二次会は、結婚披露宴の後に行われるカジュアルなパーティーです。
結婚をお祝いする場なので、失礼にならないように最低限のマナーは把握しておきたいところ。
中でも二次会の持ち物について、何を持って行けばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
「二次会の会費は新札じゃないとダメ?」
「二次会に何を持って行けばいい?」
「二次会にこれがあると役立つ!というアイテムを知りたい」
本記事では、男女別に持ち物リストを紹介しながら、二次会の持ち物マナーやあると便利なアイテムもあわせて解説します。
あなたにとって本当に必要な持ち物だけをまとめて、スマートに二次会を楽しみましょう。
男女共通の結婚式の二次会持ち物
二次会に参加する際に、性別を問わず誰もが用意しておきたい基本の持ち物からご紹介します。
忘れてしまうと当日困ることもあるので、事前にリストを確認して必ず準備しておきましょう。
1.会費
二次会に必ず持って行かないといけないものの第1位である会費。
受付で支払うケースが多く、忘れると入場できない可能性もあります。
お釣りが出ないよう、ぴったりの金額を準備しておきましょう。
封筒に入れて持参すると丁寧な印象になります。
▼新札でなくてもOK
二次会はカジュアルな会なので、ご祝儀袋に入れたり新札で用意したりしなくてもマナー違反にはなりません。
ただし、汚れたお札やシワの多いものは避けるのが無難です。
銀行などで事前に交換しておきましょう。
2.スマホ・カメラ
スマホは写真を撮ったり、会場で連絡を取るのに欠かせません。
会場の場所を調べる際にも、スマホは必須アイテム。
バッテリー残量にも注意が必要です。
スマホとは別にカメラを持参すると、二次会の思い出をより綺麗な画質で残せるでしょう。
3.ハンカチ・ティッシュ
飲み物をこぼしたときや、トイレのときなどに使えるハンカチ・ティッシュは、意外と使用頻度が高いアイテム。
ウエディングシーンでは感動する場面も多いため、涙をぬぐうときにも活躍します。
清潔感のあるものを選び、さっと取りだせるようにポケットやバッグに入れておきましょう。
4.現金
交通費や二次会後の移動費、三次会などのお店での支払いに備えて、現金も用意しておきましょう。
キャッシュレス派の方も、会費とは別に少額の現金のご用意を。
お札と小銭をバランスよく持っておくと、割り勘になった場合に便利です。
5.モバイルバッテリー
写真や連絡でスマホの使用頻度が高くなるため、予備の電源は必須です。
バッテリー切れで連絡が取れなくなる……といった事態は避けたいもの。
軽量タイプのモバイルバッテリーだと、持ち運びやすいでしょう。
6.招待状
招待状は、会場名や開始時間を確認するのに役立つ大切なアイテムです。
当日は、二次会会場の場所や時間などを再確認するシーンが意外と多いもの。
紙の招待状をもらった場合はバッグに入れておきましょう。
Web招待状なら詳細ページを保存したりメモ用紙に控えておいて、すぐ確認できるように準備すると役立ちます。
男性ゲストのための持ち物チェックリスト
男性ゲストにとっては、身だしなみや飲酒に備えた体調管理の準備が重要です。
清潔感や気配りが印象を左右する場面でもあるため、忘れず準備しましょう。
あらかじめ持ち物を整えておくことで、心おきなく二次会を楽しめますよ。
1.口臭や体臭・汗対策グッズ
男性は女性に比べて喫煙率が高いため、口臭対策を意識したいところ。
また、スーツで参加することが多く汗をかきやすいため、体臭や汗の対策も欠かせません。
ミントタブレットや制汗シートなどを持参し、いつでも使えるようにしておくのがおすすめ。
ニオイに気を配ることで余計な心配がいらなくなり、心から楽しめるでしょう。
2.二日酔い止めの薬
二次会はお祝いの席としてお酒を飲む機会も多くなりがち。
飲みすぎによる体調不良を防ぐためにも、二日酔い対策の薬を用意しておくと安心です。
翌日の予定に支障が出ないよう、自己管理のひとつとして携帯しておきましょう。
女性ゲストのための持ち物チェックリスト
女性ゲストは身だしなみや防寒対策など、女性ならではの持ち物に気を配りたいところ。
当日メイクを整えたくなったときに備えて、お直しのためのアイテムを用意しておくのがおすすめ。
快適に過ごすためにも、自分に必要なアイテムをしっかり持って行きましょう。
1.メイク道具・手鏡
結婚式や二次会など長時間のイベントでは、メイク崩れが気になってしまうかもしれません。
化粧直しができるようにリップやテカリ防止のフェイスパウダーなど、最低限の道具はポーチに入れておきましょう。
手鏡があるとトイレ以外でも、さっとチェックできます。
2.羽織もの
ドレスが肩出しの場合は、防寒用にも過度の露出を控える意味としても羽織が必要です。
羽織ものがあれば体温調整がしやすく、冷房が効いた会場でも快適に過ごせるでしょう。
ストールやショール・薄めのカーディガンなど小さくたためるタイプならバッグにも入りやすく便利です。
あると便利なアイテムリスト
必須ではないけれど、二次会に持っていくと役立つグッズをご紹介します。
万が一のトラブルに備えておけば、余裕を持って行動できるでしょう。
荷物に余裕がある方は、ぜひ検討してみてください。
1.筆記用具
ゲームやメッセージなどの演出がよく行われる二次会では、筆記用具が重宝します。
幹事さんがペンを用意してくれることが多いですが、限られた本数を貸し借りする待ち時間を短縮できるでしょう。
小さなボールペン1本でも準備しておくと安心です。
2.絆創膏
二次会では履きなれないパーティー用の靴を履いたり、長時間立ちっぱなしになったりすると、靴擦れを起こすことも。
