ガーデンウエディングは、ナチュラルでアットホームな雰囲気を楽しめるのが魅力。
開放感あふれるロケーションを活かした演出を取り入れることで、自然の中でゲストと近い距離で過ごす特別な一日が叶います。
とはいえ、「屋外だと天候が心配」「どんな演出が映えるの?」といった不安や疑問を抱く方も多いでしょう。
そこで今回は、ガーデンウエディングならではの悩みを解消しつつ、庭を最大限に活かすおすすめ演出アイデアを紹介します。
最後までお読みいただくことで、理想のガーデンウエディングを実現するためのヒントが見つかるでしょう。
ガーデンウエディングを成功させるコツ

自然に囲まれたガーデンウエディングは、開放的でリラックスした雰囲気がゲストと近い距離で楽しめると人気です。
ただし、屋外は気候や天候の影響を受けやすいので、快適に過ごすための事前準備や柔軟な対応が欠かせません。
ここでは、季節や状況に合わせた工夫、服装のポイントなど、ガーデンウエディングを成功させるためのコツを紹介します。
ラフな結婚式にする
ガーデンウエディングは、かしこまりすぎず自然体で楽しめるのが魅力です。
屋外の開放的な空間を活かして、気取らないスタイルにすると雰囲気が和みます。
アットホームな人前式の後は、ガーデンパーティで自由に過ごせる時間を設けるのがおすすめ。
立食ブッフェやデザートブッフェを取り入れると、ゲスト同士の話も弾み温かな雰囲気に包まれるでしょう。
春・秋に開催する
ガーデンウエディングに最もおすすめの季節は、春と秋。
どちらも屋外で快適に過ごせる穏やかな季節で、自然の美しさを存分に感じられるのが魅力です。
春は色とりどりの花や新緑が会場を鮮やかに彩り、秋は紅葉や柔らかな日差しが落ち着いた大人の雰囲気を演出してくれます。
真夏や真冬に比べて天候のリスクも少なく、準備や進行もスムーズに行いやすいです。
季節に合わせた結婚式のアイデアについて紹介している記事もあります。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7430/
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/13548/
季節に合わせて準備する
ガーデンウエディングは季節の味わいを肌で感じられるのが魅力ですが、ゲストが快適に過ごせるような工夫も欠かせません。
春は花粉や風、夏は暑さや虫、秋は乾燥や日没時間、冬は寒さなど、それぞれの気候に合わせた対策と準備が大切です。
心地よく過ごせる環境を整えることで、自然の美しさを楽しみながら特別な一日を過ごすことができますよ。
▼暑い日のおもてなしアイデア
夏のガーデンウエディングでは、涼しさを感じられる工夫を取り入れるのがポイントです。
テントやパラソルで日陰を作り、冷たいドリンクやミスト扇風機を用意すると喜ばれます。
受付では、自由に使えるうちわやハンディファンを置くのもおすすめ。
装花や装飾には爽やかな色を取り入れて、見た目にも涼しい演出でおもてなししましょう。
暑い日のおもてなしアイデアについてはこちらの記事でも紹介しています。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/14647/
▼寒い日のおもてなしアイデア
肌寒い季節のガーデンでは、防寒対策をしっかり整えておくことが大切です。
ブランケットやカイロの用意、ホットドリンクのサービスなどで温もりを感じられるおもてなしを。
屋外ヒーターがあれば、さらに快適に過ごせるうえに暖かい光源が演出としても映えます。
装花や装飾は暖色系でまとめ、温かみのある雰囲気でゲストをお迎えしましょう。
冬の結婚式の注意点については、こちらの記事を参考にしてみてください。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/15373/
悪天候に備えて代替案を用意する
屋外の結婚式では、雨や強風などで予定どおり進行できない場合もあります。
天候の変化に備えて、屋内スペースの確保や進行プランの代替案を用意しておくことも大切です。
当日は天候に応じてスムーズに切り替えられるように、事前にスタッフと進行方法や流れををしっかり確認しておきましょう。
