結婚式場の予約はいつから始めるべきか| 1年前は早い? | 結婚式場の選び方

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「結婚式場の予約はどれくらい前からすればいいの?」
「1年前から動くのは早い?それとも遅い?」

結婚式の準備を始めるときに、式場予約のタイミングで悩むカップルは多いでしょう。
いざ探し始めたときには希望の日程や人気の式場がすでに埋まっていた、というケースも少なくありません。

そこで今回は元ウエディングプランナーの筆者が、結婚式場の予約を始めるタイミングについて解説していきます。

予約時期の早め遅めの違いによるメリットデメリットや、希望の式場が空いていなかったときの対処法もぜひ参考にしてください。

結婚式場を予約するまでの手順も紹介しているので、最後までお読みいただくことで結婚式の準備をスムーズに進められますよ。

結婚式場の予約を始めるタイミングとは

画像:人差し指を立てるウエディングドレスの女性

結婚式場の予約をいつした方がよいかは、カップルによってまちまち。
結婚式をしたい時期やスタイル、希望する会場の人気度などによって、ベストな予約タイミングが異なるからです。
まずは一般的な目安や、早めと遅めそれぞれの違いを見ていきましょう。

一般的な予約を始める時期はいつ?

多くのカップルは、挙式の10か月~1年前から式場探しを始めています
春秋の人気シーズンや大安などの吉日、アクセスのよい式場など、条件のよい日程は早い段階で予約が埋まりやすいからです。
一方で、オフシーズンや平日の挙式を希望する場合は、6~8か月前でも十分に選択肢があります。

 

早めに始めるのがおすすめのカップル

以下のようなカップルは、1年~1年半前から動き始めるのがおすすめです。

  • 大安などの吉日や連休など、日取りにこだわりたい
  • 春秋の人気シーズンに挙式したい
  • 希望の式場が決まっている
  • ゲストの人数が多く大規模な披露宴になりそう

早めに動くことで理想の日程や式場を選びやすく、準備や打ち合わせにも余裕を持てますよ。

 

遅めに始めても大丈夫なカップル

次のような条件に当てはまる場合は、6~8ヶ月前から探し始めても遅くありません。

  • 挙式日やシーズンにこだわりがない
  • 少人数の家族婚を検討している
  • 予算をなるべく抑えたい
  • 直近プランやお得なキャンペーンを利用したい

強いこだわりがなくスケジュールに柔軟性があれば、遅めのスタートでも理想の結婚式を十分叶えられるでしょう。

 

1年前から準備を始めるメリット/デメリット

画像:ウエディングドレスを試着する女性

結婚式場の予約を早めに始める場合も遅めに始める場合も、それぞれメリットとデメリットがあります。
まずは、1年前から準備を始める場合について見ていきましょう。

メリット ・希望の日程や式場を選びやすい
・準備期間にゆとりがあり、比較検討して選べる
デメリット ・準備の熱が途中で冷めてしまうことがある
・状況やトレンドの変化に影響される可能性がある
 

メリット

結婚式場の予約を1年前から始めることで、次のようなメリットが得られます。

▼希望の日程や式場を選びやすい

春秋のベストシーズンや縁起のよい日、人気の式場は早い段階で予約が埋まりやすいため、早めの行動が必須です。
特にピンポイントで日取りや式場の希望がある場合は、1年半~2年前から動き始めるカップルもいます。

▼準備期間にゆとりがあり、比較検討して選べる

衣裳にこだわりたい方は、早めがベスト
演出内容や招待客リストなども時間をかけて検討できるため、妥協のない結婚式を実現しやすくなります。
打ち合わせのスケジュールにも余裕があり、日程を合わせづらいカップルにもおすすめです。

 

デメリット

早めの予約で得られるメリットは魅力ですが、期間が長いからこそ生じるデメリットもあります。

▼準備の熱が途中で冷めてしまうことがある

打ち合わせが本格的に始まるのは、結婚式の約4~5か月前からが一般的です。
1年前に準備を始めると、情熱が途切れて中だるみしてしまうかもしれません。
衣装合わせや前撮りなどを進めつつ、モチベーションを維持することが大切です。

▼状況やトレンドの変化に影響される可能性がある

1年の間に生活環境が変わったり、新しいプランやトレンドが出てきたりすることもあります。
「もう少し待てばよかった」と後悔するかもしれません。
なぜ早めに予約したいのか、ふたりでしっかり話し合い慎重に進めることも大切です。

 

半年前から準備を始めるメリット/デメリット

画像:イニシャルオブジェをデコっている

最近では、半年前から結婚式に向けて動き出すカップルも増えています。
どのようなメリットとデメリットがあるのか見ていきましょう。

メリット ・最新のプランやトレンドを取り入れやすい
・コンパクトなスケジュールで集中して進められる
デメリット ・希望の日程や式場が埋まっている可能性が高い
・準備期間が短く、打ち合わせが詰まりやすい
 

メリット

結婚式の準備を半年前から始めるメリットには、次の2つが挙げられます。

▼最新のプランやトレンドを取り入れやすい

結婚式までの期間が短くなることで、お得なプランやキャンペーンを打ち出す式場は多いです。
そのため、費用を抑えた結婚式を叶えやすくなります。
また、直近のトレンドを取り入れやすいのも短期間で結婚式を行う魅力です。