いざというときのために絆創膏を何枚か常備しておくと靴擦れ対策に有効です。
小さめサイズの絆創膏ならバッグのポケットに入り、持ち歩きやすいでしょう。
3.行き帰り用の靴
行き帰りのために歩きやすい靴を用意しておけば、移動中の足元も快適に保てるでしょう。
結婚式や二次会ではヒールや革靴で足が疲れやすいため、帰り道で履き替えられると安心です。
コンパクトなぺたんこシューズなど、軽くて持ち運びしやすい靴を選ぶと良いでしょう。
4.エコバッグ
エコバッグを携帯しておけば、急に荷物が増えたときに活躍します。
景品やお土産を受け取った際にさっと使えるので、かさばる荷物の持ち運びにもエコバックは最適。
折りたためる薄手のタイプならバッグの中でも場所を取らず、スマートに収納できます。
5.予備のストッキング
万が一伝線してしまったときに備えて、ストッキングの予備を持っておくと安心です。
椅子に引っかけたり、靴との摩擦で伝線してしまうことは意外と多いもの。
小さくたためるため、バッグに1枚忍ばせておけば落ち着いて対応できるでしょう。
6.バッグハンガー
バッグハンガーは、荷物を椅子の背や床に置きたくないときに活躍するアイテム。
テーブルの端に引っ掛けて使えるタイプが一般的で、コンパクトなのも魅力です。
見た目にこだわったデザインも豊富で、おしゃれ感も演出できます。
7.ヘアセット道具
時間が経つと髪型が崩れてしまうことがあるため、ヘアセット用品を用意しておくと良いでしょう。
ワックスやスプレー、ピンなどを揃えておけば、簡単な手直しに対応できます。
普段使いではなくトラベル用などポーチに収まるコンパクトサイズのものを選んでおくと、持ち運びにも困りません。
二次会ではメインバッグとサブバッグを用意する
荷物の量や用途によって、メインバッグとサブバッグを使い分けるとスマートです。
状況に応じたバッグ選びで、おしゃれもマナーも両立しましょう。
メインバッグのマナー
結婚式にふさわしいメインバッグは、小さめで上品なデザインが基本です。
あまりに大きすぎるバッグはカジュアルな印象を与えるため、フォーマルな場には不向きでしょう。
ハンカチ・ティッシュ・スマホ・お財布・リップなど必要最低限の荷物が入るサイズ感を意識して選んでください。
▼男性のバッグマナー
男性の場合、基本的には手ぶらでもマナー違反にはなりません。
ただし、手ぶらにするためにポケットに財布やスマホを詰め込みすぎて、スーツの形が崩れてしまうのは避けたいところ。
スーツスタイルに合う落ち着いた色味のクラッチバッグやボディバッグを持つと、より洗練された印象になります。
▼女性のバッグマナー
女性はドレスやヒールに合う、コンパクトで華やかなパーティーバッグを選ぶのがマナー。
光沢のある素材やビジュー付きのデザインなら、フォーマル感も演出できます。
肩掛けバッグやリュックはカジュアルすぎるため、上品な印象を大切にしましょう。
サブバッグのマナー
荷物が多くなる場合には、メインバッグとは別にサブバッグを用意しておくと安心です。
黒やネイビーなど、シンプルで目立たないデザインを選ぶのがポイント。
二次会中に使わない荷物はサブバッグにまとめ、クロークに預けておくと会場内でも身軽に過ごせます。
なお、紙袋やブランドのショッパーはカジュアルすぎるため、サブバッグとしては避けてください。
二次会の持ち物についてよくある質問
二次会の持ち物で悩む方に向けて、よくある質問と答えをまとめました。
特に、二次会へ初めて参加する方はチェックしておきましょう。
Q.名刺は持っていった方がいい?
A.ビジネス関係の方に招待された二次会以外は、名刺を持参しなくても問題ありません。
交流が目的であれば、SNSや連絡先を交換する方が自然でしょう。
Q.新郎新婦にプレゼントを渡したいときは?
A.当日の大きなプレゼントは荷物になってしまうため、事前に郵送しておくのがマナーです。
どうしても当日にプレゼントを持参する場合は、小ぶりなギフトや手紙など新郎新婦様が持ち帰りやすいものが喜ばれるでしょう。
Q.ご祝儀は持っていかなくていい?
A.二次会は会費制が一般的なため、ご祝儀は基本的に必要ありません。
ただし、自分の結婚式でご祝儀をいただいたのにまだお渡ししていない相手の場合は、お礼の意味も込めて持参してもよいでしょう。
Q.二次会の服装マナーって?
A.基本はセミフォーマルスタイルが無難です。
男性ならジャケットにシャツ、スラックス、女性は膝丈〜ミモレ丈のワンピースやセットアップなどが一般的。
ドレスコードの指定があれば、案内に従って服装を選びましょう。
二次会の服装については、他にも詳しく紹介している記事があるので参考にしてください。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7374/
『【結婚式二次会の服装】男性ゲストのマナーは? おしゃれに決めるコツ』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7506/
まとめ:持ち物が決まったら服装も確認しましょう
結婚式の二次会は、カジュアルながらも品のある装いと準備が求められる場。
直前になって慌てることのないように、持ち物や服装の準備をしましょう。
本記事では、二次会の持ち物について絶対に必要な物からあると便利な物までまとめ、よくある質問にもお答えしています。
持ち物の準備を早めに済ませておくと、服装や身だしなみにも余裕をもって気を配ることができ、二次会当日を楽しめるでしょう。
こちらの記事もチェックして当日を楽しんでください。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/11443/