ヘアメイクリハーサルで後悔しないために|服装や持ち物について | 結婚式場の選び方

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当日を最高の花嫁姿で迎えるためには、ヘアメイクリハーサルが欠かせません。
どのような髪型やメイクが自分に似合うのか、プロの意見を聞きながら細かな打ち合わせを行うことができます。

なるべくスムーズにリハーサルを進めて時間を有意義に使いたいですよね。

「リハーサルを上手く活用するには?」
「どんなものを持っていくべき?」
「リハーサルには何を着ていけばいいの?」

この記事では、ヘアメイクリハーサルを成功させるための服装や持ち物、活用のコツまで解説しています。
当日までに準備するものから、当日の心構えまでご紹介!

ぜひ参考にして、自信を持って当日に臨めるように準備を進めていきましょう。

ヘアメイクリハーサルについて

画像:広げられたブラシポーチに入ったメイクブラシ

結婚式の準備の中でも、特に花嫁様の魅力を引き出すために欠かせないのがヘアメイクリハーサル。
当日を最高の姿で迎えるために必要なプロセスです。

プロのヘアメイキストと一緒に、理想のヘアスタイルとメイクを事前に試すことができます。
また、肌に合う化粧品を選んだり、アレルギーの確認をしたりと、安心して当日を迎えるためにも必要です。

あらかじめプランに組み込まれていることもあれば、オプションとして選べることも。
まずはやる意味や時期について解説していきます。

ヘアメイクリハーサルをやる意味

ヘアメイクリハーサルでは当日のヘアスタイルとメイクをリハーサルとして試します。
花嫁の個性やドレス、会場の雰囲気などを考慮し、最も美しく魅せるスタイルを提案するためです。

また、事前に当日のヘアメイクを試すことで理想のヘアメイクと実際のイメージとのギャップを無くせます
ぶっつけ本番ではイメージと違うという事態もあり得ますし、不安があれば相談できるのがメリットです。

プロの目線から思わぬ新しい発見があったり、客観的に似合うスタイルを見つけられることもあります。
事前にしっかりと打ち合わせを行い細部まで確認することで、担当のヘアメイキストと信頼関係を築くこともできるでしょう。

また、ヘアメイクの崩れにくさや肌への負担なども試せるのがヘアメイクリハーサルを行う理由の1つ。
節約のためにやらない選択肢もありますが、ドレスを試着して決めるように、ヘアメイクの内容も試して決めるべきです。

 

ヘアメイクリハーサルを行う時期

ヘアメイクリハーサルは、挙式の1ヶ月前ごろに行うよう案内されることが多いです。
この時期であれば、万が一トラブルがあっても追加で2回目を設定する余裕があります。

また、前撮りを行う場合は、前撮りと兼ねてヘアメイクリハーサルを実施するのもおすすめです。
衣裳を着れるので、当日のイメージを掴みやすいというメリットもあります。

土日は結婚式などでサロンに空きがないため、平日に予約するように案内される可能性が高いです。
予めスケジュールを調整できるとよいでしょう。

あまり早くリハーサルを行うと、結婚式までに髪が伸びてリハーサルのヘアスタイルと印象が異なる可能性もあります。
なるべく直前に行いたい気持ちも分かりますが、1か月前を目安にするのがベストでしょう。

 

ヘアメイクリハーサルを行う順番

ヘアメイクリハーサルと並ぶ、当日の花嫁姿を決める準備としてドレス決めと小物合わせがあります。
おすすめの順番はドレス決め、小物合わせ、ヘアメイクリハーサルです。

まずはドレスが決まっていないと花嫁のイメージはつきません。
早めにドレスショップで予約を抑えましょう。

次に、小物合わせですがアクセサリーを選ぶ際にはヘアスタイルが決まっていないと合わせづらいです。
小物選びまでに髪型の形だけは決めておくのがポイント。

最後に選んだ小物や写真を持ち込んでヘアメイクリハーサルを行うのがおすすめです。
もしアクセサリーが合わなくても用意し直す時間があります。

ヘアメイクリハーサルはやり直しに料金がかかりますが、小物合わせにはかかりません。
小物は仮決めのつもりで臨むと調整も効きやすいでしょう。

 

