両家の顔合わせはいつする? 日程の決め方や結婚式に合わせたタイミング | 結婚式場の選び方

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顔合わせは、結婚に向けて両家が動き始めるための大きなイベントのひとつです。自分の家族とパートナーの家族が顔を合わせる、楽しみかつ少し緊張してしまうイベントかもしれません。

「両家顔合わせっていつ行えばいいんだろう」
「日程は誰がどのようにして決めるのが正解?」
「日程が合わないときはどうすればいいの?」

こういった疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。顔合わせは2つの家族が繋がる大切なイベント。しかし、初めてのことで迷ったり不安になったりすることも多々あるはずです。

今回はそんな方のために、顔合わせの日程の決め方を詳しく解説していきます。結婚式とのタイミングや考慮すべきポイント、時間や墓所についても紹介しているので、是非チェックしてください。

両家顔合わせを行う時期

画像:握手を交わす人

両家顔合わせは、結婚式や入籍のタイミングに合わせて時期を決めることが多いです。絶対にこの時期に行うべき、というタイミングは決まっていないので、両家で相談して決めるのが一般的。自分たちや両家に合ったタイミングはいつなのか、しっかり話し合い、見極めることが大切なポイントです。

結婚式に関連するイベントのスケジュール感

定番と言われる結婚式までの流れは、プロポーズ〜挨拶〜顔合わせ〜入籍〜結婚式。大体この期間は1年〜1年半程度が平均的です。もちろん順番は決まっていないので、順番が前後することも多いでしょう。

 

結婚式の8~10カ月前

顔合わせは、結婚式の8〜10カ月前に行うことが王道とされています。プロポーズ後、親への挨拶が終わり顔合わせの準備を進めると、このくらいの時期になりやすいです。両家ともに顔合わせ時期にこだわりがない場合は、この日程をイメージしておくと良いでしょう。

 

顔合わせが入籍前後になるデメリット

日本では結婚は家同士のつながりと考えることが多いです。そのため、きちんと顔を合わせて挨拶をしてから入籍と考える方も多いでしょう。入籍と顔合わせのタイミングについて、家族がどのように考えているのかをしっかり確認し相談しておくことが大切です。

 

顔合わせの日程決めで考慮すべきポイント

画像:セッティングされた和食

顔合わせは新郎新婦だけで行うものではありません。両親などの両家の家族が気持ちよく進められる日程を検討することが大切です。顔合わせの場所までのアクセスや家族の予定など、広い視野で相手を気遣いながら日程を決めたいですね。

両親の都合に合わせる

両親の仕事や予定、体調なども気遣い、新郎新婦がそれぞれの家族と都合を合わせましょう。結婚式の8〜10カ月前はあくまで目安なので、時期にこだわるよりも家族の予定が重要です。気持ちよく顔合わせを進めるためにも、誰かが無理に合わせることのない日程を検討しましょう。

 

挙式日や入籍日から逆算する

都合がつきやすい場合には、結婚式の8〜10カ月前や入籍日の1カ月以上前など、逆算して決めるのもおすすめです。両家で話し合うなかで式や入籍についてなにか意見が出ることもあるかもしれません。挙式や入籍まで、ある程度の余裕を持った顔合わせが安心です。

 

お日柄を気にするかどうか

大安・友引などのお日柄を気にするかどうかは、両家で事前に相談しておく必要があります。日本ではお日柄を気にする人は意外に多く、せっかくなら良い日にと考える人も少なくないでしょう。お日柄にこだわる場合は、日程も限られてくるので、早めに相談しておくのがおすすめです。

 

アクセスしやすい日にちかどうか

顔合わせの場所までのアクセスも、しっかり確認しておきたいポイントの一つです。例えば長期休暇などに顔合わせを行う場合は、帰省ラッシュなどの日程はなるべく避けましょう。時間が読みにくくなったり、来てくれる家族の負担になったりということが考えられます。

 

顔合わせの時間・場所について

画像:和風な背景

顔合わせで迷いやすいのが、時間と場所についてではないでしょうか。時間帯もお店選びも、特に決まりはありませんが、両家が違和感なくスムーズに進められることが大切です。一般的におすすめの時間帯や場所を紹介していますので、是非参考にしてくださいね。

