再婚カップルに婚約指輪・結婚指輪は必要? 選び方や注意点を解説 | 結婚式場の選び方

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再婚を控え、結婚指輪をどうするか悩んでいるカップルは少なくありません。
特に40代以降の再婚では、年齢にふさわしい選び方が求められます。

「新しい門出の証として指輪を用意すべき?」
「購入するならいつが良い?」
「費用相場はどのくらい?」

本記事では、再婚における結婚指輪の意味から、購入のタイミング、費用相場、後悔しない選び方のポイントについて解説します。
また、前の指輪の扱い方まで紹介するので、再婚する方は参考にしてみてください。

指輪についての悩みを解消させていきましょう。

再婚でも婚約指輪で後悔しないコツ

画像:婚約指輪をはめる男性の手

再婚における婚約指輪は必ずしも必要というわけではありませんので、お二人の希望に応じて購入するようにしましょう。
特にパートナーが初婚の場合は婚約指輪に憧れを持っている場合も多いため、しっかりと話し合うことが大切です。

再婚だからこそ婚約指輪に特別な意味を持たせたい、と考える方もいらっしゃいます。
お互いの価値観を尊重し、納得できる選択をすることが、後悔しないための重要なポイントです。

 

パートナーが初婚の場合

パートナーが初婚の場合、婚約指輪に対して特別な憧れや理想を持っている可能性があります。
再婚側は経験があるからといって、自分の意見を押し付けたり、プロセスを簡略化したりしないよう配慮が必要。

相手がどのような指輪を望んでいるのかヒアリングし、選ぶ過程そのものも楽しむ姿勢が大切です。
男女のどちらが初婚かによって傾向が異なるため、自分達のパターンに当てはめて参考にしてみてください。

▼女性が初婚の場合

男性が再婚で女性が初婚の場合、女性は婚約指輪に強い憧れを持っている可能性が高いです。
初婚の女性にとって結婚は人生の大きな節目であり、婚約指輪はその象徴でもあります。

そのため、男性は女性の希望に最大限寄り添い、共に指輪選びを楽しむ姿勢が大切
複数のジュエリーショップで試着したり、素材や石のについて一緒に調べたりする時間は、お二人の絆を深める時間となるでしょう。

▼男性が初婚の場合

男性が初婚で女性が再婚の場合、女性側が婚約指輪を遠慮することも多いです。
再婚であることに負い目を感じていたり、男性に金銭的な負担をかけたくないという思いから、遠慮してしまうことも。

しかし、本当は指輪への憧れを抱いている可能性も十分にあります
男性は女性の言葉の裏にある気持ちを汲み取り、丁寧にコミュニケーションを取ることが大切です。

 

お互いに再婚の場合

お互いに再婚の場合、婚約指輪を用意するかどうかは、カップルによって考え方が異なります。
過去の経験から「婚約指輪は必要ない」と考える方もいれば、新たな関係の証として「用意したい」と考える方も。

用意しない理由 ・一度結婚を経験している
・形式にとらわれる必要性を感じない
・結婚生活にお金をかけたい
用意する理由 ・改めて二人の絆を深めたい
・新しいスタートのけじめにしたい
・初婚時に貰わなかった
 

お互いが再婚であっても、婚約指輪を用意した方が良いかどうかは、お二人の価値観や気持ちに委ねられます。
大切なのはお互いの気持ちを尊重し、十分に話し合った上で納得できる選択をすることです。

 

再婚でも結婚指輪が必要な理由

画像:結婚指輪を着けて強く握った手

再婚でも結婚指輪は用意する方がほとんどです。
結婚指輪は単なる装飾品ではなく、お二人が共に新たな人生を歩み出すという決意を形にした大切なシンボル。

もちろんお二人が納得していれば、なしでもOK
しかし、欲しいと考えている方は多いので、どんな理由で用意するのか参考にしてみてください。

新しいスタートのけじめになる

結婚指輪があることで過去の生活に区切りをつけ、気持ち新たに新生活を始められます
日常的に着用するものなので、目にする度に結婚したことの実感が湧くでしょう。

パートナーに安心してもらうためにも、新しいものを用意するのがおすすめです。

 

ふたりの固い決意を形にできる

結婚指輪は、これから先の人生をお二人で支え合っていくという誓いを形にするためのアイテムです。
挙式で指輪の取り交わしがなくても、言葉以上に強い約束の証となります。

困難な時も乗り越えていく力を与えてくれるものになるでしょう。
結婚指輪はお二人の過去を乗り越え、未来へ向かう新しいスタートを象徴する大切な証となります。

 

結婚の証になる

左手の薬指に指輪を着けることで、結婚していることを周囲に自然に伝えられます
特に再婚の場合、職場や友人関係など、どの範囲まで結婚を報告すべきか悩むことも。

指輪を身に着けていれば、改めて言葉で説明しなくても新しい生活が安定していることをさりげなく示すことができるでしょう。
自分たちのスタイルに合った指輪をはめていれば、周囲に誠実で地に足のついた印象を与えることにも繋がります。

 

再婚で結婚指輪を用意するときのポイント

画像:指輪を嵌めている女性

購入するタイミングや費用相場、そしてどんなデザインが再婚カップルにふさわしいのか、気になる方は多いでしょう。
過去の経験を踏まえ、失敗したくない、より良いものを選びたいと考えることも不自然ではありません。

