結婚式で靴を履き替えるタイミングと袋のマナー | 結婚式場の選び方

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結婚式のお呼ばれドレスには、ヒールのあるパンプスを合わせるのがマナー。
しかし、「ヒールのある靴は苦手」「長時間履いていると疲れそう」と、不安になる方もいるでしょう。

また、当日の天候が雨や雪模様だと、せっかくのお呼ばれ靴が汚れてしまうかもしれません。
これらの悩みは、靴の履き替えで解決しましょう。

今回は元ウエディングプランナーの筆者が、結婚式で靴を履き替えるタイミングやマナーを解説していきます。
履き替える場所やおすすめの靴なども具体的に紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただくことで、行き帰りの靴の悩みが解消し、結婚式を思い切り楽しむことができますよ。

結婚式では靴を履き替えるのがおすすめ

画像:黒いパンプスを履いている女性

せっかくドレスアップして結婚式に参加しても、慣れない靴で疲れて十分楽しめなかったら残念ですよね。
結婚式ではヒールのあるパンプスを履くのがマナーですが、行き帰りは慣れた靴にして履き替えてもかまいません。
まずは、靴を履き替えることのメリットとデメリットを見ていきましょう。

靴を履き替えるメリット

靴を履き替えるメリットには、次の3つが挙げられます。

  • 行き帰りが楽
  • 移動しやすい
  • 靴が汚れない

自宅から慣れないパンプスを履いていくと、式場に着くまでに疲れてしまいますよね。
慣れた靴なら行き帰りの負担が減り、電車で座れなかったり式場まで歩く距離が長かったりしても移動しやすいです。
また、雨や雪の日でもお呼ばれ靴を汚さずに済むでしょう。

 

靴を履き替えるデメリット

靴を履き替えるときは、デメリットもあります。

  • 履き替えの手間がかかる
  • 荷物になる
  • ドレスとのミスマッチ

時間の余裕がないと、履き替えるときに慌ててしまうかもしれません。
式場では靴をクロークに預けておけばいいですが、行き帰りは荷物になってしまいます。
また、靴のデザインによっては、ドレスと合わずちぐはぐに見えてしまうでしょう。

 

結婚式で靴を履き替えるタイミング

画像:ベージュのパンプス

靴を履き替えるときは、バタバタせずスムーズに済ませたいですよね。
また、周りに迷惑をかけたり見苦しく見えたりしないよう考慮することも大切です。
ここでは、履き替えるタイミングや場所について解説していきます。

受付前に履き替えるのが基本

靴の履き替えは、受付前に済ませるのがベスト。次の流れを覚えておきましょう。

  1. 式場に到着
  2. 靴を履き替える
  3. クロークに預ける
  4. 受付をする

結婚式は、受付からすでに始まっています。
「とりあえず受付をしなくちゃ」と思うかもしれませんが、身だしなみを整えてから受付に向かうのがマナーです。
また、手荷物は邪魔になるので、先にクロークに預けてしまいましょう。

 

履き替える場所について

靴を履き替えるのに適した場所はいくつかあります。
式場や行き帰りのルートによっても異なるので、事前に履き替えられる場所をチェックしておくと安心です。
ここでは、履き替えができる主な場所を紹介するので、参考にしてください。

  • 結婚式場の更衣室
  • 結婚式場のロビー
  • 化粧室
  • 駅のベンチ

▼結婚式場の更衣室

結婚式場に更衣室があれば、人目を避けてゆっくり履き替えることができます。
靴だけでなく、ストッキングも履き替えたい方に便利ですね。
ただし、着替えたいゲストが多く集中する時間だと、混雑して入れないかもしれません。
更衣室を利用するときは、早めに到着すると安心でしょう。

▼結婚式場のロビー

靴だけさっと履き替えるなら、結婚式場のロビーでもかまいません
隅の席でこっそり履き替えれば、それほど周りの目が気になることもないでしょう。
ただし、式場によってはロビーをウェルカムスペースに使っているところもあります。
心配な場合はスタッフに声を掛けて、履き替えやすい場所を案内してもらうとよいでしょう。