▼コンパクトなスケジュールで集中して進められる

式場の予約後、間を置かずに本格的な打ち合わせが始まるので、テンポよく準備を進められます。
限られた期間だからこそ、モチベーションも維持しやすいでしょう。
打ち合わせ日程をまとめて決めてしまえば、スケジュール管理もしやすいです。

 

デメリット

半年前からの準備は、期間が短いからこそのデメリットもあります。

▼希望の日程や式場が埋まっている可能性が高い

人気シーズンやお日柄のよい日は早めに埋まってしまう可能性が高いため、選択肢が限られてしまうかもしれません。
また、人気の式場はオフシーズンや日柄のよくない日でも予約が埋まりやすいです。
自分たちが何にこだわりたいか、見極めが大切でしょう。

▼準備期間が短く、打ち合わせが詰まりやすい

衣裳選びや招待状の準備は急ぐ必要があり、スケジュールがタイトになりがちです。
特に仕事などで忙しい時期と重なると、負担に感じてしまうかもしれません。
効率的に進められるように、優先順位をつけるなどの工夫をするとよいでしょう。

 

結婚式場を予約するまでの手順

画像:書類に記入する男性とスーツの女性

結婚式場をスムーズに予約するためには、順序立てて進めることが大切です。
ここでは、予約までの基本的な流れを紹介していきます。

1.結婚式のイメージを話し合う

まずは、ふたりでどのような結婚式にしたいか話し合いましょう。
イメージができていないと、見学時にあれもこれもと目移りしてしまうかもしれません。
ゲストの人数や挙式スタイル、希望の季節や全体の雰囲気を共有することで、会場選びの方向性が見えてきます。
ざっくりでもテーマを決めておくと候補を絞りやすいですよ。

結婚式のテーマやコンセプトについて解説した記事もあるので、併せて参考にしてみてください。

『結婚式テーマの決め方|コンセプト例や取り入れ方について』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7559/
 

2.ブライダルフェアや相談会に参加する

結婚式のイメージが固まったら、ブライダルフェアや相談会に参加してみましょう。
実際の会場を見学したり模擬挙式や試食会に参加したりすることで、写真ではわからない雰囲気を体感できます。
複数の会場を比較するとサービス内容や費用の違いも明確になり、納得のいく選択がしやすくなるのでおすすめです。

▼ブライダルフェアの予約はこちらから!

‘‘結婚式のなかの人がおすすめする’’結婚式場探しサイト
URL:https://www.kekkonshikijoerabikata.com/
 

3.仮予約/本予約に進む

気に入った式場が見つかったら、まずは仮予約で日程を押さえましょう。
仮予約は、数日~1週間くらいの期限が設けられることが多いです。
見積もりやスケジュールを検討し、問題なければ本予約に進みます。
人気の日程や式場はすぐに埋まってしまうため、迷っている場合も仮予約しておくのがおすすめです。

▼仮予約には内金が発生することもある

式場によっては、仮予約の時に内金が必要になるケースもあります。
金額は1~10万円程度が一般的で、本予約時の申込金に充当されることが多いです。
ただし、キャンセルした場合は返金不可のところもあります。
後でトラブルにならないように、事前にしっかり規約を確認しておきましょう。

 

希望の結婚式場が空いていなかったときは

画像:青い大きな本を覗き込む男女

人気の結婚式場やシーズンでは、希望の日程がすでに埋まっていることも珍しくありません。
しかし、少し視点を変えることで、理想に近い結婚式を叶えられる可能性が出てきます。
希望の結婚式場が空いていなかったときに検討したい3つの方法を紹介していくので、見ていきましょう。

お日柄にこだわらないで探す

大安や友引などのお日柄のよい日は人気が集中しやすく、予約が埋まるのも早いです。
日柄に強いこだわりがなければ、赤口や仏滅などの比較的空いてる日を選ぶのもよいでしょう。
費用が割引になる「仏滅プラン」などを用意している式場もあり、コスパよく希望の式場を押さえられるかもしれませんよ。

 

時期をずらす

希望の月や季節をずらすことで、空きが見つかり予約できる場合があります。
特に、春や秋の人気シーズンを避けて夏や冬を選ぶと、予約の取りやすさだけでなく費用面でもお得になることが多いです。
1~2か月ずらすだけでも空き状況が変わることがあるため、柔軟に時期を検討してみましょう。

 

時間帯を変える

同じ日にちでも、時間帯によって空き状況は異なります。
昼間が埋まっていても夕方以降の枠が空いている、といったケースも少なくありません
例えばナイトウエディングなら、キャンドルやイルミネーションを使った幻想的な演出も楽しめます。
時間帯を変えることで違う魅力を発見して、予想以上の結婚式ができることもあるでしょう。

 

まとめ:結婚式場の予約は早くから動き出そう

画像:花婿を見て微笑む花嫁

結婚式場の予約は、挙式の10か月~1年前から動き始めるのが一般的です。
早めに動くことで希望の日程や式場を選びやすく、打ち合わせや準備にも余裕が持てます。

一方で、半年前からの準備でも結婚式を挙げることは可能ですが、日程や式場などの選択肢が限られてしまうかもしれません。

理想の結婚式を叶えるためには、ふたりが何にこだわりたいかを明確にしておくことが大切です。
妥協のない一日にするためにも、結婚式のイメージを早めに共有して動き始めましょう。

 
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