華やかな結婚式を彩るのに欠かせない花。
しかし、どの花が自分たちの結婚式に相応しいのか、なかなかイメージが固まらない方も多いでしょう。
咲き方や色などの見た目だけでなく、結婚式らしい花言葉を持つ花を使いたいと考える方も少なくありません。
「披露宴ではどんな花を使えばいいの?」
「使っちゃいけない花ってある?」
「結婚式にぴったりな花言葉が知りたい」
そこで今回解説するのは、専属フローリストとして多くの装花を手掛けた筆者による、花言葉も踏まえた結婚式におすすめの花です。
フローリストとの打ち合わせのポイントや、テーマ別の花の選び方も紹介します。
最後までお読みいただくことで、ふたりの結婚式に相応しい理想のコーディネートがイメージできるようになるでしょう。
1年中人気のある定番の花5選

まずは、1年を通して結婚式に人気のある花を5つ紹介します。
花ごとに旬はありますが、年中出回っているものは、季節に関係なく装花のイメージがしやすいでしょう。
さらに、結婚式らしい花言葉を持つ花を選ぶことで、装花がメッセージを持つようになります。
特別な日を彩るのに相応しい華やかさのあるお花について紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
1.バラ
「愛」や「美」といった花言葉を持つバラは、結婚式で一番多く使われる花と言えるでしょう。
華やかな姿だけでなく色も豊富に揃い、上品で格式のある装いから可愛らしい雰囲気まで、幅広いコーディネートが可能です。
ゲストテーブルやメインテーブルの他、ブーケの花材としても人気があります。
エレガントなタイプから可憐なタイプまで種類が幅広いのも人気の理由の1つです。
2.ガーベラ
ガーベラのパッと広がる花姿は、結婚式を華やかで楽しい雰囲気にしてくれます。
花言葉は「希望」や「前向き」など。
鮮やかな色やパステルカラーの装花が、夫婦となったふたりの明るい未来を照らしてくれるでしょう。
3.ユリ
ユリは「純潔」や「無垢」といった花言葉を持ち、特に純白のユリは清らかな花嫁にぴったりの花。
格式を感じられる大輪の花が、会場を美しく彩ってくれます。
正統派の結婚式や上品な雰囲気にしたい方におすすめです。
4.トルコキキョウ
バラにも似た繊細な花びらが魅力のトルコキキョウ。
特に八重咲きはボリューミーで、パステル系ピンクや紫の優しい色合いが式場をロマンティックに演出してくれます。
花言葉は「永遠の愛」「優美」などがあり、結婚式にもぴったりです。
5.かすみ草
愛らしい咲き姿のかすみ草は、バラやガーベラなどと合わせてもいいですし、かすみ草だけでコーディネートしてもおしゃれ。
「幸福」や「清らかな心」といった花言葉を持ち、結婚式を幸せいっぱいの雰囲気にしてくれます。
生花以外にも、ドライフラワーとしても人気の高いお花です。
春(3~5月)の結婚式にぴったりの花3選

結婚式を彩る花を選ぶ時に、見た目や色合いだけでなく季節感も取り入れることで、印象深い装花になります。
ここでは、季節ごとのおすすめの花を、結婚式に相応しい花言葉とともに紹介していきます。
春はたくさんの種類の花が次々と咲く季節。
春をイメージする時は、鮮やかな色やパステルカラーなど、青空に映える明るい色が思い浮かびますよね。
春の結婚式では、花の種類だけでなく色も意識することで、春らしい季節感のある装花になるでしょう。
春の装花については以下の記事で詳しく紹介しています。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7430/
1.ミモザ
黄色いポンポンのような小花を房状に咲かせるミモザ。
明るい黄色が結婚式に春を呼び込んでくれます。
花言葉は「感謝」や「思いやり」。
おしゃれなコーデだけでなく、家族やゲストに感謝を伝えたいカップルにおすすめです。
2.ラナンキュラス
幾重にも重なる花びらと、ぽってりした花の姿が可愛らしいラナンキュラス。
色のバリエーションも豊富で、春らしい明るい色合いが結婚式によく似合います。
「とても魅力的」という花言葉も、楽しいパーティの演出にぴったりでしょう。
3.シャクヤク
シャクヤクの魅力は、大輪に咲く花姿の豪華さや美しさです。
花言葉には、花嫁の純真さを表すような「恥じらい」や「はにかみ」などがあります。
白や優しいピンクが、結婚式をエレガントに演出してくれるでしょう。
夏(6~8月)の結婚式にぴったりの花3選