ここでは、再婚カップルが後悔しない結婚指輪を選ぶためのポイントについて解説していきます。
どう買えばいいのか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

結婚指輪を買うタイミング

再婚カップルが結婚指輪を購入するタイミングに特別な決まりはありません。
お二人の都合の良い時期に選ぶのが最も良いでしょう。

一般的には、結婚式やフォトウェディングを予定している場合は、その日に間に合うように準備を進めます。
既製品でも、サイズ調整などがあるため当日持ち帰れることは多くありません。

刻印やサイズ調整で数週間、オーダーメイドやセミオーダーの場合は2か月から3か月程度の期間が必要です。
必要になる3か月ほど前から探し始めると、焦らずじっくりと選ぶことができます。

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『結婚指輪はいつ買うのがベスト? 購入タイミングを解説』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/13861/
 

結婚指輪の費用相場

再婚における結婚指輪の費用相場は、初婚の場合と大きく変わらずペアで20万円前後です。
ただし、再婚は30代や40代以降の経済的に安定したカップルが多いため、結果的に相場より高くなる傾向も見られます。

大切なのは金額ではなく二人が納得できるかどうかなので、これからの生活設計を考慮し無理のない範囲で予算を設定しましょう。
お互いの収入や貯蓄状況について率直に話し合い、二人にとって価値のある指輪を選ぶことが重要です。

 

再婚カップルの結婚指輪におすすめのデザイン

画像:組んだ両手

再婚での結婚指輪選びは、これまでの経験を生かしより自分たちらしい選択ができる機会です。
流行に流されるのではなく、これから長く続く人生を共にするパートナーとして愛用できるものを見極めることが重要。

ここでは、年齢を重ねたお二人だからこそ重視したい、後悔しないための指輪選びのポイントを解説します。
指輪選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

年齢を重ねても似合うシンプルなデザイン

これから先何十年も身に着けることを想定し、年齢を重ねても手元にしっくりとなじむデザインを選ぶことが大切です。
若い頃に好んだ華やかなデザインよりも、素材の上質さが際立つ、洗練されたシンプルな指輪がおすすめ。

例えば、プラチナの純度が高いものや、フォルムの美しさにこだわったデザインは飽きがこず長く愛用できるでしょう。
過度な装飾を避け、質の良さで選ぶことが大人の指輪選びのポイントです。

 

日常生活で着けやすい素材や着け心地

結婚指輪は毎日身に着けるものであるため、デザイン性だけでなく、日常生活での着けやすさを重視する必要があります。
家事や仕事の邪魔にならない、引っかかりの少ないデザインが望ましいです。

また、長時間着けていても違和感のない、なめらかな着け心地も重要なポイント。
指輪の内側の角を丸く仕上げた内甲丸と呼ばれるデザインが、指への負担も少なくおすすめです。

 

前の結婚指輪はどうすればいいか

再婚に向けて準備を進める中で、多くの人が離婚前の結婚指輪の扱いに悩みます。
処分するにしても保管するにしても、気持ちの整理が必要ですし新しいパートナーへの配慮も欠かせません。

ここでは、前の結婚指輪の一般的な対処法を紹介します。
それぞれの特徴を理解し、自分自身の気持ちや状況に最も合った方法を選びましょう。

売却して現金に換える

プラチナやゴールドなどの貴金属やダイヤモンドには資産価値があるため、専門の業者に査定を依頼すれば現金化が可能です。
高級ブランドの指輪なら、素材としてではなく指輪としての価値が高い場合もあります。

指輪を手放すことで過去との区切りをつけ、新しい生活の第一歩を前向きに踏み出すことができるでしょう。
得られた資金を新しい結婚指輪の購入費用や、新生活の準備資金に充てることで、過去の経験を未来への投資へと転換できます。

複数の店舗で見積もりを取り、納得のいく価格で売却することがポイントです。

 

別のアクセサリーにリフォームする

使われているダイヤモンドや宝石に価値を感じていたり、親から譲り受けた場合には、リフォームという選択肢もあります。
指輪を溶かしてデザインを変えたり、宝石をネックレスやピアスなど別のアクセサリーに使うことが可能です。

思い出の品を新しい形で身に着けることができるでしょう。
ただし、リフォームについては新しいパートナーの理解を得てから進めた方が賢明です。

 

手元で保管しておく

前の結婚指輪をすぐ処分することに抵抗を感じる場合は、無理に手放さず手元で保管しておくのも一つの方法です。
過去の結婚に対する気持ちの整理がついた時に、改めて適切な処分方法を考えることもできます。

ただし、保管する場合は新しいパートナーの目に触れないようにすることが大前提です。
家の中に置いておくのではなく、貸金庫にしまっておくなどの配慮は必要です。

 

まとめ:再婚でも結婚指輪は用意しよう

再婚カップルが婚約指輪・結婚指輪を用意するべきかどうか解説しました。
婚約指輪を用意するかは夫婦によりますが、結婚指輪は初婚か再婚かにかかわらず用意しましょう。

お二人の新たな人生のスタートを象徴する大切な証なので、心から納得できるものを選ぶことが何よりも重要です。
おすすめのデザインや費用感についても紹介したので、これからの人生を共に歩むにふさわしい指輪を見つけてみてください。

後悔のない、理想の指輪が見つかることを祈っています。

 
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