結婚式招待状の返信はがき【アレルギー欄】の書き方とマナー | 結婚式場の選び方 | 結婚式準備サイト

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結婚式の招待状を受け取ったら、次に同封されている返信用のハガキで新郎新婦に出欠の連絡をしますよね。

この返信ハガキには、結婚式の出欠を確認する他に、アレルギーについて記入する欄が設けられています。

この「アレルギー欄」の正しい書き方が分からないという方も多いのではないでしょうか?

「アレルギーがない場合の書き方って?」
「好き嫌いって書いて良いの?」

書き方のマナーを知らないと、新郎新婦の手を煩わせてしまったり、アレルギーに対応していない料理が提供されてしまったりする可能性もあります。

そこでこの記事では、返信はがきのアレルギー欄の書き方マナーやシーン別の例文を詳しくご紹介していきます。

トラブルを防ぐためにもアレルギー欄の書き方をマスターして、当日のお料理を安心して楽しみましょう!

返信はがきのアレルギー欄は何のため?

席次表と返信ハガキとペンの写真

招待状の返信はがきのアレルギー欄は、理由があって食べられない食材の情報を新郎新婦に伝えるためのものです。

ゲストのアレルギーを事前に確認することで、結婚式にてアレルギー対応の料理を自席に提供できます。

今はほとんどの結婚式場で料理のアレルギー対応が可能なので、アレルギーがある場合でも全く遠慮する必要はありません

結婚式招待状の返信では、軽度でもアレルギーの可能性がある場合はしっかり記入しましょう。

 

招待状アレルギー欄の書き方5つのポイント

My allergy is...の文字とチェックボックスが3つ書かれた紙と鉛筆の写真

招待状の返信はがきのアレルギー欄を書く際には、いくつか注意した方が良い点があります。

ここでは、結婚式の返信はがきにおけるアレルギー欄の書き方のポイントを詳しくご紹介します。

それぞれの項目について詳しくみていきましょう。

1.新郎新婦に分かりやすく書く

返信はがきのアレルギー欄を書く際に1番大切なことは、アレルギーのある・なしと内容をはっきりと記入することです。

新郎新婦はたくさんのゲストからの返信をまとめて、結婚式場に伝えなければなりません。

その際に、アレルギー欄だけでは詳細が読み取れなかったり、家族がいる場合に誰のアレルギーなのか不明確だったりすると、2人の手を煩わせてしまうことになります。

アレルギー情報は、新郎新婦に伝わるように分かりやすく記入できているかよく確認しましょう。

横書きの返信はがきだと食材に丸を付ける表タイプで届くこともありますが、同様に分かりやすく丸を付けてください。

 

2.アレルギーの程度を具体的に書く

返信はがきのアレルギー欄の書き方において、食材名だけを書くのはNG

アレルギーの内容や程度は人によって異なるので、詳細まで記入しておきましょう。

▼具体的なアレルギーの書き方

NG例 OK例
生卵NG (加熱したものは食べられます)
甲殻類 エビ、カニ全てNG (エキスも食べられません)
フルーツ フルーツ全般NG (果汁も食べられません)

良く知った仲だから、友人だから、親族だからと思わずに詳しく書くのが新郎新婦を煩わせないコツです。

結婚式を心地よく過ごすためにも具体的に書いてください。

 

3.好き嫌いは書かない

返信はがきのアレルギー欄に食材の好き嫌いを書くのは、マナー違反なので注意しましょう。

もし好き嫌いを書いたとしても、結婚式で招待ゲスト全員の好みを反映して婚礼料理を作るのは難しいと思いませんか?

アレルギー欄はあくまでも「命に関わる食材」や「理由があって食べられない食材」を書く場所です。

どうしても「苦手」で食べられない食材がある場合でも、料理が運ばれてきた時に避けてから頂くなど、個人的に食べない選択肢をとりましょう。

 

4.重ね言葉は使わない

結婚式招待状の返信はがきを出す時には、忌み言葉や句読点の使用を避けるというマナーがあります。

これはアレルギー欄においても同様で、特に「わざわざ」などの重ね言葉も使用しないようによく確認しましょう。

▼重ね言葉の言い換え方

NG例 OK例
「わざわざ」ありがとうございます お気遣いありがとうございます
ご配慮ありがとうございます
 

5.返信はがきに一言感謝を添える

返信はがきのアレルギー欄に記入するとき、ただアレルギーの情報だけを記入すると少し寂しい印象になります。

あり・なしどちらの場合でも2人の配慮に対して、次のような感謝の一言や結婚式を楽しみにしている旨などを伝えると丁寧です。

感謝の言葉例
・お気遣いありがとうございます
・ご配慮ありがとうございます
・当日のお料理楽しみにしています
 







シーン別アレルギー欄の書き方・例文

黒いタイプライターの写真

アレルギー欄を記入するゲストの状況は様々ですよね。

自分の場合はどのように書いたら良いのか分からないという方も多いはず。

ここからは状況別の返信はがきのアレルギー欄の書き方と、そのまま使える例文をご紹介していきます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

アレルギーなしの場合

まずは、アレルギーなしということをはっきり記入します。

アレルギーがない場合でも、空欄のまま返信はがきを出すのは避けて、招待に対する感謝の一言などを添えましょう。

一言添えるだけで、アレルギー欄を確認したことが新郎新婦にも伝わるので、2人も安心できます。

アレルギーがないときの例文
・夫婦ともにアレルギーはありません
 お気遣いありがとうございます
・アレルギーなし
 ご配慮ありがとうございます
・特にありません
 ご配慮いただきありがとうございます
・なんでも食べられます!
 当日のお料理楽しみにしています
 

