妊娠中のウエディングドレスの選び方｜何か月まで着られるの？

妊娠中でも自分らしく美しいドレスを着たいと思う花嫁さまは多いでしょう。
しかし、お腹のふくらみや体調の変化など、妊婦さんは通常のドレス選びとは異なる悩みが生まれやすいですよね。

「妊娠中でもウエディングドレスを着られるの？」
「お腹が大きくなったらサイズはどうすればいい？」
「マタニティウエディングを成功させるコツを知りたい」

体調や体型の変化が大きい妊娠中だからこそ、無理なく美しく着こなせるドレス選びが大切。
本記事では、妊娠の時期ごとのドレス選びのポイントや注意点を具体的に解説します。
自分の体に合ったドレスを見つけて、理想の花嫁姿で当日を迎えるためのヒントにしてくださいね。

妊娠中のウエディングドレスの選び方

妊娠の時期によって、体型や体調の変化はさまざま。
ドレスを選ぶ時期と結婚式当日では妊娠の週数が異なるため、当日が妊娠何か月になるかを意識して選ぶことが大切です。
自分の身体に合ったドレスを選ぶことで、無理なく当日を迎えられるでしょう。
ここでは、妊娠初期・中期・後期それぞれの時期に合ったドレスの選び方や注意点を紹介します。

妊娠初期（1～4か月）

妊娠初期はまだお腹のふくらみが目立たない時期ですが、つわりや体調の変化が起こりやすいタイミング。
つわりで体重が減ることや気持ち悪さを感じることもあります。
体を締め付けない軽やかな素材のドレスを選び、着心地を重視しましょう。
体調によっては当日キャンセルのリスクもあるため、柔軟に対応できる式場を選んでおくのもおすすめです。

妊娠中期（5～7か月）

妊娠中期は体調が比較的安定し、食欲も戻ってくる時期です。
お腹が少しずつふくらみ、体型の変化が生じてくるのが妊娠中期の特徴。

エンパイアラインやゆったりしたAラインなど、デザインによっては妊娠中期でもお腹の膨らみが目立ちにくくなります。
ただしお腹の膨らみによってドレスの丈が持ち上がりやすいので、少し長めのサイズを選ぶと綺麗な丈感で着用できるでしょう。

妊娠後期（8～9か月）

妊娠後期はお腹が大きくなり、腰痛や股関節痛など下半身のマイナートラブルが起こりやすい時期です。
ボリュームのあるウエディングドレスだと、意外と重量があり腰に負担を感じるかもしれません。
軽くて柔らかい素材を選び、腰への負担を抑えられるドレスを意識しましょう。

妊娠後期は胸もサイズアップすることが多いため、上半身からウエストにかけてサイズ調整しやすい編み上げのデザインがおすすめ。

妊娠中に気をつけたいドレス選びのポイント

妊娠中のドレス選びでは「見た目」だけでなく「快適さ」も重要。
体型の変化や素材選び、インナーの工夫など、安心して当日を過ごすための実用的なポイントを具体的に解説します。

体型変化を考慮してサイズを選ぶ

妊娠するとお腹まわりやバストがワンサイズからツーサイズほど変化し、ドレスの丈も上がりやすくなります。
試着日から当日までの期間を踏まえ、どれだけ体型が変わりそうかを見越してサイズを選ぶことが大切。サイズ調整の幅が広いデザインを選ぶと、当日もリラックスして過ごせるでしょう。

体を締め付けないデザインを選ぶ

マーメイドラインなど体にフィットするデザインは避け、体を締め付けないゆとりのあるシルエットを選びましょう。
胸元で切り替えのあるエンパイアラインなら、ウエストまわりを圧迫せず長時間の着用も快適に過ごせます。
他に一部がゴム仕様になったタイプや編み上げで調整できるドレスなら、体調に合わせて無理なく着られるでしょう。

