結婚式でブライズメイドの演出は何がある? 簡単にできるものから本格的なものまで | 結婚式場の選び方 | 結婚式準備サイト

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結婚式でブライズメイド、グルームズマンを頼もうと思っているけれど、どんな演出をしようかと迷っていませんか。または、やってみたいけど本格的に組み込みたいわけではない、と迷っている方もいらっしゃるかもしれませんね。本記事では海外での役割との比較や発祥の由来から紹介しています。日本のウエディングパーティーに組み込む場合のアイデアについては、挙式に参加してもらうパターンと受付を頼むパターンに分けています。日本ではその役割をほとんどがプランナーと式場が担ってしまいますが、逆を言えば本来の役割に囚われず気軽に頼めるということです。結婚式を盛り上げる一因として、お揃いの衣裳の友人らがいるだけでも気分が上がります。衣装を揃えるのは予算的に難しいのであれば、ブーケと同じ花材で作ったリストブーケを付けてもらうだけでも十分、雰囲気が出るでしょう。グルームズマンにはブートニアがあります。和婚ならお揃いの和風アクセサリーなんかでもいいでしょう。気軽に行えるものから本格的に組み込むものまで幅広く紹介しているので、本記事を参考に挙式披露宴が盛り上がる演出を考えてみてください。

ブライズメイドとは

ブライズメイドとは花嫁のお世話係のことを指します。
メイド、と言葉に入っているので、なんとなく想像はつく方が多いのではないでしょうか。

花嫁の姉妹や親族、未婚の友人で構成され、お揃いのドレスを着て結婚式を華やかに彩る存在です。
見た目にもインパクトがあります。

花嫁のブーケと同じ花材で作ったリストブーケを付けたり、より特別な繋がりを感じることができるものです。
花嫁を狙う悪魔の目を惑わすために、似た格好の友人が花嫁に付き添って守ったという話が発祥といわれています。

結婚式という特別な日にお揃いの衣裳を着るだけでも十分楽しめますので、是非取り入れてみてほしいアイデアです。

グルームズマン(アッシャー)とは

花嫁に世話係がいるように、花婿にも世話係が存在します。
こちらはグルームズマンと呼ばれますが、アッシャーという言葉の方が聞き馴染んでいるかもしれませんね。

花婿の兄弟や親族、未婚の友人で構成されます。
グルームズマンもお願いする場合は、ブライズメイドと人数を揃えるのが一般的です。

注目度は低いですが、彼らもまた結婚式に華を添える人物であることに変わりはありません。
花婿にとって特別な人であると一目でわかるので、絆がまた一段と深まる経験になることでしょう。

衣裳についてタキシード一式を揃えるのは大変なので、一部のアイテムだけそろえるなどアレンジしてみてください。
制服やユニフォームでも面白くなりそうです。
ただ記念写真を撮るだけでも素敵な思い出になります。







海外での役割

ブライズメイド、グルームズマンは海外ウエディングで定番の演出です。
では、向こうでの彼女らの役割は何かというと、日本でいうプランナーや介添人、付添人に当てはまります。

ウエディングパーティーの準備や支度を手伝い、挙式では立会人も務めたりするので、付きっきりで新郎新婦様をサポートすると考えて大丈夫です。

海外では専門式場ではなく自宅の庭で、手作りのアットホームなウエディングパーティーを開きますから、その時に必要な協力者という位置づけでしょう。

そのため日本でやるには、役割をカジュアルダウンさせて、結婚式を華やかにするための協力者という立ち位置になります。

また、新郎新婦様それぞれの独身最後の夜を祝うパーティーを開くことやバージンロードに布を敷くことも役割の1つです。
独身最後のパーティー、いわば前夜祭を海外では行いますが、日本だと二次会に該当するのではないでしょうか。

二次会の幹事がお揃いのアイテムなどを付けていると、一体感もありますしゲストから見て何か聞きたいことがあるときに話しかけやすいです。

多くの協力者で成り立っているのが結婚式です。
パーティー中に何も出演がなくても、協力してくれた友人にお揃いのアイテムを身に着けてもらうというのもよいでしょう。

日本では見かけない理由

最近はブライズメイドを取り入れる新郎新婦様も増えてきましたが、一般的な演出とまではまだ至っていません。
上記にも記しましたが、海外では事前準備等を友人らが1から手伝うのに対し日本ではそれが式場側の役割になっています。

当日だけお揃いの衣裳で手伝ってもらうことになりますが、どこまでゲストが介入していいのかといった調整が式場と必要になるのです。
どこまでも手作りな海外ウエディングと違って、式場であげる挙式には何かと式場の都合をつける必要があります。

また、結婚式はかしこまった場であるという意識が二の足を踏ませる要因ではないでしょうか。
友人だけのパーティーならともかく、会社の上司も呼ばれるような場でお揃いの衣裳ではしゃぐという行為に自制心が働いてしまうのです。

