結婚式の二次会ってどんな感じ?内容・幹事の仕事を元プランナーが解説! | 結婚式場の選び方 | 結婚式準備サイト

※本サイト内では一部プロモーションが含まれます

結婚式の後に親しい友人を集めて開催される「二次会」

中には二次会に参加したことがなく、結婚式の二次会がどんな感じなのかイメージが湧かないという人も多いのではないでしょうか?

結婚式の二次会は一生に一度のイベントなので、雰囲気や内容を知っておくと、主催側も参加側も安心できますよね。

「結婚式の二次会がどんな感じか知りたい」
「二次会の進行や幹事はどんなことをするのか知りたい」

この記事では、このようなお悩みにお答えしていきます。

元ウェディングプランナーの筆者が、結婚式の二次会について詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

結婚式の二次会がどんな感じかイメージを膨らませて、一生に一度にふさわしい理想のパーティーにしましょう!

結婚式二次会の基本

画像:パーティー会場で乾杯をしているシーン

まず、結婚式二次会の基本について下記の3つの観点でご紹介していきます。

  1. 結婚式の二次会とは?
  2. 二次会を開催するメリット・デメリット
  3. 飲み会や1.5次会との違い

それぞれ詳しくみていきましょう。

結婚式の二次会とは?

結婚式の二次会とは、披露宴後に親しい友人だけを招いて行うアフターパーティーのこと。

披露宴とは違い、歓談をメインとしたパーティーなので、友人とゆっくり会話を楽しめるのが最大の魅力です。

また、二次会の開催においては幹事を立てるのが一般的で、出席する友人や職場の同僚に依頼するケースが多いでしょう。

 

二次会をするメリット・デメリット

結婚式二次会の開催にはメリットとデメリットがあります。

結婚式二次会のメリット・デメリット

二次会のメリット 二次会のデメリット
・ゲストとゆっくり会話ができる
・結婚式の1日を長く楽しめる
・相手側の友人とも親交を深められる
・自由度が高い
・会費がかかる
・ゲストの帰宅時間が遅くなる
・幹事の依頼や準備が必要
・間延びする可能性がある

二次会では進行や内容の縛りがないので、自由度の高い時間を過ごすことができます。

カジュアルな雰囲気でゲストとの時間を過ごしたい新郎新婦なら、二次会を開催するのがおすすめ!

ただ、挙式が夜の場合や日曜日の遅い時間の場合は、帰宅が遅くなるのでアクセスや宿泊などゲストへの配慮が必要です。

結婚式の二次会では開催時間と段取りに注意して、会話を楽しむ時間を過ごしましょう。

 

1.5次会や飲み会との違い

結婚式の二次会は親しい友人や同僚を招いて開催するという点で、普段の飲み会や1.5次会と類似するところがあります。

しかし、パーティーの内容や会費など大きく異なる特徴もあるので、ここではそれぞれの違いをみていきましょう。

1.5次会・二次会・飲み会の違い

1.5次会 二次会 飲み会
特徴 自由度の高い
会費制の披露宴
披露宴後に開催される
友人とのパーティー
普段の友人との集まり
会費 ¥15,000〜¥20,000 ¥4,000〜¥6,000 特になし
開催時間 2時間半 2時間 決まりがない
演出 しっかりとした演出
ケーキ入刀やスピーチなど
カジュアルな演出
ビンゴやクイズ大会など
演出などは行わない
幹事の手配 不要
専属のプランナーがいる
必要
友人や同僚に依頼
どちらでも可

披露宴後に開催される二次会は、1.5次会ほどフォーマルでなく、飲み会ほどくだけていない、カジュアルな雰囲気のパーティーといえます。

歓談の時間が充分にあることはもちろんですが、程よく演出が取り入れられているので、くだけすぎない一生に一度の特別感もありますよ。

 

結婚式二次会の具体的なイメージ

画像:ガーデンウエディングでグラスを手に持った新郎と男性ゲスト二人

ここからは結婚式二次会の具体的なイメージをご紹介していきます。

  1. 内容
  2. 場所
  3. 雰囲気
  4. 会費・幹事

この4つの項目から、結婚式二次会がどんな感じなのかイメージを膨らませましょう!

