プロポーズされたら職場に報告する? 会社に言うタイミングとマナー | 結婚式場の選び方

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プロポーズされて意思が固まったら、いよいよ結婚への歩みが始まります。
プロポーズ後は両家の親御様への挨拶や結婚式場の見学のほかに、職場への報告も結婚への重要なステップの1つ。
でも、いつどんな風に職場へ報告したらいいか迷ってしまいますよね。

「プロポーズを受けたら、会社に報告するタイミングは?」
「結婚したら仕事に影響する事項は何?」
「職場への結婚報告の仕方を知りたい」

プロポーズを受けたら、結婚によって仕事に変化が生じる場合、職場への報告タイミングやマナーを把握しておくことが大切。
本記事では、職場への結婚報告のタイミングや伝える順番、伝えるべき項目などをまとめて解説しています。

プロポーズされたら職場に報告するのかどうか

画像:赤いハートを抱えた小首をかしげる女性

結論的には、結納や婚約をしただけの段階では、まだ職場への報告はしなくても構いません
結婚の話が具体的になっていく中で、折を見て職場への報告も行いましょう。

ただし、婚約が決まったらすぐに報告が必要なシチュエーションもあります。
プロポーズ後に職場に伝えるべき内容を確認し、すぐに報告が必要かもう少し先でも大丈夫かを判断しましょう。

結婚にまつわる職場に報告が必要な事項

結婚にともなう変化が職場にも影響を及ぼす場合には、職場へ結婚の報告をしましょう
結婚すると新居へ引っ越したり、苗字を変えたりするため、仕事上でも手続きが発生します。

結婚の準備と同時進行で進めていく内容が多いですが、状況によってはすぐに職場への報告が必要な事柄もあるでしょう。
職場に伝えるべき事項は、具体的に以下のようなものが挙げられます。

変更したら伝える事項 報告が必要な理由
氏名や住所 年金・健康保険・税金関係の手続きのため
業務上の名義を変え、名刺やネームプレートを変更するため
緊急連絡先 結婚する相手を緊急連絡先に登録するため
勤務形態の希望 結婚を機に異動や時短勤務を希望する場合、早めに報告して調整しやすくするため
 

プロポーズのときに報告が必要なパターン

プロポーズされた時に、すぐに職場への報告が必要なパターンをご紹介します。
プロポーズ直後から仕事に影響を及ぼす変化がある場合には、すみやかに会社へ報告してくださいね。

  1. 退職を考えている場合
  2. 結婚より先に同棲する場合
  3. 妊娠している場合
 

1.退職を考えている場合

結婚を機に退職を考えている場合は、プロポーズされたらできるだけ早めに上司へ相談しましょう。
たとえば遠距離恋愛で、プロポーズ後に退職して相手の住んでいる土地へ引っ越したい場合などは、職場へすぐに報告が必要です。
ほかにも寿退社を予定している場合には、すみやかに上司に報告して、退職と結婚のタイミングを検討しましょう。
仕事の引き継ぎにも影響するため、早めに報告して退職時期や引き継ぎ計画を相談してください。

2.結婚より先に同棲する場合

プロポーズされてすぐに同棲を開始する場合には、住所の変更手続きが必要になります。
入籍や結婚式などの準備が始まっていなくても、住む場所が変わる時点で会社へ報告しなくてはいけません。
保険や税金関係の処理の他に、通勤手当などにも影響してくるため、住所変更の報告だけでも先に済ませましょう。
その際に婚約した事実に触れても問題はありません。

3.妊娠している場合

プロポーズと同時に妊娠が分かっている場合は、すぐに職場へ報告するのが望ましいです。
妊娠中は体調の変化があるため、人事調整が必要になることも

特につわりで体調が不安定な時期は、業務負担を軽減してもらうためにも早めの相談が重要です。
職場の理解を得ることで、業務の調整や産休・育休の手続きもスムーズに進むでしょう。

 

職場に報告するタイミング

画像:話をする初老の男性と若い女性

プロポーズ以外で職場に報告するタイミングをご紹介します。
結婚の準備が具体的に進んできたら、仕事との兼ね合いを見ながら報告するタイミングを見計らいましょう。
明確な決まりはありませんが、職場に迷惑をかけないように早めを心掛けるのがおすすめです。