そのため日本でやるのであれば、やりたいことができるかどうかの確認は必須になります。
また、パーティーの雰囲気に合わせて衣裳やアイテムも考える必要があるでしょう。

ブライズメイド演出のアイデア

やってくれる友人の人数が揃い、衣装も打ち合わせる頃に当日やってもらう役割についても決めていきます。
しっかり式に参加してもらうのか、ただお揃いにできればいいのかも考えながら見てもらえれば幸いです。

プログラムに組み込むのであれば、式場とのすり合わせも必要になります。
ご友人に依頼する前にプランナーと相談をしておきましょう。

演出のアイデアについては、しっかり進行に組み込むものから、軽くできるものまで幅広く紹介していきます。







挙式に参加してもらう

参列者としてではなく、挙式をあげる側の一人として参加してもらうというものです。
人前式の挙式だと取り入れやすいでしょう。

彼女らの入退場まで組み込み本格的に参加してもらうこともできます。
そのまま進行を務めたり、立会人としてサインしてもらうこともありますが、プランナーとの打ち合わせ必須です。

入場時や中座のエスコートを務めてもらったり、ドアオープンを任せるなど比較的お願いしやすいものもあります。
式場側からのOKも出やすいでしょう。

人前式の場合、オリジナルの挙式をあげることができますからブライズメイド、グルームズマンを巻き込んだ式ができます。

また、以下の演出は気軽に参加してもらいやすいです。

フラッグガール、フラッグボーイをしてもらう

新郎新婦様の入場直前に、もうすぐお二人が入場することを知らせる旗を持って入場するというものです。
一人での入場でも大丈夫ですが、あえて複数人で入場というのもいいのではないでしょうか。

旗のデザインに決まりはありません。
大きくても、長くても、多くてもいいのです。

和婚であれば家紋を入れた旗を使うのも、雰囲気に合っているでしょう。
旗のデザインにもこだわれますし、入場への期待も高められるのでおすすめします。

フラワーガール、フラワーボーイをしてもらう

花嫁の前で花びらをまきながら歩く役割です。
新郎新婦様のお子様や親族の子どもが行うイメージがありますが、大人がやって悪いなんてことはありません。

花びらをまくのはバージンロードを清めるという意味があります。
特別な人たちに清めてもらったバージンロードを歩むことで、一層忘れられない挙式になるでしょう。

フラワーシャワーを行う場合、ゲストに花びらを渡す役割を行ってもらうという手もあります。

リングガール、リングボーイをしてもらう

リングピローにのせた結婚指輪を運ぶ役目です。
こちらも子どもが行う演出というイメージがありますが、あえて友人らに行ってもらうこともおもしろいでしょう。

ただ届けるだけでなく、リングリレーの要素を取り入れたり、リングワーミングセレモニーを兼ねて行えばさらに特別なひと時になるのではないでしょうか。

リングワーミングセレモニーは、ゲストが一人ずつ結婚指輪を触って願いと祈りを込めるというセレモニーです。
ゲストを代表して友人らに願いと祈りを込めてもらう、という演出も心が温まるワンシーンになるでしょう。

子どもでは難しいことも大人でなら行えます。







お揃いの衣裳で受付係

受付を依頼した人にお揃いの衣裳を着てもらうのもいいですね。
受付はパーティーの顔ですから、始まりから華やかな雰囲気にしてくれます。

特別な立場だから、特別なコスチュームを着るという感覚で、気軽に取り入れやすいのではないでしょうか。
ブライズメイドとして、という意識ではなくて受付係を引き受けてくれた人という意味でアイテムを揃えるのもよいでしょう。

特に新郎新婦様と同じ花材で作ったブーケやブートニアは幸せの裾分けという意味もありますので、気軽に取り入れたい方におすすめです。
特別な花を身に着けての記念写真は一生の思い出になります。

新郎新婦様の一番のサポート役

ブライズメイド、グルームズマンは新郎新婦様の一番のサポート役ですが、海外とは結婚式の形態が違うのですから、無理に海外風に手伝ってもらう必要はありません。
お祝いの気持ちを共有する方法はたくさんあります。

挙式前に緊張をほぐすのだって立派なサポートなのです。
定番のアイデアやこれまであった演出を参考にしてもいいですが、何が一番されたいことなのか、から考えてみるのも方法の1つになります。

由来が自由度の高いホームウエディングの国なのですから、固く考えずに自由に発想してみましょう。
プランナーに相談するのもいいですね。

結婚式を華やかに盛り上げよう

ブライズメイドの演出について紹介しましたが、いかがでしょうか。
何か特別に出演してもらわなくても、お揃いのアイテムを身に着けるだけでも華やかになります。

この役割は新郎新婦様の特別な人に依頼するでしょうから、日頃の感謝を伝えるようなものにしてみてもいいのではないでしょうか。

あくまでお二人の結婚式ですから、お好きなアイデアを取り入れましょう。
本記事を参考にお二人のブライズメイド、グルームズマンらしい演出が実行できることを祈っています。







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