスや、長いバージンロードのある伝統的な教会での結婚式は、多くの花嫁の憧れです。
ロマンティックな雰囲気の中で行う結婚式では、ふたりもゲストも多幸感に満たされ、最高の感動を味わえるでしょう。
ヨーロピアン調の会場ならではの重厚感やきらびやかさは、あまりくだけすぎずゲストに礼を尽くした結婚式を挙げたい方におすすめです。

 

神社での結婚式

神社で結婚式を行う場合、披露宴は神社の敷地内にある会場か、ホテルや専門式場に移動して開催するのが一般的です。
神社とは別の場所で探す場合は、和のテイストがある会場を選ぶと統一感のある結婚式になります。

和モダンな会場なら、和洋どちらでも合わせやすいのでおすすめです。
神社での厳かな式では白無垢を、披露宴ではきらびやかな色打掛をまとい、お色直しでウェディングドレスという流れでもしっくりくるでしょう。

 

ホテルウエディング

格式やラグジュアリー感のあるホテルウェディングでは、質の高いサービスや充実した設備で、ハイレベルなおもてなしが叶います。
専用の挙式会場や神殿があるホテルなら、教会式や人前式、神前式と挙式スタイルが選べるのもポイントです。
会場によってテイストを選べるホテルもあります。装飾や工夫次第で、幅広くテーマを取り入れやすいのも特徴です。

 

ゲストハウス

ゲストハウスは、プライベートな雰囲気の中でアットホームな結婚式が叶うことが魅力です。非日常感を感じられる空間では、ふたりもゲストもリラックスして過ごせるでしょう。

ヨーロッパの邸宅や南国リゾートの別荘など、建物自体にテーマがあります。自由度が高く装飾や演出も希望が叶いやすいため、イメージどおりのテーマウェディングを作りやすいです。

チャペルやガーデン付きのゲストハウスも多く、教会式と人前式どちらも選べます。

 

リゾートウエディング

海辺や高原などでのリゾートウェディングは、非日常的な場所で開放感を楽しめるのが魅力です。

リゾートウェディングは旅行を兼ねた結婚式になるので、ほとんどの方が家族や特に親しい人たちのみで行います。

リゾート気分を楽しむだけでなく、絆を深める結婚式ができるのも特徴です。

チャペルなどの挙式会場もありますが、砂浜や草原にしつらえた自然いっぱいの挙式会場で行う人前式は、オリジナリティのある思い出深いものになるでしょう。

 

レストランウエディング

レストランウェディングでは、気兼ねないアットホームな結婚式が叶います。堅苦しいのは苦手、料理メインでゆったりと過ごしたいという方におすすめです。
レストランにもさまざまな雰囲気のお店があるため、カジュアルにするのかラグジュアリー感を出すのかなど、テーマに合わせたお店選びが重要になります。
レストランでは、併設のガーデンや会場内での人前式が可能です。ゲストとの距離が近く、手作り感のある温かな式になるでしょう。

レストランウエディングについては以下の記事で詳しく解説しています。

『レストランウエディングの費用|コスパ最高のワケとは』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/5822/







衣裳選びのコツ

画僧:寄り添い立つ姿を番傘で隠している色打掛の花嫁と紋付袴の花婿

結婚式の準備で、最もワクワクするのは衣裳選びではないでしょうか。
洋装にするのか和装にするのか、色は?形は?など選択肢が多く大変ですが、テーマが決まっていると衣裳選びも比較的スムーズに行なえます。

和装

花嫁の和装の婚礼衣裳は、白無垢、色打掛、黒引き振袖の3種類があります。和テイストの結婚式には、どれを選んでも大丈夫です。
古風なイメージなら白無垢、華やかに見せるなら色打掛、すっきりかっこよく着こなすなら黒引き振袖が合うでしょう。
モダンに見せるなら、振袖をドレス風に着付けるオリエンタル和装もあります。

神前式や和婚で活躍する和装については以下の記事も参考にしてみてください。

『神前式は色打掛もOK! 当日のコーディネートを丸ごと解説』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6342/
 

洋装

Aライン、プリンセス、マーメイドなど、さまざまな形がある洋装ドレス。同じカテゴリーでも、デザインや素材、柄によって雰囲気が全く異なります。
選択肢が多いため、テーマよりも写真での見た目の印象で選んでいくと決めやすいでしょう。

荘厳なチャペルではロングトレーンのドレス、アンティークな雰囲気にはエンパイア、大人っぽく見せるならストレートラインなど、それぞれのデザインが持つ印象を掴んでおくのもポイントです。

 

テーマを反映させるコツ

画僧:テーブルにセッティングされた装花とキャンドル

結婚式の準備ではいろいろなアイテムを揃えていきますが、それぞれにテーマを反映させた共通点を取り入れることで、統一感のあるおしゃれな結婚式になります。

ペーパーアイテム

ペーパーアイテムは、テーマに合わせて手作りしたり色味を合わせたりと、自由なコーディネートが可能なアイテムです。既製品に一手間加えるだけでも、十分にテーマを反映できます。
海がテーマなら、シンプルな席札に貝殻のスタンプを押すだけでもおしゃれになりますよ。

 

装花

装花の打ち合わせをする時にテーマが決まっていると、ふたりが相談しやすいだけでなく、フローリストも提案しやすくなります。
イメージ写真やテーマに沿ってすでに揃えているアイテムなどがあれば、それらを見せることで方向性がまとまりやすくなるでしょう。

 

料理・ドリンク

リゾートウェディングならトロピカルフルーツを使ったり、和婚ならお茶漬けや和菓子ビュッフェを用意したりと、料理やドリンクにもこだわることでテーマが引き立ちます。
こだわりの食材を使った料理や飾り付けでの工夫ができないかなども、打ち合わせ時に相談してみましょう。

 

テーマに沿った結婚式をあげよう

画像:手を繋ぎ笑って見つめ合う花嫁と花婿の前撮り

テーマに沿って作り上げた結婚式は、おふたりだけでなくゲストにとっても印象深い思い出になります。
テーマを特別なものにする必要はありません。「自分たちらしいね」と感じられるものを選べば、おふたりの想いはゲストにも伝わります。
統一感のある結婚式になれば、自然と写真映えのするテーマウェディングになりますよ。







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