春前撮りのメリット/デメリットと撮影アイデア | 結婚式場の選び方

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春はウエディングのトップシーズンですが、前撮りでも人気のある季節です。
夏や秋に結婚式を控えている方にとって、ちょうどいいタイミングでもあります。

「春の前撮りってどんな感じ?」
「前撮りで失敗しないためにできることは?」
「せっかくなら春らしい写真が撮りたい!」

本記事では、春に前撮りをするメリット/デメリット、そして春ならではの撮影アイデアを紹介します。
春の新しい空気に満ちた空間を上手く活用したいですよね。

3月・4月・5月の前撮りを考えている方の、後悔しない撮影の参考になれば幸いです。

春に前撮りをするメリット

画像:柔らかな日に囲まれ微笑む花嫁

結婚式はゲストとの歓談や様々な演出があり、ゆっくりと写真撮影をする時間はほぼありません。
ただ、前撮りであれば時間を気にせず、理想の写真を残すことに集中できます

春のロケーション撮影は、美しい自然を背景にした季節感あふれる写真を撮影できるのが魅力です。
ここでは、春に前撮りをする具体的なメリットを紹介していきます。

桜などの開花時期である

春は桜をはじめとする様々な花が開花する季節です。
特に桜は淡いピンク色が写真全体を優しく彩り、華やかで美しい写真が撮れるため大変人気があります。

満開の桜の下での撮影は、まさに春の訪れを感じさせる特別な一枚になるでしょう。
桜以外にも菜の花やチューリップなどの花々が咲き誇るため、おふたりのイメージにぴったりの撮影を楽しめます。

 

夏や秋の結婚式で写真を使える

春に前撮りを行うと、夏や秋の結婚式に撮影した写真を使用できます。
招待状やウェルカムボード、ムービーなどに使用することでオリジナリティのあるパーティーに。

また、結婚式の季節とは異なる季節に撮影した写真を使うことで、ゲストも見ていて楽しいでしょう。

特に秋に結婚式を挙げる方は春の内に前撮りを済ませるのがおすすめ。
写真選定にも時間を取れますし、春の桜と秋の紅葉を同時に楽しめます。

 

温かくて過ごしやすい

春は、冬の寒さが和らぎ、夏の暑さも本格的になる前のため、比較的穏やかな気候で過ごしやすい時期です。
屋外でのロケーション撮影を検討している場合、気温がちょうど良いので快適に撮影に臨めます

ウェディングドレスは露出が多いですが、春であれば寒さを感じることなく撮影できるでしょう。
和装の場合も着物の重ね着による暑苦しさを感じにくく、タキシードでも快適です。

春は和装・洋装どちらの撮影にも適していると言えるでしょう。
メイクも落ちない気候の中でリラックスして撮影できるため、自然な笑顔で撮影できます。

 

和装が映える

春の柔らかな日差しは、和装の美しさをより一層引き立ててくれるでしょう。
白無垢や色打掛といった和装は、自然光の下で撮影することでその繊細な刺繍や鮮やかな色が際立ちます。

特に、満開の桜や新緑の美しい庭園など、春ならではの自然を背景にした撮影は、和装との相性が抜群です。
歴史ある庭園や趣のある場所での撮影は、和装の持つ上品で厳かな雰囲気をより高めてくれるはず。

春の穏やかな気候も撮影を快適にしてくれます。
和装での前撮りを希望するカップルにとって春は非常におすすめの時期です。

 

春に前撮りをするデメリット

画像:女性の肩に載った白いガーベラ

春は前撮りに人気のシーズンですが、いくつかのデメリットも。
これらのデメリットの対策を講じることで、スムーズで満足のいく前撮りを実現できます。

春に前撮りをする際に考慮しておきたいデメリットについて紹介するので、参考にしてみてください。

繁忙期と重なる

春は結婚式のトップシーズンであるだけでなく、卒業式や入学式といったイベントも多く行われる時期です。
そのため、フォトスタジオや人気のロケーションの予約が非常に取りにくくなる傾向があります。

