結婚式の締めくくる大切な挨拶「両家代表謝辞」
謝辞はどちらかの親が務めることが多く、ほとんどの場合、新郎父からゲストへ挨拶を行います。
子どもの晴れ舞台で行う大切な挨拶だからこそ「どんなことを話せばいい?」「カンペは使ってもいいの?」と不安もあるはず。
そこで今回は、元ウエディングプランナー監修のもと、謝辞でカンペを使う際のマナーやカンペの作り方を詳しく解説。
謝辞で気をつけるべきポイントやそのまま使える文例までご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
・謝辞のカンペの作り方
・そのまま使える文例3選
カンペを正しく活用して、ゲストや新郎新婦の心に残る謝辞を送りましょう。
新郎父の謝辞はカンペを使ってもOK!

新郎父として謝辞を述べるとき、事前にカンペを用意するかどうか迷う方も多いですよね。
結婚式の挨拶でカンペを使うこと自体はまったく失礼ではありませんが、カンペの使い方やマナーは知っておく必要があります。
ここでは、謝辞でカンペを使う際のマナーやメリットなどを詳しく解説していきます。
カンペを活用して、想いが伝わる謝辞を送りましょう。
カンペを使う時のマナー
謝辞でカンペを使う際は、あくまで「補助」として活用するのがマナー。
原稿を丸読みするのではなく、目安として見ながら、自然に話すことが大切です。
また、カンペはマイクの内側に持つのが基本。
カンペで顔が隠れたり、ゲストに堂々とカンペを見せるような持ち方にならないよう気をつけましょう。
カンペを使うメリット
謝辞でカンペを用意する最大のメリットは、当日緊張していてもスムーズに話せることです。
事前に考えた内容をカンペを見ながら話せるので、言い間違いをしたり言葉が飛んでしまう心配もありません。
また、謝辞が長くなり過ぎたり、短すぎることを防げるのもカンペを使うメリット。
結婚式の前に謝辞を読む練習ができるので、当日はゲストが聞きやすい長さで感謝を伝えることができます。
カンペはスマホやタブレットでもいい?
結婚式というフォーマルな場面では、スマホやタブレットを用いたカンペはなるべく避けましょう。
スマホを持ちながらの代表謝辞は、少し不自然に思われることも。
ゲストに感謝の気持ちが伝わるよう、謝辞の内容はなるべく紙の原稿にまとめて、しっかりと結婚式を締めくくりましょう。
新郎父向け 謝辞のカンペの作り方

謝辞のカンペを作るときは、ただ文章を書き並べるだけではなく、読みやすく見やすいものを用意することが大切です。
丁寧なカンペを用意することで、当日の緊張もぐっと和らぐはず。
ここでは、新郎父向けに、カンペを作る手順を3ステップでご紹介。
用紙の選び方から文章の構成、清書のポイントまで解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.謝辞にふさわしい用紙を準備する
謝辞は結婚式を締めくくる大切な挨拶なので、キャッチーなデザインの用紙やレターセットでカンペを作るのは避けましょう。
カンペを作る際は、白無地または薄いクリーム色の紙を選ぶと清潔感がありフォーマルです。
もっともフォーマルな蛇腹式の縦書き用紙を選んでおけば安心でしょう。
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2.構成を考える
謝辞のカンペを作る際は、いきなり用紙に書き出すのではなく、まずは構成を考えることが大切です。
伝える順番やポイントを押さえることで、伝わりやすい謝辞を考えることができます。
ここでは、導入から結びまで謝辞の構成をわかりやすく解説していきます。
〈謝辞の構成〉
- 導入・ゲストへの感謝
- 新郎への言葉
- 新婦や新婦家への言葉
- 依頼の挨拶
- 結び
(1) 導入・ゲストへの感謝
まずは、出席してくれたゲストへの感謝を伝えましょう。
「本日はお忙しい中、◯◯家・◯◯家の結婚式にお越しいただき 誠にありがとうございます。」
など、シンプルにまとめると◎
(2) 新郎への言葉
続いて、新郎への祝福や励ましの言葉を送りましょう。
「小さい頃は控えめだった◯◯も、信頼できる皆様に支えられ、明るく立派に成長した姿を親として誇りに思います。」
など、父親としての想いを添えると温かく感動的な謝辞になります。
(3) 新婦や新婦家への言葉
新郎に向けた言葉だけでなく、新婦やそのご家族への感謝も組み込むと良いでしょう。
「初めて◯◯さんにお会いした時、その明るく思いやりのある姿に触れ、とてもほっとしたのを覚えています。」
など、エピソードを交えると好印象です。
(4)依頼の挨拶
ゲストに向けて、今後のお付き合いやサポートをお願いする一言を加えます。
「なにぶん未熟なふたりでございます。どうぞこれからも皆様のお力添えを賜り、温かく見守っていただけますと幸いです。」
など、丁寧な一言を添えましょう。
(5) 結び
最後に改めて感謝を伝え、結びの挨拶を行います。
「結びになります、ご列席くださいました皆さま方のご健康とご多幸を祈念し、両家代表の言葉とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。」
など、丁寧に謝辞を締めくくりましょう。
3.清書する
構成が決まったら、具体的に文章を考え、読みやすく清書します。
もし字を間違えた場合は、なるべく新しい用紙に変え、書き直せると良いでしょう。
新郎父の謝辞で気をつけたいポイント