ヘアメイクリハーサルの流れ

ヘアメイクリハーサルでは基本的に当日と同じ流れで支度をします。
ただ緻密なヒアリングがあるのはリハーサルならでは。

ヒアリングを行ったのちにメイクアップ、ヘアアレンジを行います。

【ヘアメイクリハーサルの流れ】

  1. 理想のイメージのヒアリング
  2. アレルギーや悩みなどのカウンセリング
  3. メイクアップ
  4. ヘアスタイリング
  5. お引上げ

最後はメイクやヘアスタイルをカジュアルダウンするお引上げです。
これは当日も行われるもので、街中を歩いても目立たないようにヘアメイクを少し変えることを指します。

メイクやヘアスタイルの崩れ具合を見るためにも大胆なチェンジはしない方がおすすめです。

 

ヘアメイクリハーサルについて

画像:イヤリングを試着する白いタンクトップの女性

ヘアメイクリハーサルでは当日の衣裳は着ません
そのため、当日のイメージをより具体的に掴めるような服装がおすすめです。

どのような服装がリハーサルに適しているのか、ポイントを紹介していきます。

ドレス姿をイメージできる服装にする

ヘアメイクリハーサルでは当日に近い服装をするのが基本です。

ウエディングドレスや白無垢を着るのであれば、白やオフホワイト、ベージュといったトップスがおすすめ。
ドレスの色に近いトップスを着ることで、ヘアメイクとドレスの相性を確かめやすくなります。

また、お色直しがある場合は近い色の羽織ものやスカーフ、ハンカチを持参しましょう。
首元に色があるだけでヘアメイクの印象が変わることもあります。

鏡を見たときに、本番に近い姿を想像できるような服装を心がけましょう。

 

襟元が開いた服装がおすすめ

色味を寄せる以外にも、首周りが開いたデザインにするとドレスを着用した際のイメージを掴みやすくなります。
タートルネックなどの首が詰まったデザインの服だと、ドレスを着た時の印象を左右するかもしれません。

デコルテラインが見えるボートネックやVネック、オフショルダーがベター。
襟元が開いた服装にすることで、アクセサリーと合わせたときのバランスも確認しやすくなります。

なるべくドレスに合わせたデザインのトップスを着ていくようにしてみてください。

 

背中が開いた服装もおすすめ

背中が開いたデザインのドレスを着用予定であれば、リハーサルにも襟足や背中が開いた服装で臨むことをおすすめします。
ほとんどの結婚式場で背中のボディメイクの提案もしてくれるからです。

背中の肌トラブルをカバーしたり、肌のトーンを均一にしたりすることで、より美しい後ろ姿を演出できます。
リハーサル時に背中を開けていれば、ボディメイクが必要かどうかの相談がしやすくなるでしょう。

難しい場合はドレスの後ろ姿の写真を準備したり、口頭でボディメイクについて相談するのがおすすめです。

 

ヘアメイクリハーサルのメイクについて

画像:リップメイクをほどこされる花嫁

ヘアメイクリハーサルでは、当日のメイクもシミュレーションします。
当日のコンディション次第でメイクノリや発色が変わってくるため、事前の準備も大切。

ここでは、リハーサル時のメイクに関するポイントをご紹介します。

すっぴんが基本

ヘアメイクリハーサルには、基本的にすっぴんで行きます。
すっぴんで行くことで肌の状態に合わせたベースメイクや、肌悩みのカバー方法を相談しやすいでしょう。

ファンデーションやポイントメイクをしていると、メイキストが肌の色や質感を正確に把握しにくくなります。
クレンジングも行ってくれますが、時間を無駄にしないためにもノーメイクがおすすめです。

日焼け止めまでで留めておき、リハーサルに向かいましょう。

 

カラーコンタクトとつけまつげは付けて行く

当日にカラーコンタクトやつけまつげを付ける場合は、ヘアメイクリハーサルにも付けて行くのがおすすめ。
リハーサルにも付けていくことで、ヘアメイキストが当日のイメージを掴みやすくなります。

カラーコンタクトやつけまつげが、希望するメイクと合うかどうかも確認できるでしょう。
特に普段使い慣れていない場合は、リハーサルで試しておくと安心です。

 