希望する日程や場所で撮影するためには、かなり早い時期からの予約が必要となるでしょう。
また、繁忙期のため通常よりも料金が割高に設定されている場合もあります。

希望の前撮りをするためには、早めの情報収集と行動が重要です。

 

花粉が飛んでいる

春は多くの植物が開花する一方で、花粉が多く飛散する時期でもあります。
花粉症の方は、屋外でのロケーション撮影中に症状が出てしまう可能性も。

特に症状が重い場合は、事前に医師に相談したり、花粉対策グッズを用意するなどの対策が必要です。
いつもどの時期に症状が出始めるのか、前撮りの時期と重なっていないかはよく確認しましょう。

気になる場合は花粉の影響が少ないスタジオ撮影や、花粉が落ち着いた時期への変更も検討してください。

 

春におすすめの前撮りアイデア

画像:ブーケを持ち微笑む花嫁

春ならではの美しい景色を活かした前撮りは、この時期にしか撮れない特別な写真。
ここでは、春におすすめの素敵な前撮りアイデアをいくつかご紹介します。

おふたりのイメージにぴったりの撮影方法を見つけて、思い出に残る一枚を撮影しましょう。

花畑でロケーション撮影

春はチューリップや菜の花など、色とりどりの花々が咲き誇る季節です。
満開の花畑での撮影は、まるで絵本の世界に入り込んだようなメルヘンで華やかな雰囲気の写真が撮れます。

カラフルな花の色がドレスや和装をより一層引き立て、写真全体を明るく魅力的にしてくれるでしょう。
広大な花畑の中で手をつないだり、見つめ合ったりと、様々なポーズで撮影を楽しめます。

開放的な空間での撮影は自然な笑顔を引き出し、ハッピーオーラあふれる写真に。
あえてデートに来たようなカジュアルなポーズなどもおすすめですよ。

 

桜の下で撮影

春の前撮りの定番といえば、やはり桜の下での撮影です。
淡いピンク色の桜並木や枝垂れ桜の下での撮影は、和装・洋装どちらにもよく合い美しい写真を残せます。

ピントの合わせ方を変えるだけで写真の雰囲気も大きく変わるのも魅力。
桜の花にピントを合わせておふたりの姿を少しぼかしたり、逆に背景の桜をふんわりとぼかしても映えます。

ただ、桜の時期は限られているため早めの予約が必要です。
桜の開花予想なども参考に撮影日を決めてみてくださいね。

 

新緑の庭園で撮影

桜の時期が終わると、次に美しいのが新緑の季節です。
青々とした緑がまぶしい日本庭園などでの撮影は、落ち着いた雰囲気の写真を残したいおふたりにぴったり

白いウエディングドレスと緑のコントラストは非常に美しく、写真映えします。
和装も緑豊かな庭園の風景と調和し、上品で趣のある一枚に。

橋や池、茶室などを背景にしたり、木漏れ日の中で撮影したりと、様々なシチュエーションを楽しめます。
静かで美しい庭園は、落ち着いて撮影に臨みたいお二人に最適なロケーションです。

 

前撮り費用を節約する方法

画像:屋内で緑に囲まれながら後ろを向く花嫁

前撮りの費用は撮影方法や時期によって変動するため、春の撮影は割高です。
結婚式の準備には何かとお金がかかるため、前撮りの費用を抑えたいという方も多いのではないでしょうか。

ここでは、賢く前撮り費用を節約する方法についてご紹介します。
ポイントを押さえて、予算内で理想の前撮りを実現しましょう。

相場や節約方法について紹介した記事もあるので、併せて参考にしてみてください。

『結婚式の前撮り費用|相場は? 節約のコツについて』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6032/
 

フォトスタジオで撮影する

ロケーション撮影と比較するとフォトスタジオで撮影した方が費用を抑えられることがあります。
ロケーション撮影には移動費や施設の予約料なども含まれており、どうしても割高に。

