結婚式でクロークに預けるもの・タイミング・荷物のまとめ方とは? | 結婚式場の選び方 | 結婚式準備サイト

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結婚式に出席する際、披露宴に不要な荷物やコートは式場に預けたいですよね。

そんな時は「クローク」を利用しましょう!

しかし、初めて出席する場合などクロークの使い方を知らないと、受付でバタついてしまったり、荷物の出し入れで焦ってしまったりして、スマートに振る舞えないかもしれません。

「クロークで何が預けられるの?」
「当日の預けるタイミングはいつ?」
「スムーズに預けるための荷物のまとめ方って?」

この記事では、このようなお悩みに元ウェディングプランナーがお答えしていきます。

結婚式場で預けられる荷物の種類やタイミング、荷物のまとめ方など、クローク活用術を理解して、スマートに振る舞いましょう!

結婚式場のクロークとは?場所はどこ?

画像:ハンガーがかかった黒いクローク空間

そもそも結婚式場のクロークとは、結婚式に招待されたゲストが自由に使える荷物やコートを預けておく場所のこと。

荷物を出し入れする際には式場スタッフに声をかけ、番号札と荷物を交換します。

式場側が番号で管理してくれていて、荷物を取り間違える心配がないので安心ですよね。

クロークの場所は式場によって異なりますが、主にゲストの待合室付近かホテルなどの1Fロビーにあることが多いです。

クロークの荷物はいつでも取り出せる

クロークの荷物は基本的にいつでも取り出すことができ、何度出し入れしても無料で利用できます。

荷物を取り出す際は、クロークの中にゲスト本人が勝手に入ることはできないので、式場スタッフに声をかけてから利用しましょう。

そして結婚式中は常にそばにスタッフがいて、披露宴の途中でも気軽に声をかけられるので心配いりません。

身軽に披露宴に出席するためにも、積極的にクロークを活用しましょう。

 

クロークに預けるもの

画像:白いスーツケースを引く男性の足元

ここでは、結婚式場のクロークで預けられるものを具体的に紹介していきます。

主にこちらの7種類があります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

1.披露宴に必要ないコート

コートやカーディガンなどの上着類は、基本的にクロークに預けることができます。

むしろ預けた方が良いでしょう。披露宴会場に持ち込むと式場スタッフや新郎新婦の邪魔になるからです。

ただ、夏は外と会場内で温度差があるので、席によってエアコンの風が当たって寒い場合もあります。

その場合、カーディガンなどを会場に持ち込んでも問題ありません。

しかし、冬に着ていくような大ぶりなコートは、しっかりクロークに預けましょう。

 

2.スーツケース/キャリーバッグ

出席に宿泊を伴う場合は、スーツケースを持参することもありますよね。

その場合、クロークでスーツケースを預けることも可能です。

コート同様、披露宴会場にスーツケースを持っていくのは控えた方が良いです。

料理提供の妨げになったり、会場内の圧迫感に繋がってしまいます。

スーツケースを預ける場合は、結婚式で使う可能性があるものを入れたままにしないよう注意しましょう。

 

3.余興の荷物

披露宴の余興で使用する荷物もクロークに預けることができます。

特に余興で着替えなどを予定している場合は、荷物がかさばることが多いので、クロークに預けた方が良いでしょう。

また、余興は基本的に新郎新婦にサプライズのことが多いので、披露宴の会場内には持ち込まないのが無難です。

 

4.子どもの荷物

お子様と一緒に出席予定の場合は、子どもの荷物もクロークに預けることができます。

ただ、お菓子・おもちゃ・飲み物など会場内で子どもが使うものが多い場合でも、会場の席の足元には引出物バッグが置かれるので、子どもの荷物まで置ききれないことがあります。

その場合は、クロークに預ける大きな荷物と会場へ持っていく小ぶりな荷物にバッグを分けておくと良いです。

会場内で使わないおむつや着替えなどはクロークへ預けておきましょう。

 

