結婚式を欠席する時や職場の方が結婚する時など、お祝いの気持ちを電報で届けたいとお考えの方も多いと思います。
電報にもいろいろな種類があり、メッセージとともにお花やぬいぐるみなどのギフトを添えて送ることが可能です。
一方でぬいぐるみなどを送ってしまうと新郎新婦さまの邪魔になってしまうのではないかと不安に思っているのではないでしょうか。
本記事では、電報を送る際に喜ばれる選び方やマナーについてご紹介します。
せっかくお祝いの気持ちを届けるなら、新郎新婦さまに心から喜んでもらえるものがいいですよね。
電報選びのポイント
1番はお祝いの気持ちを込めたメッセージの内容を考えることが大切です。
一般的な例文を用いると簡単に送ることができますが、そこに新郎新婦さまらしい文面をひとこと追加すると喜んでもらえるでしょう。
ギフトを添えると華やかですが、とりあえず人気のものを……と選ぶと、他の人も同じように考えて被る可能性があります。
いくつも同じギフトの祝電が届くことになり、新郎新婦さまにとってはギフトの扱いに困ってしまうかもしれません。
電報を選ぶ際に注意したいポイントをまとめましたので、参考にしてくださいね。
▼電報選びのポイント
- ぬいぐるみは好みをリサーチする
- すぐにハネムーンに旅立つ場合はシンプルなものを選ぶ
- 持ち帰り時の大きさ・重さを考える
- 結婚式後に飾る時の大きさ・重さを考える
- バルーンは会場が受け入れてくれるか確認する
- 結婚式の雰囲気を考慮する
いらないと思われるのはどんな電報か
せっかくの祝電も新郎新婦さまにいらないと思われてしまったら悲しいですよね。
ここでは新郎新婦さまに喜んでもらえる電報を送るために、どんなことに注意して選ぶと良いかご紹介します。
▼好みじゃないぬいぐるみ
新郎新婦さまが喜ばない電報として1番に挙げられるのが、好みではないキャラクターのぬいぐるみです。
お祝いでもらったものなので捨てるのはためらいますが、新居に飾る気持ちにならず押し入れにしまっておくことになることも。
新郎新婦さまがどんなキャラクターが好きか事前に調べて、好みに合わせて選びましょう。
▼結婚式後すぐにハネムーンで飛び立つ場合
結婚式が終わったその足でハネムーンに旅立たれる予定の新郎新婦さまは、荷物を持ち帰ることができません。
そういう場合はご家族に持って帰ってもらうなど、なるべく荷物は最小限にしたいと考えていることでしょう。
お祝いの言葉だけでも十分に喜んでもらえるメッセージを考えて、ギフトは添えずにシンプルな電報でも良いかもしれません。
▼大きすぎる・重すぎる電報
祝電を持ち帰ることを考えると、大きすぎたり重すぎたりしないものが好ましいでしょう。
結婚式場の立地によって新郎新婦さまも電車で移動する場合もありますし、二次会へ移動するなど、持ち帰る荷物は少ない方が嬉しいはず。
新居で飾ったり保管する場合にも、持ち運びやすくコンパクトな電報の方が使い勝手が良く人気です。
ぬいぐるみやバルーンを選ぶ際の注意点
ぬいぐるみやバルーンの電報は、受付や披露宴会場の入り口に飾るとゲストをお出迎えする場を華やかにしてくれるでしょう。
ぬいぐるみの種類もかなり豊富なので、新郎新婦さまが好きなキャラクターを送るとおすすめです。
反対に、好みではないキャラクターのぬいぐるみを送ってしまうと迷惑になってしまうこともあるので注意しましょう。
バルーン電報は割れてしまったり、しぼんだりするリスクがあります。
受け入れしていない会場もあるため、送る前に会場に確認しましょう。
和風のアイテムを選ぶ際の注意点
神前式や和装での人前式、お色直しで和装に着替えるなどの情報がわかっている場合には、和風の電報もおすすめです。
一方、和の要素を取り入れていない新郎新婦さまの元に和風のアイテムが届くと、会場に飾ったときに浮いてしまうかもしれません。
どのような雰囲気の結婚式を予定しているか事前にリサーチしましょう。
結婚式にふさわしい電報のアイデア
では実際にどんな電報を送ると新郎新婦さまに喜ばれるのでしょうか。
ここからは具体的な電報の例を紹介しながら、喜んでもらえる電報について解説します。
結婚式の雰囲気に合わせたおしゃれな電報の選び方
チャペルでのキリスト式を予定している新郎新婦さまには、ウエディングドレスのデザインされた電報がおすすめです。
