結婚式二次会の司会者はお笑い芸人でも大丈夫? | 結婚式場の選び方

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二次会の司会進行は、お笑い芸人に頼むこともできます。

「お笑い芸人に依頼したら面白い二次会になるの?」
「芸人司会でも二次会の進行が務まる?」
「友人に依頼することとの違いって?」

お笑い芸人でも結婚式二次会の司会者が務まるのか疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。

司会者は二次会をコントロールする重要な役です。

本記事ではそんな重大な役割を任せるのはどんな人がいいのかについて、元ウエディングプランナーが紹介していきます。

二次会のプランニングも数多く手がけ、プロのブライダル司会者の二次会も友人進行の二次会も経験しました。

本当にお笑い芸人に依頼しても大丈夫なのか心配な方や、誰に司会者をやってもらうか決まっていない方はぜひ参考にしてみてください。

二次会の司会者の選び方

画像:マイクを持ったドレスアップした女性

二次会の司会者は、基本的に希望する二次会の雰囲気に合わせて選びましょう。

ただ、司会者は二次会の出来を左右するとても重要な役割です。

二次会をコントロールできる、相応しい人を選ぶ必要があります。

結婚式の司会者の役割

司会者の役割は台本を読むことだけではなく、二次会のタイムキーパーとしての役割が大きいです。

ゲームや余興が進行表に組み込まれたときに、時間通りに終わるように進行することは司会者の仕事です。

二次会は時間管理との闘いでもあります。

▼よくある時間管理の失敗例

  • 新郎新婦の入場が送れる
  • DVDの事前動作確認の時間が取れなかった
  • 歓談に夢中で大慌てで退場
  • やろうと思っていた余興がタイムオーバーでできない
  • 料理がなかなか出てこない
  • ゲストも新郎新婦もお酒が入り大盛り上がりで、あっという間に退店時間
  • 時間が過ぎていて延長料金の支払いが生じた

いかに制限時間内で楽しい気持ちのままパーティーを走り切れるか、これが重要です。

二次会が上手くいくかいかないかは司会者の手腕次第でしょう。

ただの盛り上げ上手なお調子者では二次会の司会者は務まらないというのが個人的な見解です。

 

司会者に必要な素質

結婚式は小さいことも含めてトラブルが起こりやすいです。

二次会も例外ではありません。

揉め事に上手く対応できる司会者でないと、微妙な空気になってしまいます。

最悪の場合、ちぐはぐになったままお開きの時間になってしまうこともありえるのです。

結婚式をつつがなく終えられても、二次会が台無しになっては満足感の高い1日だったとは言えません。

そのため、二次会の成功可否は人選から始まっているといっても過言ではないのです。

以下の素質が備わっているかも基準にしながら、誰に依頼するのか考えてみてください。

 

1.タイムマネジメント力

しっかりと二次会をコントロールできるのか、これが重要です。

盛り上がりすぎて時間を過ぎてしまっていた、となっては司会者がいる意味がありません。

二次会を盛り上げることができる、これは司会者として必要最低限のライン。

時間管理ができるかどうかが最重要ポイントなのです。

もちろん、コケてもいいから友人に進行してもらって、内々の二次会を楽しみたい方もいらっしゃるでしょう。

その場合でも時間を気に掛けられる友人に依頼したり、二人が時間に関しては声をかけるなどの工夫が必要です。

時間に厳しい会場もありますので、くれぐれもご注意ください。

 

2.結婚式に相応しい言動

二次会ともなれば気にしない人も増えてきますが、言葉遣いも気を配りたいポイント。

重ね言葉や忌み言葉は結婚式の場では使いません

お笑い芸人だと、この辺は緩くやっているところもあるので気になる方は避けたほうが無難です。

 

司会者にふさわしい人とは

朗らかな楽しい人がおすすめです。

挙式披露宴が厳格な雰囲気だったのであれば、二次会ではガラリと趣を変えるのもよいでしょう。

楽しい雰囲気にしてくれそうなプロのブライダル司会者、またはお笑い芸人、もしくは友人に依頼してください。

明るい雰囲気で、時間の管理ができて、急なトラブルへの対応を素早く柔軟にこなすことのできる人を司会者に選ぶべきです。

 