マタニティ用のブライダルインナーを使う

通常のブライダルインナーは締め付けが強く、妊娠中にはおすすめしません。
マタニティ用のブライダルインナーは、ウエストが伸縮性素材でお腹に無理なくフィットし、胸周りも優しく支えてくれるでしょう。
ホックや編み上げで微調整できるタイプもあり、長時間の着用も快適に過ごせます。
ドレス選びと同時に、マタニティインナーもフィッティングしておくと安心。

長時間着用しても快適な素材を選ぶ

妊娠中はホルモンバランスの変化により、肌が乾燥したり敏感になりやすいため、ドレスの素材選びも大切。
軽くて通気性のよい生地を選ぶと、体温が上がりやすい時期でも快適に過ごせます。
シフォンやオーガンジーなど、肌触りが良く長時間着用しても快適な素材を選びましょう。

ウエストマークのあるデザインを選ぶ

お腹を目立たせたくない場合は、ウエスト位置を高めに切り替えたデザインを選びましょう。
他にリボンやベルトで自然にウエストラインを強調するデザインにすると、お腹のふくらみが目立ちません。
ウエストマークのあるデザインなら体型をカバーしながらすっきりと着られるので、妊娠中でも美しいシルエットを叶えられます。

マタニティウエディングを成功させるポイント

妊娠中の結婚式を楽しむには、ドレス以外の準備も欠かせません。
体調への配慮や式場選び、当日の進行まで、快適で笑顔あふれるマタニティウエディングを叶えるためのコツを紹介します。

ローヒールの靴を履く

安定して歩けるローヒールやフラットシューズを選ぶと、移動や立ち姿勢がぐっと楽になります。
妊娠中は身体のバランスが変化し足元が不安定になりやすいため、ヒールの高さを抑えることで転倒リスクを軽減しましょう。
事前に何度か履いて慣らしておくと、結婚式当日も快適に過ごせます。

打ち合わせに柔軟性のある結婚式場を選ぶ

妊娠中は日ごとに体調が変化し、長時間の外出が難しい日もあるかもしれません。
オンライン打ち合わせや日付の変更など柔軟に対応してくれる式場なら、急な体調変化でも安心です。
体調が良いタイミングで返信できるメールでの打ち合わせなど、打ち合わせ方法も工夫次第で身体の負担は軽くなるでしょう。
体調を優先しながら無理なく進められる式場を選んでくださいね。

マタニティウエディングが得意な結婚式場を選ぶ

妊婦さんの体調は個人差が大きいですが、妊娠中の花嫁様を多くサポートしてきた式場なら、マタニティ対応にも慣れています。
体型の変化を見越したドレスの提案や当日の動線づくりなど、妊婦さんにとって大切なポイントを押さえてくれるはず。
マタニティウエディングの体制が整っている式場を選ぶと、当日も安心して過ごせるでしょう。

食事の制限は事前に伝えておく

妊娠中は生ものやカフェインなど避けたい食材があるため、事前にプランナーへ伝えておくことが大切。
料理長と連携してメニューを調整してもらえば、安心安全な食事を楽しめます。
つわりがある時期なら、量を減らすなど柔軟に対応してもらいましょう。

ゆとりある進行を組む

当日の進行は、演出内容を詰め込みすぎずにゆとりのあるプログラムにしましょう。
必要に応じて座って過ごせる時間を確保すると身体の負担が軽くなります。
結婚式の前後や披露宴も間に休憩を挟むことで体調を崩しにくく、笑顔で1日を楽しめるはず。

まとめ：妊娠中でもウエディングドレスで身を包もう

妊娠中の花嫁様は喜びと同時に不安を抱え、ドレス選びで悩んでしまうこともあるでしょう。

本記事では、赤ちゃんを授かった花嫁様がウエディングドレスを選ぶ際に役立つ情報を紹介しました。
妊娠期間ごとのドレスの選び方や妊婦さんの注意したいポイントが分かると、マタニティウエディングの不安が解消されるでしょう。

これからマタニティウエディングを迎える方も、本記事を読んで安心して準備を進めてくださいね。

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