結婚式二次会の受付にお礼はいくら必要? 渡すタイミングやマナー | 結婚式場の選び方

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結婚式の二次会であっても、受付を担当してくれた方へのお礼は必要です。

しかし結婚式ほどかしこまった場ではないため、お礼の相場や渡し方に悩みを持つ方も少なくありません。

「二次会の受付のお礼を渡すタイミングは?」
「金額はどれくらいが相場なの?」
「何を渡せばいい?」

この記事では、二次会の受付に渡すお礼の相場や、タイミング、渡し方について元ウエディングプランナーが解説します。

受け取った方が喜んでくれるようなお礼のアイデアも紹介するので参考にしてみてください。

二次会受付の仕事内容

画像:ガーデンの電球ライトの向こうに見える新郎新婦

二次会の受付は、ゲストの皆様を最初にお迎えする大切な役割

主な仕事内容としては、ゲストの出欠管理と案内です。

【結婚式二次会の受付業務】

  • 入り口でゲストをお出迎え
  • ゲストリストと照合して出欠の確認
  • 会費の受け取り
  • お釣りの受け渡し
  • 配布物を渡す
  • 演出の案内
  • 会場内の案内

新郎新婦へのメッセージ記入をお願いしたり、チェキの撮影などがある場合の案内も行います。

ただ出欠を確認するだけでなく、案内を行ったり会費を預かる立場なので、お礼をしっかり用意しましょう。

 

二次会の受付に渡すお礼の相場

画像:赤いハートを両手で受け渡している

一般的に二次会の受付に渡すお礼の相場は2,000円から3,000円とされており、幹事を兼任する場合には1万円程度が目安となります。

明確な決まりはありませんが、お礼の金額は相手の役割や負担に応じて考慮することが大切です。

それぞれ解説していきます。

2,000円〜3,000円が相場

二次会の受付に対するお礼の相場は、一般的に2,000円から3,000円程度が妥当とされています。

披露宴での受付を依頼した場合は3,000円~5,000円が相場となりますが、二次会は披露宴と比較してよりカジュアルな場です。

友人や親しい人々を招待する二次会では、パーティーの雰囲気もカジュアルになるので作業量も減ります

そのため披露宴の受付に対するお礼よりも相場が下がるのです。

 

お礼を追加した方がいいパターン

以下のような仕事もある場合は、その都度お礼の内容を充実させるようにしてください。

  • 参加人数が多い
  • チェキ撮影もある
  • 集計作業もある
  • 余興も頼んでいる
  • クローク作業を行う
  • 会場の装飾とセッティングを行う

ゲストが40人を超えたら二人体制での受付にしましょう。
受付自体はシンプルな作業でも、一人での作業は慣れていないと難しいです。

また受付の周りで荷物の預かりやウェルカムボードの設置など、基本業務ではない作業もある場合は大変さが増します。
簡単な仕事でもやることが大量にある場合は、本人が大丈夫だといっても複数人いる方が安心でしょう。

 

幹事を兼ねる場合は1万円程度が相場

受付を幹事が担う場合は、幹事業務に対するお礼に受付のお礼も含みます

幹事は事前準備から当日の運営まで、多くの負担を背負うため、お礼の相場としては1万円程度が一般的です。

実際、幹事は当日多忙を極め、参加者と普通にパーティーを楽しむ余裕はありません。

会場のセッティング、ゲストの誘導、トラブル対応など、幹事の労をねぎらう意味でも1万円程度のお礼は妥当なラインと言えます。

受付を頼んだ友人が幹事としての役割も担う場合、感謝の気持ちをしっかりと伝えることが大切です。

 