1.内容

結婚式二次会の内容は、ゲストとの歓談時間がメインです。

また、演出内容に堅苦しい決まりがないので、歓談の間にもカジュアルに楽しめる演出を取り入れることが多いでしょう。

二次会の定番演出

  • ビンゴ
  • クイズ大会
  • サプライズケーキ
  • コーラ早飲み対決

二次会で盛り上がる演出についてはこちらの記事でも解説しています。

『【結婚式の二次会】盛り上がる!元プランナーおすすめ面白い演出8選』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7470/
 

2.場所

結婚式の二次会は、ほとんどの場合が貸切で、披露宴会場からアクセスの良い場所で開催されます。

結婚式二次会に選ばれる場所

  • レストラン
  • ダイニングバー
  • カフェ
  • 式場内のバンケット(会場)

どの場所においても、数十人のゲストを収容できる広さがあり、音響などの設備が整っていると良いでしょう。

フードよりもドリンクの種類が豊富な会場なら、披露宴で食事してきた後でも楽しめるので、二次会専用のコースが充実している会場がおすすめです。

会場の決め方に迷ったら以下の記事も参考になります。

『結婚式の二次会 会場の決め方って? チェックポイントを5つ紹介』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/3582/
 

3.雰囲気

結婚式の二次会は、新郎新婦の友人や同僚などが参加することが多く、和気藹々とした雰囲気です。

カジュアルなパーティーなので、披露宴に比べて二人もゲストもリラックスできるでしょう。

また、新郎側と新婦側の友人ゲストが参加するので、相手側のゲストとも親交を深められ、ゲスト同士も思い出に残る時間を過ごすことができます。

 

4.会費・幹事

結婚式の二次会では、会費を設定することがほとんどです。

会費は料理やドリンクのコースにもよりますが、4,000円〜6,000円程度が一般的です。

7,000円以上の会費はゲストに高すぎると思われてしまうので、設定の際は注意しましょう。

会費の設定については以下の記事を参考にしてみてください。

『結婚式二次会の会費の相場ってどれくらい? 会費額の考え方4選』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/3197/
 

また、当日の会費集計は二次会の幹事が担当します。

新郎新婦は披露宴後着替えや宴後食事などですぐに式場を出発できないので、幹事が二人に変わって受付を行います。

その後の進行については、幹事がそのまま行うケースと新郎新婦が行うケースがあるので、事前に決めておくとスムーズでしょう。







結婚式二次会の進行はどんな感じ?

画像:披露宴会場に置かれたマイク

ここからは結婚式二次会の進行がどんな感じか項目別にご紹介していきます。

  1. 挨拶
  2. 歓談
  3. 演出
  4. 送賓

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.挨拶

二次会がスタートするタイミングと、おひらきになるタイミングで新郎新婦はお礼の挨拶を行います。

きっちりしすぎず、ゲストと気兼ねなく過ごしたい旨や、二次会に来てくれたことへの感謝が伝わる挨拶をすると良いでしょう。

二次会スタートの挨拶例

みなさま、本日は遠方から私たちの結婚式のためにお集まりいただきありがとうございました。
また、二次会にもご出席いただきありがとうございます。
先ほどの披露宴とは違って、二次会ではみなさまと気兼ねない時間を過ごしたいと思っておりますので、ぜひ最後まで楽しんでいただければと思います。

それでは早速ですが乾杯させていただきたいと思います。
みなさまグラスをご準備ください。
それでは二次会も楽しんでいきましょう!乾杯!