親や家族へ報告し終えたとき

結婚は個人だけでなく、家族にとっても大きな節目です。
両家の親御様や家族に報告し、結婚の方向性が固まった段階で職場に伝えるのが良いでしょう。

家族との話し合いの中で、結婚に対する親の希望が出てくる場合もあるかもしれません。
二人で考えていた結婚のプランが変更になる可能性もあるでしょう。
ご両親への挨拶をし、見通しが立ってから職場へ報告するのがおすすめです。

 

結婚式の日程が決まったとき

結婚式の日程が決まると休暇の申請や業務調整が必要になるため、職場に報告する目安タイミングの1つです。
繁忙期と重なる場合は、早めに上司やチームへ相談し、負担をかけないようスケジュールを調整しましょう。

また、職場の人を結婚式に招待する場合は、併せてご案内しやすいタイミングでもあります。
職場への結婚報告は、結婚式の日取りが決まった時でも良いでしょう。

 

入籍したとき

入籍すると苗字が変わり年金や保険・税金などの変更手続きが必要になるため、速やかに職場へ報告しましょう。
結婚式が未定でも、入籍したことを限られた方にだけ報告し手続きを進め、結婚式などは後日全体に報告というのも1つの方法です。

氏名の変更に伴い、給与口座や健康保険証の名義変更など、職場の事務処理に関わる部分が多いので忘れずに報告しましょう。
また会社によっては入籍すると結婚祝い金の申請ができることもあるため、社内制度を確認しておくとよいですよ。

 

新居へ引っ越したとき

新居に引っ越すと、通勤ルートや通勤時間が変わる可能性があるため、上司や総務に報告しておきましょう。
通勤手当の変更が必要になる場合は、手続きを忘れずに。

また引っ越しによる通勤時間の変化で、勤務時間の調整が必要になることもあります。
リモートワークを希望する場合や時差出勤が可能な場合は、早めに上司に相談してくださいね。
引っ越しに伴い、社内の緊急連絡先を更新する場合もあるので、必要な情報を整理して伝えましょう。

 

結婚報告の方法とマナー

画像:新郎新婦と乾杯の音頭をとった人

結婚が決まったら、職場で適切に報告することが大切です。
報告の仕方によっては、周囲の印象や職場の円滑なコミュニケーションに影響を与えるため、マナーを守りながら進めましょう。
特に、報告の順番には注意が必要
誰にどの順番で報告すべきかを解説し、ポイントや伝えるべき内容をご紹介します。

 

報告の順番について

報告をする順番は、スムーズに仕事を進める上で最も大切です。
失礼のないように配慮し、結婚後も職場での良好な人間関係を築いていけるようにしましょう。

1.直属の上司

最初に報告すべき相手は、直属の上司です。
上司を飛ばして同僚に先に伝えてしまうと、職場内での印象が悪くなってしまうかもしれません。
あなたの結婚によって、職場にどのような影響があり、業務上どんなフォローを必要としているか上司と相談することが大切。
できるだけ直接伝え、業務上の影響を考慮しながら、結婚にまつわる必要事項を上司に報告しましょう。

2.同僚や他部署

上司へ報告したら、その後は必要に応じて同僚や他部署の関係者、取引先へ報告します。
業務で関わりのある人から先に伝えるようにしましょう。
同じプロジェクトチームや部署など、まとまりごとに報告することで、人間関係がギクシャクしてしまうのを防ぐことができます。

また、上司から一斉に連絡してもらえることもありますので、伝える順番が逆にならないよう注意してください。
まだ内緒にしていたい場合などは、今後のためにもしっかりと口止めすることも必須です。

 

報告の方法

職場へ報告する方法や気を付けたいポイントをご紹介します。
結婚はあくまでプライベートなことであるため、業務に支障が出ないように進めていくことが大人としてのマナー。

  • 事前にアポイントを取る
  • 直接伝える
  • 業務時間を避けて伝える
 

▼事前にアポイントを取る

職場への結婚報告は、社会人として事前にアポイントメントを取ってから行うのがマナーです。
上司は多忙なため、突然の報告は相手に負担をかけてしまう可能性があります。
アポイントメントを取る際には、「ご相談したいことがあるのですが、〇月〇日のご都合はいかがでしょうか」のように、一言相手の都合を尋ねる形で自分から打診しましょう。
上司の時間を考慮して簡潔に伝えることが大切です。

