結婚式の電報は捨てていい? 祝電の処分方法 | 結婚式場の選び方 | 結婚式準備サイト

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結婚式で祝電をいただくととても嬉しい反面、式後はどのようにしたらいいか扱いに困ってしまう方もいるかもしれません。

お祝いでいただいたものを捨ててしまうのもはばかられるし、保管しておくだけになる可能性もありますよね。

本記事では、結婚式後の祝電の取り扱いについてまとめました。
処分する場合の適切な方法や、処分ではなくリサイクルする方法などをご紹介しましたので、参考にしてください。

結婚式の電報はどう処分する?

画像:ゴミ箱に捨てられている白い包みのプレゼントボックス

結婚式でいただいた電報はご祝儀袋と同様に、必要がないと思えば捨てても構いません

ただし、お祝いの気持ちを込めて贈ってくれたものになるので、その気持ちに感謝して適切な方法で処分したほうが良いでしょう。

まずは結婚式後の電報の取り扱いについてご紹介します。

ご祝儀袋の捨て方については以下の記事を参考にしてみてください。

『ご祝儀袋の捨て方マナーとは?お焚き上げやリメイク法も解説』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6798/
 

適切な処分方法を知ろう

祝電を捨てても良いと分かっても、送ってくれた方の気持ちを考えると無下にするのは好ましくありません。

写真に撮って記念に残しておいたり、メッセージを書き写してデータ化するなど、祝電をいただいた方のリストを作るのがおすすめ

そうすれば処分した後でも、祝電をいただいた方にお礼を伝えたり、後で祝電の内容を思い出すことができます。
処分する方法もやみくもに捨てるのではなく、どういう方法で捨てるのが適切か配慮しましょう。

処分する方法は大きく2つあります。

  1. 処分する
    もう使わないものとして捨てること。捨て方にもひと手間かけるのがマナーです。
    詳しくは後述を参考にしてくださいね。
  2. 人に譲る
    誰か他の人に使ってもらうようにリサイクルします。
    捨ててしまうよりも、新しい人に使ってもらえると思うと手放しやすい方法です。
    どんな譲り先があるかは後の項目をご覧ください。
 

祝電を保管する場合のポイント

祝電を保管する際には、多くの場合メッセージとギフトを分けることになります。

メッセージは比較的コンパクトに納まりますので、生涯大切に残しておいても邪魔にはなりません
ギフト部分は玄関やリビングに飾ったりして結婚式の余韻を楽しむことができます。

例えば、ぬいぐるみは玄関に飾って、新居のウェルカムドールにするのがおすすめ。
新生活が落ち着いてきたら、祝電を送ってくれた方を改めて新居にお招きする機会もあるでしょう。
送った祝電が大切に飾ってあると、送った側も嬉しいですよね。

ただし、メッセージとギフトを別々に保管すると誰がどのギフトをくれたか分からなくなってしまう可能性があります。
保管する場合でも、やはりリスト化しておくと後々役に立つことでしょう。

 

祝電のまとめ方

ここからは祝電をいただいた方のリストの作り方をご説明します。

手放したりリサイクルに回す前にはもちろん、大切に保管しておく場合にも是非リストを作って残しておきましょう。

  1. 宛名ごとに新郎側、新婦側に分ける
  2. 差出人情報(名前や住所、連絡先)をまとめる
  3. 電報のデザインやギフトの内容をまとめる(写真で撮っておく)
  4. メッセージの内容をメモする
  5. お礼を伝えたかどうかの確認欄を設ける

<リスト作成の例>

肩書 差出人名 住所 連絡先 メッセージ ギフト お礼
新郎側 (株)○○ 上司 電報 太郎 東京都… 03-××××-5678 写真 押し花の台紙 4/10
お礼状送付
友人 電報 一男 大阪府… 090-××××-1234 写真 くまのぬいぐるみ 4/11
電話にて
新婦側 職場一同 東京都… 03-××××-5432 写真 バルーン 4/25
ハネムーン土産渡し済
友人 電報 花子 埼玉県… 090-××××-4321 写真 フラワーボックス 4/11
電話にて
 
 

ぬいぐるみはどうすればいい?