お昼に開催するのが一般的

顔合わせはランチに合わせて行う家族が多いです。ディナーよりも気軽に進めることができ、時間にも余裕を持ちやすいのがメリット。
もちろん夜に行っても問題はありませんので、お仕事などお都合に合わせて柔軟に対応しましょう。

 

アクセスのいい場所を選ぶ

電車や車など、自分たちと家族の移動手段を踏まえて、アクセスしやすいお店を探しましょう。車移動の場合には、飲酒の有無なども想定しておく必要があります。
距離などが不平等に感じる場合には、事前に相談やお願いをしておくのがポイントです。

 

結婚式場での開催もおすすめ

結婚式場に顔合わせができる環境がある場合は、式場の紹介も含めて顔合わせをするのがおすすめです。特にホテルなどはレストランが建物内にあることが多く、顔合わせの席も用意しやすいでしょう。両親に事前に式場を紹介できる機会は意外に少ないので、喜ばれることが多いです。

 

顔合わせの日程が決まらないときの解決策

画像:キーボードと花束、便せん

様々な理由から、日程を決定することができないという家族も多いです。そんなときには、自分たちに合った解決策で顔合わせをしましょう。定番の形にとらわれず、気持ちよく両家の挨拶ができる場を設けることが一番大切です。

オンラインで顔を合わせる

遠方や仕事の都合などで、同じ場所に集まることが難しい場合もあるでしょう。最近はオンラインで顔を合わせる機会も多くなり、抵抗を感じる人も少なくなっています。どうしても日程が合わない場合には、声だけでなく顔を見ながら話ができるオンラインを利用してみましょう。

リモート顔合わせについては以下の記事で詳しく解説しています。

『両家顔合わせをリモートで行うときのコツ|失敗しない方法』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/12829/
 

開催場所を変える

顔合わせは、もともと新郎側が新婦宅を訪問して行うのが当たり前でした。最近ではそういった考え方は少なくなっていますが、風習などから気にする家庭もまだまだあります。新婦宅での開催を控えたい場合には、新婦宅近くのお店を利用するなど、両家の妥協点を話し合いましょう。

同じくらいの距離など決めつけるのではなく、それぞれの考え方に合わせて柔軟に開催場所を変えるのがおすすめです。開催場所の決め方について詳しく紹介した記事もあるので、参考にしてみてください。

『両家顔合わせはどこでやる? 実家が遠方の場合の開催場所と交通費について』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/12781/
 

開催の時間帯を変える

顔合わせはお昼ごはんに合わせて、と考える人が多いですが、これは決まり事ではありません。仕事の都合が合わない場合などには、終業後のディナーに合わせて顔合わせを行ってもOK。ご飯を食べなければならないわけではないので、時間に余裕がない場合はお茶をする程度でも良いでしょう。

 

参加人数を減らす

顔合わせの人数は、両親のみの家族もあれば、兄弟やその家族も一緒になど、考え方は様々です。しかし人数が多くなればなるほど、日程を合わせるのは難しくなります。どうしても日程が合わない場合には、最低限両親のみの参加にするなど、人数の調整は必要です。

兄弟の紹介には別のカジュアルな場を設けるなど、自分たちに合った案を検討しましょう。

 

まとめ:適切なタイミングで顔合わせを行おう

画像:桜の前で手を繋ぐ和装の新郎新婦

結婚式を行う場合、顔合わせは結婚式の8〜10カ月前に行われることが多いです。入籍の前後どちらかは考え方にもよりますが、両親などと相談しつつ誰からも不満のないタイミングがベスト。顔合わせは2人だけのものではなく、家族ぐるみのイベントであるということをしっかり念頭に置いておきたいですね。

日程や時間帯、場所などは固定概念にとらわれるのではなく、家族の都合に合わせて選択しましょう。お日柄やアクセスなど、検討したいポイントを事前に確認しておくことも大切です。日程が合わない、開催場所が決まらない、などのアクシデントには、オンライン導入などの対応もおすすめ。

この記事が、良い顔合わせの時間を過ごすための手助けになれば幸いです。

 
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