友人の結婚式に送る電報のメッセージ例文｜祝電のマナーも解説！

電報は結婚式に出席できない場合はもちろん、出席する場合でもサプライズの贈り物として、祝福の気持ちを伝える素敵な手段です。

披露宴での祝電披露ではそっと華を添える存在となってくれるでしょう。

友人宛に送るのであれば、堅苦しくないカジュアルな文面でも喜ばれます。

「電報を送るときのマナーって？」
「友人宛だったらくだけた文章にしてもいい？」
「友人にこそ喜んでもらえる電報って？」

本記事では友人の結婚式に送る電報の基本的なマナーから、メッセージの文例まで元ウエディングプランナーが解説します。

文例を参考に気持ちが伝わるメッセージで結婚式を盛り上げてみてくださいね。

友人の結婚式に電報を送るときの基本マナー

友人の晴れやかな門出で祝福を伝えるには、失礼のないよう基本的なマナーを守ることが不可欠です。

送り方や宛名の書き方、メッセージのマナーなど押さえておくべきポイントについて解説します。

これらのマナーをしっかりと押さえて喜ばれる電報に仕上げましょう。

また、祝電のマナーについてまとめた記事もあるので、参考にしてみてください。

結婚式の前日までに会場へ届くよう手配する

電報は結婚式の前日までに会場へ到着するように手配しましょう。

前日までに届いていれば、式場側で事前に仕分けし確実に披露宴で紹介することができます。

当日着では確認する時間が取れず、披露できないかもしれません。

あまり早く届けすぎても会場での保管に困る場合があるため、式の数日前から前日を目安に届くように手配するのが一般的です。

事前に結婚式場へ電報を送る旨を連絡し、受け取りに都合の良い日時を確認しておくとより確実でしょう。

宛名と差出人を正しく書く

電報を送る際には、宛名と差出人を正しく書くことが何よりも重要です。

結婚式場の名称、住所、届けたい日時など間違いやすいポイントは何度も確認してください。

宛名は新郎新婦のうち面識がある方の名前を書きますが、新姓が分からない場合は旧姓のままでも問題ありません。

ふたりと仲が良い場合は連名で書きますが、その場合は新姓で送るのが無難です。

差出人の欄には誰からの電報か新郎新婦にすぐ伝わるように、自分のフルネームや「〇〇部一同」のようにグループ名を記載します。

ホテルなど複数の宴会場がある式場の場合は、できる限り宴会場の名前も入れるようにしましょう。

忌み言葉を避ける

お祝いのメッセージでは別れや不幸、再婚を連想させる忌み言葉を避けるのがマナーです。

「終わる」「切れる」「離れる」といった言葉や、同じ言葉を繰り返す「重ね重ね」「くれぐれも」「たびたび」などもNG。

また、文章の区切りを意味する句読点も使わないのが正式なマナーとされています。

代わりに一文字分のスペースを空けたり改行を入れたりすることで、読みやすいように工夫してください。

ただし、祝電であれば気にしなくていいという風潮もあるので、友人宛であれば神経質になる必要もないでしょう。

メッセージの結びには、新郎新婦のこれからの人生が素晴らしいものになるように願う言葉を加えると喜ばれます。

そのまま使える友人向けの電報メッセージ文例

基本的には思ったことを書けばいいのですが、どのようなメッセージを書けばいいのか迷ってしまうことも少なくありません。

そのまま使えるメッセージ文例をいくつか紹介しますので、これらの例文を参考にぴったりのメッセージを考えてみてください。

大切なのは、あくまで例文は参考程度に留め自分の言葉でメッセージを綴ることです。

自分だけの言葉を添えることで、ありきたりではないユニークな祝電となり新郎新婦の心にも残りやすくなります。

親友に送るメッセージの例文

気心の知れた親友へのメッセージは、形式ばった表現にこだわらず、素直で温かい言葉を選ぶのが一番です。

これまでの思い出や、相手への感謝の気持ちを綴ることで、より心に響くメッセージになります。

親しい間柄だからこそ使える言葉使いやエピソードを盛り込むことで、祝福の気持ちが深く伝わるでしょう。

学生時代の友人に送るメッセージの文例

学生時代の友人への電報には、共に過ごした日々の思い出を織り交ぜることで特別なメッセージになります。

共通の思い出に触れることで、他の誰にも真似できない、オリジナルな祝電になります。

会社の同僚に送るメッセージの例文

会社の同僚へは、親しみを込めつつも節度ある丁寧な文面を心がけることが大切です。

ぜひ職場でのエピソードに触れながら書いてみてください。

結婚式を欠席するときに送るメッセージの例文

電報では、結婚式を欠席することになった残念な気持ちを伝える役割もあります。

欠席理由を詳しく書く必要はなく、自分の気持ちを優先してメッセージカードを書きましょう。

サプライズで送るメッセージの文例

披露宴で読み上げられることを利用し、新郎新婦へのサプライズプレゼントとして電報を送ることができます。

会場が和むような明るくユーモアのあるメッセージを考えてみてください。

ゲストを巻き込むときは簡単に参加できるものがおすすめです。

面白い電報についてまとめた記事もあるので、併せて参考にしてみてください。

喜ばれる電報にするコツ

電報のメッセージは文例を参考にするのも良いですが、少し工夫を加えるだけでより自分らしい心のこもったものになります。

以下のコツも押さえながら喜ばれるメッセージを考えてみてくださいね。

エピソードを盛り込む

ありきたりの言葉だけでは物足りないと感じるなら、新郎新婦との思い出やエピソードを盛り込むのが効果的です。

個人的な体験に基づいた言葉は、他の誰にも真似できない世界で一つだけの特別な贈り物になります。

例文そのままではコピペ感が残ってしまうので、なるべく個人的な話を入れ込むのがコツです。

プレゼント付きの電報を選ぶ

電報はシンプルなカードタイプのものだけでなく、プレゼントがセットになった華やかなものもあります。

ぬいぐるみやバルーン、お酒やカタログギフトがセットになった電報も人気です。

新郎新婦の好みや結婚式の雰囲気を考慮して選ぶと、失敗しにくいでしょう。

プレゼント付きといっても、相場は高価格帯のカードタイプと変わらないくらいなので検討してみてください。

喜ばれるプレゼント付き電報について知りたい方は、こちらの記事が参考になるでしょう。

まとめ：友人の結婚式を電報で盛り上げよう

友人に送る電報のマナーとメッセージ例文を紹介しました。

結婚式に電報を送る際には、マナーを遵守し、喜ばれるメッセージを添えることが大切です。

新郎新婦とのエピソードを盛り込み、オリジナリティのある文面になるように心がけてみてください。

本記事で紹介したポイントを押さえ、大切な友人の新たな門出を温かく祝福しましょう。