ナチュラルなガーデンウエディングではお花の電報を送るなど、結婚式の雰囲気に合わせた電報を選ぶと喜んでもらえるでしょう。
▼おすすめの電報
カードを開くとブルーローズの上で見つめ合う新郎新婦さまが飛び出すデザインの電報です。
綿密なレースやチュール生地など細部まで丁寧に作られたポップアップカードがおしゃれですね。
▼おすすめの電報
ウッドフレームにドライフラワーを閉じ込めた電報。
他に類を見ないデザインで他の人と被ることもなく、新居でも飾ってもらいやすいおしゃれなデザインです。
ナチュラルな雰囲気が好きな新郎新婦さまに送るとおすすめでしょう。
ぬいぐるみを活用した祝電の上手な送り方
ぬいぐるみが添えられた電報を送る場合には、小さめのぬいぐるみだと新居でも飾りやすいでしょう。
新郎新婦さまが好きなキャラクターをゲストみんなが知っているような場合には、同じぬいぐるみがいくつも届いてしまうことも。
キャラクターとお花やバルーンなどがセットになったひとひねりあるデザインだと、他の人とも被りにくくおすすめです。
▼おすすめの電報
ミッフィーのぬいぐるみ自体は14cmほどでコンパクトですが、バルーンの飾りがプラスされているので豪華でお祝いにぴったりです。
和風の電報で伝統美を感じさせる
和紙や和柄のデザインされた電報は、神前式や和装での結婚式を予定している新郎新婦さまへ送るとおすすめです。
落ち着きのある大人っぽいデザインが多く、かつ華やかさもあるのでご年配の方や職場の上司からのウケも良いでしょう。
▼おすすめの電報
まるで白無垢の着物のような高級感のある台紙に、赤と金の水引があしらわれたお祝い事にぴったりな和の祝電です。
▼おすすめの電報
友禅和紙の台紙に「円満」などの願いが込められた縁起のよい七宝つなぎの柄があしらわれた電報です。
入浴剤などの実用性のある電報の魅力
結婚式が終わった後には使ってなくなる実用性のあるギフトが添えられている電報もおすすめです。
入浴剤や食べ物など使い終われば保管する必要がないので、結婚式後にかさばりません。
当日は受付などに飾り、式後は結婚式を思い出に浸りながら使えるという2wayでお得感もあります。
▼おすすめの電報
石けん素材でできたバスソープフラワーがボックスに詰められたギフト付の電報。
1枚1枚丁寧に作られた花びらはまるで本物のようです。石けんのほのかな香りがあり、枯れることなく長く楽しめます。
邪魔にならない電報を送るためのマナー
つづいては電報を送る際のマナーについてご紹介します。
マナーをおさえて結婚式の邪魔にならない電報を選びたいですよね。
事前に確認する情報や宛名の書き方など、参考にしてくださいね。
式場に連絡することの重要性
電報を手配する場合は、必ず結婚式の会場に連絡を入れましょう。
会場の住所や、挙式時間、ご両家のお名前など電報を送る際に必要な情報を確認することができ、送り間違えを防ぐことができます。
また会場側にも電報が届くことを予め伝えておくことで、新郎新婦さまへ渡しそびれることもありません。
バルーン電報など大きいタイプの物は飾るところがあるか、受け入れ可能か事前に確認しておくことが重要です。
会場に直接連絡することでお二人の結婚式の様子を伺い、雰囲気を壊さないようなデザインの電報を選ぶ参考にすることもできます。
電報のメッセージや宛名の書き方マナー
結婚式の電報は、忌み言葉や重ね言葉を避けてメッセージを考えましょう。
忌み言葉は「切れる」「別れる」など離れる意味合いがあり縁起が良くないとされる言葉です。
「ますます」など言葉を重ねるものも再婚を連想させるため使わないように注意しましょう。
宛名は新郎さまか新婦さまのお名前をフルネームで、漢字の間違いがないように注意して記載します。
すでに入籍されている場合でも、基本的には新婦さまは旧姓で書きましょう。
まとめ:邪魔にならない電報を結婚式へ送ろう
お祝いの気持ちを込めて電報を送るなら、新郎新婦さまに喜んでもらえるものを贈りたいですよね。
ぬいぐるみやバルーン、お花などギフトのついた華やかな電報もたくさんある中、どれにしたらよいか迷ってしまうかもしれません。
本記事では、電報の選び方やギフトを添える時の注意点、電報を送るときのマナーなどをご紹介しました。
実際にどんな電報が喜ばれるかもご紹介していますので、参考にしてみてください。