本番と同じ準備をする

ヘアメイクリハーサルをより有意義なものにするためには、本番と同じような状態で臨むことが大切です。
前日や当日の朝は、本番でも行う肌や髪のケアを行ってください。

リッチなフェイスパック、顔やうなじ、背中などのシェービングを試すのもおすすめ。
本番と同じ準備をすることで肌や髪のコンディションが整い、より当日に近い状態でのリハーサルができます。

また、シェービングはメイクノリを良くし肌のトーンを明るく見せますが、肌トラブルが起こることも。
リハーサルで試してみると安心です。

同じ準備をすることでリハーサルの精度が高まり、当日のヘアメイクに近づくことができるでしょう。

 

ヘアメイクリハーサルの持ち物について

画像:イヤリングを付ける女性

理想のヘアメイクを叶えるには、いかに具体的にイメージできるかが重要。
ヘアメイクのイメージを共有できるようなアイテムがあると便利です。

気に入ったヘアメイクの画像

言葉だけで理想のイメージを伝えるのは難しいので、良いなと感じたヘアスタイルやメイクアップの画像が必須です。
雑誌の切り抜きや、インターネット、SNSで見つけたお気に入りの画像など、具体的なビジュアルを共有しましょう。

複数の角度からの写真があるとより詳細なニュアンスが伝わり、好みや雰囲気をより正確に把握してもらえます。
それぞれの画像についてどの部分が好きなのか、といったポイントも伝えられるとスムーズです。

 

ヘアメイク指示書

ヘアメイク指示書とは、髪型やメイクのリクエストイメージ、髪質や肌質に関する情報などをまとめた資料のことです。
指示書をヘアメイクリハーサルに持参することで、ヘアメイキストとのイメージ共有がより円滑になります。

ヘアメイク指示書には以下のような項目を載せるのがおすすめです。

  • イメージの画像
  • コンプレックス
  • 苦手な色
  • これまでのヘアメイクで感じたこと
  • 結婚式を挙げる会場の雰囲気
  • 結婚式のテーマ

事前にこれらの情報を整理しておくことで、コミュニケーションが円滑になり、リハーサルを有効に活用できるでしょう。
詳しい作り方などはこちらの記事で紹介しています。

『【ヘアメイク指示書の作り方】結婚式で後悔しないオーダーのポイントも紹介!』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/11782/
 

当日と同じアクセサリー小物

当日着用する予定のアクセサリーや小物が手元にある場合は、ヘアメイクリハーサルに持参しましょう。
ドレスに合わせて身につける小物を実際に合わせることで、ヘアメイクとのバランスを確認できます。

まだアクセサリーが決まっていない場合も、候補を持参してアドバイスをもらうことが可能です。
当日のコーディネートイメージがより明確になり、自信を持って本番を迎えられます。

ヘアアクセサリーはヘアスタイルとの相性もあるので、必ず持参しましょう。

 

カメラやスマートフォン

リハーサルで試したヘアスタイルやメイクアップを、様々な角度から写真に撮っておくために必要です。
正面だけでなく、サイドや後ろからの写真、アップの写真など、複数のアングルで撮影しましょう。

当日は360°ゲストに囲まれるので、後ろ姿も写真でしっかりチェックすることが重要です。
また、後から見返すと改善点が見つかることもあります。

細かな点までチェックするためにも写真撮影は必須です。

 

ヘアメイクリハーサルの注意点

画像:こめかみを抑える釣り目メイクの女性

リハーサルを最大限に活かすための注意点を紹介します。
理想の花嫁姿になるために、ぜひ参考にしてみてください。

ヘアメイクリハーサルを必ず行う

ヘアメイクリハーサルは必要ないと言う方もいますが、卒花としては「必ず行ってください」とお伝えしたいです。
リハーサルは、単に希望のヘアスタイルやメイクを試す場ではありません。

花嫁の肌質や髪質をヘアメイキストが実際に確認し、最適な化粧品や整髪料を選ぶ機会でもあります。
また、当日は時間との戦いになるので、希望通りになるまでやり直す時間もないのです。