画像:フラワーボックスに収まった白いテディベア

ぬいぐるみ付きの電報をもらったら、結婚式後も新居に飾ると可愛らしいですね。

数年経って邪魔に感じてきたり、引っ越しを機に処分する方もいるでしょう。

ここでは祝電でいただいたぬいぐるみの具体的な取り扱いについて見ていきましょう。

捨てる場合の手段

好みではないキャラクターのぬいぐるみをもらったり、式後は不要と感じる方はすぐに捨てようとお考えの方もいると思います。

また結婚式から数年が経ち、そろそろ捨ててもいいかなぁと気持ちが決まったら、思い切って処分してもいいでしょう。

ぬいぐるみを捨てる場合には、どのように捨てたら良いか6通りご紹介します。

  1. 可燃ごみに出す
  2. 人形供養に出す
  3. お見送りの際に子供にあげる
  4. 売りに出す
  5. 必要な場所へ寄付をする
  6. 次の花嫁に譲る

1.可燃ごみに出す

燃えるゴミとして捨てる場合はごみ袋に直接入れるのではなく、中身が見えないように袋や紙に包んで捨てることをおすすめします。

お祝いでもらったものが捨てられているのを万が一にでも送り主が目にすると、気持ちのよいものではありません。

お祝いの気持ちに感謝し、たとえ処分するとしても最後まで丁寧に取り扱うことが好ましいでしょう。

2.人形供養に出す

ぬいぐるみをはじめ人形はごみとして処分するのではなく、供養に出すという方法もあります。
人形供養とはお寺や神社などで祈祷や読経をしてもらった後に、お焚き上げにて処分してもらうものです。

お祝いの気持ちを込めて贈ってくれたぬいぐるみを、粗末に扱うのはちゅうちょしてしまいますよね。
感謝の気持ちを込めて丁寧に供養に出すと、処分する側の気持ちもすっきりすることでしょう。







幸せのお裾分けをする

他の人に譲ったりして幸せのお裾分けをするのも1つの方法です。
新居に飾る予定のない時や、保管しておくスペースがない新郎新婦さまにはおすすめ。
実際にどのようにお裾分けをするかご紹介します。

3.お見送りの際に子供にあげる

ぬいぐるみは参列してくれた子供たちにプレゼントすると喜ばれるでしょう。
お見送りの際にお子様連れのゲストに声をかけてみてはいかがでしょうか。
その際は無理に持ち帰ってもらうのではなく、あくまで欲しい方には幸せのお裾分けをしますというスタンスがおすすめです。

4.売りに出す

祝電に付いてきたぬいぐるみや結婚式で使ったグッズなどは、フリマサイトで売りに出すこともあります。
またリサイクルショップなどに持ち込んで、ぬいぐるみを買い取ってもらうこともできるでしょう。

ただし、あまり高値での買い取りは期待できません。
あくまで捨てるよりはリサイクルしたいという考えによる手段です。
サスティナブルな結婚式が注目される時代であり、捨てずに売るというのは時代に適した方法ですね。

5.必要な場所へ寄付をする

子供たちが過ごす施設や発展途上国の子供たちなど、新しい持ち主になってくれるところへぬいぐるみを寄付するという方法もあります。

新しい場所で必要にされると思うと、手放しやすくなりますよね。

結婚式で幸せを届けてくれたぬいぐるみなので、きっと新しい場所でも子供たちに幸せを届けてくれることでしょう。

6.次の花嫁に譲る

結婚式を終えた花嫁さまが、次に結婚式を予定している花嫁さまに使ってもらうように譲るパターンもあります。
花嫁さま同士がSNSなどで情報交換のために繋がっており、その繋がりからお譲りすることもあるようです。
何か借りたものを結婚式で使うと幸せになれるというイギリスの古い言い伝え「サムシングボロウ」の現代版とも言えるかもしれません。