友人など親しい間柄であれば面白い一言を添えても喜ばれるでしょう。

結婚式に相応しい一言を考えてみてください。

 

アレルギーがある場合【自分だけ招待】

アレルギーがある場合は、その情報をはっきりと返信はがきのアレルギー欄に記入します。

具体的な食材名はもちろん、調理法によって食べられるのかなど詳しく記入しましょう。

自分にアレルギーがあるときの例文(複数)
生卵(加熱したものは食べられます)
エビ、カニなど甲殻類全般(エキスもNGです)
恐れ入りますが ご配慮よろしくお願いいたします
 
自分にアレルギーがあるときの例文(1種類)
小麦アレルギーがあります
ご面倒をおかけしますがよろしくお願いいたします
 
 

家族や子どもにアレルギーがある場合【連名で招待】

連名の招待で自分以外の招待ゲストにアレルギーがある場合は、誰にアレルギーがあるのか明確に記入しましょう。

ここで分かりにくい書き方をしてしまうと、結婚式でアレルギー対応の料理と通常料理を出し間違えるなど、トラブルになりかねません。

続柄と名前をしっかり明記し、情報に間違いがないか再度確認してから返信はがきを出すと良いです。

家族や子供にアレルギーがあるときの例文
妻の○○には小麦アレルギーがあります
長女の○○には魚介類全般(エキスもNG)のアレルギーがあります
誠に恐れ入りますが ご配慮いただければ幸いです
 

夫婦など連名で届いた招待状の返信マナーについて不安がある場合は、以下の記事でマナーを確認してみましょう。

『連名で来た招待状の返信|結婚式に親族として参加するとき』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7025/
 
 

妊娠中の場合

アレルギーはなくても自分が妊娠している場合には、妊娠している旨と避けている食材を返信はがきのアレルギー欄に記入します。

万が一のことを考えて、自分が妊娠している情報は式場側に伝えておくと良いでしょう。

もし妊娠していることを他の招待ゲストに知られたくない場合は、その旨も記入して問題ありません。

妊娠中のときの例文
妊娠中のため アルコール類/生もの/カフェイン を控えております
恐れ入りますがご配慮いただけますと幸いです
また他のゲストには知らせていないので
食材以外の特別なご配慮はいただかなくて大丈夫です
ご迷惑をおかけしますが よろしくお願いいたします
 
 

授乳中の場合

自分が授乳中の場合でも、妊娠しているとき同様に控えている食材の情報を返信はがきのアレルギー欄に記入しましょう。

また、小さい子供用のベッドやバウンサーなどが用意できる結婚式場も増えてきているので、借りたい場合は明記しておくと良いですよ。

授乳中のときの例文
授乳中のため アルコール類/カフェイン を控えております
恐れ入りますがご配慮いただけますと幸いです
また娘用のベビーベッドなど
ご用意がございましたらお借りすることは可能ですか?
ご迷惑をおかけしますが よろしくお願いいたします
 
 

アルコールを避けたい場合

車で結婚式場に向かうなどの理由で、アルコールを避けたい時もあるでしょう。

しかし、その場合は返信はがきのアレルギー欄に記入する必要はありません。

当日は自身でアルコールを避け、ソフトドリンクを頼んで対処しましょう。

ただ、体質的にアルコールを飲むとアレルギー反応が出てしまう場合には、しっかり明記する必要があります。

事前に伝えておくことで、披露宴の乾杯酒をジンジャエールに変えて対応してくれますよ。

体質的にアルコールを避けたいときの例文
体質に合わないため アルコール類 を避けております
ご迷惑をおかけいたしますが ご配慮いただけますと幸いです
 
 

宗教上の理由がある場合

宗教上の理由で避けている食材がある場合も、返信はがきのアレルギー欄に記入して問題ありません。

この場合「宗教上の都合で食べられない」という理由を記入することが大切です。

宗教上の理由があるときの例文
宗教上の理由で 豚肉 を避けております
大変申し訳ありませんが
ご配慮いただけますと幸いです
 
 

アレルギーを記入する欄がない場合

あまり多くはありませんが、そもそも返信はがきにアレルギーを記入する欄がない場合も考えられます。

その場合は返信はがきのメッセージ欄や余白に情報を記入するなど工夫しましょう。

記入する欄がないからといって対応を二の次にし当日に伝えても、式場側は対応することができません。

返信はがきの空いているスペースに記入したり、個別に連絡したりして、必ず事前に確認しましょう。

返信はがきのメッセージ欄や余白に記入する場合は、アレルギー対応が可能か尋ねるように書くのがポイント。

アレルギーを記入する欄がない場合
私ごとですが
甲殻類全般(エキスもNG)のアレルギーがあります
当日のお料理に入っている場合
アレルギー対応は可能でしょうか?
ご面倒をおかけいたしますが
よろしくお願いいたします
 
 

まとめ:アレルギー欄の書き方マナーを理解して、当日の料理を安心して楽しもう!

カットされたフルーツが浮かんでいる水の入ったガラスのコップとリンゴのうさぎの写真

いかがでしたか?

返信はがきにおける「アレルギー欄」の書き方マナーと例文のご紹介でした。

招待状の返信を出す際に、返信はがきの書き方マナーを知っておくことは重要ですよね。

特にアレルギー欄に関しては、アレルギー情報を遠慮せずにしっかり明記し、逆に好き嫌いなどは書いてはいけないということを知っておくことが大切です。

また、妊娠中や授乳中でも遠慮することはありません。

結婚式場のスタッフは、今までたくさんのゲストの対応をしてきているので、安心して自分の状況を伝えてくださいね。

アレルギーや避けている食材について正しく伝えて、結婚式当日の料理を心置きなく楽しみましょう!







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