結婚式受付の流れとやること|お呼ばれゲストのマナー | 結婚式場の選び方 | 結婚式準備サイト

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結婚式での受付のやり方はご存知でしょうか。

「式場に着いたらまず何をするんだろう?」
「受付ってどうやるの?」
「何分前に結婚式場に着いていればいい?」

初めてだと分からないことも多く、緊張してしまいますよね。
本記事では、元ウエディングプランナーが結婚式が始まるまでの時間の過ごし方や受付の流れとやることを紹介しています。

受付のやり方をしっかりとシミュレーションして不安を減らし、すみずみまで結婚式参列を楽しめるように読み進めてくださいね。

結婚式が始まるまでの流れとマナー

画像:ウェルカムボードとウェルカムスペース

まずは挙式や披露宴が始まる前、結婚式という1日の始まりについてご紹介します。
結婚式では挙式や披露宴が始まる前に、必ずゲスト全員が受付をすることがルールです。

結婚式場に到着したら、身支度を整えてから受付を済ませ、挙式や披露宴までの時間を過ごしましょう
当日の流れは以下の通りです。

受付前

招待状に受付の開始時間のご案内がありますが、結婚式場へは余裕をもったスケジュールで足を運びましょう

結婚式は新郎新婦様をはじめ大勢のゲストが集まるイベントなので、1人が遅れてしまうと多数の方に影響を及ぼしてしまいます。
受付の開始時間よりも早めに到着するように交通手段や到着時間を考えて下さいね。

万が一遅れてしまいそうな場合は、分かった時点ですみやかに会場に連絡を入れましょう。
同じテーブルになる予定の友人にも、一報を入れておくとより丁寧です。

また、ご祝儀袋の用意ミスに気がつく最後のチャンスですから、もう一度確認しておくのもおすすめですよ。
急に用意することになってしまった場合は以下の記事を参考にしてみてください。

『【まだ間に合うご祝儀袋】コンビニでも失礼にならない書き方・入れ方』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/6714/
 
 

受付

受付時の動作に関して詳しくは後述しますが、やることは決まっていますので前の人に習って行動しましょう。
具体的には挨拶を交わし、ご祝儀をお渡しし、席次表を貰うまでが一連の流れです。

ただし新郎新婦様の演出次第で、結婚証明書への署名などイレギュラーな内容があるかもしれません。
慌てず受付係の指示に従いましょう。

 

受付後

受付を済ませてからは、挙式や披露宴まで少し待ち時間があります
開宴5分〜10分前ごろに式場スタッフから指示があるまでは各自、自由な時間を過ごすことが出来ます。

新郎新婦様が趣向を凝らして用意したウェルカムスペースの装飾を楽しんだり、仲の良い友人と歓談して楽しみましょう。

 

受付が開始する30分前に到着しておこう

画像:パーティーバッグから飛び出したメイク直し道具やご祝儀袋

受付の開始時間の30分前に会場付近まで到着していると安心です。
目安は披露宴の開宴1時間前。

ただ、会場によっては受付時間まで入れない可能性もあります。
会場の近くにレストランやカフェなどの時間をつぶせる施設があるか確認しておくと良いでしょう。

きっと久しぶりに再会する友人とおしゃべりしていると、あっという間に受付時間になるはず。
時間を持て余す心配はそれほどしなくて大丈夫です。

受付開始前にクロークなどの場所を確認

受付が始まる時間までに会場の近くに到着しておくと、その後の流れがスムーズになります。
結婚式場は初めて行く場所になるのでお手洗いやクロークの場所が分からずに手間取ることもあるかもしれません。

また会場に着くとすぐに受付に案内されます。
お手洗いやヘアメイクの手直し、また手荷物の整理などは結婚式場へ到着する前に済ませておきましょう。
そうすれば、受付開始時にバタバタと慌てることがありません。

クロークについては以下の記事で詳しく解説しています。

『結婚式でクロークに預けるもの・タイミング・荷物のまとめ方とは?』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7243/
 

受付には荷物を整えてから進む

受付が始まる時間になったら、手元にご祝儀やゲストカード等を用意して受付へと進みましょう。
受付では記帳をするので、すぐにペンが持てるように利き手には荷物を持たないようにしておくとスマートです。

受付後にクロークを利用することを見越して、挙式や披露宴に持ち込む物と、コートなどの預ける物に分けておきましょう。







受付でやることシミュレーション

画像:結婚式の受付

受付スペースは新郎様側と新婦様側に分かれ、2列に並んで記帳していきます。
たいていは男性の受付係がいる方が新郎様側、女性の受付係がいる方が新婦様側です。

手元に袱紗(ふくさ)に包んだご祝儀を用意して列に並びましょう。
ここからは、受付での挨拶の言葉や一連の動作、想定されるイレギュラーな内容まで細かく解説していきます。

