結婚式の受付を新郎新婦で分けないのはあり? 少人数婚での受付 | 結婚式場の選び方

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結婚式の受付は新郎側と新婦側で分けるのが一般的ですが、人数が多くなければ「分けなくてもいいのでは?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「必ず左右に分けて設置する必要があるの?」
「一緒にする場合のメリット/デメリットは?」
「スムーズな受付のために注意すべき点は?」

本記事では受付を分けないで設置してもいいパターンやスムーズな受付のためのポイントを解説

基本的には分けた方がゲストの混乱も少ないですが、分けない受付の結婚式も担当したことがあります。

受付の人数を減らしたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。

受付を新郎新婦で分けなくていい結婚式とは

画像:ゲストブックとキャンドル

結婚式の受付は必ずしも新郎新婦様で分ける必要はありません。

人数が少なかったり、人数に偏りがある場合は分けなくても大丈夫です。

具体的にどのようなスタイルの結婚式であれば受付を分けなくてもよいのか見ていきましょう。

40人未満の少人数の結婚式

招待するゲストの人数が比較的少ない、例えば40名未満の少人数婚の場合は、受付を一緒にしても十分に対応可能です。

特に親族のみの結婚式の場合は、1世帯でまとめて受付を行うためかなりスムーズに受付が進みます。

受付が一つでも混乱する心配が少なく、受付係への負担も少ないでしょう。

ただし、友人や職場の関係者なども多数招いている場合は分けた方が無難です。

40名程度から経験のない受付係では受付が混雑し始めます。

ゲストが家族としてまとまって受付可能かどうかも判断基準の1つにしてみてください。

 

カジュアルな結婚式

1.5次会などカジュアルなパーティスタイルの結婚式でも、受付を分けないケースが見られます。

受付を一緒にすることでゲストとホストの距離が近くなるので、堅苦しい雰囲気にしたくない場合はおすすめです。

ゲストにとっても、どちらの受付に並ぶか迷うことなくスムーズに受付を済ませられるというメリットがあります。

ただし人数が多い場合は分けてください。

 

人数比に偏りがある結婚式

新郎側と新婦側のゲストの人数に大きな差がある場合、受付を分けない方がスムーズなこともあります。

人数差が大きい状況で受付を分けてしまうと、片方は閑散としていて片方は行列ができているといった状況になりかねません。

受付を分けないことで見た目のアンバランスさを解消し、ゲストをスムーズに案内することができます。

新郎側と新婦側とで特に分けず受付を2つ用意するのもおすすめです。

 

結婚式の受付を新郎新婦で分ける理由

画像:Weddingと書かれた矢印型の看板

一般的に結婚式の受付は新郎新婦で分けることが多いですが、それにはいくつか理由があります。

受付を分けて設置する理由が分かれば、分けずに設置するときの参考にもなるでしょう。

以下も参考に受付を分けるかどうか判断してみてくださいね。

スムーズに受付を行うため

結婚式で受付を新郎側と新婦側に分ける理由の一つは、スムーズに受付を進めるためです。

特に招待客が多い大規模な結婚式では、混雑して長い待ち時間が発生する可能性があります。

受付を2つに分けることでゲストが分散され、一人当たりの受付にかかる時間を短縮することが可能です。

受付係も担当するゲストの数が減るため、一人ひとりに対して丁寧な対応をしやすくなるでしょう。

 

ゲストが迷わないようにするため

新郎側と新婦側で受付を分けることで、ゲストがどちらに行けば良いか迷わないようにするという意図もあります。

「新郎側受付」「新婦側受付」と表示されていれば、ゲストは自然とどちらに行けばいいのかが分かり、スムーズです。

ほとんどの結婚式で受付を分けているので、年配のゲストや結婚式にあまり慣れていないゲストにとっても分かりやすいでしょう。

受付が一緒だと逆に混乱するゲストもいることを想定しておく必要があります。

 

ご祝儀の管理をしやすくするため

一般的に、結婚式でいただいたご祝儀は新郎側と新婦側でそれぞれ管理することが多いです。

受付を最初から分けておくことで、ゲストから預かったご祝儀を自動的に新郎側の分と新婦側の分に分けて保管できます

そうすることで、ご祝儀の合計額を確認したり管理したりする際に正確に仕分けできるでしょう。

新郎側と新婦側で負担額が違ったり、両家に返す予定がある場合は分けてある方が便利です。

夫婦で結婚式の費用を負担していたり、ご祝儀も一緒に管理する場合は分けなくても問題ありません

 

受付を分けない場合のポイント

画像:Mr.&Mrs.と書かれて札と装花

結婚式の受付を分けない場合のポイントを解説します。

受付を簡略化するのであれば、ゲストにも受付係にも負担がないように工夫するのがおもてなしです。

受付係は2人以上に依頼する

受付を新郎新婦で一つにまとめる場合、受付係の負担が大きくなる可能性があります。

そのため、受付係は最低でも2人に依頼するのがおすすめです。

人数の目安としては、ゲスト40名程度までであれば2~3名、それ以上の場合は3~4名程度いると安心でしょう。

受付係が複数いれば、ご祝儀の受け取り、芳名帳への記帳案内、席次表などの配布、質問対応といった業務を分担できます。

 

受付係はそれぞれから選出する

受付を新郎新婦で分けない場合でも、受付係は新郎側、新婦側それぞれから選出することがおすすめです。

性別が偏っているとゲストをさらに混乱させる可能性も否めません。

公平に選出し、ゲストをお出迎えしましょう。

 

分かりやすい案内を心がける

受付が分かれていないとどこに行けばいいのか分からないゲストも出てきます。

受付係から声をかけてもらったり、両家名の入った看板を出すなどして分かりやすい表示を心がけましょう。

芳名帳は分ける場合、どちらに記入すればいいのかが分かるようにしておくとさらに親切です。

分けない場合も分かるようにしておいたり、案内があるとスムーズに進みます。

 

事前に役割分担しておく

受付係の役割分担を明確にしておくことで、受付が混雑した場合でも慌てずに対応しやすくなります。

ご祝儀を受け取る担当、芳名帳への記帳を案内する担当、配布物を渡す担当など、具体的な役割を決めておきましょう。

また、普段とは違うオペレーションになるため事前に流れや注意点を共有できるとなお良いです。

ご祝儀の管理方法や遅れて到着したゲストへの対応、トラブル時の対応など事前にシミュレーションしておくと安心できます。

 

まとめ:受付を分けない結婚式もしっかり準備すればOK

画像:記帳を促すサイン

結婚式の受付を新郎新婦で分けてもいいか解説しました。

受付を分けるべきか、それとも分けないべきかという問いに絶対的な正解はありません。

大切なのは、おふたりの結婚式のスタイルやゲストの人数、どのようなおもてなしをしたいかによって最適な方法を選ぶことです。

少人数婚やカジュアルなウエディングにおいては、受付を分けないという選択も十分に「あり」

固定観念にとらわれすぎず、おふたりらしい結婚式を作り上げるために、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

事前の準備を丁寧に行えば、受付を分けない結婚式でもゲストに気持ちよく過ごしてもらえるはずです。

心に残る素晴らしい結婚式になりますよう、応援しています。

 
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