結婚式の費用を節約するために、招待状を手作りしたいと検討している花嫁も多いのではないでしょうか?
節約のために手作りしたいけど、ゲストに安っぽいと思われるのは避けたいですよね。
そんな時の花嫁の強い味方が「100均(100円ショップ)」です。
「100均のアイテムを結婚式の招待状に使って大丈夫?」と意外に思うかもしれませんが、最近の100均は安っぽくなく、結婚式の招待状にも使える質の良いアイテムが揃っています。
「結婚式の招待状を100均で手作りするには?」
「招待状を100均で作るメリットやデメリットとは?」
「招待状の手作りにおすすめな100均のアイテムが知りたい」
この記事では、このようなお悩みにお答えしていきます。
結婚式の招待状を100均で手作りする方法やおすすめのアイテムもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
100均のアイテムで節約しながら、ゲストに喜ばれる招待状を手作りしよう!
結婚式の招待状を作る方法4選
まず、結婚式の招待状を作る方法をご紹介していきます。
それぞれ詳しく比較してみて、自分に合う方法を見つけましょう。
1.全て手作りする
結婚式の招待状を1番リーズナブルに作れるのは、全て手作りする方法です。
基本的にはデザイン費がかからないため、材料費とプリント代で招待状を作れるという魅力があります。
ただ、元プランナーの筆者目線では、招待状の手作りは他のアイテムと比べても1番難易度が高く、かなり大変です。
招待状の中に同封するアイテムの数が多いため、デザインが得意でないと全てを手作りすることは難しいでしょう。
世界に1つだけの完全オリジナルで作りたい花嫁や、デザインが得意な花嫁にはおすすめな方法です。
2.一部手作りする
節約しつつ、手間をかけすぎたくないという花嫁には、招待状の一部を手作りする方法がおすすめです。
基本となる招待状セットを業者に外注し、こだわりたい部分を手作りすることで、手軽にオリジナルの招待状を作れるのが魅力です。
実際に筆者の私もこちらの方法を取り入れました。
→PIARY(ピアリー)招待状実例レビューについて詳しくはこちら
自分たちの写真を取り入れたり、付箋と呼ばれるカードを手作りしたり、アレンジできるのでゲストにも好評な招待状を作れます。
3.式場に依頼する
1番一般的な招待状の作り方は、式場に依頼することです。
好きなデザインを選んで伝えれば、招待状が出来上がった状態で受け取れるので、手間をかけずに用意できます。
プロの印刷会社が手がけているので、費用はかかりますが、失敗することはほとんどあり得ません。
結婚式準備にそこまで時間をかけられず、質の良い招待状を用意したい花嫁にはおすすめの方法でしょう。
4.Web招待状を使う
最近では、Webを活用して招待状を出す花嫁も増えてきています。
Web招待状とは、二人の専用ページを作り、ゲストへURLを送ることで結婚式の案内を送れるサービスのこと。
業者によっては無料でWeb招待状を使えたり、ゲストはWeb上で回答できるのでポスト投函する負担を減らせたりする魅力があります。
ただ、上司や親族ではWeb招待状に馴染みがないゲストもいるので、状況に合わせて紙とWebを使い分けることも大切です。
招待状を100均で手作りするメリット・デメリット
様々な招待状を作る方法の中で、節約のために手作りを選ぶ花嫁も多いです。
100均のアイテムで手作りする場合には、メリットとデメリットを理解しておくことも大切です。
▼招待状を100均で手作りするメリット
- 節約できる
- 好きなデザインで作れる
- 気に入った紙質を使える
- 安く材料を揃えられる
- 1つひとつが安いので装飾を増やせる
▼招待状を100均で手作りするデメリット
- デザインスキルが必要
- 安っぽくならない工夫が必要
- 良い紙質のアイテムはサイズ展開が少ない
招待状を100均で手作りする1番のメリットは、節約になることです。
その分手間もかかりますが、節約しながら好みのデザインで統一できるのは手作りの魅力ですよね。
一方で、デザインが苦手な花嫁は、どうしても安っぽいデザインになってしまったり、慣れない作業に疲弊してしまうことも考えられます。
招待状を100均で手作りするメリットとデメリットを理解して、自分に合った方法で招待状を作りましょう。
結婚式の招待状を100均で手作りするには?