袱紗についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

『袱紗(ふくさ)とは|包み方&渡し方と色・柄のマナー』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7142/
 

1.挨拶

順番が来たらまず、受付係の方に挨拶をしましょう。

「本日はおめでとうございます」
「新郎(新婦)友人の○○です」

この場合の挨拶は明るく元気よくというよりも、上品ににこやかな挨拶が適しています。
結婚式はフォーマルな場なので、知り合いが受付をしていてもかしこまって挨拶しましょう。

受付係が名前を分かっている場合でもあらたまって名乗ると丁寧です。

 

2.ご祝儀を渡す

挨拶をして、受付係がゲストリストから名前を探している間に、ご祝儀を用意しましょう。
袱紗からご祝儀袋を取り出し、袱紗の上に重ね、両手で差し出します。

社会人の方は、名刺を渡す動作をイメージすると分かりやすいかもしれません。

「ささやかですがお祝いの気持ちです」

と一言添えてお渡しするとよいでしょう。

 

3.芳名帳へ記名

受付台に芳名帳があれば受付係から記入を促されます。
誰が見ても読みやすいように、出来るだけ丁寧な字で書きましょう。

芳名帳なしでゲストカードを用意している場合もあります。

▼ゲストカードの場合

招待状が届いた際にゲストカードも同封されていた場合には、ゲストカードを結婚式当日に持参してお渡しします。
ゲストカードにはぜひお祝いのメッセージを事前に記入してください。

もしゲストカードを忘れてきてしまった場合には、その旨を受付係に伝え予備のゲストカードをもらい記入しましょう。

 

4.席次表を受け取る

記帳が済むと、受付係が席次表を渡ししてくれるので受け取ります。
次の方の受付があるため受付前からは席を外して、その後席次表の中身を確認しましょう。

席次表ではお食事メニューが載っていたり、披露宴の席を確認したりできます。
また、新郎新婦様のプロフィールが掲載されている場合もあるので、挙式・披露宴までの待ち時間に楽しむことができます。

 

想定されるイレギュラー

基本的な流れが分かったところで、想定されるイレギュラーなシチュエーションについても押さえておきましょう。

新郎新婦様から預かっているお車代を受付係から渡されることがあります。
「ありがとうございます」とお礼を言って両手で受け取りましょう。

また結婚式への参加型演出として、結婚証明書への署名やウエディングツリーへの押印などを頼まれることもあります。
他にもお色直しのドレスの色当てクイズの投票など、受付+αの作業を依頼されることもあるかもしれません。

いずれも新郎新婦様がゲストに楽しんでもらうために考えてくれた演出なので、戸惑わず楽しみながら取り組んでくださいね♪







結婚式が始まるまでの待ち時間

画像:席次表を広げているゲストの手元

結婚式に出席し慣れていないと、待ち時間をどうやって過ごしたらいいか手持ち無沙汰になってしまうかもしれません。
ここでは待ち時間の過ごし方をご紹介します。

テーブルで待つ

披露宴の席は友人グループ毎に固めてある場合が多いので、同じテーブルの人とお話しながら待ち時間を過ごしましょう。

久々に会う友人とは積もる話に花が咲いて、あっという間に開宴の時間になるはず。
話が盛り上がって声が大きくなりすぎないようにだけ、注意するといいかもしれませんね。

 

装飾や会場を見て回る

ウェルカムスペースを見たり、会場自体をじっくり見れるのも受付後の待ち時間くらいです。
新郎新婦様の思い入れのあるものが飾ってあることが多いので、お二人の人となりや馴れそめを伺い知れることもあるでしょう。

挙式や披露宴が始まると分刻みでプログラムが進んでいくので、ゆったりと会場を見て回れる貴重な時間帯です。
1人で参列する場合はすみずみまでじっくり見たり、写真を撮って同じテーブルの人との会話のきっかけにしてもいいですね。

 

まとめ:結婚式の受付をスムーズに済ませよう

画像:グリーンが飾られたウェルカムスペース

結婚式の受付の流れややること、マナーについて解説しました。
初めての結婚式に参列する場合は、受付でまごついてしまい、他のゲストに迷惑をかけないかと心配になることもありますよね。

本記事を参考に当日の流れをシミュレーションしてみてください。
大切なのは受付係と旧知の仲であっても、かしこまって受付を済ませることです。
おしゃべりは披露宴の歓談時間に取っておいてください。

事前に結婚式での受付のやり方を頭に入れておいて、気持ちよくお呼ばれの日を迎えてくださいね。







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