司会者だけ外部に頼むのもアリ

すでに幹事代行の会社へ依頼しているのであれば関係のない話ですが、司会者“だけ”プロの手を借りるという方法もあります。

友人の進行ですとクオリティには上限がありますし、コミュニケーション不足、経験不足で上手くいかなかったケースも多く見てきました

時間を過ぎてしまって会場に迷惑をかけたり、延長料金を払う羽目になってしまうこともあります。

そんな心配をせずに済むのが委託という手なのです。

ブライダル司会者もピンキリではあるのですが、ある程度のクオリティは保証されます。

大事な結婚式の締めくくりなのですから、惜しまずプロの手を借りることがおすすめです。







二次会の司会者の比較

司会者の選択肢として以下の3つが挙げられます。

それぞれのメリット/デメリットを紹介していくので、誰に依頼するかの参考にしてみてください。

おすすめは、ブライダル司会者>お笑い芸人>友人の順です。

1.プロのブライダル司会者

想定外の出来事が起こったとき、上手く対処できるのがブライダル司会者です。

頻繁に起こることではありませんが、保険をかけるという意味でプロの司会者に依頼することをおすすめします。

“二次会のコントロール”には、トラブルへの上手な対処も含まれるのです。

最後まで特別な1日を過ごすたいのであれば、プロのブライダル司会者がおすすめ。

 

▼プロ司会者のメリット

プロ司会者のメリットは以下です。

  1. トラブルへの対応に慣れている
  2. 台本を作成してくれる
  3. 言葉遣いも完璧にパーティーをこなす
  4. 新郎新婦との接し方に慣れている

まず、経験してきた場数が違いますからトラブルへの対応に慣れています。

トラブルに臨機応変に対応しながら、台本の軌道修正も抜かりありません

プロ以外の司会者が言ってしまいがちなのが“終了“という言葉です。

気にならないのであれば神経質になる必要はありません。

また、プロ司会者は二次会中の新郎新婦への配慮や、話題の振り方をよく把握しています。

これによって得られる安心感は桁違いです。

 

▼プロ司会者のデメリット

デメリットは、探すのに手間とコストがかかることです。

プロですから依頼には数万円かかってきます。

かける価値はありますが、希望する雰囲気に合わせて考えてみてください。

 

2.友人で司会進行

和やかな二次会や、身内だけの楽しい二次会をしたい場合は友人への依頼も視野に入ってくるでしょう。

以下のようなメリット/デメリットがありますので、よく考えて依頼してみてください。

 

▼友人進行のメリット

メリットはやはり、仲間内だけでパーティーを行えることです。

気の置けない友人とワイワイやるのであれば、部外者はいない方が盛り上がることもあるでしょう。

身内ノリへの対応ができるのも友人ならではです。

 

▼友人進行のデメリット

気軽にリクエストを伝えられるのも強みですが、場合によってはそうでもないことがあります。

それは、司会者が新郎の友人で新婦から見て知らない人だったり、その逆のパターンです。

余興の内容について言いたいことがあったが、言い出せなかったという話をよく聞きます

また、経験のないまま挑むには大変な役職ですから、当日てんやわんやになってしまう可能性が高いです。

そこも含めてご愛嬌、と進めることができるのであれば友人の進行でも楽しい時間を過ごせるのではないでしょうか。







3.お笑い芸人司会者

二次会の代行会社ではお笑い芸人が司会を務めるところもあります。

バラエティー番組の下積み時代の話で、結婚式の司会をやっていたなんて話を聞いたことがあるかもしれません。

披露宴にはプロの司会者がいますから、お笑い芸人の言う結婚式の司会は二次会の司会であることが多いと思います

確かに盛り上がりは期待できそうです。

以下のメリット/デメリットも参考に判断してみてください。

 

▼お笑い芸人司会者のメリット

人を笑わせることに関してはプロなのですから、笑いの絶えない大盛り上がりのパーティーになることでしょう。

また、経験がある分友人に依頼するよりはスムーズに進行できるはずです。

お笑い芸人が好き、かしこまったパーティーにしたくない場合などにおすすめ。

 

▼お笑い芸人司会者のデメリット

お笑い芸人は笑いのプロであって、二次会司会者のプロではないという点に注意が必要です。

下積み中のお笑い芸人に一生に一度の二次会を任せることに不安はないかということを考えてみてください。

二次会は笑いが取れて盛り上がりさえすればいいというものではありません。

盛り上がり第一で、二次会の進行はお笑い芸人以外では考えられないというのであれば、そのまま依頼して大丈夫です。

ただ、お笑い要素として芸人司会に頼みたいと考えているのであれば、余興に呼ぶ方が満足度は高くなるでしょう。

 

まとめ:二次会の成功は新郎新婦の選択次第

結婚式二次会の司会は誰に頼むべきか、お笑い芸人司会でも大丈夫なのかについて解説しました。

終わり良ければすべてよし、なんて言葉もあります。

二次会が成功するかどうかが、結婚式の思い出に大きな影響を与えるでしょう。

二次会は司会者の腕次第です。

芸人司会に少しでも不安な気持ちがあるのであれば別の方法を探すことをおすすめします。

大事な結婚式の日を1点のかげりもなく迎えてほしいからです。

本記事も参考に誰に司会を頼むのか考えてみてください。

時間内で楽しく終わる二次会になることを祈っています。







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