当日にイメージと違った、と後悔しないためにヘアメイクリハーサルは必須。
プロの視点からアドバイスを受けることで、自分では気づかなかったヘアメイクに出会える可能性もあります。

 

早めにリハーサルを行う

ヘアメイクリハーサルは、結婚式の直前ではなくある程度余裕をもって行うことがおすすめ。
一般的には、結婚式の1ヶ月前から2か月前のタイミングで行われます。

肌や髪の状態が当日に近いことに加え、リハーサルで納得がいかなかった場合でも再調整の時間があるためです。
早めにリハーサルを行うことで万が一のトラブルにも対応しやすくなり、安心して結婚式当日を迎えられます。

 

こだわりやコンプレックスを伝える

ヘアメイクリハーサルでは、遠慮せずに自分のこだわりやコンプレックスを担当者に伝えることが重要です。
具体的な希望はもちろん、やりたくないこともしっかり伝えましょう

髪の生え癖、肌や顔の形について気になる部分がある場合も恥ずかしがらずに相談してください。
プロのヘアメイキストはカバー方法や魅力を引き出すテクニックを持っています。

ヘアボリュームやコテは大きめ/小さめがいいなどこだわりもしっかりと伝えることがポイントです。
気になる部分はとことん相談することで、理想のヘアメイクを見つけることができるでしょう。

 

気になった点は遠慮せずに伝える

ヘアメイクをしてもらった後少しでも気になる点があれば、遠慮なくその場で修正をお願いしましょう。
例えば、仕上がりがイメージと違っていたり、伝えた通りになっていないと感じた場合です。

リハーサルはタイムテーブルのある当日と違い、納得いくまで何度でも変更できます。
相手はプロだから分かってくれるだろう、当日はもっと上手くいくはず、と期待して当日を迎えるのは避けましょう

その日のうちに、具体的にどこが気になるのかを連絡し疑問を解消していくことが大事です。
直接的な言い方が苦手な場合は、別の提案を求める形で伝えてみてはいかがでしょうか。

遠慮せずに伝えることで、理想のヘアメイクに近づけることができます。

 

アレルギーや肌質についても共有する

敏感肌の方や特定の化粧品成分にアレルギーがある場合は、事前に担当のヘアメイキストに伝えましょう
肌に優しい化粧品を選んでもらったり、アレルギー反応が出ないか確認しながら進めてもらったりできます。

普段使用している化粧品で肌に合うものがあれば、持ち込んで使用してもらうことも可能です。
もし肌に違和感を感じたり荒れてしまったりした場合は、自分の化粧品でメイクすることもOK。

アレルギーや肌質に関する情報は包み隠さず伝え、安心してメイクを受けられるように準備を進めましょう。

 

付き添いの人は連れて行かない

ヘアメイクリハーサルに誰か付き添いの人を連れて行くと、客観的な意見を取り入れることができます。
優柔不断でなかなか決められない方や、新しい視点からのアドバイスがほしい方にとって、第三者の意見は参考になるでしょう。

ただ、ヘアスタイルやメイクのパターン数にもよりますが、ヘアメイクリハーサルの所要時間は2時間~3時間程度が一般的。
ドレス試着とは違い1つのコーディネートを試すのに時間がかかるため拘束時間が長くなってしまいます。

付き添いの人は連れて行かずに写真を撮って自分で見返したり、メイキストの意見を聞くのがおすすめです。

 

まとめ:ヘアメイクリハーサルで後悔のない結婚式にしよう

画像:鏡を見ながらイヤリングを付ける花嫁

ヘアメイクリハーサルは理想の花嫁姿に近づくための重要なステップ
リハーサルがあることで、ヘアメイキストとイメージを共有できます。

単に見た目を決めるだけでなく、自分に合った化粧品や崩れにくい方法を確認したりすることも重要です。
イメージ画像やヘアメイク指示書、当日のアクセサリーなどを持って行き有意義な時間にしましょう。

こだわりやコンプレックスは正直に伝え、気になる点はすぐ修正することが後悔のないリハーサルにするコツ。
本記事を参考にヘアメイクリハーサルに臨めば、きっと最高のコンディションで結婚式を迎えられでしょう。

 
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