5.新郎新婦へのプレゼント

結婚式当日、新郎新婦へプレゼントを渡したいというゲストもいるでしょう。

その場合プレゼントもクロークに預けておくことができます。

基本的に披露宴中は演出や食事、ゲストとの歓談を楽しむ時間なので、プレゼントを渡すタイミングにふさわしくありません。

そのためクロークに預けてしまって問題ないでしょう。

2人へプレゼントを渡すタイミングは、最後のお見送りが適切です。

クロークから荷物を受け取って、お見送りの流れで2人へプレゼントするとスムーズですよ。

 

6.行き帰り用の靴

遠方から履き慣れないヒールを履いて出席すると、足が疲れたり、靴擦れする可能性もありますよね。

万全の状態で出席するためにも、ヒールに履き慣れない場合は行き帰り専用の靴を履いていくと安心です。

また、クロークで行き帰り用の靴は預けることができるので、荷物になる心配もありません。

式場に到着したあと靴を履き替えて、サブバックにまとめてから預けるとスムーズで良いでしょう。

 

7.小物をまとめるバッグ(サブバッグ)

式場までの移動に必要なものでも、披露宴で使用しない場合は、サブバッグにまとめて預けましょう。

特に、傘はゲストの出席人数が多いと間違いや盗難の可能性もあるので、折り畳み傘を持参するのがベストです。

▼サブバッグにまとめると良いもの

  • マフラー
  • 折り畳み傘
  • 袱紗
  • 招待状
  • 行き帰り用の靴
  • カーディガン
  • 二次会で必要なもの

基本的に結婚式にお呼ばれの際は、ドレスアップした服装に似合うクラッチバッグやパーティーバッグなどを持参するのがマナーです。

あくまでもサブバッグは小物をまとめるために使用し、披露宴会場では使用しないよう注意しましょう。

 

▼パーティーバッグにまとめると良いもの

  • お財布
  • お金
  • ハンカチ
  • メイク直し用の化粧品

サブバッグのマナーについてはこちらの記事で詳しく解説しています

『結婚式お呼ばれでは持ち物はサブバッグへ|女性向けマナー』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7038/
 







クロークに預けられないもの

画像:パーティバッグとご祝儀、パールアクセサリー

なんでも預けられそうな結婚式場のクロークですが、実は預けられないものもあります。

それは主にこちらの2種類です。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

1.貴重品

財布・スマホ・鍵などの貴重品をクロークで預けることはできません。

結婚式場のクロークには鍵がついていないことが多く、万が一に備え貴重品の預かりを断っている式場がほとんどです。

披露宴に身軽で出席したい、貴重品を預けておきたいという場合は、式場内にあるコインロッカーや鍵式のロッカーを利用しましょう。

 

2.ご祝儀袋

当然ですが、ご祝儀もクロークに預けることはできません。

基本的に結婚式場でスタッフがゲストのご祝儀を預かる行為は、トラブルの元になるので禁止されています。

ご祝儀を一時的に預けたい場合でも、受付までは肌身離さず持ち歩き、受付がスタートしたら速やかに渡しましょう。

 

クロークに荷物を預ける流れとタイミング

画像:白いコートの女性と3つ重ねたトランクを持つベルボーイ

一般的にクロークに荷物を預けるタイミングは「受付前」が良いとされています。

ここではクローク利用の流れについてご紹介していきます。

▼クローク利用の流れ

それぞれの手順について詳しく見ていきましょう。

 

1.着替えなど身支度を整え荷物をまとめる

まず式場についたら身支度を整えましょう

着替えがある場合は更衣室へ、式場でヘアメイクや着付けがある場合はそれぞれのお支度場所へ向かいます。

▼状況別のお支度場所

着替えがある場合 更衣室
式場でヘアメイクをする場合 式場内の美容室
式場で着付けをする場合 式場内の着付室
 

2.受付前に荷物をクロークに預ける

身支度が完了したら、披露宴で使うものとそうでないものを分けましょう

使わないものはスーツケースへ、貴重品やご祝儀はパーティーバッグへ入れるとスムーズです。

荷物をまとめたら、クロークへ行きスーツケースやコートを預けます。

控えでもらう番号札は無くさないよう、パーティーバッグか財布の中などに入れておくと忘れません。

 