謝辞は、新郎新婦やゲストへの想いを言葉に込める特別な場面です。
だからこそ、内容や話し方に気をつけて心にのこる内容にしたいですよね。
ここでは、新郎父が謝辞を読む際に気をつけるべきポイントを解説していきます。
話す長さや言葉遣いなど、ゲストへ感謝を届けるためのコツをチェックして、気持ちの伝わる謝辞を送りましょう。
1.2〜3分程度で簡潔に話す
結婚式を締めくくる謝辞は、長すぎても短すぎても印象がぼやけてしまいます。
一般的には、2〜3分程度にまとめるのが理想です。
謝辞は食事や余興を終えた式の終盤に行うため、ダラダラと話が続くとゲストの集中力も途切れてしまいます。
伝えたいことも多く、長くなりがちな謝辞ですが、感謝の言葉を中心に簡潔でわかりやすい内容を心がけましょう。
2.忌み言葉や重ね言葉は避ける
結婚式はお祝いの場なので、縁起が悪いとされる「忌み言葉」や、別れを連想させる「重ね言葉」は避けるのがマナーです。
「終わる」「切れる」「再び」「たびたび」「まだまだ」などの言葉は使わないようにしましょう。
日常でよく使う言葉ほど、うっかり口にしてしまいがち。
カンペを作る段階でしっかり確認し、縁起の良い表現に置き換えておくと安心です。
▼忌み言葉や重ね言葉について詳しく
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7445/
3. 新婦家の両親への感謝も組み込む
新郎父からの謝辞は、新婦やそのご家族への感謝を伝えることも忘れずに。
「大切な娘さんを家族として迎え入れられる喜び」「共に支え合っていく決意」を一言添えると、より温かみのある挨拶になります。
また、新婦家のご両親に向けた言葉は、会場全体の雰囲気を和ませる効果も。
お互いの家族が新たな関係を築いていく第一歩として、丁寧な言葉で感謝を伝えましょう。
新郎父の謝辞 文例3選

最後に、新郎父の謝辞でそのまま使える「短め」「スタンダード」「ユーモアを交えた」3種類の文例をご紹介していきます。
それぞれの例文を参考に、ふたりの結婚式に合った謝辞を考えてみてくださいね。
1.短めの挨拶
両家を代表いたしまして、心より御礼申し上げます。
◯◯(新郎)は、幼い頃から穏やかで控えめな子でした。
そんな息子が本日、皆さまに見守られながら結婚式を挙げられること、親として大変嬉しく、また感慨深い気持ちでございます。
そして、◯◯(新婦)さん。
初めてお会いしたときから、明るく思いやりのあるお人柄に触れ、家族一同とても安心いたしました。
今日から新たに家族の一員として迎えられることを、心から嬉しく思っております。
これからも息子と支えあいながら、二人らしく温かい家庭を築いていってください。
最後になりますが、なにぶん未熟なふたりでございます。
どうか今後とも、皆さまの変わらぬご指導とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
結びに、本日ご列席いただいた皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げまして、御礼の言葉とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
2.スタンダードな挨拶
両家を代表いたしまして、心より厚く御礼申し上げます。
◯◯(新郎)は、小さい頃は控えめであまり自分のことを話さない子でした。
今日こうして多くの皆さまに囲まれ、笑顔に溢れた息子の姿を見ることができ、親としてこの上ない喜びを感じております。
◯◯(新婦)さんは、初めてお会いしたときから優しくしっかりもので、息子を支えてくれる素敵な方だと感じていました。
これまで大切に育ててこられた◯◯(新婦)さんのご両親には、心より感謝申し上げます。
そして今日から家族として迎えられることを、本当にうれしく思っております。
これからも息子と支えあいながら、二人らしく温かい家庭を築いていってください。
最後になりますが、なにぶん未熟なふたりでございます。
どうか今後とも、皆さまの変わらぬご指導とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
結びに、ご列席の皆さまのご健康とご多幸をお祈りいたしまして、両家代表の挨拶とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
3.ユーモアを交えた挨拶
両家を代表いたしまして、心より御礼申し上げます。
◯◯(新郎)は、小さい頃からのんびりした性格で、大変マイペースに育ってまいりました。
親としては「この子がちゃんと結婚できるのか」と少し心配していた時期もあります。
ですが、しっかり者の◯◯(新婦)さんと出会い、彼女に支えられながら、少しずつ頼もしい大人になっていく姿を見て安心しております。
◯◯(新婦)さんの明るく思いやりのあるお人柄には、家族一同すぐに惹かれました。
今日から新たに家族の一員として迎えられることを、本当にうれしく思っております。
そして、◯◯さんを大切に育ててこられたご両親に、心より感謝申し上げます。
なにぶん未熟なふたりではございますが、これから笑顔の絶えない温かい家庭を築いていってくれると信じています。
どうぞ皆さまには、今後とも変わらぬご厚情とご指導を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本日お集まりいただいた皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げまして、両家の御礼の言葉とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
まとめ:新郎父の謝辞はカンペを活用して安心して臨もう!

いかがでしたか?
今回は、新郎父の謝辞でカンペを使う際のマナーや作り方、そのまま使える文例をご紹介していきました。
両家を代表して行う新郎父の謝辞は、カンペを上手に活用することで、緊張しても落ち着いて感謝を伝えることができます。
ただし、カンペを用意する時は棒読みにならないよう、ゲストの表情を見ながら自然に話すことも忘れずに。
今回ご紹介した謝辞のマナーや文例を参考に、心のこもった言葉でふたりの結婚式を温かく締めくくってくださいね。
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