夏と言うと、原色のビビットな色や花をイメージする方が多いでしょう。
明るい太陽の光が似合う鮮やかな花は、夏らしい開放感やリゾート感を演出してくれます。
一方で、暑さを忘れさせてくれるような涼しげな花も、夏の装花を落ち着いた雰囲気にしたい方におすすめです。
1.ヒマワリ
夏の風物詩として、結婚式にも人気のヒマワリ。
明るい太陽のように咲く姿が、ふたりの輝かしい未来を応援してくれるでしょう。
花言葉には「あなたを見つめる」「憧れ」などがあり、お互いへの愛を象徴しているようです。
2.アジサイ
小さな花が集まって咲くことから、「家族」「和気あいあい」といった花言葉を持つアジサイ。
家族の絆を大切にするカップルにおすすめの花です。
一輪ずつボリュームよく使ってもいいですし、小分けにすると可愛らしくなります。
3.デルフィニウム
青や水色の小花が連なって咲くデルフィニウム。
暑い夏の装花を涼しげにするだけでなく、サムシングブルーにもおすすめです。
「あなたは幸福をふりまく」という花言葉が、幸福感にあふれる結婚式にしてくれるでしょう。
秋(9~11月)の結婚式にぴったりの花3選

秋は実りや紅葉をイメージする季節で、明度や彩度の低い落ち着いた色が特徴です。
花も鮮やかだけどこっくりしていたり、淡いけどくすみがかっていたりと、秋らしい色が目立ちます。
深みのある色をメインにコーディネートすると、大人っぽく品のある装花になるでしょう。
秋の大人っぽい装花については以下の記事でも紹介しています。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7402/
1.ダリア
深紅やマゼンタピンク、オレンジなど、秋をイメージするこっくりした色も多いダリア。
花言葉に「華麗」「気品」などがあり、言葉通りの艶やかな姿が結婚式の装花を華やかに彩ります。
洋装だけでなく和装にもおすすめです。
2.ピンポンマム
コロンとした手毬のようなピンポンマムは、秋の和婚にぴったり。
明るい色が、和装の華やかさによく合います。
単体だと可愛らしいイメージですが、ダリアと合わせることでエレガントな雰囲気にも。
花言葉には「君を愛す」があります。
3.コスモス
秋の風物詩のコスモスは、可愛らしい花の姿と風に揺れる繊細さが魅力です。
秋のピクニックを思わせるような、カジュアルなパーティによく似合います。
花言葉の「乙女の真心」が、花嫁の純粋な愛を表現してくれるでしょう。
冬(12~2月)の結婚式にぴったりの花3選

冬は、12月のクリスマスやお正月などから華やかな色をイメージする方も多いでしょう。
ほかにも、雪の白やシルバー、屋内の暖かさを感じる赤やオレンジも、冬を象徴する色です。
静謐さを演出するのか温かみを感じたいのか、冬のどのシーンを切り取るかで花を選びましょう。
クリスマスツリーと合わせて飾る場合は、赤や緑のカラーリングを意識するのがポイントです。
冬の装花については以下の記事でも詳しく紹介しているので、併せて参考にしてみてください。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/9426/
1.アマリリス
アマリリスの旬は初夏ですが、切り花では冬に多く出回るため、装花でもこの時期によく使われます。
「輝くばかりの美しさ」という花言葉どおり、豪華でエレガントな大輪の花が結婚式を華やかに彩ってくれるでしょう。
2.シンビジウム
シンビジウムには「誠実な愛情」「高貴な美人」などの花言葉があり、エレガントな佇まいが冬の凛とした雰囲気にぴったりです。
優しい色合いながら気高さを感じる花姿は、上質で格式を重んじる結婚式によく似合います。
3.ポインセチア
クリスマスがテーマの装花におすすめのポインセチア。
「祝福」や「幸運を祈る」といった花言葉があり、結婚式にもふさわしい花です。
赤だけでなくピンクや白もあり、金のラメをまとわせると豪華な雰囲気になります。
結婚式で避けたいNGの花3選

結婚式に使ってはいけない花は、基本的にはありません。
しかし、花言葉や縁起が悪いとされる花は、おめでたい結婚式ではなんとなく使えない花だと感じる方も少なくないでしょう。
NGだと感じるゲストがいないとも限りません。
ここでは、結婚式のイメージにあまり相応しくない花を紹介するので、参考にしてください。
また、ドライフラワーについて気になる方は次の記事が参考になるでしょう。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7819/
1.黄色いバラ
黄色いバラには「嫉妬」「薄らぐ愛」といった花言葉があるため、花言葉が気になるようなら避けた方がよいでしょう。
ネガティブな意味を持つ黄色の花が多いのは、ヨーロッパではキリストを裏切ったユダの衣服の色が黄色だから、とされています。
2.彼岸花
赤く燃えるような彼岸花。
見た目は美しいですが、血のような色やお墓の近くに群生していることから死を連想させるため、縁起が悪い花と考えられています。
「悲しい思い出」という花言葉もあるので、結婚式では避けた方がよいでしょう。
3.菊
菊は「高貴」や「高潔」といった花言葉を持つ縁起のよい花です。
しかし、仏壇や葬儀に使われる菊は、結婚式ではあまりよいイメージを持たれないでしょう。
菊を装花に入れる場合は、ピンポンマムなどの洋菊を使うのがおすすめです。
フローリストとの打ち合わせポイント

