結婚式二次会の会費の相場ってどれくらい? 会費額の考え方4選 | 結婚式場の選び方 | 結婚式準備サイト

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結婚式二次会開催することになったけどそういえば会費っていくらにしよう、そうお悩みではありませんか?
カジュアルなアフターパーティーをしたい、そう思って二次会を開催する新郎新婦様も多いです。挙式披露宴は親族一同勢ぞろいでお堅い雰囲気になりがちですからね。もっと友人ばかりの賑やかで楽しいパーティーも開催したい、と二次会の企画を始めたばかりの人もいるでしょう。ただ、何から始めればいいのかさっぱり分からないという人がほとんどではないでしょうか。
今回はそのなかでもゲスト会費の設定方法について案内していきます。相場から判断してもいいですが、方法は大きく4つありますので、ご自分たちにあった方法でゲスト会費を設定していってもらえたらと思います。幹事代行業者に幹事を依頼している場合としていない場合でも分けているので、それぞれ状況にあったほうをご参照ください。金額に関わることはお二人の予算感が決まっていないと進みませんから、あらかじめ決まっているとスムーズに進みやすいですよ。

結婚式二次会の会費はいくらがいいのか?

いざ結婚式二次会を開催しようと招待状を作成するときになって、ふと湧き出てくる会費問題。
このタイミングで悩み始める人も多いのではないでしょうか。

「挙式披露宴よりは安くていいんだろうけど、いったいいくらにすれば?」 そんなお悩みを解決する助けになれば幸いです。

相場的には大体5,000円~8,000円までに設定する人が多いですが、それぞれの状況によって適正な設定額は変わってきます。
考え方は大きく4つあるので、いろんな視点から考えてみてください。それでは見てまいりましょう。

自己負担から考える

まずは自己負担額から考える方法です。
これが基本ベースになります。

二次会での予算感は決まっていますか?
まだ決まっていなかったら、そこを先に固めることをおすすめします。
予算が決まっていないとお金をかけるところも妥協できるところもわかりませんからね。

ちなみに二次会開催時の自己負担額はだいたい相場が10万円前後と言われています。

自己負担額が決まったら二次会に必要なものを書き出して大体の金額感をつかみ、そこから逆算していきましょう。
必要なものについてもどこまで準備するのか、二人でまたは幹事とよく相談しておきます。

別でお金がかかるのは景品とプチギフト、ウエディングケーキ、衣装代、友人幹事への心づけといったところでしょうか。
何を用意して何を用意しないのかいくらまでかけられるのか、あらかじめ決めておいて損はありません。

次に何人くらい参加しそうかの予想を立てます。
予算が心配なのであれば少なめに見積もり、余裕があれば多めに見積もっても大丈夫でしょう。

予想出費から自己負担額を引いて、人数で割れば会費額が算出できます。
もちろん人数が多くてゲスト会費が高いほどに余裕ができます。
その余裕分で内容を充実させるか、自己負担額を減らしていくかはお二人で決めることです。

具体的な数字でいうと飲食代プラス1,000円~2,000円程が相場です。
首都圏ですと会場の飲食代がおよそ4,000円台ですから5,000円~6,000円くらいが相場ということになります。
ただ、これも参加人数や会場の飲食代で変わってきます。







パーティーのクオリティから考える

もう一つの考え方として、パーティーのクオリティから考えるという方法もあります。

いくら二次会とはいえ、豪華な会場でプロの司会者を入れたり豪華景品が用意されていたりすると10,000円近くに設定してもあまり違和感はありません。
二次会であっても参加ゲストが結婚式の続きと感じていれば高くても抵抗は少ないようです。

一方でカジュアルなパーティーであまりゲスト会費を高くしてしまうと、参加の敷居が高いと思われてしまいます。
ただの飲み会といった雰囲気で9,000円くらいの会費だと、ゲスト側から見てあまり気分のいいものではないかもしれません。

これで景品も豪華ではなく、お見送りのギフトもないとなれば、どこに会費が使われたかと勘繰られてしまう可能性もあります。
どれだけの予算をかけて行うパーティーなのかが、ゲスト会費を決める一つの指標となります。

また、クオリティを上げる手段として結婚式二次会の幹事代行業者を利用する新郎新婦様もいます。
その場合の会費設定方法も見ていきましょう。

幹事代行業者を使う場合

二次会とはいえウエディングパーティーだから、司会を呼んだりちゃんとしたパーティーの形にしたいという新郎新婦様もいるでしょう。
幹事代行業者を利用している場合は、その業者のプランナーに相談するのが一番です。
ただ、事前に自分たちで考えておきたいということもあると思うので、以下参考にしてみてくださいね。

幹事代行業者によって料金はさまざまなので一概には言えないのですが、幹事代行業者の料金体系は大きく2つあります。

  • プラン料金と参加者一人当たりの料金が設定されているパターン
  • プラン料金がなく、参加者一人当たりの料金のみ設定されているパターン

どちらのパターンであっても外部サービスを利用しますからその分費用がかかります。
幹事の手配を自分たちでやるよりも相場のゲスト会費は高くなりますが、手間と時間が省けることがメリットです。
それぞれ見ていきましょう。