ここからは、結婚式の招待状を100均で手作りする方法をご紹介していきます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
必要なもの
そもそも結婚式の招待状を作るためには、いくつか必要なものがあります。
・本状
・封筒
・返信はがき
・付箋(受付や祝辞を依頼するリクエストカード)
・式場までの地図
・シャトルバスや宿泊の案内
・封筒用のシール
招待状は結婚式のペーパーアイテムの中でも、封入するものが多いので、準備漏れがないように注意しましょう。
また、結婚式の招待状においてゲストのアレルギー確認は必須項目です。
返信はがきには、出欠確認のほかアレルギーの有無を記載できる箇所を作っておきましょう。
そして招待状を手作りする際に、デザインを印刷する用紙や装飾の素材を100均のアイテムで揃えるのがおすすめです。
作成スケジュール
結婚式の招待状を100均で手作りする際には、スケジュールに余裕を持って作りましょう。
▼招待状の作成スケジュール例
5ヶ月前 | 招待状のデザインイメージを決める(本状・付箋・返信はがき) |
4ヶ月前 | 100均などで材料集め(招待状の用紙やシールなど) |
3ヶ月前 | ゲストリストを作る、招待状の印刷 |
2ヶ月前 | 招待状の宛名書き、発送 |
1ヶ月前 | 返信はがきの締切 |
2週間前 | 席次表の完成、アレルギーの最終確認 |
招待状のデザインイメージやテーマカラーを決めるのには、想像以上の時間がかかります。
また、招待状は用意するものが多いため、100均で材料集めする時間も長めに取っておくと安心でしょう。
もしも、印刷ミスがあったり、宛名を間違えたりして、増刷が必要な場合でもスケジュールに余裕があれば焦ることもありません。
招待状の宛名書きマナーについてはこちら!
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7292/
手作りする際の注意点
結婚式の招待状を100均で手作りする際には、いくつか注意点があります。
ゲストに対して失礼がないように、結婚式の特有マナーや注意点は事前に抑えておきましょう。
・本状の文例やマナーを確認する
・暗いデザインにならないように注意する
・安っぽくならないようにする
・忌み言葉や句読点は使わない
・改行や文字のレイアウトバランスに注意する
招待状はゲストが最初に目にする「2人の結婚式の第一印象」のようなものです。
安っぽいデザインにしないことはもちろん、文面やメッセージのマナーなどもしっかり確認してから発送しましょう。
招待状の手作りにおすすめな100均のアイテム5選
ここからは、結婚式の招待状を手作りする際におすすめの100均のアイテムをご紹介していきます。
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.エンボスペーパー
結婚式の招待状作りで大活躍するのが、100均のエンボスペーパーです。
エンボスペーパーとは、細かい凹凸があり立体感のある厚紙のこと。
ダイソーでは、1.5センチ×9.9センチで20枚入りのエンボスペーパーを購入できます。
(※2024年5月現在/ダイソー公式サイトより)
インクが滲みにくく、質感も良いので結婚式のDIYに非常に向いているアイテムです。
招待状には、式場までの地図や本状の印刷に取り入れると良いでしょう。
2.トレーシングペーパー
トレーシングペーパー100均で購入することができます。
トレーシングペーパーとは、透かして文字などをトレース*ができる半透明の紙のこと。
*trace:原図を薄紙などに透かして、敷き写すこと
文字やデザインを印刷して透かすと、招待状の表紙などをお洒落に装飾してくれます。
100均でも様々なサイズ展開があり、手作りした招待状に合わせて使えるのも嬉しいですよね。
また、厚手のトレーシングペーパーは、招待状の封筒として使ってもお洒落です。
3.クリップ
一般的な事務用品とは違う、ゴールドのクリップなどお洒落なアイテムも100均で揃えることができます。
クリップは本状と付箋をまとめておくのに最適なので、招待状を手作りする花嫁からも人気のアイテム。
実際に結婚式をあげた筆者も、招待状に100均のゴールドクリップを使用して、ゲストからも好評でした。
100円で購入できる数が多いので、招待状を発送する人数の多い花嫁にはおすすめのアイテムです。
4.シーリングワックス/スタンプ
シーリングワックスとスタンプも手作りの招待状を素敵にしてくれるので、おすすめです。
シーリングワックスとは、ろうを溶かしてスタンプで型取り固めたもののこと。
招待状に封をする際にシーリングワックスを使うと、他にはないお洒落な雰囲気になるので、ゲストが喜ぶこと間違いなしです!
