二次会の準備も最終段階だけど、何をしたらいいだろう、他にやることはないかなと思っていませんか。本記事では結婚式のアフターパーティーの幹事について、前日にやることをご紹介しています。いよいよ本番を迎えるわけですが、失敗するわけにはいきませんよね。前日の準備も念入りに行いましょう。二次会とは言え一生に一度のアフターパーティーですから、最後まで気を引き締めて取り組んでもらえれば幸いです。終わり良ければすべて良しともいいますから、アフターパーティーも結婚式と同じくらい重要な位置づけにあります。特にご友人が幹事を行う場合は、新郎新婦様のためにも万全すぎるくらい万全に、準備を進めてください。
やることは関係者各位への挨拶と最終確認です。1つ1つは大したことないのですが、どれもが当日の成功のために必要な工程になります。ただ確認するだけではなく1歩踏み込んで軽く打ち合わせするつもりでいるとなおよしです。これまで準備してきて、だいたいOKな段階ではあると思いますが、油断はいけません。より素敵なパーティーにするためにも前日から気合を入れていきましょう。これまでの準備期間もあったとはいえ、細かいところで漏れがあったりするので、以下参考に不備のない準備に取り組んでみてください。
二次会の幹事ってとっても大変
二次会の幹事を初めてやってみて、いろいろ困難もあったのではないでしょうか。
新郎新婦様に任された方も、自分達で頑張ってみたお二人も苦労の連続だったかと思います。
やることは会場探しから始まり、出欠席の確認、余興準備、会場担当者とのやりとりなど、一筋縄ではいかない場面もあったでしょう。
ようやく準備も落ち着いてきた、または当日が近づいてきたタイミングで本記事にたどり着いたのかもしれませんね。
一度幹事を経験した人は、やることが多かったのでもう幹事を引き受けたくないと思うことがほとんどです。
もしまたお鉢が回ってきてしまったら、代行会社の存在を教えてあげてみてください。
せっかくならアフターパーティーも全力で楽しむ側に回りたい、というものです。
友人やお二人ではない第三者にお任せするのも方法の1つになります。
自分達だけで作り上げたという達成感は何物にも代えられませんが、新郎新婦様が二次会の準備を進めることだけはおすすめできません。
アフターパーティー後の新郎新婦様とのお話で必ず出るのが「挙式披露宴の準備で忙しく、二次会まで手が回らなかった」という話です。
もしもこの記事を読んでいる、二次会の準備はこれからというプレ花嫁様がいるのであれば、代行会社またはご友人への依頼を検討してみてください。
代行会社に依頼するとやることが半分以下になるので、とても楽です。
いよいよ明日! 最終チェック
さて、前日の最終チェックについて紹介していきます。
ここで油断すると今までの努力が水の泡になってしまうので、気を抜かないでください。
基本的には各種アイテムと当日の時間・流れの確認がやることになります。
当日を何の問題もなく過ごすために、必ずチェックを行いましょう。
よくないのは、まあなんとかなるだろう、と余裕綽々に構えることです。
余裕があるのはいいことですが、一生に一度の日のアフターパーティーなので、絶対に失敗してほしくありません。
終わり良ければすべて良し、なんて言葉もあります。
逆に言えば、アフターパーティーでトラブルがあれば挙式披露宴の思い出にまで、もやがかかるということです。
幹事というのは責任の重い立場だということを、今一度胸に刻んで当日に臨んでください。
前日にやることについては以下紹介していきますので、当日万全の体制で臨めるように参考になれば幸いです。
アイテムは届いているか?
まずは、事前に送り込んだ荷物がちゃんと届いているか確認しましょう。
荷物追跡ができるサービスを利用してチェックするのでもいいです。
もう届いたかなというあたりで会場に電話して問い合わせます。
日本の配達システムは素晴らしいので、めったに遅れることも届かないこともありません。
しかし、一生に一度のパーティーですから、念には念を入れましょう。
レストランウエディングの際に、一度だけ手配元の手違いでアイテムが店舗に届いていない、そもそも配達の手配をしていないことがありました。
この時は早めに連絡したおかげですぐに配達してもらえて間に合いましたが、意外とこういったトラブルは起こります。
荷物が複数ある場合は、ちゃんと全部あるかどうかも要確認です。
特にプチギフトなど、店舗に直接配達した場合は注意してください。
もしも間に合わなかった場合のプランBも考えておくと安心です。
プランBを立てるためにも早めの連絡が肝になります。
会場に確認
余興など特別な対応がある場合、もう一度担当者と最終確認をすることをおすすめします。
特にテーブルの移動が必要であったり、音響を使用するなど店舗側の協力が必要な場合は、やって損はありません。
余興等がなくても、挨拶を兼ねて時間の確認や会計方法について聞いておくと吉です。
完全に退店しなければならない時間と、ドリンク・食事の提供が何時までなのかも確認しておきましょう。
何時からお店に入ることができるかも確認します。
また、当日遅れた場合に延長可能なのか等も心配であれば聞いておきましょう。