▼屋内でも披露宴を行えるようにする
ガーデンウエディングを計画するときは、万が一の悪天候に備えて屋内でも披露宴を行えるようにしておくと安心です。
屋内で行う場合もガーデンの雰囲気を感じられるように、装花や装飾で自然を取り入れた演出を工夫しましょう。
また、パーティの途中で屋内に移動する可能性も考え、ゲストがスムーズに移動できるよう動線を確認しておくことも大切です。
カジュアルなドレスコードにする
ガーデンウエディングでは、堅苦しくならないようカジュアルなドレスコードを設定するのもポイント。
招待状に「平服でお越しください」「ガーデンでの開催のため軽装でどうぞ」と添えておくと親切です。
ヒールの低い靴や動きやすい服装など、屋外に適した装いを案内すればゲストもリラックスして過ごせるでしょう。
ガーデン挙式の演出アイデア

青空や緑を背景にしたセレモニーは、それだけで絵になる特別な瞬間。
せっかくなら自然の美しさが映える演出を取り入れて、ふたりらしさを表現したいですよね。
ここでは、ガーデン挙式をより印象的に彩る演出アイデアを紹介していくので、参考にしてみてください。
植樹の儀
苗木に土を盛り水を注ぐ植樹の儀は、新しい家庭を築き共に成長していくことを誓う儀式。
オリーブやガジュマルなど、幸せや平和を象徴する植物を使って行うことが多いです。
ゲストに土を盛ってもらい最後に新郎新婦が水を注げば、一体感のある感動的なセレモニーになります。
植えた木は新居でシンボルツリーとなり、ふたりの幸せを見守ってくれるでしょう。
やり方はこちらの記事を参考にしてみてください。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/15614/
ペットに活躍してもらう
ペットも一緒に参加しやすいのは、ガーデンウエディングならではの魅力。
新郎新婦と一緒に登場したり、リングドッグとして結婚指輪を運んだりする演出は、会場を一気に和ませてくれます。
首輪や衣装には結婚式らしいデザインを取り入れて、特別感を演出しましょう。
新郎と同じ色の蝶ネクタイや新婦とおそろいの花飾りを合わせると、リンクコーデで写真映えも抜群です。
リングドッグについて紹介した記事はこちら。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/13280/
フラワーシャワー
新郎新婦の退場シーンを華やかに彩る、フラワーシャワー。
青空の下で花びらが風に舞う姿は、ガーデン挙式ならではの開放感と祝福ムードをより一層引き立ててくれます。
ロマンチックで幸福感に包まれた瞬間にするなら、甘い香りのバラがおすすめ。
カジュアルな雰囲気にするなら、リボンやフェザー、コンフェッティを混ぜるのもよいでしょう。
バブルシャワー
シャボン玉を飛ばすバブルシャワーは、陽光に反射してきらめく姿が幻想的な演出です。
準備や後片付けも簡単で、子どもだけでなく大人のゲストにも喜んでもらえます。
ただし、ゲスト全員が吹くタイプのシャボン玉だと、拍手や歓声が減ってしまうかもしれません。
バブルガンを使ったり花びらをミックスしたりと、工夫するとよいでしょう。
バルーンリリース
バルーンリリースは、祝福と幸せを願って一斉に空にバルーンを放つセレモニー。
カラフルなバルーンが次々と舞い上がっていく瞬間は華やかで、映画のワンシーンのようです。
エコバルーンを使えば、環境に配慮しつつ演出を楽しめます。
また、ガーデンにプールがある場合は、水面に浮かべたバルーンが空に舞い上がるドロップ&フライもおすすめです。
バルーンリリースの注意点についてはこちらの記事で解説しています。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/14626/
ブーケトス
新婦から次の花嫁へ幸せをつなぐブーケトスは、ガーデンならではの開放感を十分に楽しめます。
ブーケに結んだ複数のリボンをゲストに引っ張ってもらうブーケプルズも、広々とした空間で写真映え抜群。
新郎から男性ゲストにブロッコリートスをしたり、ふたりがゲスト全員にぬいぐるみトスをしたりといったアレンジも可能です。
アレンジブーケトスについてもっと知りたい方はこちらの関連記事もチェック!