アンティークな雰囲気やビンテージな雰囲気が好きな人は、ぜひワンポイントに取り入れてみてください。
5.ウィリアムモリス柄ペーパー
最近インスタグラムなどでもよく目にするウィリアムモリス柄。
ウィリアムモリス柄とは、左右対称に渦巻く植物(ルリハコベ)の模様で、複雑な花柄がお洒落で花嫁の間でも人気が高まっています。
このウィリアムモリス柄のペーパーも、seriaなどの100均で揃えることができます。
招待状を手作りする際には、封筒の内側を飾る「飾り紙」として取り入れるのがおすすめです。
招待状を手作りするときによくある質問
ここからは、招待状を手作りするときのよくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。
それぞれ詳しくご紹介していきます。
よくある質問を参考にして、ぜひ招待状の手作りに活かしてくださいね。
Q1.100均の用紙・付箋でも安っぽくならないの?
A.高級感のある用紙を購入すれば問題ありません。
安っぽくならないようにするには、一般的なコピー用紙ではなく厚みのある用紙を選ぶことが大切です。
また、デザインになるべく手作り感が出ないように、Instagramなどのおしゃれな事例を参考にしてみるのもおすすめです。
封筒にトレーシングペーパーを使ったり、シールの代わりにシーリングワックスを使ったりするとよりおしゃれな招待状になりますよ。
Q2.無料で使えるテンプレートはある?
A.Canvaや一部のウェディングメディアから無料でダウンロードが可能です。
特にデザインツールのCanvaでは、無料で使える招待状のテンプレートが豊富に揃っています。
シンプルなものやトレンド感のあるものなど様々なテンプレートがあるので、初心者でも簡単におしゃれな招待状を作ることができます。
おすすめの無料テンプレートはこちらから!
URL:https://archdays.com
URL:https://www.canva.com
無料テンプレートの他にも、招待状の手作りキットを購入できるウェディングメディアもあります。
より簡単に作りたい花嫁はこちらもチェックしてみてください。
URL:https://www.piary.jp
Q3.和風に仕上げるコツは?
A.和紙を使ったり、和柄モチーフのデザインにするのがおすすめ!
日本らしいデザインにするのはもちろんですが、素材にこだわるとより和風な風合いに。
ただ、本状の内容を和紙に印刷すると、文字が読み取りづらい可能性があるので注意が必要です。
和紙を使用する際は、本状を飾る飾り紙として使用すると良いでしょう。
また、和紙と水引を組み合わせたデザインは古風で高級感もあるので、招待状を和風に仕上げたい時にピッタリです。
どちらも100均で購入できるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ:100均のアイテムを活用してゲストが喜ぶ結婚式の招待状を手作りしよう!
いかがでしたか?
今回は、結婚式の招待状を100均で手作りする方法やおすすめのアイテムをご紹介していきました。
100均はおしゃれアイテムの種類が多く、結婚式の招待状作りで大活躍してくれます!
しかし、安っぽくならないようにデザインや紙質選びには注意が必要です。
この記事で紹介した100均のおすすめアイテムを参考にして、節約しながらゲストが喜ぶ招待状を手作りしてみてくださいね。