新郎新婦へ最終チェック
友人が幹事の場合は、新郎新婦様にも連絡を入れます。
特に時間についてはもう一度確認しましょう。
挙式披露宴は時間が延びがちなので、店舗へお二人が到着するのは少し時間が経ってからになることが多いです。
式場を出て二次会会場に向かうタイミングで、お二人から幹事様へ連絡を入れるようにしておくと、動きやすいでしょう。
当日の挙式披露宴後の動きについて、一度シミュレーションをすると安心です。
幹事様の動きとして、以下の例を参考にしてみてください。
1.披露宴会場にてお二人に見送られた後に二次会会場へ向かう。
時間に余裕があれば、カフェなどで時間を潰すことになります。
2.店舗到着。担当者への挨拶、事前に送り込んでいる荷物の確認と受付の準備。
会場内の飾り付けもあるのであればこの時間にやります。
3.受付開始。
受付係に受付を任せます。新郎新婦様が式場を出るのはこのあたりの時間になることが多いです。
大体何時ごろに店舗に着きそうか、お二人と幹事様で共有しておくと、開宴時間の目途が立ちます。
4.新郎新婦様の到着。
新郎新婦様が到着次第、会場へ入場しアフターパーティーの開宴です。
実際はもっと早い段階から新郎新婦様が到着できるケースもあるので、当日の流れについて今一度確認しましょう。
ちなみに新郎新婦様側の、挙式披露宴が終了した後の動きとして以下が一例になります。
1.お見送り完了後、ブライズルームへ。
披露宴がひと段落ついたら、ブライズルームへ一旦引き上げます。
ご祝儀制のパーティーで、支払いもご祝儀からの場合はここでご祝儀を数える、または数えた人からの報告等が入ることが多いです。
2.支払い、または着替えと片付け。
事前支払いではなく、ご祝儀払いの場合はご祝儀を受け取った後に支払いを行います。
新婦様が着替えている間に新郎様が支払いを行うことが多かったです。
また、持ち込んだアイテムの片付けをしなければならない場合もあります。
その場合もやはり新郎様が動いていましたが、その際に必ず耳にしたセリフが、「このアイテムをしまっていた袋どこ?」です。
片付けに必要なものはひとまとめにしておくと、後々新郎様が困らずに済みます。
3.荷物をまとめて二次会会場へ。
片付けも完了したら、二次会会場へ向かいましょう。
ホテルウエディングであれば、荷物はそのまま置いておける場合がほとんどですが、そうでない場合は必要なもの以外は配達の手配をすると楽です。
※式場を出る際に幹事様へ一報入れるとなおよいでしょう。
新郎新婦様の動きについては、あくまで一例となります。
式場毎に動きは変わってきますので、参考程度に見ていただければ幸いです。
お互いの動きが分かっている方が安心感がありますし、連携も取りやすいでしょう。
パーティーの進行についても軽くおさらいできると、当日慌てることが少なくなります。
当日のお金について
そして、見落としがちなのが当日集めたお金の管理方法です。
受付で回収した会費の管理をどうするか決まっているでしょうか。
店舗への支払いを行う人が持っている、というのがスムーズです。
新郎新婦様が支払いをするのであれば、幹事様から新郎新婦様へ渡すのがよいでしょう。
ただ、お二人はパーティーの主役ですから、すぐに渡すのではなくて集計も終わったパーティーの後半に渡すのがおすすめです。
集計の際には、事前に用意していたおつりとは分けて数えることを忘れないように気を付けてください。
保管方法については、肩から斜め掛けできるチャック付きの小さなポーチに入れておくのがおすすめです。
ポーチを外さないようにすれば、お酒が入りすぎても紛失・盗難の心配がありません。
持ちものは大丈夫?
関係者への連絡・確認が済んだら次は自分の持ち物のチェックです。
挙式披露宴へ出る以外に、二次会の幹事も行うのですからどちらの荷物も忘れないように準備しましょう。
アフターパーティーの幹事をするにあたって準備するものはいろいろありますが、ほとんどは事前に送り込めるでしょうから、当日持参するものは少ないはずです。
貴重品系は直接持っていく他ありませんので、以下参考に持ち物チェックをしてみてください。
忘れやすいものなどもピックアップしました。
- お釣り
- 受付用のペン
- 会費を入れておくポーチ
- アイテムのチェックリスト
- 二次会用のアクセサリー類
- BGM用のCDやiPod(必要であれば)
- 変換ケーブル(必要であれば)
- 最新版の受付名簿(あると便利)
前日に改めてチェックするのであれば、こんなところでしょう。
すでにこれまでの準備の中で、必要なものは洗い出し終えているでしょうから忘れやすいものだけ確認すれば大丈夫です。
挙式披露宴の準備だけに気を取られないように気を付けてください。
万全の体制で当日に臨もう
二次会の幹事様が前日にやることをご紹介しました。基本的に各所への挨拶と最終確認になります。
最後の最後まで気を抜かずに全力で取り組めば、後悔のないアフターパーティーできることでしょう。
前日は騒ぎすぎずに、早めに寝るのもおすすめです。体調も万全にいきましょう。
二次会が結婚式の最高の締めくくりになることを祈っています。