「サムシングボロウ」とは『サムシングフォー』という花嫁にまつわるジンクスの中の1つです。

▼サムシングフォーとは
花嫁が結婚式の時に身に着けたり、取り入れたりすると幸せになれると言われている4つのアイテムです。

サムシングブルー・・・何か青いもの
青は花嫁のけがれのないピュアさを意味し、清らかな心を表現します。
欧米ではブルーのガーターベルトなど目立たないところにさりげなく取り入れることが一般的です。
日本では身に着けるものだけでなくペーパーアイテムや会場に飾る花にブルーを入れるなど、気付きやすい部分に入れることも。
 
サムシングニュー・・・何か新しいもの
まっさらなアイテムを身に着けることで、新生活が始まる未来への希望を表します。
何にも染まってない真っ白なハンカチなどを用意してみてはいかがでしょう。
 
サムシングオールド・・・何か古いもの
母親や祖母から譲り受けたものを使うことで、家族の絆や先祖代々受け継がれてきた伝統を表します。
母が結婚式で身に着けたアクセサリーやティアラなどの小物や、ウエディングドレスをリメイクしたりするのが人気です。
 
サムシングボロウ・・・なにか借りたもの
幸せな結婚生活を送っている先輩花嫁さまから借りたものを身に着けることで、その幸せにあやかるものです。
すでに結婚している友人や知人からベールやグローブなどのウエディングアイテムや、受付に飾るグッズを借りることが多いでしょう。
 
 

バルーンはどうすればいい?

画像:紫色と白色のバルーン電報

バルーン電報をもらった際の対応についてご紹介します。
バルーン付き電報は大きいものだと背丈ほどまで浮遊する豪華なものもありますし、置き型のコンパクトなタイプもあります。
タイプによっては持ち帰りにくいものもあるので、式後はどのように取り扱えば良いか解説します。

バルーンの持ちはどれくらい?

結婚式後はバルーンの種類にもよりますが、5日〜1週間くらい楽しむことができます。
浮くタイプのバルーンは少しずつしぼんで落ちてくるので、あまり浮かなくなったら処分のタイミングでしょう。

置き型タイプはヘリウムガスではなく空気で膨らませているので、1ヶ月〜3ヶ月くらい持つ場合もあります。
こちらも時間がたつにつれて小さくしぼんでくるので、割って処分しましょう。
バル―ンの中にぬいぐるみなどが入っている場合は、取り出してぬいぐるみだけ残しておくのか、処分するのか考えましょう。

 

割って捨てよう

バルーンが不要になった場合は、割って小さくまとめて捨てましょう。
ゴム風船は可燃ごみで、フィルムタイプのバルーンは不燃ごみに分別されることが多いですが、自治体の指示に従って処分してください。

浮くタイプのバルーンは大きくて持ち帰りが難しい場合は、式場で処分してくれることもあるので相談してみましょう。
または二次会に持っていって飾る場合は、二次会の幹事さんに処分を依頼してもいいですね。

 

その後も思い出を大切に適切に対応しよう

画像:happy wedding と書かれた包みを挟んで立つ花嫁と花婿のフィギュア

たくさん祝電をいただいたり、新居に置いておくスペースがない場合には、祝電を処分しても良いかどうか迷ってしまいますよね。

また結婚式から数年が経ち存分に思い出に浸れたら、そろそろ処分しようかなぁと考えることもあると思います。
そんな時はお祝いの気持ちに感謝しつつ、適切な方法で処分したいところ。

本記事では、結婚式でいただいた祝電の取り扱いについてご紹介しました。
式後の処分の方法について、ギフトごとにまとめましたので参考にしてくださいね。







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