二次会の受付にお礼する方法

画像:黄色いリボンのかかったプレゼントを手渡している

二次会の受付業務を務めた方には、感謝の気持ちを込めたお礼を渡すのがマナーです。

金額の相場としては、2,000円から3,000円程度が一般的ですが、お礼の渡し方にはいくつかの選択肢があります。

相手の負担にならないようお礼の渡し方を配慮することも大切です。

喜んで受け取ってもらえるように準備しましょう。

会費を半額にする

結婚式二次会の受付へのお礼として、代わりに会費を半額にする方法も人気があります。

特に受付を担当してくれた方が親しい友人の場合、この方法は特におすすめです。

事前に連絡することで感謝の気持ちも伝えられますし、受付が会費を払い忘れる心配もなくなります

ただし、幹事も兼ねている場合はお礼の相場と会費が釣り合っているかに注意しましょう。

負担の大きさに差をつけるという意味合いから、幹事も兼ねている場合は全額、受付のみの場合は半額などがおすすめです。

 

プレゼントを用意する

現金を渡すことに抵抗を感じる場合や、受付側が受け取りをためらいそうなケースでは、プレゼントの用意がおすすめ。

現金よりも相場相当の相手の趣味や好みに合った心のこもったギフトの方がより喜ばれることもあります。

例えば、高級お菓子や疲れを癒すアイテムなども心温まる選択肢です。

後の項目でおすすめのプレゼントを紹介しているので、参考にしてみてくださいね。

重要なのは、相手が喜ぶ姿を思い浮かべながら選ぶことです。

 

事前に渡しておく

受付を担当してくれる方々へのお礼を事前に渡すことにより、当日渡しそびれる心配がなくなります

お礼を早めに渡すことで、受け取った側も当日の役割により集中できるメリットも。

幹事との打ち合わせ時に食事会を開き、その場でお礼を渡すのが理想です。

打ち合わせで進行の詳細を確認することができるので、準備の確認とお礼を同時に行える一石二鳥の機会でもあります。

受け取った側も気持ちよく当日に向けて準備ができるため、二次会全体の雰囲気も良くなるでしょう。

 

二次会の受付に渡すおすすめのお礼プレゼント

画像:プレゼントを手に持つ女性

お礼のプレゼントを選ぶ際は、受け取る側の好みや状況を考慮し、喜んでもらえるものを選びましょう。

一般的には、商品券やカタログギフトが人気ですが、それぞれに合ったプレゼントも検討してください。

また、新婚旅行のお土産を贈るのも素敵なアイデアです。

 

商品券やカタログ

結婚式の二次会で受付を担当してくれた方へのお礼として、商品券やカタログギフトが人気です。

ギフトカードやカタログギフトは商品選びの楽しみも提供しながら、相手が自分の好きなものを選べます

本当に欲しいものを選べるので、せっかくのプレゼントが無駄になる心配もありません。

予算の調整がしやすいのも嬉しいポイント。

一方、特定の店舗でしか使用できない商品券の場合、結局使わなかったというパターンも散見されます。

できれば複数の店舗で使える商品券を選ぶことが望ましいでしょう。

おすすめは以下です。

  • Amazonギフト券
  • スターバックスカード
  • QUOカード

さらに、体験型のギフトにも注目が集まっています。

カタログの種類も多いですし、パートナーがいる方にはペアで使えるものも人気です。

 

女性におすすめのプレゼント

女性におすすめのプレゼントは、実用性とおしゃれさを兼ね備えたアイテムです。

リラックスタイムを楽しめるアロマディフューザーや、香り豊かなアロマオイルは人気があります。

特に見栄えのするデザインのものを選ぶと、もらった側も喜ぶでしょう。

また、ハンドクリームやフェイスマスクはギフトセットとして販売されているものも多く、手軽に選べるためおすすめです。

 

男性におすすめのプレゼント

男性へのプレゼントには、実用性と特別感を兼ね備えたものが喜ばれます。

高品質なボールペンや手帳は日常的に使用するため、実用的でありながら特別なギフトとして定番です。

また、グルメ関連のアイテムも人気で、高級な缶詰やお酒のギフトボックス、地元の名産品を詰め合わせたギフトセットもおすすめ。

アウトドア好きにはキャンプ用具やバーベキューグッズ、音楽好きにはコンサートのチケットなど趣味に合わせたプレゼントもよいでしょう。

 