3.受付をする

身支度が整い、荷物が軽くなった後に、受付へ向かいます。

この手順でクロークを利用することで、受付後スムーズに待合室へ向かうことができるので、友人とゆったりとした時間を過ごすことができますよ。







遠方からお呼ばれされたときの荷物のまとめ方・預け方

画像:荷物をかごに載せて運ぶベルボーイと女性

スムーズに荷物を預けたい場合は、荷物のまとめ方も重要です。

荷物をまとめずに入れてしまうと、スマートな振る舞いができなくなってしまいます。

ものを探すために何度もクロークを往復したり、スーツケースを広げて探したりしたくないですよね。

出席した結婚式でスマートに振る舞うために、ここでは状況別の荷物のまとめ方を詳しくご紹介していきます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

1.前泊の場合

前泊の場合は、スーツケースの中にドレスなど当日の用意を入れていくので、翌朝準備しやすいように持ち物を整理するのがポイント。

スーツケース(前泊) 移動用のバッグ 当日のパーティーバッグ
・ドレス/スーツ
・アクセサリー
・靴
・パーティーバッグ
・ご祝儀
・招待状
・コートやカーディガン
・手荷物が増えた時用の紙袋
・メイク道具
・ヘアセット用具
・靴下、インナー類
・財布
・スマホ
・鍵
・普段持ち歩いているもの
・財布
・スマホ
・鍵
・リップ
・ご祝儀 など
※必要に応じてサブバッグを使用する
 

必要になるシーンを予想しながら準備して、当日はスーツケースを預けるだけにしておきましょう。

 

2.後泊の場合

後泊の場合は、披露宴で必要なものと不要なものをしっかり分けて、会場でスーツケースを開かなくて済むように整理するのがポイント。

スーツケース(後泊) パーティバッグ サブバッグ
・私服
・靴
・メイク道具
・靴下、インナー類
・財布
・スマホ
・鍵
・リップ
・ご祝儀
・招待状
・メイクを直せるもの
・カーディガン
・モバイルバッテリー など
 

当日移動して出席する女性の場合は、移動中に崩れたメイクを出席前に直したい場面もあるので、サブバッグに簡単にメイクを直せるものを入れておくと良いでしょう。

会場についた後にスーツケースから荷物を探すことがないよう、事前にサブバッグを用意して持ち物を確認しておくことが大切です。

 

3.日帰りの場合

日帰りで出席する場合には、更衣室での着替えや身支度がスムーズにできるように荷物を整理しておくのがポイント。

着替えや身支度用の大きなバッグ パーティーバッグ
・ドレス/スーツ
・アクセサリー
・靴
・ヘアセット用具
・その他 小物
・財布
・スマホ
・鍵
・リップ
・ご祝儀 など
 

式場で更衣室を利用する場合は、着替えた後に身支度用の大きなバッグに色々な小物も併せてしまっておくと便利です。

クロークに荷物を預ける際はできるだけ、ひとつにまとめておくと邪魔にならず、帰りもスムーズに受け取ることができます。

 

クロークがない場合の対処法

画像:鍵付きロッカー

一般的に結婚式場と呼ばれる施設では、基本的にクロークが常設されています。

ただ、レストランウェディングや特別な場所での結婚式ではクロークと呼ばれる場所が用意されていないケースもあるでしょう。

しかし、元プランナーからすると結婚式を執り行える会場なら、ゲストが荷物を預けられる方法を絶対に用意しているはずなので、ゲスト側が心配する必要はありません。

もし万が一、クロークもなく荷物も預けられなかった場合には、こちらの対処法を参考にしてみてください。

  • 会場内における場所がないか相談する
  • 小さい荷物なら自分の席の足元に置く
  • 駅などのコインロッカーを利用する
  • 宿泊先のホテルに置いておく
 

まとめ:クロークにスムーズに荷物を預けて、結婚式の時間をゆったり過ごそう

画像:風船が落ちているパーティー会場で楽し気な女性の足元

いかがでしたか?

結婚式場で預けられる荷物の種類やタイミング、荷物のまとめ方などクローク活用術のご紹介でした。

貴重品以外の大きな荷物は、式場のクロークに預けても全く問題ありません

披露宴で使いそうなものはサブバッグなどをうまく利用したり、荷物のまとめ方を工夫したりして、何度もクロークを往復する手間も省きましょう。

クロークの使い方をマスターして、貴重な結婚式の時間を有意義なものにしてくださいね。







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