▼直接伝える

職場での結婚報告は、できるだけ直接行うのが基本の伝え方です。
上司や同僚との信頼関係を築くためにも、対面での報告を心がけましょう。
遠方の支店にいる同期など、どうしても対面での報告が難しい場合は、オンライン会議や電話などを活用してもOK。
メールやSNSなど文面はなく、できるだけ直接話してコミュニケーションを取る方法を選びましょう。

▼業務時間を避けて伝える

結婚の報告は私的な内容であり、業務中に伝えるのは避けるのがマナーです。
そのため、上司に報告する際は、業務時間外を選ぶように心がけましょう。
朝礼前やお昼休憩に入るタイミング、業務終了後など、負担をかけない時間帯を見計らってアポイントメントを取ってください。

 

報告のときに伝えることと例文

結婚の報告は必要な情報を過不足なく伝えられるように、伝える事をリストアップしておくと良いでしょう。
結婚にまつわる話を赤裸々に語る必要はありませんが、業務に必要な情報を整理して伝えてください。

  1. 仕事について
  2. 結婚式について
  3. 新婚旅行について
 

1.仕事について

結婚後も仕事を続けていくのか、退職を考えているのかは上司にとっての気になるポイント。
結婚生活を送る上で、現在と同じ働き方で仕事を続けていくのが不安な場合には、報告の際に併せて相談してもよいでしょう。
たとえば、配偶者の転勤に伴い引っ越しが必要になる場合や、育児や家事との両立を見据えて時短勤務を希望する場合などです。
具体的な意向を早めに伝えることで、結婚後の働き方もスムーズに調整が進むでしょう。

2.結婚式について

職場の人を結婚式に招待する予定があるかどうかを伝えると、相手も予定を調整しやすくなります。
招待状を渡す前に結婚報告と併せて、結婚式の案内を口頭でお知らせしておくと、相手も心の準備ができるのでおすすめ。
特にスピーチも依頼するケースでは、一緒に早めに伝えることが何よりも重要といっても過言ではありません。

一方、職場の人を招待しない場合でも、「身内だけで小さな式を挙げます」など簡単に結婚式の予定を伝えておくと良いでしょう。
親族中心と言っておけば角は立ちませんので、以下の例文も参考に伝えてみてください。

招待する場合の例文
「今年の〇月〇日に結婚式を挙げることになりました。○○部長にもぜひご出席いただきたいと思っています」
「実は結婚することになりまして、〇月〇日に式を挙げます。ぜひご列席と簡単なスピーチをお願いしたいのですが、ご検討いただけますでしょうか」
 
招待しない場合の例文
「結婚が決まりまして、来年の〇月に家族だけで結婚式を行います。前後にお休みをいただきたいので、また近くなったら相談させてください」
「この度、結婚式を挙げることが決まりました。お互いの家の意向で親族のみで行うため、招待できず残念です。また、休暇をいただきたいと思っています」
 

3.新婚旅行について

新婚旅行で長期休暇を取る場合は、業務の調整が必要になるため早めに報告しましょう。
具体的な日程や休暇の取得予定を伝えることで、職場内の調整がスムーズになります。
新婚旅行は特別なイベントですが、職場に迷惑をかけないよう余裕を持ったスケジュール調整を心がけましょう。

 

まとめ:職場にはタイミングを見て報告しよう

画像:オフィスで談笑する男女

結婚に関する職場への報告は、適切なタイミングとマナーを守ることが大切です。
プロポーズ直後に急いで報告する必要はありませんが、結婚に伴い業務に影響が出る場合は、早めに上司に相談しましょう。

本記事では、プロポーズされたら職場へどのように報告を済ませるかについて詳しく解説しました。

職場に伝えるべき項目やタイミング、報告する順番など具体的なシチュエーションをご紹介していますので、参考にしてくださいね。
紹介した通り正しい順番と方法で結婚報告し、職場の理解を得ながら気持ちよく結婚準備を進めましょう。

 
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