自分たちの結婚式のテーマを決めて、それをどれだけ正確にフローリストに伝えられるかで、当日の満足度がかなり変わるでしょう。
フローリストと打ち合わせをする時は、次の3つのポイントを押さえておくことが大切です。
スムーズに打ち合わせが進むだけでなく、思い描く結婚式をより具体的に伝えることができます。
1.装花の予算を決めてから打ち合わせる
打ち合わせの前に、装花のおおよその予算を決めておきましょう。
装花は、選ぶ花の種類やボリュームによって、かなり金額に差が出ます。
最初に予算感がイメージできていないと、どのランクを選んだらいいか分からず、結局持ち越しになるケースも少なくありません。
相場と値段感を掴んで、予算を決めましょう。
2.色や雰囲気を具体的にする
好きな色や使いたい花、求める結婚式の雰囲気を具体的に考えてから、打ち合わせに臨みましょう。
目指す方向がはっきりしていると、フローリストも提案しやすくなり、イメージの絞り込みがスムーズにできます。
ひとつに絞り込まずに、いくつか候補を挙げるのもありです。
実際にお花屋さんでお花を近くで見てみるのも方法の1つ。
3.イメージは視覚的に伝える
装花のイメージは、写真などで視覚的に伝えましょう。
インスタやピンタレストなどを活用し、自分のイメージに近い画像を用意しておくと、相手に伝わりやすくなります。
その写真の何が気に入ったのかも言えるようにしておくと、さらに具体的に理解してもらえるでしょう。
少しでも気に入ったら保存するのがコツです。
テーマ別のお花の選び方

テーマに合わせて花を選ぶ時は、その花が持つ雰囲気や色で組み合わせていくのがポイントです。
ここでは、テーマごとの色使いやおすすめの花を紹介します。
海をテーマにしたコーディネートについて紹介する記事もあるので、参考にしてみてください。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7497/
ロマンチックなコーディネート例
ロマンチックな雰囲気には、甘さのある花や色でコーディネートしましょう。
バラやトルコキキョウなどの丸みのある花が、甘さを感じさせてくれます。
色合いは、淡いパステルピンクに白の組み合わせがおすすめです。
明るいグリーンを多用するとナチュラル系になってしまうので、カバー程度にするかシルバー系のグリーンを合わせましょう。
ヘアアクセサリーとして同じ花材を使用すると統一感が出ます。
ナチュラルなコーディネート例
ナチュラルな雰囲気には、いろいろなサイズや咲き方の花を組み合わせるのがコツです。
少ない花材でも、ガーベラやバラに草花系を添えるだけで、ナチュラルなコーディネートになります。
色はピンクや黄色などの明るい色に、白やグリーンを出すのがおすすめです。
特にグリーンを効かせることで、ナチュラル感をアップさせるのが定番。
高砂席ソファとの相性も抜群なので、ぜひ試してみてくださいね。
高砂席ソファについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/9117/
エレガントなコーディネート例
エレガントな雰囲気には、華麗で高貴さを感じられる花でコーディネートしましょう。
ユリやダリア、アマリリスなど、大輪で気品のある花がおすすめです。
大人っぽく演出するなら白や赤、少し甘さのある雰囲気にしたいならピンクがいいでしょう。
かすみ草などの小花や草花系は使わずに、大胆にアレンジするのがコツです。
キャンドルやゴールドのアイテムと合わせれば、作り込んだ世界観でおもてなしできるでしょう。
こちらの関連記事も参考にしてみてくださいね。
URL: https://www.kekkonshikijoerabikata.com/7655/
まとめ:結婚式はお花で空間を作ろう!

結婚式を華やかに彩る装花は、ふたりが決めたテーマや季節に合わせて、花の見た目や色合いでコーディネートします。
また、おめでたい席にぴったりな花言葉で選ぶのもおすすめです。
今回は、季節ごとのおすすめや、相応しい花言葉を持つ花を中心に紹介してきました。
フローリストとの打ち合わせのポイントやテーマ別の花の選び方は、これから結婚式を作り上げていくカップルの役に立つはずです。
この記事の内容も参考に、ふたりらしい理想の空間を花で演出しましょう。