フォトスタジオなら移費用はかかりませんので、比べると安いです。
春らしい写真が撮りたい場合は、撮影小物や背景にこだわってスタジオを探すとよいでしょう。

または春らしい撮影小物を持ち込むという手もあります。
特に振袖は桜があしらわれたものも多いので、衣裳で春を表現するのもおすすめです。

花嫁が振袖を着る是非については、次の記事で詳しく解説しています。

『花嫁が結婚式で振袖を着るのはOK? 引き振袖や打掛との違い』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/13895/
 

閑散期に撮影する

前撮りのトップシーズンである春や秋は予約が集中し、料金も高くなる傾向があります。
費用を抑えたい場合は、予約が取りやすく料金も安く設定されている閑散期を検討すると良いでしょう。

具体的には、真夏や真冬、そして平日の撮影は閑散期にあたることが多いです。
夏は暑さ、冬は寒さといった懸念点はありますが、料金を抑えられるという大きなメリットがあります。

桜は品種によって開花の時期が微妙に異なりますので、上手くずらせば安く桜との写真も撮れるでしょう。
また、平日であれば人気のロケーションでも人が少なく、落ち着いて撮影に臨めるメリットも。

時期や曜日を工夫することで、賢く費用を節約できます。
ロケーション撮影であれば特に平日の撮影がおすすめです。

いつ前撮りすればいいのかについては、次の記事で解説しています。

『結婚式の前撮りはいつがベスト? おすすめの季節は?』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/10474/
 

前撮り写真を活用するためのポイント

画像:草花の中に佇む新郎新婦

前撮りで素敵な写真を撮影したら、結婚式やその後の新生活でもぜひ活用したいですよね。
前撮り写真は様々なアイテムに活用することで、より一層思い出深いものになります。

ここでは、前撮り写真を最大限に活用するためのポイントをご紹介。
これらのポイントを押さえて、撮影した写真を有効に使いましょう。

前撮りで絶対に失敗したくないという方はこちらの記事も併せて参考にしてみてください。

『【結婚式前撮り】後悔しないために知っておきたい“6つの成功のコツ”とは?』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/11609/
 

希望の納品日は先に伝える

前撮りの写真を使用する場合、いつまでにデータが必要なのかを事前に伝えることが重要です。
レタッチをしっかり行うスタジオほど納品までの期間が長くなります。

結婚式の準備期間を考慮して逆算し、前撮りの日程を決定しましょう。
一般的に、結婚式の2~3ヶ月前までに前撮りを済ませておくと十分な時間を確保できると言われています。

ムービーなど時間のかかるアイテムに使用する場合はもう少し早めてもいいです。

 

データ納品数を確認する

撮影した写真データがどのくらいもらえるのかを事前に確認することも大切です。
プランによって納品されるデータ数が限られている場合もあります。

後から「あの写真を使いたかったのにデータがない」となっては残念ですよね。
可能な限り、撮影した全データをもらえるプランを選ぶのがおすすめです。

目安として300枚程度のデータがあれば、特に気に入った写真をアイテムに使用できます。
データ数が多ければ多いほど、おふたりのお気に入りの一枚が見つかる可能性も高まるというわけです。

 

まとめ:春らしい写真を撮影しよう

画像:片手にブーケを持っている

春は穏やかな気候と美しい自然が魅力的な、前撮りにぴったりの時期です。
桜や菜の花などの華やかな花々を背景にしたロケーション撮影では、春ならではの特別な1枚を残せます。

また、新緑の日本庭園での和装撮影も、春の柔らかな光の中でより一層美しく映えるでしょう。
春に前撮りをすることで写真を使ったアイテムを早めに準備できるというメリットもあります。

ただし、春は結婚式の繁忙期と重なるため、早めの予約が必須
希望の納品日やデータ納品数などを事前に確認し、後悔のない前撮りにしてください。

本記事が理想の前撮りの参考になれば幸いです。
撮影日は楽しく過ごしてくださいね。

 
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