▼化粧室

結婚式場の化粧室で履き替えるのもありです。
化粧室のメリットは、化粧直しやお手洗いも同時に済ませることができ、スムーズに身だしなみを整えられること。
ただし、受付前後の化粧室は混みやすいので、早めに到着して手短に終わらせるようにしましょう。
大きな荷物は、先にクロークに預けておくと邪魔になりません。

▼駅のベンチ

「式場で履き替えるのが難しそう」「駅からそれほど歩かない」という方は、駅のベンチで履き替えてもよいでしょう。
後はそのまま向かうだけなので、式場に着く前に履き替えたい方におすすめです。
ただし、不特定多数の人が往来するので、人目が気になる方は避けた方がよいかもしれません。

 

会場まで履いて行く靴の選び方

画像:白いパンプスを手に持っている

会場まで履いていく靴に決まりはありませんが、疲れにくさだけでなく見た目と機能性も考えて選ぶのがポイントです。

おすすめの靴も含めて、履き替え用の靴の選び方を紹介します。

ヒールが苦手な場合

ヒールが苦手な方は、かかとのない歩きやすい靴を選びましょう。

  • ぺたんこパンプス
  • スリッポン
  • スニーカー

一番おすすめなのは、ドレスとのコーディネートがしやすい、きれいめのぺたんこパンプスです。
ロング丈のドレスにしたり上にコートを羽織ったりすれば、スリッポンやスニーカーでもそれほど目立ちません。

 

雨や雪が降っている場合

雨や雪で足元が不安定な場合は、機能性のある靴を選ぶと安心です。

  • レインシューズ
  • スノーブーツ
  • 防水スプレー済みの靴

ブーツを履いていくときは、ショート丈にすると預けるときもかさばりません。
小雨や多少ぬかるんでいる程度なら、普段の靴に防水スプレーをして履いていってもよいでしょう。

 

履き替える靴を入れる袋のマナー

画像:パーティバッグとアクセサリー

履き替えた靴をそのままクロークに預けるのはマナー違反です。
クローク内はもちろんのこと、ほかのゲストの荷物も汚してしまうかもしれません。
ここでは、履き替える靴を入れる袋や預け方について解説していきます。

クロークに預けられるバッグに入れる

履き替えた靴は、バッグに入れてクロークに預けましょう。

結婚式用のサブバッグが一番無難ですが、靴だけ入れるなら紙袋でもかまいません。

サブバッグは、マチのあるものが入れやすいです。

紙袋は無地がおすすめですが、お店の紙袋を使う場合はあまり派手ではないものを選びましょう。

 

濡れている場合はビニール袋に入れる

雨や雪で濡れている靴は、ビニール袋でカバーしてからバッグに入れて預けるのがマナーです。

濡れた靴をバッグにそのまま入れて預けると、クロークの中や他のゲストの荷物を汚してしまうかもしれません。

水滴や汚れを拭き取ってから入れた方がよいので、拭き取り用のタオルも一緒に持っていくと便利ですよ。

 

靴が入っていることを伝える

履き替えた靴を預けるときは、クロークのスタッフに「靴が入っています」と伝えるとよいでしょう。

置き場所や置き方にも配慮してくれますよ。

特に、濡れた靴が入っている場合は、その旨も伝えておくと親切です。

 

まとめ:靴を履き替えて快適に過ごそう

画像:バブルシャワーで迎えられる新郎新婦

結婚式ではヒールのあるパンプスを履くのがマナーですが、履き慣れた靴で式場まで行ってから履き替えてもかまいません。
慣れない靴で無理をするより、履き替えで負担を軽減した方が結婚式をより楽しめます。
ただし、あまりにも服装とちぐはぐな靴やロングブーツは避けた方がよいでしょう。

今回は、結婚式での靴の履き替えのマナーについて解説してきました。
交通手段や履き替える場所にも考慮して、スムーズに靴を履き替えて結婚式の時間を快適に過ごしましょう

 
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