①プラン料金が設定されているパターン
必ずかかるプラン料金が自己負担額の許容範囲内である場合は、一人当たりにかかる料金のみ考慮して設定すれば大丈夫です。
プラン料金が設定されている業者の場合サービス内容が充実している場合がほとんどですから、ゲスト会費を高めに設定しないと必ずほしいオプションに手が届かないなんてことはほとんどありません。

プラン料金が設定されている分、一人当たりの料金は抑えめになっている場合がほとんどですから、高くなりすぎずにゲスト会費を設定できるのではないでしょうか。
仮に高くなっても内容が充実しているでしょうから、ゲストからの不満も少ないです。
いくらまでなら自己負担できるのか、が決め手になりますね。

②プラン料金が設定されていないパターン
プラン料金がない場合、考えるポイントは一人当たりの料金が設定したいゲスト会費より高いのかどうかです。

設定したかったゲスト会費より安いのであれば、あとはどれだけパーティー内容にお金をかけたいのかで決めることができます。

高かったのであれば、どれだけ自己負担するのかといった観点で決めていくことになります。
こちらのパターンでも内容が充実していて高い、ということがありえます。
内容に見合った料金であれば支払いに抵抗はないというゲストがほとんどですから、無理に自己負担を増やす必要はないでしょう。

蛇足ですが何が必要なサービスなのかをあらかじめ決めておけば、不要サービスの除外で一人当たりの料金を下げられないか交渉するという方法もありますね。

ちなみに業界最大手の2次会くんはプラン料金が設定されているパターンの業者です。
もし代行業者を検討するのであれば、まずは2次会くんで話を聞いてから他社を検討することをおすすめします。


男女別で考える

ゲスト会費を男女で別に設定する新郎新婦様も多くいます。
これは完全にお好みです。
相場は500円~1,000円の差を付けての設定ですね。
男女比がほぼ一緒なのであれば、設定したかった会費額の前後500円ずつに設定するという方法もあります。

また、極端な例ですが男性10,000円女性5,000円に設定された新郎新婦様もいらっしゃいました。
とはいえ近年は同額にそろえるという新郎新婦様が多くなってきていると感じています。







お釣りから考える

幹事代行業者を使用していてもいなくても言えることですが、お釣りの用意から考えるというアプローチもあります。
ゲスト全員が会費額ぴったり持ってくるとは限りませんからね。
特に新郎新婦様や友人幹事でお釣りを用意する必要がある場合は気にしたほうが圧倒的に楽です。

例えば500円玉や100円玉が必要なゲスト会費額にしてしまうと、お釣りで小銭を用意する必要が出てきます。
そうすると単純に重い上、用意の手間も発生し、紛失のリスクも高まります。
受付でもお釣りの受け渡しに小銭があるぶん手間がかかるので、受付時間が予想より長引くなんてことも十分ありえます。

ゲスト会費は切りよく1,000円単位か、500円単位までがおすすめです。
どうしても100円単位で設定するときは百の位を3か8にすると用意するお釣りを減らせます。
これは1,000円単位での設定の際にも言えることです。

微妙な差で金額に迷ったときはお釣りの用意という観点からも考えてみるとよいでしょう。

番外編 人によって変える

受付係には負担になってしまうかもしれませんが、個別に会費を設定するという方法もあります。
遠方から参加の人は会費を安く設定する、挙式披露宴から参加する人と二次会から参加する人とで会費を分けるといった会費徴収方法にしていた新郎新婦様もいました。

友人に受付を頼む場合には頼みづらい設定方法ではありますが、幹事代行を頼んでいて受付スタッフがいる場合には使えます。
これも一つおもてなしの気持ちを表すテクニックですね。

ただ、デメリットとして受付係の負担になることと、当日参加の人の会費額についてすぐに分からないという点が挙げられます。
二次会ともなると当日急きょ参加の人もいることがほとんどです。

その場合に会費額が細かく設定されていると、当日参加の人がどの会費額で支払えばいいのか分からないということになります。
細かく設定したい場合は、来そうな人は全員名簿に載せて、かつなるべく当日参加の人は一律料金で設定するのが分かりやすいでしょう。

ゲストのことを考えて設定しよう

以上ゲスト会費の設定方法について、参考になりましたでしょうか?
ウエディングパーティーは日ごろお世話になっている人たちに感謝の気持ちを伝える場でもあります。

基本的には二人の自己負担可能額から会費を決めますが、ゲストのことを考えて設定するのが吉です。
なるべくゲストに負担をかけずにパーティーを開催できたらいいですよね。
相場感からだけで考えるのではなく、参加ゲストも新郎新婦様も納得できるゲスト会費額に設定できることを祈っています。







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