新婚旅行のお土産

新婚旅行のお土産も選択肢の1つです。

お土産を渡す時に食事に誘い、お土産話をしながら渡すと喜ばれますよ。

撮った写真やエピソードを共有することで、思い出や嬉しい気持ちもプレゼントできます。

当日に渡さない場合は事前に話をしてあると、お互い気持ちよく過ごせるでしょう。

何も言わないでいるとあとでお礼がなかったと不満に思わせてしまうかもしれません。

 

二次会の受付は誰に依頼するべきか

画像:They did it! let's party! と書かれた看板を持った男性の後ろ姿

結婚式二次会の受付は、一般的に信頼できる友人に依頼します。

受付は会費の徴収などお金の管理も任せることになるため、信頼関係を築けていることが大前提です。

また、明るく親しみやすい方を選ぶと、ゲストも安心して受付を済ませることができるでしょう。

幹事と合わせて、誰に任せるべきか解説した記事もあるので、参考にしてみてください。

『二次会の幹事は何人いるの? 誰に依頼するべき?』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/4063/
 

二次会の受付に必要なアイテム

画像:ナイトパーティーでこぶしを挙げる花嫁

受付係がスムーズに業務を行えるよう、必要なアイテムを事前に準備し、負担を軽減することが大切です。

ここでは、二次会の受付を円滑に進めるために不可欠なアイテムについて詳しくご紹介します。

ゲストリスト

受付をスムーズに進めるためには、ゲストリストが欠かせません

ゲストリストは来場したゲストの確認を行うための名簿です。

ゲストリストに必要な項目
・氏名(あいうえお順)
・ふりがな
・出欠チェック欄
・会費受け取り欄
・備考欄
 

基本的には出席=会費支払い済みとなるので、受け取り欄が活用されることは滅多にありません。

ただ、急きょ欠席になってしまって会費だけ友人に託す人や、事前に会費を渡してくる人もいます。

こういった特殊なケースに備えて欄を作っておくと安心です。

また、男女で会費が異なる場合には、性別ごとにリストを分けて作成すると良いでしょう。

受付係用の筆記用具も一緒に用意してくださいね。

 

お釣り

二次会ではご祝儀制ではなく会費制を採用するケースが多く、ぴったり用意してこなかったゲストにはお釣りが必要です。

会費を円滑に管理するためには、お釣りの準備が非常に重要。

全てのゲストがちょうど良い金額を用意してくれるとは限らないため、お釣りが不足しないように準備してください。

招待人数の半数に対してお釣りを出す想定で用意するのがおすすめです。

また、会費は千円単位にする、お釣りよりも受け取るお金が多くなるようにするなどの工夫もしましょう。

会費金額の決め方について解説した記事もあるので、併せて参考にしてみてください。

『結婚式二次会の会費はいくら? 相場や決め方5選』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/3197/
 

金庫

二次会ではゲストから会費としてお金をお預かりするため、金庫が必須です。

多くのゲストが参加する二次会では、会費の合計金額がかなり高額になる傾向も。

そのため、蓋が閉まり鍵をかけられるタイプの金庫を用意すると安心です。

お釣りを入れるスペースと会費を入れるスペースを分けておくと会計がスムーズでしょう。

金庫の用意ができない場合でも、口がしっかりと閉まる袋の用意は必須です。

 

まとめ:二次会の受付もしっかりお礼しよう

画像:新婦とブライズメイドの足元

結婚式の二次会では、大変な受付の役割を担う人へ感謝の気持ちを示すことが重要。

お礼の相場は2,000円〜3,000円が一般的で、幹事を兼任してもらった場合は1万円程度が目安です。

渡し方としては、会費を半額にしたり、プレゼントを用意したりする方法があります。

本記事が二次会のお礼に関する疑問を解決していれば幸いです。

親しき仲にも礼儀ありといいますが、お礼の気持ちをきちんと伝えることで、二次会がより一層よいものになるでしょう。

 
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