 
二次会の締めの挨拶例

みなさま、本日は遅いお時間まで二次会にご参加いただきありがとうございました。
みなさまのおかげで今日という特別な日を、最高の1日にすることができました。
今後も変わらず、みなさんと過ごす時間を大切にしていきたいと思っておりますので、これからもたくさん遊びに誘ってください。
それでは二次会をお開きとさせていただきます。
ありがとうございました。

 
 

2.歓談

二次会がスタートしてからは、ゲストとの歓談の時間が設けられます。

自由に席を移動したり、好きなタイミングで料理を取りに行ったり、気兼ねなく過ごすことができます。

先ほどの結婚式の感想の話や、久しぶりに会う友人との話で、とても二次会らしい時間になるでしょう。

新郎新婦の二人は積極的にゲストのテーブルに行き、全員と会話を楽しむことを心がけましょう。

 

3.演出

結婚式の二次会では、絶対に演出を入れなければいけないというルールはありません。演出なしでも、演出ありでもどちらでもOKです。

演出ありの場合は、ビンゴやクイズ大会などが定番で、景品を用意するとゲストも盛り上がるでしょう。

演出なしの場合でも、ちょっとした工夫をすればゲストも楽しめる二次会にできますよ。

演出なしの二次会でもゲストを楽しませるコツはこちらから!

『【結婚式の二次会】何もしないのはアリ?演出なしでもゲストを楽しませるコツ』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7604/
 

4.送賓

二次会がおひらきになったら、披露宴と同様ゲストのお見送りを行います。

お見送りの際には、持ち運びやすいプチギフトを用意するとゲストに喜ばれるでしょう。

二次会におすすめのプチギフト

  • ガム
  • チョコレート
  • ミンティア

必ず新郎新婦二人でお見送りをし、来てくれたゲストへしっかりと感謝を伝えましょう。

 

結婚式二次会の幹事は何をする?

画像:スマホを手に持つ男性の手元とクラウドのマーク

ここからは結婚式二次会の幹事はどんなことをするのか、具体的にご紹介していきます。

  1. 二次会の段取り
  2. 当日の受付・誘導
  3. 二次会の演出の進行

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

1.二次会の段取り

まずは新郎新婦と相談しながら、二次会の段取りを行います。

結婚式の二次会で決めること
・会場探し
・お店の予約
・お店とのやりとり
・会費や料理コース決め
・ゲストへの案内
・演出決め
・景品の有無
・新郎新婦との打ち合わせ
 

二次会の段取りひとつにしても意外とやることが多く、結婚式準備と二次会準備を並行するのはかなり大変。

新郎新婦は「二次会準備まで手が回らずゲストをおもてなしできなかった!」ということのないように、幹事を依頼すると良いでしょう。

 

2.当日の受付・誘導

二次会当日は幹事がゲストの受付や誘導を行います。

新郎新婦は披露宴後の着替えや食事などがあり、すぐに二次会会場に到着することができません。

そのため先に幹事が集まって、受付や会費の集計、ドリンクの準備など、二人の代わりに二次会を進める必要があります。

ダラダラした二次会にならないように、幹事がテキパキと仕切って進めていくことが大切です。

 

3.二次会演出の進行

二次会の演出内容によっては、幹事が進行を任されることもあります。

例えば、ビンゴなら新郎新婦が引いた数字を幹事が発表したり、クイズ大会なら問題文を読み上げたり、ゲストが一体となって盛り上がれる進行にするのがポイント。

新郎新婦にも話をふりながら進めると、ゲストも楽しめるので良いでしょう。

幹事の当日の仕事については以下の記事も参考になります。

『二次会の幹事なら流れについても知っておこう!』
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/4022/
 

まとめ:理想の雰囲気で特別な日にふさわしい二次会を開催しよう!

画像:おでこを寄せ合う正装したカップル

いかがでしたか?

結婚式の二次会はどんな感じなのか、雰囲気や幹事の仕事を元プランナーが徹底解説していきました。

二次会は、ゲストとの歓談を楽しむ和気藹々とした雰囲気で、おもてなしや配慮など結婚式準備で行き届かないところは幹事と協力して開催すると良いでしょう。

「どんな感じで二次会を開催したら良いかわからない」
「二次会に参加しようか迷っている」

そんな人も、ぜひこの記事を読んで参考にしてみてくださいね。

新郎新婦やゲストにとって理想的な雰囲気で、一生に一度にふさわしい二次会を開催しましょう!







この記事のキーワード

キーワードから記事をみつけよう!

この記事のライター


結婚式場の選び方 - 結婚式のなかの人がおすすめする結婚式場を検索できる