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/3618/
菓子まき
新郎新婦が投げるお菓子をゲストにキャッチしてもらう菓子まきは、屋外の広さを活かしたにぎやかな演出。
大人も子どもも一緒に、アットホームなひとときを過ごせるでしょう。
オリジナルデザインのパッケージや、締めに大きなお菓子を投げるなどのアレンジも可能です。
当たっても痛くないお菓子と持ち帰り袋を用意すると、ゲストも安心して楽しめます。
ガーデンパーティーの演出アイデア

自然に囲まれたガーデンでのパーティは、屋外ならではの開放感と自由さが魅力です。
ゲストと一緒にくつろいだり体を動かしたり、アイデア次第でさまざまな演出を楽しめます。
ここではガーデンパーティを盛り上げる演出アイデアを紹介していくので、プランニングの参考にしてください。
フォトブースを設置する
ガーデンの自然光や緑を背景にフォトブースを設置すると、ゲストが自由に写真撮影を楽しめます。
季節の花やグリーン、自然の風景に馴染む木箱やキャンドルなどで、フォトジェニックな空間を演出しましょう。
ゲストとの思い出の写真を飾ったり、フォトプロップスを用意したりもおすすめ。
話題作りにもなり、ゲストの会話が盛り上がりますよ。
ガーデンでケーキ入刀する
ガーデンでのケーキ入刀は、自然光の中での笑顔あふれる瞬間が魅力です。
季節のフルーツをたっぷり使ったりオリーブやユーカリの葉で飾り付けたり、自然を感じられるデザインがおすすめ。
ケーキ台を丸太にするなどして、ガーデンと統一感のあるシーンを演出しましょう。
続けてファーストバイトも行うと、さらに盛り上がりますよ。
ガーデンにイスとテーブルを用意する
ガーデンにイスとテーブルを並べるだけで、リラックスできるパーティ空間に。
立食ブッフェでもイスとテーブルがあると、ゲストが自由に休憩や会話を楽しめますよ。
ウッド調やアンティーク風の家具を選べば、ガーデンの風景に自然と馴染んでおしゃれです。
新郎新婦席をあえて設けず、ゲストと一緒に動き回るスタイルもよいでしょう。
体を動かすゲームを開催する
広々としたガーデンならではの余興として、体を動かすゲームを取り入れるのもおすすめです。
ボーリングや輪投げなど、誰でも楽しめる簡単なゲームは人気があります。
新郎新婦も参加すれば、一体感が増してより盛り上がるでしょう。
ガーデン内に隠した宝物を探す宝探しも、ゲスト同士で交流しながら楽しんでもらえるアイデアです。
デザートブッフェ
ガーデンでのデザートブッフェは、彩りが豊かで写真映えも抜群。
新郎新婦がゲストにお皿を渡したりデザートをサーブしたりすれば、自然に会話も弾みます。
季節のフルーツやアイス、トッピングを用意してパフェを作るなど、ゲストが自由に楽しめるアレンジも人気です。
デザート台の周りをナチュラルな装飾で彩れば、ガーデンの雰囲気と統一感のある華やかな空間演出になりますよ。
花火を上げる
日が暮れるガーデンパーティのクライマックスには、花火を取り入れるのもおすすめです。
花火をゲストと一緒に楽しんだり退場シーンに使ったりすると、一体感のある盛り上がりが生まれます。
音楽や光の演出と組み合わせれば、さらにドラマチックで印象的な瞬間に。
写真にも動画にも映える特別な思い出として残せるでしょう。
キャンドルを灯す
夕暮れから夜にかけてキャンドルを灯せば、ガーデン全体が温かく幻想的なムードに包まれます。
テーブルや通路に並べたり木々に吊るしたりするだけで、ロマンチックな空間が完成。
柔らかな灯りがふたりとゲストを優しく照らし、穏やかなひとときを演出してくれるでしょう。
昼間は装飾として、夜は光の演出として楽しめるのもキャンドルならではの魅力です。
キャンドルを使った演出や装飾について詳しく紹介した記事も参考にしてみてください。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/12358/
まとめ:ガーデンウエディングらしい演出で盛り上がろう

自然に囲まれたガーデンウエディングは、開放的で自由な雰囲気が魅力です。
屋外ならではの演出やおもてなしを工夫すれば、ゲストとの距離がぐっと縮まり笑顔あふれる時間を過ごせます。
ただし、天候の変化がある屋外では、季節に合わせた準備や悪天候時の代替案を用意しておくことが大切です。
今回は、ガーデン挙式やパーティにぴったりの演出アイデアをたくさん紹介してきました。
ふたりらしいアイデアを取り入れて、ナチュラルで温かみのある結婚式を叶えましょう。




